邪神たちの生きる世界   作:紅鎌 神邪

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読者様方の皆さん、新年、明けましておめでとうございます。今年も色々とあると思いますがどうぞよろしくお願い致します。




第91話 零愛誘拐事件

シロ「洗濯物干してきま~す。」

 

星花「あいよ~、気をつけてね~。」

 

零愛「あぁ~うぅ~」

 

なんだろう、この違和感。普通な生活な筈なのに。

 

サグメ「ドラくん。」

 

ドラ「はい、どうしました?」

 

サグメ「……いや、何もないわ。」

 

ドラ「変な違和感のことですか?」

 

サグメ「 !? 何で知ってるの!もしかしてドラくんも…」

 

ドラ「はい。何か大きな存在を忘れている気がするんです。」

 

シロ「あっ、それ私も思った!」

 

洗濯物を干し終わったシロもこの話に参加していた。

 

サグメ「シロちゃんも?」

 

星花「何々?何の話?」

 

これで全員が話に参加した。(ただし零愛はまだ喋れないので不参加。)

 

サグメ「今日もだけど昨日から何か違和感ない?」

 

星花「判る、確かあの女性が来てからだよね。」

 

ドラシロ「「あの女性?」」

 

サグメ「あの女性って…黒い髪の少し低い声の人?」

 

星花「うん、何か焦ってたよね。」

 

サグメ「あの女性、なぜか零愛のこと知ってたし、ドラくんとシロちゃんのことも知ってたのよ。」

 

シロ「ストーカー?!」

 

サグメ「いやでもストーカーじゃない気がするんだよね。」

 

星花「誰だっけあの女性、何か自分の名前言ってなかった?」

 

サグメ「言ってた言ってた!何て言ってたっけ…。」

 

すると零愛が何か叫んでいた。

 

四人「えっ…?」

 

零愛「かーちゃ、とーちゃ、しーじ!」

 

サグメ「『お母さん、お父さん、しーじ』?」

 

星花「ああ!思い出した!」

 

零愛「びぁああ!」

 

急に星花さんが大声を出したので零愛が泣き出してしまった。

 

星花「ごめんね!零愛ちゃん!」

 

私が零愛を抱っこして泣き止ます。

 

サグメ「大丈夫だよ~、零愛ちゃ~ん。」

ゆさゆさと揺らしてあやす。

 

零愛「ひぐっ…ぐすっ…」

 

泣き止んだけど泣いたあとで顔が真っ赤になっていた。

改めて星花さんから話を聞く。

 

サグメ「それで、何を思い出したのですか。」

 

星花「零愛ちゃんのお陰だよ、確か神司(しんじ)って言ってたの。」

 

サグメ「神司?」

 

大きな物音と共にドアが飛んでいく。そこからクワガタの刃の様な武器を持った不思議な少女が出てきた。

 

?「やれやれ、やっぱり厄介なガキだな。零愛ちゃんは。」

 

四人「 !!? 」

 

まさかの喋ったのは少女ではなく不気味な武器の方であった。

 

ドラ「誰だ、貴様は。」

 

?「おぉ失礼、この娘の名前はアドラエル。そして私がスカノレと申します。」

 

サグメ「先ほどの口調とは思えない話し方ですね。」

 

スカノレ「……そうだな、畏まったしゃべり方は俺もムカつく。しっかし、先ほどの貴女の言い方…我々に喧嘩売っているのでしょうか。」

 

サグメ「貴方ですよね、家のドアを壊したのは。」

 

スカノレ「まぁな。」

 

アドラ「早くしよう、スカノレ。」

 

スカノレ「そうだな…、さて、任務をこなすか。行くぜ、アドラ。」

 

みんなの目に見えない速さでアドラが零愛の首を持っていた。

 

サグメ「零愛ー!!」

 

アドラ「任務は…殺すこと…。」

 

ドラ「させるかァ!」

 

