ダンジョンにドラゴンと融合した人がいるのは間違っているだろうか? 作:シャイニングピッグEX
ヘスティア・ファミリアへ入団を果たしたゼロとベルは一緒にダンジョンに入ったりして数日が経過している
「やぁぁぁぁぁぁぁ!!」
ベルはダンジョンでモンスターと戦っていた
「これで!」
ナイフの斬撃はモンスターへ致命傷を与えモンスターは魔石に代わる
「ベルも大分ナイフの取り回しがうまくなってきたな」
「そりゃ実践以外にもゼロに教えてもらってるからね!」
「そうかそうか、この調子なら今の階層で油断や慢心をしなければベルも平気だな」
「ゼロはどこか行くの?」
「あぁ、少し下の階層にな。 それに、近々神々の集まりがあるらしい」
「へ~、そうなんだ」
「それで、俺とベルをファミリアに入れてくれたお礼にヘスティアにドレスでも送ろうと思ってな」
「そうなんだ! 僕も何か贈れればいいけど....」
「....髪飾りなんてのはどうだ?」
「髪飾り?」
「あぁ、へスティアはよく髪を結んでいるからな」
「髪飾り....うん、いいね!」
「それはよかった。 それじゃあ俺は少し下の方に降りるよ」
ゼロは足に少し力を入れダンジョンの床をぶち抜き下の階へ降りる
「ゼロは相変わらず非常識だなぁ」
ベルはゼロが開けた穴を後にダンジョンの層を回る
―ダンジョン― ??層
ダンジョンの地面を砕き下の層へと降りてきたゼロは周りを見渡していた
「....今、何階層だ?」
『大分降りてきたからな。 数年前に来た時よりは深くないと思うが....』
『ここからは徒歩で行くといい、町の冒険者が数日前に大手のファミリアが遠征に行ったといっていたから。 おそらくこの層当たりに居るかもしれない』
『大手っつっても俺達には勝てねぇよ』
『相手が勝てなくても面倒は起こしたくないでしょ?』
「ソウルのいう通りだな。 極力面倒は起こしたくない。 ヘスティアやベルに迷惑が掛かるかもしれないしな」
「それじゃあ、稼ぐか」
ゼロは何層かわからないままモンスターを討伐していく
十分後
「大体集まったな」
『倒した分だけ現れる場所が見つかったおかげで稼ぐのが楽になったぞ』
「まぁ、こんだけ魔石を稼げればへスティアに贈り物も間に合うだろ」
ゼロは亜空間に魔石の入った袋をしまい転移陣を展開し地上へ戻る
―オラリオ― ギルド付近
「戻ってきたか。 とりあえず換金所に行ってベルを迎えに行くか」
ゼロはギルドに向かい換金所へ向かい魔石を換金するとギルドの扉が勢いよく開く
「エイナさ~ん!」
「「ベル?!/ちゃん?!」」
ゼロ本人とベルとゼロのアドバイザーのエイナが驚きの声を上げる
「どうした?! その血!」
ゼロはベルへ近づき回復の魔法と掃除の魔法を同時にベルにかける
「ベルちゃん、血まみれのままここに来るのは女の子としてはダメだよ?」
「すいません。 少し、知りたい情報がありまして」
「それで、誰の情報が知りたいの? あまり詳しくは言えないけど」
「はい! ヴァレンシュタインさんの情報が知りたくて」
「剣姫の? またどうして?」
「その、ダンジョンに潜ってたらミノタウロスに襲われてしまいまして」
「ミノタウロス?!」
「.....」ピクッ
「はい、それでミノタウロスからヴァレンシュタインさんに助けられまして」
「へぇ、それで」
「お礼は言えたのですが。 それだけじゃ気が収まらず.....ヴァレンシュタインさんの好きな物とかって教えてくれたりはしませんか?」
「う~ん、ヴァレンシュタインさんの好きな物か.....たしか、大通りにあるじゃが丸っていう食べ物をよく食べてるみたいだよ?」
「本当ですか?! ありがとうございます!」
ベルは立ち上がりすぐにギルドを出る
「よし.....ミノタウロスを殲滅するか」
「ゼロ君?!」
エイナはゼロがダンジョンへ行こうとするのを全力で止めていた