邪神たちの生きる世界   作:紅鎌 神邪

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死闘(デスゲーム)の始まりだ‥!(これを言いたかっただけ(笑))


第104話 VS氷結の魔女と伯爵ピエロ

朝になった、始まりだ。

強欲以外の全員が紅魔館に集合していた。

 

強欲「おーい、ドラくーん!」

 

強欲が走ってやって来た。ドラは強欲に向かって走って行った。

 

ドラ「強欲さん、おはようございます。」

 

強欲「あぁ、おはよう。それと、間に合ったよ。」

 

ドラに直した雷炎を渡す。ドラは雷炎を受けて満足した様子で笑みを漏らす。

 

ドラ「ありがとうございます!」

 

強欲「大丈夫だ、請求はドラくんの主にさせるからな。」

 

神司「えっ?」

 

強欲「それじゃあすまなかった。お前がオーディンだな?」

 

オー「強欲とは初めて会うな。オーディンだ。よろしくな。」

 

強欲「あぁ、よろしく。」

 

握手を交わすオーディンと強欲。これから死闘だと言うのに余裕そうなオーディン。それに睨む強欲。

 

 

 

 

 

 

ダーク「侵入者です。」

 

ザキ「来たか…!我々も守備位置へ移動。各々好きなように暴れたまえ。」

 

部下「「「はっ!」」」

 

ザキの部下たちが待機する位置まで素早く移動する。ザキは異形をもっと増やすべく異形を創ってはすぐに人里にバラまいた。

 

一方神司たちは、

 

神司「……」

 

順調に前に進んでいた。これまで数十体は異形を倒したがこのアジトに属している敵をまだ見かけていない。

すると急にパッとライトがついて黒いシルクハットを被ったグレーの髪の男性が現れた。

 

?「レディース&ジェントルメ~ン♪朝からお早いところありがとうございます!」

 

急に俺らの目の前に現れた男性は自己紹介を始めた。

 

?「私は大悪魔術師の“スカル=キラティナイド„と申します。まあ『キラティナイド』は仮名ですけど……さて、この人数を私一人で相手するのは不可能。ですので…♪」

 

スカルが指を鳴らすとこの場にいるクロムとドラシロ以外の俺たちが落とされた。

 

神司「クロム!ドラ!シロ!」

 

ドラシロ「神司様ー!(マスター!)

 

クロム「安心しろお前ら!ここは俺らがアイツを倒す!倒してからすぐに合流するからな!」

 

クロムの声がそう聞こえてから穴が閉ざされた。

 

 

 

 

クロム「さて…始めようゼ。スカル!」

 

スカル「そうだな!…っとその前に特別ゲストのご登場だ!翡翠の氷結使い、“アドラエル・マレット=キラティナド„だ!」

 

三人「えっ?」

 

スカルが指差した方向にスポットライトが当てられてそこからロングの髪に蛇のような柄のドレスを着た大人びた女性の姿があった。

 

【挿絵表示】

 

女性「先程スカル伯爵のご紹介がありました、どうもアドラエル・マレット=キラティナイドですわ。」

 

クロム「アドラ!」

 

アドラ「あら♪クロム御兄様じゃないですの。私の初試合は御兄様とですの?」

 

スカル「そうだぜ、アドラエル。初のお披露目だァ、華麗にヨロシクな!」

 

アドラ「勿論ですわ。」

 

シロ「お母さん…」

 

シロが怯えながらもアドラエルに話しかける。

 

アドラ「あら、シロフォンさんじゃないですの。しかもその隣はドラさん。お久し振りですわね。」

 

ドラ「母さんどうしたんだよ!」

 

アドラエルの異様な態度に疑問を持つドラ。するとアドラエルは高らかに笑うと、

 

アドラ「どうした?それは此方の台詞ですわ。貴方方は私が奴隷市場に売りましたのに何故この場に居るのですの?」

 

ドラシロ「「ッ!」」

 

酷い衝撃(カミングアウト)だ。しかしあの優しいアドラだ。これは例の洗脳で記憶が書き換えられているに違いない。

 

シロ「偽物め…!お母さんから出ていってよ…!」

 

アドラ「シロフォンさん、これは素の私ですわよ。」

 

シロ「出て行けー!!」

 

シロは怒りで空中に『アクア・グングニル』を出してアドラエルに投げつけた。しかしアドラエルは後ろに隠していた武器で簡単に『アクア・グングニル』凍らせて消し去った。

 

アドラ「スカル伯爵の説明を聞きませんでしたの?翡翠の氷結(・・)使いだと。」

 

