邪神たちの生きる世界   作:紅鎌 神邪

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第87話 未来の幻想郷

目が覚めると俺は森の上で寝転がっていた。

 

神司「……」

 

どこだ?ここ…確か俺は何かに落ちて、

 

神司「そうだ!」

 

俺は落ちたんだ。て言うかここは魔法の森?時間は…帰って来た時間と同じ夜だよな…月が明るい。

とりあえず立ち上がろうとすると立ち眩みがした。

 

神司「あれ?」

 

倒れそうになったので近くの木にもたれ掛かった。すると

落ちるのが早かった。

 

神司「いてっ!…なるほど。」

 

この以上な重さは”重力„だ。何でだ?新しい結界でも張ったのか?

だがまずはこの魔法の森?を抜けなければ。

その為にふらつくが立って森を歩き始めた。

 

~男の娘移動中~

 

神司「抜けた~──って!?」

 

ここ幻想郷のはずだよな…何で人里が発展してるんだ?まさか、飛ばされた場所は──

 

神司「──未来の幻想郷?」

 

?「当たりだよ。」

 

神司「─ッ!」

 

振り向こうとしたがものすごい圧と殺気を感じた。今は殺気という気を感じたが今までは後ろの気を感じなかった。

 

神司「…お前は、誰だ…?」

 

?「人斬りだよ。お前はオレが直々に殺さなければいけない。」

 

刀を構える鉄の音がなった。俺も邪楼剣を手に付けた。

 

神司「…な、なぁ…話し合いとかで解決できないのか…?」

 

現在戦いは止められてる俺だ。だから誰か分からないが相手に話し合いに持ち込む。しかし、

 

?「無理だ。お前はこの世界で禍なんだよ。今殺さなくてはこの後壊さないと…おっと、口が過ぎたな。オレに始末されろ!」

 

神司「ッ!」

 

相手が斬りに掛かったので振り向いてしまった。咄嗟で防げたがギリギリだった。しかしこれは相手の力が強く負けていた。もしかしたらこの重力のせいか、いや何かのせいにしてはダメだ。しかし相手の刀が重い。だが、勝てない相手ではない。

 

神司「邪剣『ソウルフレア』!」

 

邪気を邪楼剣に纏わして相手にその邪気を放った。

 

?「くっ…!」

 

神司「避けたか。」

 

察したのかすぐに避けた。流石は殺気操る者だけあるな。

 

?「ほぅ、やるな神司。」

 

神司「 ! なぜ俺の名を?」

 

?「分からないか?ならば、コレなら?」

 

相手は手から炎と雷を出して操りだした。

 

?「雷符『全雷V(フル・ライ・ボルト)』!」

 

相手は俺に向かって大きな雷を落とした。

 

神司「うわっ!」

 

?「まだまだァー!雷炎『燃え盛る炎と雷』!!」

 

先ほど落とした雷を炎へと変えて時間差で雷が降ってきた。

 

神司「なんだと!?無界『音無結界』!」

 

やはりギリギリだ。それにしても、あの能力はまさか…

 

神司「ドラ・…マレット…?」

 

俺は音無結界を解除した。

すると相手は髪を上げると、

 

?「今頃ですか…!でも、本当は貴方様を殺したくはないッ!」

 

神司「…ドラ、落ち着いてからでいい。ゆっくりとで良いから何故過去の俺を未来に呼んだ訳を教えてくれ。」

 

ドラ「…話したら貴方様は後悔する。」

 

神司「一体何が起きてるんだよ!」

 

ドラ「……未来の話ですが、貴方様は最愛のサグメさんを亡くしています。」

 

神司「 !? 本当に…!何が起きているんだ!?」

 

ドラ「殺されたんですよ!災凶悪魔に!あと、その災凶悪魔を操っているのは…暴走した魔神 神ノ邪神…!!」

 

神司「なっ…!」

 

どういうことだ…全ての原因は神ノだと…。

涙を流すドラ。認めたくないのだろうか。勿論、俺は認めたくない。

 

神司「ドラ…零愛や俺たちは生きているのか?」

 

ドラ「…零愛ちゃん、シロは生きています。神司様は…生きていますが…死んでます…。」

 

神司「まさか…!」

 

ドラ「精神的に死んでます…」

 

やっぱりか…そりゃあ、病むだろうな。助けたかったのに助けれなかった、そんなのは痛いほど判る。

戦意がない。まるでそれは死体と同じだ。

 

神司「ドラ、未来の俺に会わせてくれ。」

 

ドラ「 !? ダメですよ!何かのきっかけで命を落とすと永淋先生とさとりさんが…」

 

神司「俺がそんなに弱い訳がない。」

 

ドラ「ッ!」

 

そう、俺がそんな簡単に精神を殺るか。俺は執念深いのだから。

 

ドラ「(もう…全てどうにでもなれ…)…着いてきて下さい。」

 

最初の方は小さくて聞こえなかったが案内してくれる様なのでドラに着いて行った。

 




~???~

暴食「一体どこに…!」

神ノ(匂いも気も残っていない。異世界転移なら何らかの匂いは残っている筈…。)他に有るとしたら…。」

エル「おいおい!マジかよ!?」

神ノ「エルも気づいたか?」

エル「有り得ないがこの方法しか思い付かない。」

ミカ「どういうこと?エル。」

エル「異世界転移ならば何らかの物か残っているんだ。しかし残っていない。ならば残っているのは…」

神ノ「『過去・未来ヘの転送』。それしか考えれない。」

暴食「えっ!それだったら…!」

ミカ「光を超える能力が必要、ですか。」

神ノ「……」

エル「どうした、神ノ。」

神ノ「…いや、現代にもいるじゃないか?光を操る能力者が二人ほど。」

三人「 !! 」

ミカ「確かに…!」

暴食「あの二人の能力なら、ましてや未来なら尚更。」

エル「よし、だがどうやって行くんだよ。」

神ノ「う~ん…」

まだ時間は掛かりそうです。
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