スカノレで零愛を攻撃しようとした瞬間にドラが雷炎で受け止める。

 

スカノレ「アハハァ!流石だなぁ!神司の従者は!」

 

ドラ「神司って誰だ!」

 

スカノレ「あれ?お前のご主人様だろ。稀神 神司(きしん しんじ)って。」

 

ドラ「誰だ…ッ!」

 

急に頭に激痛が走る。どうやらこの痛みは零愛とアドラ、そしてスカノレ以外の皆になってるようだ。

 

アドラ「油断…だよっ!」

 

アドラはスカノレでドラの体に突き刺す。

 

ドラ「かはっ…ッ!」

 

アドラ「あどら知ってるよ。貴方とそこの妹は神司の従者で不死だって。」

 

スカノレ「そうだぜ!アドラ!コイツは死なねぇんだ!」

 

するとシロが怒りだして嫉妬の拳銃を取り出して撃つ。

 

シロ「お兄ちゃんを虐めるなぁ!」

 

アドラ「ほらね、やっぱり貴女がこの獣人の妹だ。」

 

アドラはドラからスカノレを抜いて弾を弾く。

 

アドラ「効かないよ。」

 

シロ「ハアァァア!」

 

シロは水で作った槍をアドラに投げつける。

 

シロ「水槍『アクア・グングニル』!」

 

アドラ「ッ!」

 

アドラの腕に刺さり倒れる時に零愛を振り落とす。

 

サグメ「零愛!」

 

星花「よっ!」

 

星花さんが零愛を上手くキャッチした。

 

星花「へへへっ。」

 

サグメ「星花さん…」

 

スカノレ「アドラ!」

 

倒れるアドラに声を掛ける。

すると、むくっと起きるアドラ。

 

アドラ「……」

 

スカノレ「アドラさん…?」

 

アドラ「皆殺しだよ…!殺るよ、スカル。」

 

スカノレ「でも今回は零愛ちゃんの誘拐だろ!?」

 

アドラ「うるさい。」

 

スカノレ「やれやれ、主に怒られても怒るんじゃねーぞ。」

 

ドラ「させるかよ!雷斬『雷一文字』…!」

 

シロ「水槍『アクア・グングニル』!」

 

二人は思いきり攻撃するが、全て避けられてアドラの黒いスカルを浮かべた攻撃にやられて首を切られる。

 

アドラ「怖がらなくても大丈夫。痛み無しで安らかに眠らせてあげる。」

 

優しい声だった。気づけば私は真っ暗な世界にいた。

 

 

 

 

 

 

 

 

夜の森の中、気絶した零愛を掴んでアドラは歩いていた。

 

スカノレ「それにしてもよ~、アドラちゃんは優しいよな~。」

 

アドラ「何が?」

 

スカノレ「だってさ、アイツらを殺さずに気絶させただけなんだろ。まぁ、獣人兄妹は首斬ったけどよ。」

 

アドラ「命令だから。」

 

スカノレ「あっ、なるほど。」

 

アドラ「あと、あの獣人兄妹を先に殺すことで残りの不死じゃない奴らに恐怖を植え付けれる。だから先に獣人兄妹を殺した。」

 

スカノレ「まさかそこまでお考えとは…。」

 

アドラ「スカノレの頭の回転が遅いだけ。あどらは正常。」

 

スカノレ「たまに毒舌だよねぇ~……」

 

二人はそう話しながら主の元に歩いた。

 




新年初投稿です。やはり去年一番お世話になったこちらの小説で今年を始めたいです。

さて、今回登場したアドラエルの性格はオセロニアキャラクターのアズリエルの性格にさせていただきました。画像も既にできています。この日中のどこかで画像投稿しますのでお楽しみに。

それでは、今回後書き班はオセロニア界に滞在中なので俺自身が後書きを閉めます。それでは!今回はここまで!次回もこっちで投稿します。あっちは休みます。では次回もまたここでお会いしましょう!今年もよろしくお願いします!!
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