邪神たちの生きる世界   作:紅鎌 神邪

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今更ですけど、ゆっくり物語のキラさんのような記憶操作が使われていますがこれは俺の完全オリジナルです。
「キラさんのじゃねーかよ」
と思った読者様方、本当にすみませんでした。m(_ _)m
それでは本編へどうぞ。


第101話 操り人形(ベルフェゴール)

怠惰「『狂い裂き』!」

 

大鎌を振り回してダークネスに攻める。しかし、

 

ダーク「『壊粉(かいこ)』。」

 

ダークネスは触手を伸ばして剣で怠惰の肩の傷にめがけて攻撃した。

 

怠惰「ッ!(ヤバい、これは一時退散だ…!)」

 

怠惰は大量に血が流れた肩の傷を抑えながら後ろに飛んで逃げようとしたしかし、ダークネスは触手に針をバラバラに生やして触手も針も伸ばして怠惰とダークネスごと結界のように囲んだ。

 

ダーク「逃げようとするなよ?」

 

駄目だ、これは逃げられない。畜生…でも…

怠惰は肩を切り落として腕を再生する。

 

怠惰「…サキに情けない俺の姿は見せたくないな。」

 

ダーク「サキが誰か知らないがお前の事情がどうか知らないが容赦はしない。」

 

怠惰「『刈り憂怒』…!」

 

最後の一撃で決める思いでダークネスに斬りかかる怠惰。

ダークネスに素早く米印に斬られる。そこから血が飛び出して怠惰は倒れて気絶した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

怠惰「……がはっ…ッ!」

 

気がつくと手足が鎖や手錠で拘束されていた。

 

怠惰(マズイなぁ…手元には大魔術書も無いし、力技は得意じゃないし。)

 

周りは窓一つ無い薄暗い部屋だった。つまりアドラエルが居た部屋と同じ部屋であった。ただし怠惰の場合は椅子に拘束されているのではなく壁に貼り付けられていた。

 

怠惰(それにしてもここは何に使われていた部屋なんだ?)

 

そう、この殺風景の部屋には拘束器具しかなかった。

椅子や机、ましてやベッドもない。

 

怠惰(それにしても普通敵を拘束したらすぐに来るだろ。何故誰も来ないんだ。)

 

怠惰が疑問点持ち始めているとドアの奥から足音が聞こえた。

「来たか…」と怠惰は思い抹殺されても洗脳されてもいい覚悟を決めた。

 

苅亜「やぁ!怠惰くん!」

 

ドアを開けて出てきたのは今回の異変のボスでもあり、王の実の息子の苅亜だった。

そしてその苅亜が満面の笑みで入って来た。

その笑顔が気味が悪い。

 

怠惰「……何だよ。」

 

苅亜(お父さんが初めての仲間にしたという怠惰のベルフェゴール。コイツは使えるな…♪)いや?君は確か俺のお父さんと仲がいいよね?」

 

怠惰「それがどうした?」

 

苅亜「実はねぇ、怠惰くんとお父さん死闘を行って欲しいのだよね。」

 

怠惰「ヤダね。」

 

舌を出して馬鹿にする素振りする。すると苅亜は魔方陣を描いて誰かを召喚した。

出てきたのは頭に角を生やした悪魔が出てきた。その姿は見覚えがあった。

 

怠惰「…ザキ…!?」

 

それは苅亜に首を跳ねられた筈の殺風景だった。

 

苅亜「これで良いのですよね。ザキレウス様。」

 

ザキ?「あぁ、そうだ。」

 

怠惰「“ザキレウス„?」

 

ザキはザキでも知らないザキが出てきた。

誰だ?ザキレウスなんて。

するとザキレウスが怠惰は話しかけた。

 

ザキ「久しぶりだな…と言っても昨日会ったか。」

 

怠惰「誰なんだ。っていうか!苅亜がここのボスじゃねーのかよ!?」

 

ザキ「もしかしたらこれで生きれるのも最期かもしれないから話してやれ、苅亜。」

 