シロ「五月蝿い黙れー!!」

 

ドラ「落ち着けシロ!」

 

もう一本『アクア・グングニル』を投げようとしていたシロの腕を掴んだ。

 

シロ「離してよ!お兄ちゃん!」

 

ドラ「落ち着けってば!」

 

スカル「余所見厳禁…♪」

 

スカルがシロの腹を殴り掛かったがクロムがその拳を止める。

 

クロム「コイツらには指一本も触れさせねぇ。俺はコイツらにとって『叔父さん』なんだからな。」

 

スカル「だからどうした!」

 

クロム「つまりだな…お前の相手はこの邪神王なんだよ。」

 

スカル「ギャアァア!!」

 

クロムはスカルの拳に力を入れて握り潰した。

 

クロム「アドラの方は任せたぞ、マレット兄妹。」

 

そう言ってクロムはスカルを壁に投げつける。クロムは投げつけたスカルに向かって走って行った。

 

ドラ「母さんは母さんだ。今の母さんは洗脳に堕ちている。シロ、母さんを救うぞ。」

 

シロ「判ってるよ。この命が何回死のうとも必ず助ける!」

 

アドラ「決意はしたのですか?それなら此方も本気でお相手させていただきますわ…♪」

 

アドラは悪魔のような槍でこの場を凍らせる。

 

アドラ「私のフィールドですわ。」

 

ドラ「抜刀…」

 

ここで強欲さんに直してもらって初めて抜刀した。刃の色は雷の黄色い絵と炎が雷のように交差になって描かれていた。しかも雷炎から山吹色のオーラを放っていた。これは強欲さんに大感謝だ。

 

ドラ「雷迅『建御雷』…!」

 

(いかづち)のように移動して母さんに近づいて斬った。

 

アドラ「『アイスシールド』。」

 

氷の床から壁が生えて母さんを防いだ。

 

シロ「『風陣化』。」

 

シロは体の周りに風を張って氷の壁に突っ込んで破壊した。

 

アドラ「へぇ…!」

 

シロ「『風弾』!」

 

手を銃の形にして指から旋風を放った。しかし母さんその旋風を避けてはその指を掴んだ。

 

アドラ「そのいらない指を折りましょうか?」

 

シロ「いや…いや…!」

 

ドラ「止めろー!!」

 

ポキッと音をたててシロの指が不自然な方向に曲がった。シロは声にならない声で叫びこの洞窟内に響いた。

 

アドラ「あははッ!可愛い鳴き声ね…♪ッ!」

 

ドラ「母さんテメェ…!」

 

ドラは雷炎でアドラに攻撃するが武器で防ぐ。

 

アドラ「あらあら、親になんて態度…死になさいよ。」

 

ドラ「炎陣『煌めく火炎』!」

 

雷炎から光を出して爆発が起こりアドラを吹き飛ばした。

 

ドラ「絶対母さんを元に戻す。シロは指が治るまで休んどけよ。」

 

シロ「う…ん…」

 

シロは折られた指を掴みながらドラに返事する。

 

ドラ「さて、気絶してもらうまで闘ってもらうよ、母さん。」

 

アドラ「あら甘いんじゃないのかしら。殺すまでの間違いじゃなくて?」

 

ドラ「いーや、俺の意見に間違いはないぜ。」

 

ドラは雷炎を構え直すと雷炎を発火させた。

異形を殺しまくった。その異形を斬った油を付けつつ摩擦を起こすて発火させる。幻想入りした漫画がここに来て役立つとはな。

 

ドラ「爆雷『雷迅爆発(エクスプロージョン×サンダーボルト)』!」

 

爆発の連鎖が起こりその爆発一つ一つに電気が走る。それに続くように雷が雷炎を纏う。それでアドラに斬りつける。アドラは反応が遅れてお腹を負傷させられた。

 

アドラ「かはっ…!」

 

ドラ「……これは、結構な…集中力が、いるな……」

 

ドラは力尽きて倒れて気絶してしまった。しかしアドラエルはまだ気絶していなかった。

 

アドラ「はぁ…はぁ…このクソガキがァ…!」

 

水の銃弾がアドラエルの掌に当たる。

 

アドラ「ああ!?」

 

アドラエルが見た視線には指を治したシロが手を銃の形にしている姿だった。

 

シロ「もういい加減にしなよ、お母さん。」

 

アドラ「黙りなさい、何も役に立てない兄に止められないと暴走を抑えられない妹が私に今頃何用よ。」

 

