邪神たちの生きる世界   作:紅鎌 神邪

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皆さんおはようございます、神ノ邪神です。さて、今回は神司 VS 神ノ邪神 戦です。中々漫画やアニメを観ないと戦闘シーンってできないもので難しいものですよね。はっきり言うと自分は戦闘シーンが一番苦手で東方の原作ゲームをしたことがないのでまた難しく感じます…さて、そろそろ本編へどうぞ。



第61話 再戦 VS神ノ邪神

神ノ「まずはこれから避けてみてくれ。」

 

神ノは上下左右を交互に弾幕を放った。がそんなのは俺は簡単だった。

 

神司「まだ簡単だぜ!そんじゃ早速一枚目行くぜ!神符『プラズムゴット』!」

 

大きな雷の球を五つ程飛ばし、一定のリズムでそれを三連続けた。

ただしそれを神ノは軽々と避けた。

 

神ノ「良いリズムだな、だがそのリズムに馴れれば簡単だな。そんじゃ、俺も一枚目行きますか…邪符『バッドデーモン』!」

 

黒く禍々しい細い球を空中に十個ぐらい出して最初はゆっくりで避けれたが通りすぎた細い球は後ろで素早くなり戻ってきた。

 

神司「えぇ!?」

 

それに驚き、俺は避けれず殆ど被弾した。

 

神ノ「まだまだ行くぜ?邪脚『ブラッドストーム』。」

 

神ノの脚が黒く光って俺の横腹を蹴ろうとした。それには反応ができて腕で衝撃を防いだが引力みたいなのに引かれてもう一回思いっきり蹴られた。

 

神司「っ…!」

 

    ストーム

神ノ「暴風雨だよ、それを利用して本当なら飛ばすのを引力を使いこっちに引いたわけさ。」

 

俺は邪桜剣を取り出すと、

 

神司「説明ありがとな!桜符『風舞桜』…!」

 

一瞬舞うと、風が過ぎる様に神ノを斬った。

 

神ノ「っ…かはっ…!」

 

神司「次行くぜ!神剣『千本刃』!」

 

俺の回りに九百九十九本の刃を出して、俺の合図で刃は神ノに向かって飛んで行った。ただし神ノはすぐに防ぐ体勢をとり、大鎌を構えるとその場でぐるぐると大鎌を回し始めた。

 

神ノ「はいはいはい!」

 

そしてそのまま俺に近づいてきて、

 

神司「ヤバイ!」

 

すぐに最後の一撃をしようとすると神ノは防ぐのを止めて大鎌でその一撃を止められた。

 

神ノ「俺を嘗めんじゃねーぞ?これでも俺はお前よりも年長者だ。」

 

神司「そうだな…!それでも俺はお前のライバルに成りたいもんだぜ…!」

 

そして二人は後ろに飛び下がった。

 

神ノ「俺のライバル?お前が?」

 

神司「あぁ、そうだ。」

 

すると神ノは笑い出して、

 

神ノ「クククッ…やっぱりお前を天界に連れてった時から変わってないし、面白い人間だな。」

 

俺は空中に一本、刃を出して…

 

神司「神ノ邪神、悪いが俺は”元„人間だ。」

 

そしてその刃を神ノに向かって飛ばした。が、それを神ノは素手で掴んだ。そこから血が垂れた。

 

神ノ「あぁ、そうだったな少年!!」

 

神ノは俺に向かって走り出した。

 

神司「俺はもう少年じゃない、青年だ!!」

 

俺も走り出して、激しく剣と大鎌がぶつかり金属の音がその部屋に響いた。そして俺と神ノは空中にそのまま上がり、激しくぶつかり合った。まさにその勝負は互角だった…いや、神ノ邪神がこの勝負を互角にしようと調整していた。

 

神司「俺も嘗められたモンだな!」

 

神ノ「お前が俺を越えることは絶対にあり得ないな!俺は”元„『七つの大罪』総団長だったんだぜ!?」

 

神司「それは自慢かよ?!」

 

神ノ「あぁ…自慢だ…ねっ!」

 

神司「くっ…!」

 

俺は神ノに吹っ飛ばされて下に頭を打った。

 

神司「がっ…!」

 

すると神ノはゆっくりと下に下りると、

 

神ノ「まだ何枚か残ってるが、神は神でも『邪神』からの天罰を一つ神司、お前に受けさせようと思う。」

 

神ノは俺に左手を向けると、

 

神ノ「よくも俺の団体・仲間の『七つの大罪』たちに俺の名前を使って騙してくれたな…確かにアイツらの記憶を消してお前にアイツらの球を渡したのは間違いない。だが、俺の名前を使って良いとは一言も言ったつもりはない…あの世で後悔するんだな…神司ィ!!」

 

俺は目を瞑り、神ノの言葉を思い出した。『今の間は死んでしまうからね。』今この瞬間思い出してしまった。「あぁ…ここで俺は死ぬのか…」と思ってしまった。

神ノはこの時、殺気を俺は身で感じてしまうほど浴びていた。だがその殺気が消えて俺は目を開けると黒いマフラーで見えないが、神ノは笑ってい様に見えた。

 

神ノ「フハハッ…♪今のは全て冗談さ♪ほら、立てるか?」

神ノは俺に手を差しのべてくれた。

冗談かよ…たくっ…

そして俺は神ノの肩を借りてふらふらな足で立った。

 

神司「たくっ…冗談がキツいぜ…」

 

神ノ「もう昔の俺じゃないんだ、今の俺は大事なモノが何かをわかってるからな。もうその大事なモノを失いたくはないというお前の気持ちは俺にもあるんだぜ?」

 

神司「…それは何だよ?」

 

神ノ「……教えるつもりないね♪」

 

神司「教えろよ!」

 

それで少し暴れてしまい神ノの肩から落ちそうになった。

 

神ノ「あわわわ!危ないよ!」

 

神ノが何とか着かんでくれたから落ちずに済んだ。

 

神ノ「もぅ…君には君が思っている以上に休んでもらう必要があるらしい。」

 

神司「まぁ、弾幕ごっこのルールはわかったからな、今から少しは戦闘を控えるよ。ベッド借りるぜ。」

 

神ノ「あ~!そこは俺の家!」

 

神司「何言ってんだ…」

 

そして俺は神ノのベッドの上で夢を見るほどの眠りに入った。

 




神ノ「ただいまー…」

暴食「お帰り!」

神ノ「あれ?ミカエルたちは?」

暴食「体が鈍ったから外に散歩だってさ。」

神ノ「マスクしたのかな?」

暴食「あっ、その件は大丈夫です。僕が無理矢理させましたから、特にエルを。」

神ノ「ははは、アイツらしいや。そうそう、今回ここで俺は寝るよ。」

暴食「急にどうしたのですか?」

神ノ「神司くんに俺のベッドが取られたんだよ。」

暴食「だからですか。」

神ノ「うん…さて、今回はここまで。」

暴食「また次回もここでお会いしましょう!それでは…」

神ノ「バイバーイ♪」

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