さてさて、今回のタグはと…「また首が落ちて食べる」の一つです。
では！本編へどうぞ！
胡桃「はははっ…！行こうぜ！天魔、河童！」
天魔「良いよ！神司と一回は戦いたかったんだよねぇ～♪」
新羅義「名前で呼べよ！胡桃！！」
この三人が相手かよ…！俺には倒せないな…ましてや、アイツがいねぇと俺は本気出すことができない…。今は逃げるか…。
神司「今の俺じゃあ、お前らには勝てないぜ？それでも良いのか？」
胡桃「へぇ～…そんなのでこの勝負に逃げる気かい？」
神司「一時的にな♪」
天魔「逃がさないよ…！」
気づくと天魔が俺の後ろに回って俺の両腕を掴んで逃げない様にした。
神司「ッ！離せ！！」
天魔「ほらほら、胡桃今だよ！」
すると胡桃は俺の腹を思いっきり殴った。
神司「ぐあっ…。」
胡桃「本当のテメェなら、この天魔の腕ぐらい退けれるだろよ…何で退かねぇんだ！！」
と言ってもう一度俺の腹を殴った。
神司「うぅっ…ははは…。」
胡桃「何が可笑しい？！」
神司「無駄たことを…クククッ…」
結局は試しているんだろ…俺を…。
胡桃「あぁ…そうかい…なら楽に死ね！！」
すると彼女は先ほどの威力よりも本気で俺のことを殴る構えをとった。
胡桃「天魔…！私が殴る直前に神司の野郎を放せよ…！！」
天魔「ッ…！了解…！」
神司「受けてたってやるよ…！殺す気で来いよ…！」
そして彼女は俺を殴る直前に天魔は俺の腕を放して胡桃は先ほどよりも思いっきり殴った。
すると俺はぶっ飛び一本の木に当たって木は倒れた。そして俺も倒れた。
神司「がはっ…！」
俺は口から血を吐いた。
？「あらら…まだ生きていたのね…神司さん。」
声がした方向を見ると片羽だけの彼女…サグメが立っていた。
神司「フッ、前にも言ったが、俺は死なねぇんだよ。」
サグメ「そうね、貴方は死なないわ。」
胡桃「ちょっ…！どういうことだよ！サグメ！」
サグメ「言葉通りよ、胡桃。」
するとサグメは片羽を広げて三本の矢を飛ばした。
するとその矢は三人の首に刺さって三人はその場に倒れた。
神司「流石だね。」
サグメ「やっぱり負けてましたか…。」
神司「うるさいなぁ…俺だって、アイツ…」
サグメ「どうせまた、邪神王さんですよね。」
神司「あれ？話したっけ？」
サグメ「シロちゃんから聞きましたよ。」
シロ…またどこかで俺のこと言いふらしていないよな…。
そう思っていると、邪神王が走って向かって来た。
邪王「よっ♪あれ？負けてるなぁ～w」
神司「うるさい。」
サグメ「貴方が噂の邪神王さんですね。」
邪王「おっ、相棒の彼女さんとこの姿で会うのは初めてか…あぁそうとも。俺は風の噂の邪神王だ。これまた厄介な相棒の友だからな。ちょっとめんどくさいと思うがヨロシクな♪」
サグメ「えぇ、こちらこそ。」
二人は握手を交わして、
邪王「それにしても間近で見たらやっぱりカワイイよな、サグメちゃんは♪」
サグメ「なっ…！」
神司「口説くな邪神王。悪戯もいい加減にしろ。で、帰って来た理由は？」
邪王「あぁそうだな。見つけたよ、今回のボスがよ。」
神司「本当か？」
邪王「本当だとも。」
神司「ならそのボスのところに向かうとするか…。」
俺は立ち上がって邪神王は俺の中に戻った。
サグメ「ですが、その前にもう一戦らしいですよ。神司さん。」
？「あら、バレていたのですか。」
木の影から出てきたのは我が愛弟子の紫だった。
一方その頃怠惰たちは…、
シロ「くしゅん！」
ドラ「どうした？こんな時に風邪か？」
シロ「きっと、私の噂をしているんだよ…。」
いや、多分してないから。
と思いつつ、月軍の人達を倒し続けていた。
怠惰「ドラくん。」
ドラ「はい。」
怠惰「シロちゃんはいつもあんな感じなのか？」
ドラ「えぇ、そうですね。」
王も大変だなぁ…しかもシロちゃんは泣き付くモードが特に大変だろうな。
さてさて、殺すのも正直飽きたのだが。
月軍「なぁ、そろそろじゃないか？」
月軍「もうすぐらしい。」
怠惰「おいおい、この戦争にそんな余裕はないんじゃねーのッ！」
月軍「「ぐぎゃあ？！」」
二つの顔をぶつけて顔をグチャグチャに潰した。
