~紅魔館広場~
朝8:30
オーディンに集められた神司と亜無。
その数時間前に強欲はタルウィを連れて戻って来た。しかし怠惰が居なかったので聞いたところ、二人とも話してくれなかった。
まあ、気にしたところでアイツのことだからすぐに帰って来るだろう。
オー「さて、二人には俺を倒してもらう。」
神司「いいけど大丈夫なのか?」
オーディンは頷くと、
オー「クロムは使用OKだ。亜無くんも最初から本気で来なよ。」
そう言ってオーディンは一本の大槍を構えた。
神司「行くぞクロム。」
クロム『勿論だ。』
亜無「紅神『scarlet:devil』!」
神司「『悪魔化』!」
俺は背中に羽根を生やして邪楼剣と天叢雲剣を構える。亜無も悪魔の様に形を変えて紅風嘘無剣を構えた。
神司「神剣『千本刃』!」
亜無「妖刀『無数の紅い刃』!」
俺の周りに九百九十九の剣を浮かせて放った。亜無も紅い刃を何枚か浮かせて放った。
その直後に俺らはオーディンに向かって走った。
オー「『死神の大槍』。」
オーディンは大槍を地面に突き刺す。
神司「危ない亜無!」
亜無の首もと掴んでオーディンからの判決ニm離れる。すると先程放った斬撃が何かの圧によって消えていた。周りの草花も枯れ始めた。
神司「腐食か…?」
オー「そんな可愛いもんじゃない。これは『死』だ。」
神司「…はぁ!?」
オーディンが突き刺した大槍を抜くとクレーターが出てきた。
理由は分からないが普通刺してからクレーターってできるもんだよな。
オーディンが大槍を構えると、
オー「当たったら死ぬから気をつけろよ。」
神司「気をつけろよってもんじゃねーだろ!?風符『神風刃』!」
オー「不意討ちか…?」
天叢雲剣に纏っている風を勢いよく飛ばす。しかしオーディンは頬にかすっただけだった。
オーディンが距離を縮めて攻撃を仕掛けてきた。
オー「不意討ち失敗してるぞ。」
神司「わーってるよ!」
両剣で大槍を受け止める。しかし力負けする。正直、まだ二刀流に馴れてはいない。
神司「っ…!重い…!」
オー「重いだろ?俺は“戦争と死の神„と呼ばれている。だけどそれは俺の元々の
神司「何だよ…!貰ったって!」
オー「ゼウスの
神司「ゼウス?!」
オーディンの話では確かゼウスっていう大神はミカエルに殺されたんじゃ…。
一度天叢雲剣の風でオーディンから退く。
神司「何で生きてんだよ。お前から聞いたんだぞ、ゼウスはミカエルに殺されたって!」
オー「……悪いな、あの時はお前の気を紛らわす為にした事なんだ。」
神司「いらないよ。ただ、遠慮なくお前を倒しに行けると思って。」
邪楼剣と天叢雲剣を鞘に片付けて構える。
神司「第肆人格『夜神銀河』…!!」
ニ剣引き抜いてオーディンを斬る。しかし大槍で防がれて攻撃を防がれた。
神司「風神剣『千本
九百九十九本の刃に天叢雲剣の風を纏わせてオーディンに向けて全て飛ばす。。
神司「旋風に当たって反省しろ!」
オー「何にだッ!」
神司「俺に嘘ついた件だよ!!」
オー「嘘ついた件は謝る!だから落ち着いてくれ!」
神司「……!」
俺の勝手な思い込み…別に良いじゃないか。ゼウスが生きてるか死んでるかなんて。ゼウスとは話したことないし、ましてや会ったこともない。
俺はオーディンに向けて何を怒っていた…?今までの不満が爆発したのか。
せっかく作戦組んでたのに俺の勝手な暴走で駄目にしてしまった。なので、亜無とクロムを呼び出す。
神司「ごめん、二人とも。」
亜無「いや、大丈夫ですよ。」
クロム「まだ暴走して落ち着けたからまだいいだろ。」
神司「はははっ、オーもごめんな。」
オー「なーに、これもお前を覚醒させる罠だ。」
神司「…え?」
オー「判ってたさ、わざわざクロムの使用許可を出したのは一人が俺を引き付けてあとの二人が俺に奇襲する。この作戦はなかなか良いが完全に読んでたからクロムを許可した。」
読まれていた…?確かに俺が考える作戦はワンパターンだ。避けるのも簡単だろうな。
クロム「それにしても神司、何だあの技は。」
そういえばそうだな。友に裏切られたと思った怒りで神ノの人格技みたいな攻撃が出来たんだよな。
神司「分からない。」
オー「覚醒じゃないか?それにしてもあの人格技、そしてニ剣の合わせ技…これも何かの運命的なものなのかもな。」
神司「意味わからん。」
オー「実際言ってる俺もわからん。」
おいおい、何の会話とツッコミが入るぞ。
兎に角オーのお陰で新しい技が習得できた。しかし──
亜無の特訓にはならなかった。現在9時34分。オーディンとの特訓に一時間はいた。
オー「さて、神司
神司「あっ、了解。」
理解した。先程の特訓は『俺だけ』のための特訓なのだと。
オー「それじゃあ神司とクロムは退場を願おうかな。亜無くんは残って俺と特訓。」
亜無「はい!よろしくお願いします!」
クロム「それじゃあ退散しますか。」
そう言ってクロムは俺の中に戻った。
──一方その頃怠惰は、
敵のアジトに一人潜入していた。
怠惰は朝の帰り、強欲とタルウィと離れてアジトに向かっていた。強欲とタルウィには向かう場所は伝えてある。
アジトにいるのは良いが今居る場所には異形の魔神がうろうろしていた。
怠惰「
魔神を一体一体倒すには核を壊さないといけない。それだから面倒くさい。
アジトの岩かげにずっと隠れていたが一体の魔神に見つかってしまった。しかも奇声のような声を出して仲間を呼んだ。怠惰は後悔した。しかし後悔している暇など無い。
怠惰は
怠惰「ちゃっちゃっと仕事を終わらせますか。」
怠惰が遊び任務を終わらせるために魔人の核を大鎌で斬り始めた。しかも笑顔で。
怠惰「どんどん斬ってくぜ~!」
魔神の奇声を聞いてダークネスが主に伝える。
ダーク「侵入者です。どうします?」
苅亜「…もしかしなくても神司の仲間だ。捕らえ次第俺の方に連行しろ。」
ダーク「はいッ…!」
怠惰「ちょっと…多いよな…。」
幾ら魔神を何体も殺すスキルがあっても数の暴力には勝てない。
一体の魔神が刀持って怠惰の左腕の肩を斬った。
怠惰「いてぇー!」
ダーク「よぉベルフェゴール、久しぶりだな。」
怠惰「一日前に会ったけどな。」
大鎌を持った手の方で斬られた左腕の肩を押さえながらそうダークネスに向かって言葉を返す。
ダーク「安心しろ、殺さないから。」
怠惰「だーれが安心できるかっつーの。」
ダーク「そうか…んじゃ俺らのために殺されてくれ。」
怠惰「絶ッッ対に!断る!というかお前が俺に殺されろ…!」
ダーク「それこそ断る。」
怠・ダー「「交渉決裂か…。」」
ダーク「それなら──」
怠惰「──掛かってこい!」
怠惰は大鎌を、ダークネスは剣を構えた。
魔神の死体が転がっている中、ダークネスと怠惰の死闘が始まった。
最近話すネタが無い…。この章終わったら後書き班復活させますわ。俺一人じゃ無理だね。