邪神たちの生きる世界   作:紅鎌 神邪

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テスト終わりました〜!!皆さん!お読み下さい!
※そんなに地獄じゃないかも。


第113話 地獄化する幻想郷

神司「動ける者は今すぐザキレウスを止めろ!ザキレウスが覚醒する前にザキレウスだけでも殺せェ!!」

 

命儚「気づくのはもう遅い!このザキレウスには私を越えてもらう!いや、越えたのだ!!」

 

ザキはもう既に命儚の腕に噛みついていた。すると、命儚の血を飲んでからすぐに苦しみ始めた。

 

ザキ「うぅっ…!?ガアァァァ!!!!」

 

神司「ッ!」

 

ザキの断末魔が聞こえ耳が痛くなる。みんな、両耳を両手で塞ぐがあれはまるで咆哮だ。

叫びながらザキはまだ命儚の血を吸っていた。叫んでるんだぞ、なのに吸えるのかはおかしいが、分かることは一つ。どんどんザキの体が巨大化しているのだ。今は洞窟の天井スレスレだ。しかし直にザキは洞窟内を破壊する。そう思っていると洞窟内が壊れ始めた。

 

神司「くそっ、スキマ展開!」

 

ザキの断末魔が一度止まったので急いで超久々に使用した紫のをパクったスキマを開いた。勿論、出口は幻想郷の人里だ。

急いで皆に呼び掛ける。

 

神司「皆!このスキマに入ってくれ!出口は幻想郷だ!」

 

皆続々とスキマに入っていく。オーとクロムが姉ちゃんを連れて、苅亜と零愛は怠惰と強欲が連れて行った。残りは俺とサグメ、そして現在、天叢雲剣に突き刺さっているドラと致命傷で貧血のシロのみとなった。

 

神司「邪刀『鬼神斬』!」

 

刀身を赤く光らせて斬撃をあれは天叢雲剣を持っている方の命儚の手首を斬った。

急いでドラとシロの方に駆けつける。

 

神司「大丈夫か!?ドラ!」

 

サグメ「シロちゃん!シロちゃん!」

 

ドラ「……っ、俺は…大丈夫、です。しかし、シロが…!」

 

神司「判った、ひとまず人里に向かうぞ。」

 

俺は再度スキマを開いた。さっさと入り、スキマを閉じようすると、再び、ザキの断末魔が聞こえ始めた。

どうやら皆が人里に集まれたようだ。

人里には、異形と戦っている霊夢と魔理沙、レミリアお嬢様、そして咲夜がいた。それに他のことに驚いた。異形討伐組に、記憶を失っていると言われた、自称執事長の光矢、そして黒フラとフランが戦っていた。復活してくれたのが嬉しく思う。

 

亜無「光矢!?」

 

光矢は異形の核を潰してから亜無に呼ばれたのに気づく。

 

光矢「えーっと…貴方は誰ですか?」

 

亜無「えっ?」

 

光矢「…ふふっ、冗談だよ。亜無。」

 

亜無「おいおい、お帰り…!」

 

光矢「…ただいま。」

 

二人は肩を組み合って抱き合う。しかし今はまだ気が抜けない。俺らはあの場から逃げてきたのだ。

 

光矢「あっ、苅亜。」

 

苅亜「生きてましたか、あの時はすみません。」

 

光矢「とんでもない、あの時は俺たちが一度気絶しなければ負けていた。」

 

神司「えっ?光矢は苅亜が味方だって気づいていたのか?」

 

光矢「あぁ。あの時、俺は妹様と黒フラ様を連れて逃げた。しかも能力()を足に付けたままでだ。だけど苅亜は追い付いてきた。そのまま苅亜には負けた。でな、その時聞いた。『俺はお前らを助けに来た』のだと。」

 

苅亜「でも光矢さん、あの時の俺は貴方たちを倒す気満々でしたけどね。」

 

光矢「おいおい。」 

 

笑いながら話す光矢と苅亜。しかしそんな平和な雑談も地獄化するのだった。

突然異形たちが増殖して攻撃体制を止めたのだ。

 

光矢「一体何が…!」

 

怠惰「多分命儚の奴が操作してんだろう。」

 

レミィ「ミョウム?」

 

そっか、レミリアたちは洞窟に行ってないから分からないのか。

先程まで起こった出来事を霊夢たちに簡単に話す。

 

霊夢「なるほどね、異変の主犯者はあんたの息子じゃなくて、その息子たちを操ってた黒幕がいたわけね。」

 

さとり「その話を聞いたところヤバいですね。」

 

光矢「何が?」

 

さとり「分かりませんか?光矢さん。つまりです。命儚がザキレウスに血を飲ませたということはですよ?唯でさえ強い命儚の血をザキレウスが飲んでいるのです。それがどんな意味を表してるか分かりますか?」

 

光矢「あぁ~、なるほどね、化け物が完成するわけだ。」

 