怠惰「サキ、処理よろしく。」
サキ「はい。」
そういや、あの二人が話していた『そろそろ』とは一体…
するととてつもなく大きな殺気と神力を感じた。それはあの”神戦„以来の力と気だった。
すると月軍の一人が大きな声で「退避」と言って月軍たちは逃げていった。
怠惰「まさか…！いや、アイツは王が倒したはず…！」
ウリ「怠惰さん！」
怠惰「ウリエル、お前らの兵たちも全員下げろ。」
ウリ「えぇ、あの殺気は『アイツ』のでしょうから…我が軍全員に告ぐ！一旦城に戻って後は俺らに任せろ！キルア、よろしく頼む！！」
キルア「了解致しました！」
キルアは皆を城に誘導し、最後俺らに一礼をし城に戻った。多分あの一礼はウリエルにだと思うが。
怠惰「ヤバイな。」
ヤバイ理由は二つある。
その一つは、俺とサキ、そしてウリエルは良いが、ドラとシロには殺し合いをしてもらわなきゃいけない。だからヤバイのだ。
そしてもう一つ、それは…”俺が一人で奴を殺せないこと„だ。正直のところ本当は一人で奴を殺したい。まぁ、今回は予想外だったからしょうがないがな。
なんて考えていると等々、俺が『奴』と言っていた神が姿を現れた。その姿は前に殺したままだったが服は白から血に赤く染まり色が赤黒くなっていた。
怠惰「久しいな、『ミカエル』。」
ミカ「はぁ…、君は確か、墮天使のベルフェゴール君か。そしてその天使は元天軍のウリエルだね。」
ウリ「その名を呼ぶなクソ神が。」
ミカ「口が立派になって…だからテメェらはムカつくんだよ…！全てを燃え尽くせ！業火の炎！！」
ミカエルは手から出した炎をウリエルに向かって放った。
ドラ「おっと、炎は僕の得意な能力なのですよ。」
ドラがミカエルの炎を手で受け取り体内に入れた。
ミカ「へぇ～…面白い獣人だね。でも、君は大きな勘違いをしているよ。」
ドラ「はい？」
ミカ「俺が放った炎なのだから自由に何を入れてもおかしくないのさ。例えば…”命令薬„とか、ね♪」
怠惰「なっ！？」
するとドラは頭を抱えながら唸った。
ドラ「うぅ…！」
ミカ「そしてその薬は飲ませた者の記憶を教えてもらえる。記憶は無くならないから安心しなよ♪さてと…ふぅん、君はドラ君というのか。さてドラ君、実の妹シロちゃんを殺しに行きな…。」
ドラ「はい…。」
ドラはミカエルの命令に従いシロに向かって歩いた。
シロ「嘘でしょ…？！お兄ちゃん！」
ミカ「嘘じゃないさ！殺せ！殺れ！Kill！！」
怠惰「王がバカなら従者もバカか。」
すると怠惰はシロとドラの間に入り、ドラの首を大鎌で切り落とした。
シロ「きゃー！？」
ミカ「仲間割れか！良いぞ！！」
シロ「キャー！…なんてね♪」
怠惰「何一人で盛り上がってるのさ。ミカエル。」
ミカ「何だと？」
するとドラは自己再生し、首を復活させた。勿論、落ちた首はスタッフ(サキ)が美味しく食べたがな。
ドラ「いてて…、ありがとうございます怠惰さん。」
怠惰「今後からしっかり確認しながら喰えよ。」
ドラ「はい…！」
怠惰「さて、今ので判ったと思うがミカエル。俺とウリエルは勿論、ドラとシロ、そして俺の使い魔 サキは不死なんだよ。そしてテメェは死ぬ体、つまり俺らは勝つということ…」
そして怠惰は左手の中指を立てて、
怠惰「殺してみろよ！不死の体を持つ五人の軍隊をなぁ！！」
これでミカエルへの宣戦布告は完璧だな。
ミカ「あぁ～…ムカつくムカつく…上等だゴラァ！！」
ミカエルは俺たちに向かって炎を出しては投げ出しては投げを繰り返して突進してきた。
怠惰「さぁ…！殺り合いの始まりだァ！！」
神ノ「はいよ。」
暴食「今回は怠惰くんの方がクライマックスだね。」
神ノ「まぁね、怠惰の方はあと少しだろ。まぁ、ネタバレをするとあのミカエルは殺せないよ。」
暴食「はえ？」
神ノ「まぁ、あの体を探している神が一人いるからね。」
暴食「なるほどね。」
？『ネタバレもほどほどにしてください！！神ノ様！！』
神ノ「いてぇ？！」
暴食「どうしたのですか？」
神ノ「い、いや何も…(アイツ…)んじゃ、それでは今回はここまで。」
暴食「次回もまたここでお会いしましょう！それでは…」
神ノ「バイバーイ。」