ダンジョンにドラゴンと融合した人がいるのは間違っているだろうか?   作:シャイニングピッグEX

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第7話

外食をすることにしたゼロはベルが見つけたお店の前に居た

 

「ここであってるか?」

 

「うん、ここであってるよ!」

 

ベルはゼロの手を引くようにお店の中に入る

 

「...あ! ベルさん! 来てくれたんですね!」

 

店のウェイトレスがベルを見ると近づいてくる

 

「はい! 約束ですから!」

 

「あれ? そちらの方は?」

 

「この人は同じファミリアの」

 

「ゼロだ。 よろしく頼む」

 

「私はシル・フローヴァです。 よろしくお願いしますね ゼロさん!」

 

シルは笑顔で自己紹介をし席に案内する

 

「さて、何があるかな」

 

ゼロとベルはメニュー表を見る

 

「う~ん」

 

「うし、俺は決まったがベルはどうだ?」

 

ゼロがベルに声をかけると前に店主らしき女性が現れた

 

「アンタ、なんでも私達に悲鳴を上げさせるほどの大食漢なんだそうじゃないか! じゃんじゃん料理を出すから、じゃんじゃん金を使ってってくれよぉ!」

 

店主はベルの方を見ながら言った

 

「え、えぇぇぇ!!」

 

ベルは驚き声を上げる

 

「ベル....いつもの量がじゃ足りなかったのか?」

 

「いやいや、そんなことないですよ! シルさぁん!?」

 

「てへっ」

 

シルは困ったような顔をした

 

「ハハハ!! まぁ、なんでもいいさ。 それと、注文する物は決まったかい?」

 

「あ、はい、それじゃあこれで」

 

「あいよ、そっちの兄ちゃんはどうるす?」

 

「とりあえず、ここからここまで全部」

 

ゼロはメニュー表え広げ範囲をしていする

 

「あんた、金はあるのかい?」

 

店主がそういうとゼロは異次元に手を突っ込み巨大な麻袋を取り出す

 

「これで足りるか?」

 

麻袋の中はギリギリまで金貨が入っていた

 

「ふぅ、わかったよ。 ただし、残しは許さないよ!」

 

「上等だ。 足りなければ追加するからな?」

 

「ハハハ! そりゃいい! あんた達、大仕事だよ!」

 

店主は調理場に戻り店に広がっていたウェイトレスが一斉に動く

 

 

 

 

数分後

 

「ベルさん、どうですか?」

 

「正直....ゼロに驚いてます」

 

「それは私もですよ」

 

ベルの隣にいるゼロはというと

 

「ングッ....これお代わり」

 

次々に出される皿を一皿十秒くらいで完食していきやがてすべてを食べ終わる

 

「ふぅ、腹八分目あたりか」

 

ゼロは満足し食事を終える

 

「すごいですね。ゼロさん」

 

「そうか? ベルと会う前はほとんど一人で飯だったから知らん」

 

「ふふ、今日の私のお給金は期待ができそうですね」

 

「そうか、そりゃよかったな」

 

ゼロはベルが食べ終わるのを待っていると店に大勢の客が一気に入ってきた

 

「ミア母ちゃんきたで~」

 

先頭に立っている女性はそういうとウェイトレスの一人が席に案内する

 

「あ人達はお得意様のロキファミリアの人たちです」

 

「へぇ~」

 

ゼロはロキファミリアの面々を見ている

 

(あそこが二大派閥の一つ.....二大派閥でもこのぐらいか、オラリオ最強はもっと強いといいな)

 

ゼロは見るのをやめ前を向く

 

「なぁ、アイズ! そろそろあの話しようぜ!!」

 

「あの話?」

 

一人の獣人がアイズに向かい喋る

 

(....不愉快だな。 酔っているとはいえこれじゃ冒険者の品位を下げるようなものだぞ......それに、今の話、ベルの事だな)

 

ゼロは少し、イラつきながら前を向いているが獣人が勢いよく立ち上がり何かを喋るとベルは突然立ち上がり店を走って出ていく

 

「ふぅ、シルさん。 これベルの分の代金と迷惑料ね。 それと、コップ一杯分の水頂戴」

 

「は、はい!」

 