オー「そういうことだ。」

 

光矢「って、おい。デカイ槍持ってるお前、誰だ?」

 

オー「そうか、レミリアの妹と黒い方と執事は俺のこと知らないか。俺は神司の古き友人のオーディンだ。よろしくな。」

 

さとり「……(あのオーディンって人…どうやら敵ですね。心の中は闇に染まっている。協力できるのも…今の内、ですか…本当、都合よく現れたものです。)」

 

さとりが読んだ心の中は…

《命儚勝てよ。勝たなければ俺がこの幻想郷を地獄に変えるだけだけどな。絶対だ。目の前のコイツら鬱陶しい。早く死なないかな。特に厄介で死んでほしいのは古明地 さとりだ。彼女を先に殺す。そうだろ、さとり、違うか?》

 

さとり「ッ…!」

 

オーディンの目がさとりの方に向く。それは心の読めるさとりにしか分からないような静かな殺意の目だった。

怖い、オーディンにいつ殺されるか分からない。そんな恐怖心に狩られている。

さとりを見ると、蛇に睨まれた様にガクガクと体が震えていた。俺はゆっくりとさとりに近づいて小さな声で話しかけた。

 

神司「大丈夫か、さとり。」

 

さとり「だっ、大丈夫、です…!」

 

亜無「嘘ですよね、さとりさん。」

 

さとり「 !? 」

 

急に亜無が話に乱入してきた。

 

神司「だろうな、声が震えているからな。本当はどうなんだ?命儚の心が怖いのか?」

 

さとりは横に首を振る。チラッとさとりは違うところを見ると、より恐怖で地面にしゃがんでしまった。

まさか…この仲間たちの中に裏切者がいるのか…!?

どうやらさとりは俺の心を読んだのか頷く。

なるほど…仲間たちを疑いたくは無いがさとりがこれほど怖がっているので間違いないだろ。俺は亜無に耳打ちした。

 

神司「この中 仲間 敵いる 見つけて 俺と亜無だけ 秘密

 

亜無「…!? 了解…!」

 

単語ずつ亜無に話す。ここまで言えばさすがの誰でも判る。嘘発見機のような亜無はしっかり役割を果たしてくれるだろう。

すると、地面が上下左右に揺れ始めた。

 

神司「ッ!一体何が…!」

 

地面に何個も大きな穴が開いてそこから蛇に羽根が生えた異形が数匹も飛んできた。

 

苅亜「えっ!?アイツらは吸血竜(ヴァンパイアドラゴン)…そんな、命儚があれほどいらないから殺したって言ってたのに…!」

 

命儚が処分した?なのに生きている。つまり誰かがどこかに移動させていた。しかも吸血竜は地面を掘ってきたと考える。

最後の一匹の吸血竜が飛んで出てきたら、人里の異形たちも動き始めた。

 

魔理沙「止めるぜ!霊夢!」

 

霊夢「分かってる!」

 

レミィ「あとは神司たちに任せた。」

 

神司「あぁ。」

 

レミリアが咲夜と光矢とWフランを連れて異形を討伐しに行った。霊夢と魔理沙もだ。亜無にはこの場に残っている。裏切者も探すためだ。

 

クロム「異形たちの動きが活発化し始めた。」

 

オー「地響きも少し止んだ、もしかしたら命儚たちは洞窟で潰れたか?」

 

怠惰「そんなことはねェーだろ。」

 

強欲「だよな。」

 

オー「……」

 

オーの言葉が少し不審だ。いつもはあんなこと言ってたか…?さとりめまだ震えている。

 

さとり(声が…増えた…!この声は……命儚?とザキレウス…!)……皆さん…!ザキレウスたちが上がってきます……!!」

 

神司「来たか…!正邪、苅亜は気を失っている零愛を守ってくれ!」

 

苅亜・正邪「「了解…!」」

 

亜無(未だに赤くならない。怪しいのはオーディンと苅亜、そして正邪なんだが、苅亜と正邪は、神司が二人のことを信じきっている。それなら残るは──)

 

神司「オーはその二人の援護に回ってくれ!」

 

オー「わかった。」(アイツらがザキレウスたちに目が向いたら即でガキ二人まとめて、大槍で貫いてやるよ…♪)

 

すると、大きな地響きと共に、でかい竜人のような怪物が現れた。両手には武器のような尖った角みたいなのが付いている。まるで異形という異形の形ではなかった。

 

ザキ「ルアァァァァァァ!!!」

 

ザキの咆哮が人里を飲み込む。人里の人たちは家に帰っていると思うが、被害が出ている気がする。

 

星花「なにッ!?何が起きたの!?」

 

ザキの咆哮により気絶していた姉ちゃんが飛び起きた。背中の破れた服から火傷が目立つ。

 

神司「姉ちゃん、ザキが巨大化して人里に現れたんだよ!」

 