シロ「洗脳されたお母さんはアホになる。覚えておくね。」

 

アドラ「何を言ってるの?」

 

シロ「ワカラナイ?それなら…アホなお母さんでも分かるように私が教えてアゲル。」

 

三日月のような口をニヤリと笑うシロ。それに恐怖を覚えるアドラエル。我が娘にもかかわらずアドラエルは死を感じた。

 

 

 

 

 

 

 

クロム「で、まだ闘うのかい?実力も出さずに出落ちで。」

 

スカル「ふざけるな!邪神王が何をほざくか!」

 

スカルは手から禍々しい玉を数個周りに放った。

ふーん、破壊玉か。確かに喰らったら喰らったところから蝕むけどそんなの俺には関係ない──

 

クロム「──ッ!」

 

マズイ…!

咄嗟にこの破壊玉を避けた。何がマズイか、それはあの破壊玉は周りの空気さえ(・・・・)も破壊していたからだ。感じたから分かる。あれは破壊だけでは済まない。

 

スカル「気づいたところでもう遅い。貴方が避ける様が愚かなピエロに見えるのは私だけですかァ♪」

 

クロム「黙れスカノレ「はぁ!?」俺は本物の『キラティナイドの血』を引いている。言ったぞ、自称ではないと。」

 

恐ろしく恐怖を覚えるスカル。すぐに理解した。『コイツは本物のキラティナイド家だと』。

 

クロム「知ってるか?キラティナイド家にはな、必ずといった能力が受け継がれる。その能力ってのは…『BLE=AK』だ。」

 

スカル「『BLE=AK』だと?そんなのハッタリ──」

 

パンっといってスカルの近くにある岩が木っ端微塵に破壊される。

 

クロム「破壊能力…正直、この受け継がれる能力は元々親父だから使いたくなかった。スカル、死なないでくれよ?」

 

クロムは物凄い殺気と邪気を放つ。それにスカルはビビり、挙げ句の果てには気絶してしまった。

クロムは内心、使わなくて良かったと安心していた。

 

アドラ「クロムお兄様!」

 

アドラエルがクロムを呼び出した。見るとアドラは元の姿に戻っており蛇柄の服を着ていたままだったがだるだるになっている。

 

クロム「アドラ!」

 

クロムはアドラエルを優しく抱きしめる。

 

アドラ「助けて!シロが!」

 

クロム「シロ?」

 

シロを見ると、風と水が身体中から溢れだしていた。

 

クロム「何がどうしてああなった!?」

 

アドラ「わからない、あどらが偽物のあどらがシロにいっぱい悪口言ったのは確か。」

 

クロム「その前にドラはどうした。」

 

アドラ「ドラはあどらに攻撃してから気絶した。」

 

クロム「なるほどなぁ…シロちゃん!あんたは何をすれば落ち着く?!」

 

シロ「……何も、母さんを殺せば終わる…」

 

クロム「ああ!そうかい!それならアドラの『BLE=AK』を浴びろよ!」

 

アドラ「えぇ!?嫌だよ!」

 

クロム「お前の『BLE=AK』は特殊なんだ。」

 

アドラ「で、でも…」

 

不安があるのか涙を流すアドラエル。それにクロムは説得する。

 

クロム「今はお前が頼りだ。お前はシロの母親なんだ。早く助けてやれ。」

 

そう言ってアドラエルの背中をシロのいる方向に押した。

 

アドラ「シロ…死なないで!『精神破壊(メンタルブレイク)』。」

 

アドラエルは念じるとシロは苦しみだした。

 

シロ「あっ…があっ!」

 

アドラ「……」

 

アドラは念じ終わるとシロは倒れて気絶した。アドラエルは直ぐ様シロの息を確認する。ゆっくりと動く鼓動。アドラエルは安心して腰を抜かした。

 

クロム「此方の戦闘は終わりだ。少し休んでから……いや、ドラとシロ、あとスカルが起きたら仲間と合流するぞ。」

 

 

 

 

クロム&ドラシロ VS アドラエル&スカル

 

クロム&ドラシロ Win




初めて小説内に挿絵貼った!
この挿絵の作者は友人のA.N.10さんです。マジで神、いつもありがとうございます!

ドラくんの『幻想入りした漫画』とは、るろ○に剣心のボスのアイツの技です。
シロちゃんは暴走させた方がキャラに合う。暴走と天然のギャップヤベェ。
スカルは『BLE=AK』を使えません。なぜならギラティナイド家ではありませんから。スカル出落ち乙。
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