苅亜に説明させるなんて。やはりこの異変のボスはザキ、いやザキレウスなのだろう。しかも途切れ途切れに喋っていたザキの口調が今ではペラペラと喋っている。

 

苅亜「我々はザキレウス様に拾われた人間だ。俺はザキレウス様に引き取られて色々と教えてもらった。次にお前と死闘を行ったダークネスは元々人間で外の世界の住人。廃人になったところをザキレウス様が拾い魔神化されて強化した。正邪はぶらぶらと歩いているところをスカウト。そしてアドラエルとスカノレは親に捨てられたところをザキレウス様に拾われた。」

 

正邪って確か王の彼女のサグメのところに居た天邪鬼だったような。そうか、ここに居たのか。

それなら尚更この組織を潰さなければ…

 

怠惰「はぁ!?」

 

ザキ「既に数人と闘ったからな。色々な能力を手に得れたぞ。」

 

マズイマズイ、この事を急いで王に伝えないと…!

怠惰は急いで伝心で神司に伝えようとするも、ザーーッと砂嵐のような音で伝心が遮断される。

 

怠惰「なっ、何で…?」

 

ザキ「伝えさせる訳ないだろ。安心したまえ、ベルフェゴールのことはダークが神司たちに伝えるからな。」

 

くそったれ、何か少ない情報だけども、と思いザキレウスに問った。

 

怠惰「……お前らの目的は何なんだよ。」

 

怠惰の質問にフフッと笑うザキレウス。

 

ザキ「話しても良いがな、お前に話した記憶をあとで消させてもらうからな。」

 

怠惰「ッ…!」

 

無駄になる前に何とか記憶することにした。

 

怠惰「わかった…聞かせてくれ。」

 

ザキ「決心が着いたのか。ならば俺らの目的を話してやろう。」

 

一言も聞き逃さずにこの話を覚えるんだ!

 

ザキ「我々の目的は『悪魔流出』だ。」

 

怠惰「どういうことだ…」

 

ザキ「例えばこの幻想郷、人里の人間たちが恐怖を感じたモノは具現化されて幻想郷に舞い降りる。ならば俺らのような悪魔が人里で暴れたらどうなる?」

 

怠惰「……悪魔が人里で溢れ出ることになる…まさかッ!」

 

ザキ「そのまさかさ!そのループを繰り返せば幻想郷だけじゃない、地球を支配できるのだ!」

 

最悪だ、今までで一番最悪な異変だ。一体コイツは何をされてこんなにイカれたんだ…

ザキの顔を見直すと俺を殺す勢いのような顔をしていた。

…ミスった!!

 

ザキ「……もうお前に話すことは何もない。」

 

ザキが怠惰の頭を掴んで洗脳を始めた。

 

怠惰「ぎゃ“あ“あ“ぁ“あ“ァ“ア“ア“ァ“!!!」

 

痛い痛い痛い!イタイイタイイタイイタイイタイイタイイタイ!!!

頭の奥がズキズキ…じゃない、ハンマーで思い切り頭を殴られる感覚だ!そのような感じに現在、見忌まれている。

助けて、王…!マモン…!!誰でも良いから助けてくれ、いや助けて下さい…ッ!

……何だ…ナンダ、

王…?誰のことナンダ…?マモン…ダレのことナンダ?

 

『目の前に居るのがお前の主だ。』

 

主…?この方は誰なんだ?主…そうか、()はこの方の従者だ。

 

ザキ「さて、お前は何者だ?」 

 

ゴール「私はベルフェゴール。貴方様の従者です。」

 

主「そうだ。」

 

苅亜(凄い、七つの大罪の一人をあんな簡単に洗脳させるなんて、流石はザキレウス様だ。)

 

ザキ「さてベルフェゴール、任務は侵入者は即殺せ。良いな?」

 

ゴール「はい…。」

 




能力チートだぜェ。
第二主人公、闇堕ちです。(洗脳だけど)
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