星花「ははは…来たのかよ…」

 

姉ちゃんは苦笑いでザキを見ながら俺の言葉に応える。今にも、『もう止めてくれ』と言いそうなしゃべり方だった。姉ちゃんが混乱していると、ザキが飛び立とうとしていた。

 

神司「姉ちゃん!」

 

星花「わかってるよ~!植符『網薔薇』!」

 

薔薇の棘が地面から出てきてザキの動きを止める。だが簡単に突破される。そのまま姉ちゃんの前まで突進して拳を出して殴ろうとしていた。

 

星花「えっ…またですか…?」

 

マズイ、あのままじゃ、姉ちゃんがまた死んでしまう。そんなのは絶対に駄目だ。

と思い、すぐに姉ちゃんのところへ駆けるが自分は(・・・)間に合わなかった。だからこの場にいる(いかづち)がザキの拳を切り刻んだ。

 

ドラ「大丈夫でしたか?」

 

星花「あ、ありがとう。ドラくん。少し腰が抜けたかなぁ、ははは……。」

 

地面に腰をつき、どうにか動こうと努力する姉ちゃん。そこに俺は駆けつけた。

 

神司「ドラ、ありがとう。大丈夫か、姉ちゃん。」

 

星花「大丈夫だよ~、というより、強欲さんと怠惰さんはさとりちゃんを守った方が良いよ。どうやら、震えているからね。」

 

怠惰「了解だ。」

 

強欲「そうだな、次こそは、さとりを守ってやるよ。」

 

さとりを守ろうと、近づく二人。裏切者を知っているのはさとりだけだ。いつ狙われるかわからないからな。戦闘のエキスパートの二人がいるなら安心できる。

 

すると、ザキが活発に動き始めた。その先には、避難した人たちの家に到着したの方向だった。俺が行く前に先ほどの雷と剣豪が向かって行った。

 

ドラ「させませんよ。」(強欲「させるかよ。」)

 

二人がその巨体の腕をを一刀両断した。

 

ザキ「ガァァァァ!!!」

 

全員でザキに攻撃を仕掛ける。苅亜と正邪が零愛を守っている中、オーディンが痺れ切らそうとしていた。

 

 

 

 

 

オー(始めようか…!この幻想郷への鎮魂歌(レクイエム)を。借りるぞ雷のトール。槍擊『インフォトール』ッ!)

 

大槍に雷を纏わせ、二人を突き殺そうとするが誰かに肩を掴まれる。振り向くと、そこには自慢の剣を持ち構えた亜無の姿があった。

 

オー「どうしたのかな、亜無くん。」

 

亜無「今、この子(苅亜)達を殺そうとしてませんでしたか?」

 

オー「何でそんなこと聞くんだ、俺らは仲間じゃないのか?」

 

亜無「仲間ですよ、仲間だからこそ問うんだ。オーディンさんは、命儚たちの仲間か何かですか?」

 

ザキと闘う神司さんたちの物音だけが聞こえる。オーディンさんは下に向くが、無言のままニヤリと笑った。

 

オー「仲間だよ、お前(・・)のな。」

 

オーディンさんの姿が赤く映る。裏切者はオーディンさんで確定だ。

俺は紅風嘘無剣をオーディンさんに向けて構えた。

 

亜無「やっと見つけたぜ、裏切者…!やっぱりお前だったか、…北欧神話、戦争と死の神…!オーディンッ!」

 

オーディンが『やっと暴れれる』と思っているような蔓延の笑みを浮かばせると、分散した槍と大槍を亜無に向かって、放った。




ザキレウスの巨体化の姿は金色のガッ○ュベ○のデモルトをイメージしています。
う〜ん…地獄かなぁ?地獄みたいだったら感想に書いて下さい。地獄じゃなくてもよろ。俺から見たら地獄じゃないように見えるんだよね。

《俺の思う地獄化した幻想郷》
幻想郷の人里が荒らされて荒れ地に。妖怪の山には大きな穴が、博麗神社は崩壊。地霊殿の上にも大きな穴が空いていて、紅魔館はぐっちゃぐちゃになって、何人か原作キャラも大怪我で全治三週間。永遠亭にも被害があり、迷いの竹林はボロボロになっていて、魔法の森は木などが折れている。

こんな感じですかね。俺の小説はあんまり異変解決組は死なせないようにしているからね。

神ノ「それなら書けよ!」

うわぁ、ビックリした!てかいつの間にか帰ってきたんだよ。

神ノ「ついさっきだよ。ってか、早くオセロニア回書けよ。」

ごめん、書くネタが無いのだよ。

神ノ「はあ…それで?次回からは俺が後書きすりゃあ良いのか?」

あっ、そうそう。そうだよ。そんじゃあ、次回からよろしくな。

神ノ「了解。さて次回、第114話。」

混沌(CHAOS) VS 戦争と死(BADEND)
次回もよろしくお願いします!
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