七人のバレーボール   作:一塔竜司

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よろしくお願いします。


七人の天才

ピィーと笛の音が鳴り響き試合が終了した。

25ー0

バレーボールの結果からしておかしいほどの圧勝で日本中学国体選抜大会の決勝が終わった。

七人の選手は当たり前かのように整列をしてコートを後にした。

彼らは周りから七人の天才と呼ばれていた。

 

静岡県私立海星高校に七人の天才の一人内田竜司が入学した。海星高校バレー部は強くなく、いつも一回戦突破がせいぜいである。

「あの〜バレー部に入りたいんですけど」

「ここに紙出してって 後午後から練習だから」

「はい」

竜司は紙を置き足早に去っていった。バレー部の人達は忙しいのか竜司の紙など見ないで集めてしまった。まだこの時点では竜司の凄さを知る由もなかった。

午後になり竜司は言われた通りに体育館に顔出した。体育館には同じ一年生なのか五人の生徒がいた。

「きたな 集合」

キャプテンらしき人が新入生のもとに近づき 集合の合図を掛けた。

上級生が集まってきた。

「よし 俺はキャプテンの佐東卓也だよろしく」

新入生が声を揃えて頭を下げた。

ここで先輩方の自己紹介が始まった。

レフト……… 斎藤大助 3年

佐東卓也 3年

センター……日向涼夜 2年

ライト………森 翔平 2年

山田直也3年

セッター……木村信広 2年

リベロ………武井俊 2年

全部で7人ギリギリでもあった。

「次わ新入生の番な」

卓也の言われた通りに五人の新入生が自己紹介を初めた。

観月俊………中学 レフト

山口直哉……中学 ライト

稲葉純平……中学 レフト

司波大我……中学 センター

に加え竜司の五人であった。

この中で竜司の目に止まったのは司波大我であった。どっから見ても高校生とは思えない程の身体つきであった。

「よし とりあえず練習を始まよう」

キャプテンの声で全員が動き出した。

 

 

今日の練習の中でも司波だけは動きが違っていた。レシーブは雑だがスパイクにブロックは一級品である。

竜司は練習終わりに近くのコンビニによってそんなことを思い出したいた。

「あ………竜司だっけ」

声の方に振り返えると肉まんを両手一杯に抱えている大我の姿があった。

「ああ それにしても………」

竜司は驚きのあまり声が出なかった。

二人とも買い物を終えていたためもあり途中まで一緒に帰ることにした。

「それにしても司波はなんで海星に来たんだ? お前の実力なら 聖皇や清南ぐらいなら余裕だろ」

「他県からきたからその辺はよく分からねぇしよ、あと別に目的があるからな」

「目的?」

「ああ七人の天才を倒してんだよ」

大我はボソっと呟いた。

「はははははは」

「何が可笑しいんだよ」

「いや〜同じ事を考えてるやつが他にいるなんてな 」

竜司は笑顔から真剣な表情に変わった。

「でも俺も七人の天才の一人だけどな」

竜司の一言に大我の表情が変わった。

まるで嬉しそうな表情をしていた。

「竜司が………」

「聞いたことないか時間停止(タイムアウト)の魔術師って」

大我は一瞬考えたがすぐに思い出した。

「まさか お前が………はっははは」

「どうした」

「いやなんか嬉しくてよ やっぱり目的が同じ奴が一緒だとしよ やり甲斐があるからな」

大我の表情はあまりにも嬉しいそうに見えたがまだ現実を知らない大我だから言えるものであった。

「で 俺は七人の天才に勝てるのか」

「無理だな 」

「そんなきっぱり」

竜司はさらっと本音を零した。

大我はそれを聞いて驚いた。

「七人の天才は本当に天才だからな まあでもポジションもあるからな諦めることはないだろ」

「誰が諦めるって言ったよ むしろわくわくしてきたよ

早く戦いてー」

竜司は大我の決意を聞いて竜司は本気でこいつとなら七人の天才を倒せると思った。

 




次回期待
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