ミハイロがHK416とG11と共にヘリから降り、『ケーニヒスベルク』の市街地をあるいていた。だが、市街地は近世のヨーロッパ風だが、スラム街の様に錆びれていた。いきゆく人は痩せコケていて、服装はボロボロの擦り切れた洋服を見に纏い、片手にドイツ語でジンと描かれた瓶を持って、死んだ様な目をして歩いており、喧嘩は日常茶飯事で、中には犯罪なども起こっていた。
少なくともミハイロが前世で知っているケーニヒスベルク、もといカリーニングラードの光景とは正反対だった。
(まるでビール通りとジン横丁だな)
基地は、第3次世界大戦前の大使館を利用したもので、ガラスがしっかり張ってある。その代わり、周りにはコンクリートの壁があった。しかし、中は少し前の学校の様な床が木製だった。HK416によると、「最初はコンクリートだったけど、ヒビがいっぱいあったから改装したそうよ」だそうだ。そう説明しているとある扉にたどりついた。
「失礼します」
HK416とG11とミハイロが入った先には、ガタが良い赤色の服を着た黒髪の男性と同じ赤色服を着た灰色の髪の女性が座っていた。
「君が例の青年か」
と真ん中で座っている男性が聞いた。
「そうらしいですね」
「外から来たと言うのは本当なの?」
「ええ、家族とずっと生活していました」
質問をしてきた女性に答える。
「貴方が持っていた『モシン・ナガン』、貴方が使っていたの?」
「そうですよ。昔からずっと使っています」
「そう、貴方は鉄血兵を殺したことがあるの?」
「…ありますよ。初めて殺したのは6歳です。」
ミハイロが女性と話していると隣りにいた男性が喋りだした。
「ヘリアン君、君はこの子をどうしたい」
「私としてはぜひ、組み込むべきかと」
「…そうか、そこの君、名前は?」
「ミハイロです」
「ミハイロか、私達は君とその家族を『グリフィン』の一員として迎え入れようと思うのだが、ミハイロ君はそれで良いか?」
「…少し家族と話し合っても良いで…」
そうミハイロが聞気かけた時、SVT38とPPSH41とUMP45と9が入ってきた。
「ミハイロ、私達は別に良いわよ」
「そうですお兄ちゃん」
「SVT、PPSH…」
「話は纏まったの?」
「はい、これから宜しく御願いします。」
「そう、宜しくね。私はヘリアントリス、ヘリアンで良いわ」
「宜しく御願いします、ヘリアンさん」
ミハイロが微笑むと、ヘリアンの顔が赤くなった。
(やっぱ少しおかしい気が…)
少し違和感を感じるが、三人は民間組織『グリフィン』に変わった形で入社する事となった。
ちょっと無理やり過ぎるかな…