邪神たちの生きる世界   作:紅鎌 神邪

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読者様方の皆さんこんばんわ。遅れましたがお久しぶりの神ノです。

さて、今回の後書きは無しです。理由は二つ。
一つは、後書き班は現在オセロニア界。
二つ目は、そのために「Re」の方で投稿を進めるから。
の二つです。

では、本編ヘどうぞ。(←これ久しぶり。)


第90話 俺のいない幻想郷

神司「えっ…サグメ、冗談か何かだよね…?」

 

サグメ「えーっと…ごめんなさい。」

 

えっ?嘘だろ?

状況が頭に追い付かない。そうだ、零愛たちなら。

 

神司「サグメ、それなら零愛は…。」

 

サグメ「なぜ零愛の事を知っているのですか!」

 

神司「えっ?」

 

サグメは零愛の事を知っている。ってことは…、

本当に俺の事を忘れてる?

 

神司「それなら!ドラやシロは…」

 

サグメ「確かにドラくんとシロちゃんは居ますよ。ですが何で貴女が知っているのですか!」

 

神司「それなら星花姉ちゃんは…!」

 

星花「何々?サグメちゃん。お客さん?」

 

すると部屋の奥から姉ちゃんが出てきた。

姉ちゃんなら俺を知っているはずだって実の姉弟なのだから。

 

神司「俺だよ!神司だよ!姉ちゃん!」

 

星花「知らないよ。あと、私には弟なんていないからね。」

 

神司「 !! そう…ですか…すみません、自分のとんでもない勘違いでした。ご迷惑おかけしてすみませんでした。」

 

俺はそう言ってこの場から離れた。

そう…か…俺は…いないのだな…。

 

このあと、近くの地霊殿によったがさとりに丸くまとめられてお燐に帰された。

永遠亭も…無理だった。

最後に幻想郷で知っているのは…

 

神司「亜無…。」

 

最後は、紅魔館だ。珍しく美鈴さんが起きていたので聞いてみる。まぁ、結果は同じだろうけど…。

 

神司「美鈴さん…」

 

美鈴「珍しいお客さんですね。人間が紅魔館に何用ですか?」

 

まず美鈴が俺の事を人間と言うのはすでに忘れているのだろう。

 

神司「すみません、自分ここに来るのが初めてなので迷っちゃって…。」

 

美鈴「なるほど、わかりました。もうすぐ夜が来ますので気をつけて帰って下さいね。」

 

神司「すみませんでした…。」

 

歩いて妖怪の山に来た。ここは確か天狗の縄張りだ…

 

神司「……」

 

?「あのー…貴方って…神司さんですよね?」

 

神司「 !? 」

 

俺の名を呼んでくれた方向を見ると、一人の女の白狼天狗が立っていた。

 

神司「あ…君、俺を知っているの…?」

 

白狼「ああ!すみません!私とは初めてでしたね!私は紅風 亜無の妹の”紅風 ライム„です!よろしくお願いします!」

 

亜無の妹…そこにもびっくりだが、何より俺を覚えてくれたことだ。

 

ライム「神司さん、どうして泣いているのですか?」

 

神司「え…?」

 

目元を触ると濡れていた。いつの間にか俺は泣いていた。

 

神司「ああ…あああっ!あああぁ~!!!」

 

膝を着いて泣き崩れた。

嬉しいんだ、今までみんなは俺の事を覚えていなかった。しかし、このライムだけがほとんど会ったことがない俺を覚えていてくれた。だから嬉しかった。

 

ライム「ちょっ、大丈夫ですか?!神司さん!」

 

神司「良かった、良かったよぉ~!」

 

ライム「神司さん本当に大丈夫ですか!?」

 

心が落ち着いてから今までの事を全てライムに話した。

 

ライム「なるほどねぇ。私の能力の『支配されない程度の能力』が起きたから私には効かなかったのかな。それでもこれは酷すぎるね。心を操る妖怪でもいるのかな…。」

 

神司「俺も分からない。悪魔でもそんな能力を俺は知ってないし…。」

 

自分の精神状態を通常に戻すのを兼ねて二人で雑談をしていた。

 

ライム「――そうそう、お兄ちゃんは紅魔館に行っても居ないよ。最近お兄ちゃん一人で家を創ったから。」

 

神司「そうなの…か…ッ!誰だ!」

 

ライム「えっ!?」

 

ライムの後ろの草むらから気配を感じた。しかしそこから出てきたのは、

 

チルノ「あ、あたいさ!さいきょーのチルノ様だぞ!」

 

大妖精「ちょっと、チルノちゃん。」

 

紅霧異変の時に霊夢に吹き飛ばされた、シロの友達のチルノと大妖精だった。

 

神司「えーっと確か…、シロの友達のチルノと大妖精か。」

 

大妖精「貴女は誰ですか?」

 

神司「唐突だね、まぁ二人とは初対面だしね。俺は神司。今は…ライムごめん、俺の代わりに今までの説明を…」

 

ライム「分かってるよ、神司さんは休んでいてね。」

 

ライムは俺より前に出ると、

 

ライム「私は紅風 ライム。紅風 亜無の妹です。で、神司さんが話したかったのは…」

 

~少女説明中~

 

大妖精「そうだったのですか…」

 

チルノ「どういうこと?」

 

ライム「だからね、神司さんの知人みんな神司さんの事を記憶から消えちゃったというわけ。」

 

チルノ「あたいは覚えてるよ?」

 

ライム「それはチルノちゃんと神司さんは初対面でしょ?」

 

チルノ「そっか。」

 

大妖精「それで、神司さんはみんなの記憶を戻すために今考えているということですね。」

 

神司「うん…そういうこと。」

 

大妖精「残念ですが、私たちは力に成れません。すみません。」

 

神司「いや良いよ。それでも力に成ろうとしてくれただけでもありがたいよ。」

 

チルノ「またね!神司!」

 

大妖精「それでは頑張って下さいね!」

 

二人はそう言って帰って行った。

記憶操作の妖怪、もしくは悪魔か天使。

絶対に俺は許さない。見つけ次第ぶっ倒してやる。

 

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