シルはお金を受け取るとそそくさと下がりコップ一杯の水をゼロに渡す

 

「ん、ありがと」

 

ゼロは受け取ると立ち上がり獣人に近づき顔面に水をぶっかける

 

「ぶっはぁ!! 誰だこの野郎!!」

 

「目は冷めたか? 獣人」

 

「何しやがる!!」

 

「いやなに、自ら冒険者の品格を下げている自覚がないと思ってな。 注意をしに来たってのが建前だ」

 

「そもそも、てめぇ誰だ」

 

「そうだな、貴様等が酒の肴にしていた少女の家族とでも言っておくか?」

 

「あぁ? てめぇ、あのガキの家族? クハハ! こりゃ傑作だ! それじゃ、伝えとけザコは大人しく引きこもってろってな!」

 

「そうか、ならばザコはザコらしく部屋の隅でガタガタ引きこもってろ

 

「あぁ? てめぇ、誰に向かって言ってんだぁ?」

 

「貴様が言っただろ? お前から見てベルがザコだからそういうように俺からすればお前はザコだ」

 

「上等だこの野郎!!」

 

「よせ! ベート!!」

 

「うっせぇ、ばばぁ!」

 

ベートと読まれる獣人はゼロへ向け蹴りを放つが

 

「なんだ? この程度か?」

 

「なっ?!」

 

ゼロは片手でべートの蹴りを止めていた

 

「あんた達! 暴れるなら外でやりな!!」

 

「だそうだ。 続きがしたいなら外だ」

 

「上等だ!!」

 

ゼロは一足先に外へ出ると後からべートが外へ出る

 

ロキファミリアの凶狼と冒険者が戦うらしいぞ! 俺は凶狼だな。 俺は大穴で冒険者だ!!

 

 

 

 

「ほら、どこからでもかかって来いよ」

 

「粋がるなよザコが!!」

 

ベートはレベル五のステータスをフルで発揮した脚力で近づき蹴りの連打を放つが

 

「見え見えだぞ?」

 

ゼロはすべて紙一重でよける

 

「クソがぁ!!」

 

ベートは我武者羅に蹴りを放つがすべてよけられる

 

「レベル5の全力でこれか。 期待ハズレだな まだリヴァイアサンやベヒーモスの方がまだできるぞ?」

 

ゼロは喋りながらも避け続けやがてベートのスタミナ切れで蹴りが中断される

 

「ベル探さなきゃだから。 お前、もう寝てろ」

 

ゼロ『自身は』遅く近づき弱いデコピンを放ったがベート本人は一瞬で近づかれ高威力のデコピンを食らい吹き飛び意識を失う

 

「あれ? 結構弱めでやったんだが?......まぁ、いいか」

 

ゼロは吹き飛んだベートを回収し店内に入る

 

「ほらよ。 あんた等の仲間だ。 回復はさせてあるからあとは意識を戻すだけだ」

 

ゼロはベートを転がしロキファミリアの面々に伝える

 

「さて、ベル探すk「待ち~や」なんだ?」

 

「お前、なにもんや。 なぜ、三大クエストの事も知ってるんや」

 

「まず何者かだが、俺にもわからん。 生まれた時は確かに人間だったはずだ」

 

「二つ目は三大クエストをリヴァイアサン、ベヒーモス、黒龍をさしているなら簡単だ。 リヴァイアサンとベヒーモスは倒したことがあるから。 黒龍は倒し損ねたが重傷は負わせたぞ? 証拠もいるか?」

 

ゼロはそういうと異空間からリヴァイアサン、ベヒーモス、黒龍の鱗を出す

 

「う、うそやない。 あんた、どこのファミリア所属なん? レベルは?」

 

「所属はヘスティアだ。 レベルは一度もランクアップしていないと言えばわかるか? 質問は終わりだ。 俺はベルを探す」

 

ゼロはそれだけ言うと足元に魔法陣を展開し魔法陣が上へ移動するとゼロの体も転移していきやがて消える

 

「完全無詠唱の転移.....だと?!!」

 

ローブを着たエルフは驚き

 

「アリーゼ、今の」

 

「ええ、間違いない。 あの魔法陣に声色....前、助けてくれた人」

 

二人のウェイトレスは探していた者を見つけたのだ

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