今日は半日だけでした、友人とも久しぶりにお会いしましたね♪さて、それでは本編へどうぞ。
亜無「防いだか…避けてみろ!嘘符『ダウトドロー』!」
亜無は近距離で自分の手に紅いオーラを付けて俺を殴ろうとした。だが避けることはできることはなく、殴られた。
神司「っ…!いてぇ…」
まさか腹じゃなくて顔を殴るとは…ましてやここは地下へ続く狭い階段の上だ。
神司「くそっ!ここじゃ動きづらい!」
テレポート
俺は亜無を連れて瞬間移動を使い紅魔館の上空に出た。
亜無「うわっと…瞬間移動が使えるのかよ。」
亜無は少し落ちそうになったがすぐに浮遊した。俺は邪桜剣を持ち直して、
神司「行くぜ…?邪剣『ソウルフレア』。」
邪桜剣から邪炎を出して斬るという技を不安定な亜無に攻撃を俺は仕掛けた。すると亜無は、
亜無「嘘符『紅き魔竜陣』。」
亜無の周りに紅い円が展開されて攻撃が防がれた。
神司「なるほど、それは俺でいう音無結界なわけか。」
俺は一度後ろに下がり、脚にストームを付けて何もないところを蹴った。
神司「邪脚『ブラッドストーム』!」
亜無を引力で引き付けると亜無は何が起こったか混乱していた。もちろん混乱したから円陣は解けていた。
亜無「何だよそれはよ!」
ストーム
神司「暴風雨だよ、逆の引力で蹴っているけど…ね!」
亜無「ぐはっ…!」
俺は亜無の腹に横蹴りを入れた。そして亜無が紅魔館の方に落ちて行った。
神司「落ちるのはマズイ!」
俺は亜無が落ちる前にキャッチしようと急降下した。だが、
亜無「スペルカード発動!紅風『スカーレットタイフーン』…!」
亜無は紅い風で上に上がった。
神司「そんなスペルも有るのかよ。」
亜無が完全に飛べるようになっていた。
亜無「まさか蹴りが来るとは…よし!スペルカード発動!魔力『プラネットムーン』!」
素早い月の形の弾幕が複数飛んできた。正直に言えば神ノ邪神の帰ってくる弾幕のときと同じ速度だった。なので、
神司「ッ…!」
避けきれなかった。何個か自分は当たり、体制を崩した。それで落ちていった。
神司「スペルカード発動!無界『音無結界』!!」
落ちそうになりながら音無結界を張り、落ちるのを防いだ。
亜無「粘りますね…それなら…!星符『ストライクメテオ』!!」
神司「いってー…なっ!?」
亜無は両手を上にあげると隕石みたいなのが五、六個降ってきた。
神司「…チートかな?…って!あれ斬るしかないよな!解除!」
結界を解除し、その場で宙に浮かんだ。そして邪桜剣を構えて、
神司「神剣『千本刃』ッ!!」
999本の刃を周りに展開し、それを全て隕石に放った。全て飛ばしたが隕石に刺さって隕石の勢いを止めきれてはなかった。
神司「それなら…!!」
俺は隕石よりも亜無がいる場所よりも上に行った。
亜無「何する気だ…?」
神司「…これなら…行くぜ!邪脚『ブラッドストーム・改』!!!」
俺は強力な引力で全ての隕石を引っ張った。すると隕石は俺の方向に向かって飛んできた。
神司「よしよし!次は…」
俺は隕石の下に向かって止まった。そしてまた強力な引力を脚に溜めると、
神司「喰らえ隕石!!邪脚『ブラッドストーム・インパクト』!!!」
俺は一個の隕石を蹴りあげて宇宙の彼方に飛ばした。そして残りの全ても蹴り飛ばした。
神司「はぁ…はぁ…」
俺が疲れていると亜無が上に上がって俺の目の前に飛んで来た。
亜無「よく飛ばしましたね。」
神司「あぁ、さすがの俺も疲れたよ。」
今までの中で一番の重労働だと思う。と思っていると亜無が、
亜無「『無かったことを有りにする程度の能力』、それが俺の能力の一つだ。」
神司「はぁ?」
本当にチート能力じゃないかよ。
神司「つまりは存在を消したり創ったりできる能力かよ。」
亜無「あぁできるぞ、例えば異形とかも創れたりできる創造すればな。」
神司「ガチのチート能力か…」
亜無「まぁ、チート能力だって言われてもしょうがないな。」
