バカか天才の彼女   作:亜希

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皆さんこんにちは、初投稿です
誤字等が多いと思いますが大目に見てもらえたら嬉しいです


プロローグ

 

 

悪夢が続いていた、その悪夢では僕の大切な人が必ず死んでしまう、昨日は雄二、今日は家族だった

 

その運命を変えようと頑張ってみたが、無駄な事だった

運命からは逃れられない 毎晩毎晩魘され続けるしかない

 

ただ一つ助かった事がある、その夢は現実では起きない

一つは現実で起きてしまった、僕の大切な家族だ

家族が死んでしまう夢は現実と全く一緒だった、皆が帰ってくる飛行機の中、エンジントラブルによって不時着したのだ

殆どの人は死亡、重傷だった、僕のお母さん、お父さん、姉さんはそのまま帰らぬ人となってしまった

これが僕の中学二年生の悲劇で今日の悪夢

 

西村先生が親戚だったので、今はお父さんみたいな感じだ

そのニュースを聞いた瞬間、僕は何も考えられなくなった

自殺等も考えたが、西村先生に止められた

僕の意識は現実に戻り、西村先生の泣いてる顔を見た

西村先生は僕が困った事があったら何でも言うようにと言われた

 

いつからだろう、中学三年生中間の頃から、僕は馬鹿を演じ続ける様になった、その方が何も考えないで楽だからだ

幼馴染の雄二、翔子ちゃん、秀吉、康太は何があったのかと凄い心配をかけてしまった、だが僕は馬鹿を演じてる理由を話さなかった

僕はクラスでも上位の方だったのだが、馬鹿を演じる為に点数を調整し、ビリまで引き下げた

文月学園に入ってから、雄二と悪さをするようになった

その為、多くの先生や生徒に迷惑を掛け、僕は観察処分者となってしまった

西村先生と雄二達は僕の過去や本当の成績を知ってる為、学園長に直々に抗議しに行ったが、受け入れてくれる事は無かった

 

「明久・・すまねぇ・・」

 

「何言ってるの雄二、僕はこの方が楽なんだよー」

 

ありのままの事を言ったが、雄二達は苦しい顔のままだった

 

そして今に至る

 

 

「一年間終わったね〜」

 

「全く、色々あったがいよいよ二年か」

 

「雄二はAクラスになってあげないと、翔子ちゃん悲しむよ?」

 

「いいさ、翔子も了承してくれてる」

 

雄二はこう言ってくれてるけど・・色々と苦しいなぁ

 

「・・・どうしよう・・」

 

僕達と同い年の様な子が、何かを見て困っている

見ている方向を見ると木に紙が引っかかっていた

 

「雄二、カバン持ってて」

「おう、怪我すんじゃねーぞ」

 

「よっと」

 

僕は木に向かって走り、木を蹴ってその紙を取った

 

「はい、これで良いかな?」

 

僕はその紙を裏にしたまま渡してあげた

 

「あ・・ありがとう・・ございます・・お怪我は・・」

「大丈夫だよ、もう飛ばされないようにね」

 

髪が銀、凄い綺麗だった、眼は青色だった

小柄で大人しそうな子

 

「あっ・・お名前は・・・」

 

「ん・・僕?・・僕は吉井明久」

 

「吉井・・明久さん・・ありがとうございます・・」

 

その子は笑顔になった

これが運命の出会いだったのかもしれない




続きます、更新はマイペースになります
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