あっ、今回の話は少し短いです。
アドラ「……」
正邪に遊ばれたアドラは今…零愛っていう小さい子どもを籠に入れて移動していた。
本当はこの子どもは逃がしたい。でも夜になればこの子は妖怪に食べられちゃう。
あどら「あなた…逃がしてあげよっか。」
スカノレ「おい、アドラ。このガキを逃がしたいのは判るが今はダメだゼ。」
アドラ「でもこのままだと主に殺されちゃうよ。」
スカノレ「でもな~…えぇ…」
スカノレは少し考える。
アドラと一緒にあのガキを逃がすと俺らは主を裏切ることになるよな…
スカノレ「しゃーねぇ、ここは悪魔の俺が残ってやるよ。急いで行ってやれ。」
アドラ「…!ありがと…。」
アドラは走ってほぼ全壊させた家に戻りにいった。
◆
神司「……」
そっか、昨日は夢じゃなかったのか。体を起こすとサグメがご飯を作っていた。
神司「……サグメさ…!」
唐突に怖くなった。もしもライムちゃんが失敗してサグメの記憶に俺が居なかったと思うと恐ろしかった。
するとサグメが火を止めてこっちに歩いてきた。
サグメ「……」
神司「……ッ。」
今、にらめっこ状態になっているが俺は恐いので目を反らす。
サグメ「……お帰りなさい。」
神司「 !? 」
小さな声でそう言って俺に抱きついてくるサグメ。
良かった、ライムちゃんの能力は成功していた。
神司「…ただいま…。」
サグメ「んっ?!」
俺も抱き返してゆっくりと口づけする俺。それに驚きを隠せないサグメ。俺は少し熱いキスをしてからそっと口を退かす。
サグメ「はぁ…はぁ…//」
神司「ごめん、サグメ…あまりにもサグメが居ることに安心できてさ。」
サグメ「だからって口の中に舌入れます!?」
神司「あははっ、ごめんな。」
サグメ「もう…!」
またサグメは俺に抱きついてきた。俺も抱き返す。
星花「はいはーい、イチャイチャは外でやって下さーい。」
神・サグ「「 !!? 」」
いつの間にか起きていた姉ちゃんに驚いてサグメを退かしてしまった。
神司「なっ、何がだよ。」
サグメ「そうですよ…星花さん…!」
星花「あれ~?サグメの喘ぎ声が聞こえたんだけどなぁ~。」
サグメ「そっ、そんな…///あれ…?声出てたっけ……?」
神司「いや、出てなかったよ。」
サグメ「星花さん!」
俺たちはじゃれあっていた。
子供たちはまだ寝ているが。
◆
神司「今は神ノがいないからな…。」
零愛が誘拐されてから三日がたった。
その間、ライムに頼んで紅魔館ファミリーの記憶と霊夢と魔理沙の記憶から俺を思い出してもらった。
本当にライムには感謝しきれない。
神司「──そういうことなんだ。頼む!」
今は紅魔館で零愛救出のために仲間を集めていた。
俺はレミリアのいる王室にいた。扉の前には咲夜が立っていた。
レミィ「それで?我々にはどんなメリットがあるんだ?」
レミリアは玉座に肘を付いて威圧感を出して俺を見下す。
これは俺の返答次第、殺される…。
神司「……メリットは…貴女様…いや、お嬢様方が危険な時に
レミィ「一度だけか?」
神司「はい…!」
レミィ「なら無理な──」
神司「俺が助けてもらうのは今回『一度』だけです。なのでお嬢様方が危険な時に一度だけ助けます。」
レミィ「……」
神司「……」
空気が痺れる。俺が口を出すのは禁句だろう。俺は黙っているしかない。
レミィ「……フフフッ。」
神司「 ! 」
急に笑い出すレミリア。
レミィ「面白い!その話、我々紅魔館の皆も参戦するぞ!」
神司「…!あっ、ありがとうございます!」
レミィ「咲夜!至急フランと黒フラを呼んできてくれ。」
咲夜「はい。」
咲夜は時を止めてフランと黒フラを呼びにいった。
レミィ「光矢。」
光矢「はい。」
光矢が見えない速さで出てきた。
レミィ「神司を外まで送ってあげなさい。」
光矢「了解しました。」
光矢と一緒に外までの廊下を歩いていた。
光矢「何だっけ?零愛ちゃんを助けるんだっけ?」
神司「うん、あと相手は強いらしいんだ。ドラとシロを倒したほどだ。」
光矢「ドラくんとシロちゃんとは戦ったこと無いからね。あっ、そうだ。」
神司「どした?」
光矢「俺と亜無も参戦するからな。大船乗った気持ちで行けよな。」
何だろう…安心感が全く無い…。いや、光矢は強いのだけどな。
でも有難い。亜無と光矢がいるのなら安心はできる。
神司「ありがとうな…。」
俺は外まで送られて光矢と美鈴に手を振って家に帰った。
さてさて、アドラちゃんはどうなるか…スカノレも…。
オセロニアの小説はちょっと待っててね?