神司「そういや一つの能力だって言ってたな。もう一つは?」
亜無「あぁ、そうだな。もう一つは『嘘を見分ける程度の能力』だ。その効果は、嘘を付いた人を見ると、赤く見えて嘘を付いていない人を見ると青く見えるという効果だ。」
なるほどな…とても面白い能力だし、何てったって、
神司「…便利な能力だな。」
亜無「あぁ、だから外の世界ではダウトが強かったのさ。」
外の世界…神ノ邪神の情報だと日本っていう場所なんだよな。
また今度遊びに行こうか。だが、まずは亜無を倒さねぇとな。
神司「んじゃ、そろそろ決着着けますか…」
亜無「そうだな…」
神・亜「「ラストワード!スペルカード発動!!」」
神司「邪刀『鬼神斬』…!」
亜無「紅無『Disapear:Lie:Scarlet』…!」
俺は邪気を邪桜剣に纏い斬りに向かった。亜無は空に大きな紅い魔法陣を召喚して、その魔法陣に亜無は飛び込み、魔法陣を貫通して出てきた。そして姿が、獣耳に爪が吸血鬼のように長くなり、背中には蝙蝠の羽を生やした亜無が出てきた。まさにその姿は悪魔そのものだった。そしてそのまま俺に突進してきた。
神司「情報量が多すぎる…ぜ!!」
亜無「この姿ではあんまり体が言うこと聞かないのだよ…!!紅神『Scarlet:devil』…!」
俺はそのまま亜無を斬って通りすぎた。だが、その同時に亜無は爪で俺の体を裂いていた。同時にピチューンと二回聞こえた。
神司「いっ…!!」
亜無「俺は…もう体の…自由は…効かねぇ…」
かろうじて俺は生きていて、落ちていく亜無を急いでキャッチして地面に降りた。
亜無の体は元に戻り気絶していた。体は傷だらけになっていた。降りた場所がちょうど紅魔館の門の前で、美鈴が起きていた。
神司「美鈴さん…」
美鈴「あわわっ!その傷だらけの人は亜無さんですか!?」
神司「はい、亜無さんを後は頼みます…。」
俺はフラフラになりながらも門を通ろうした。
美鈴「神司さん…貴方は休まないで大丈夫なのですか?」
神司「はははっ…誰かが俺を読んでるからな…俺はそこへ行かないといけないのさ。」
俺はそう言って歩いて行くと目の前ギリギリに瓦礫が落ちてきた。
神司「はぁ!?どゆこと…」
すぐに美鈴が俺のところに駆け寄って来てくれた。
美鈴「大丈夫でしたか?!」
神司「あっ…あぁ…」
落ちてきたところの上を見ると紅と赤の線が一本ずつと黄色の線が二本が空で暴れていた。
よく見るとそれは霊夢と魔理沙とあと羽を生やした少女二人が戦っていた。
どうやらその流れ弾が瓦礫に当たって落ちてきたらしい。
神司「迷惑で危険な勝負だな…」
体がフラフラで良かった…そのまま歩いていたら瓦礫に潰されて死んでたところだった。
美鈴「というより本当に行くのですね?」
神司「安心してくれよ、それよりも紅魔館の中に光矢が壁にもたれて寝ているから向かって行ってあげてくれ。」
美鈴「わかりました…神司さんも気をつけて下さいね!」
神司「りょーかい!」
と言って俺は地下の扉の前まで走り始めた。
神ノ「今回は確かミカちゃんだったよな。」
ミカ「はい♪」
神ノ「今回の戦闘回ではもう一つの小説の主人公の亜無くんとだったね。」
ミカ「そういやあっちの更新は…」
神ノ「読者様にとってはゴメンだけどもう亜無くんの小説は更新しないのだよ。ただし!こちらの小説で亜無くん側のキャラたちは登場させるさ。」
ミカ「なるほど…つまりはまたあっちの小説のキャラが違う話で再登場するってことですね。」
神ノ「そゆこと。」
ミカ「そういや話は変わりますが朗報ですよ、読者様!」
神ノ「ん?」
ミカ「どうやら、新キャラが新しく登場するのですよ!そうですよね!神ノ様!」
神ノ「まぁ、あと数話で登場させるよ。この言葉には二言は無いぜ。さて!それでは今回はここまで。」
ミカ「皆さんお楽しみに!また次回でお会いしましょう!それでは…」
神ノ「バイバ~イ♪」