邪神たちの生きる世界   作:紅鎌 神邪

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どうも期末の次は確認をするはめになった神ノです。
何故確認テストという用紙があるんだ…やる意味ねぇよ…。
ではそろそろ本編へどうぞ。



第31話 こんな所に嫉妬者が…

神子「さて仕事の時間ですかね。」

 

神野「仕事?昨日の人生相談のやつか?」

 

神子「はいそうです。ですが人生相談ってよりも相談だけですけどね。」

 

と言って外に出た。

 

神野「相談ねー…。」

 

ん?ちょっと待て。何か忘れてないか?

 

神野「……あっ。」

 

そうだ、正邪の件だ。完璧に忘れてた。

 

神野「危ない危ない。」

 

すると後ろから誰かの声がした。

 

?「って何が何が危ないのかしら?“悪魔の王„?」

 

神野「ッ!?誰だ!!」

 

後ろを振り向くと誰もいなかった。

一体誰何だ。それにしても俺の事を“悪魔の王„と呼ぶやつは初めてだが…

 

?「誰かお探しなのかしら?」

 

神野「だから誰なんだよ!」

 

?「あら昨日自己紹介しあったじゃないの。」

 

すると壁から青娥が現れた。

 

神野「青娥か…で話は変わるが“悪魔の王„って事をいつ知った。」

 

青娥「フフッ♪知ってて知らない邪仙はいないわよ。」

 

邪仙だと…今まで聞いたことも無いな。まだまだ技術は進歩しているのか。

 

神野「なら何だ?俺に何用だ?」

 

青娥「いや?貴方男の筈なのに可愛いお顔をしちゃってるから見に来ただけよ♪」

 

神野「止めろよ…気にしてるのに…」

 

“女„って言われるのが嫌なのは知ってるが「可愛いお顔」って言われるのは初めてだ。だから俺はすぐ顔を服で隠した。

 

青娥「あら可愛い顔が見えないわよ。」

 

神野「隠してるんだよ。」

 

しつこいぞ…!ヤバイって…恥ずかしくて死ぬ…。

 

邪神王『死ねねぇけどなぁ♪』

 

黙っとけ。

 

青娥「さて冗談は置いといて。」

 

神野「って!冗談かよ!!」

 

青娥「あら信じてたの?確かに貴方の顔って可愛いけど…」

 

神野「チッいいやもう…。」

 

青娥「じゃっ♪バイバイ♪」

 

神野「何しに来たんだよ…。」

 

 

 

 

 

青娥sibe

 

青娥「元気でしたよ♪神ノ様。」

 

嫉妬「たくっ…妬ましいわね。神ノ様も…」

 

 

青娥「妬ましくは無いですけどね…」

 

嫉妬「というか!!」

 

嫉妬はバンッと椅子を叩く。

 

青娥「ひっ!?」

 

嫉妬「何で神ノ様はあんな楽しくしてるんだよ!あぁ!妬ましい妬ましい!」

 

嫉妬は自分の髪をワシャワシャと掻き始めた。

 

嫉妬「チクショー…なぁ青娥。」

 

青娥「は、はい?」

 

嫉妬「これからもこんな俺だがよろしくな?」

 

青娥「はいっ♪」

 

神野「なんだ。こんな所に居たのか嫉妬と青娥。」

 

神司が扉を開けて嫉妬たちを見ていた。

 

嫉妬「かっ…神ノ様…」

 

神野「しっかし。よく見ると本当にロリだな。」

 

嫉妬「誰がロリだ。」

 

神野「ロリにロリって言って何が悪い。」

 

嫉妬「それ以上言ってみろ。水刄の銃で撃ち抜くぞ。」

 

神野「おぉ!怖いねぇ!」

 

嫉妬「ふざ…けんなよ…!!」

 

えっ!?こんな事で怒る!?

確かに少しやり過ぎたのは認めるがな!

 

神野「おっ落ち着けよ?!嫉妬!」

 

嫉妬「嫌だね。ていうかまず謝れよ。」

 

神野「だから何でだよ!?」

 

嫉妬「えっ?本当にわからないの?」

 

神野「だから何なんだよ!?」

 

すると嫉妬は大きなため息を付いた。

そして殺気が収まった。

 

嫉妬「はぁ…天然なのかバカなのか…」

 

神野「誰がバカだ!!」

 

嫉妬「あっ天然は認めるのね。」

 

神野「さて青娥は大丈夫か…」

 

いや、大丈夫じゃないな。そりぁ気絶で「無事です。」って言ったらこえぇわ。

 

神野「それにしても嫉妬がここを拠点にするとはな。」

 

嫉妬「良いじゃないか。」

 

ここは倉だった。簡単に言うと酒蔵だ。そしてご丁寧に真ん中に椅子が置いてあった。

 

嫉妬「というか何で判ったんだ?私が酒蔵にいること。」

 

神野「そりゃあ隣にある酒蔵から急に大きな音が鳴ったら駆けつけるだろ。」

 

嫉妬「あっ…あの音か…」

 

神野「そういや嫉妬は何時からここにいるんだ?」

 

嫉妬「え~っと…二年前かな。」

 

ハズレか…

 

神野「何時まで居るんだ?」

 

嫉妬「いやいや神ノの様子が判ったから出ていくよ。」

 

神野「そっか判ったよ。それじゃあまたな♪」

 

嫉妬「そうそう。」

 

神野「?」

 

嫉妬「青娥ちゃんを頼むね。あの子邪仙とは言ってるけど本当は自分の「本音」から生まれたから。「邪」違いさ。」

 

なるほどね…そりゃ聞いたこと無いわけだ。

と言って嫉妬は酒蔵から出ていった。

 

神野(せっかく住む場所が無いなら俺らの本部に来れば良いのに。)

 

と心で思っていた神司だった。

 




神ノ「さて今回は…」

岸縞「やっほ~♪神ノ。」

空上「遊びに来たよ。」

サユリ「はい♪」

神ノ「はぁ~…」(- 。-;)

ミカ「嘘っ…サユリ…」

暴食 ° ° (д )

神ノ(暴食くんがコミュ症状態に…)

岸縞「誰だ?あの神は。」

ミカ「ギクッ…!」

サユリ「何か見たことある神ですね…」

ミカ「そっそうですか?私は貴女たちとは初めて会いますが…。」

暴食( -ω-)

神ノ「閉める…?」

暴食((・ω・`;))

神ノ「それじゃあ今回はここまで。」

岸縞「また次回で会えたら会おうな♪」

空上「それじゃあ…」

サユリ「ではまた♪」

空上「最後言わせてよ!?」

ミカ「やれやれ…」

暴食( -。-)=3

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