ダンジョンにドラゴンと融合した人がいるのは間違っているだろうか?   作:シャイニングピッグEX

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第9話

ゼロ視点

 

「さて、今日から鍛錬をするがベルの武器はナイフか?」

 

「うん、軽いし取り回しもできるから」

 

「確かに、ナイフならベルでも比較的扱いやすいな。 それに軽い分片手で扱えるから二本持てば手数も増える」

 

「そ、そっか! 僕も今まで一本で戦ってきたけど二本あればその分手数も増えるのか!」

 

「まぁ、最初から二刀流じゃ一本になった時困るし最初はナイフ一本での鍛錬になるな」

 

「わかった! それで何をするの?」

 

「単純なランニングや筋トレの基礎トレーニングも大事だけど俺が教えるのは戦闘時の立ち回りや駆け引きだな」

 

「立ち回りと駆け引き?」

 

「よは組手だな」

 

「組手.....」

 

「悩むよりまずは行動、どこからでもかかってこい」

 

「いくよ!」

 

ベルは己の武器を持ってゼロへ攻撃するが

 

「動きが単純だぞ?」

 

「うわわわわ!!」

 

軽くよけられコケる

 

「確かに、距離が離れてる相手にまっすぐ進むがそのままの勢いで突進したら意味ないだろ? 初撃が当たるに越したことはないが避けられることも予想して次の動きにつなげろ」

 

「はい!」

 

ゼロによるベルの鍛錬は町の人が起きるまで続いた

 

 

 

 

 

 

 

「さて、今日の鍛錬は終わりだ」

 

「はぁはぁ....ありがとう...ございました!」

 

「ベルは休憩してな? 俺は今からダンジョンに行くから」

 

「わかった.....私も休憩したら....ダンジョンにいくよ」

 

「わかった、無理はするなよ?」

 

「うん、わかった」

 

ゼロは外壁から降りそのままダンジョンへ向かう

 

 

 

 

 

 

 

 

「さて、確か近々ガネーシャファミリアでパーティがあるんだっけ? へスティアになんかドレスでも買ってやるか。 あと、なんか武器頼みそうだしお主に集めるか」

 

『なんだ? それも勘ってやつか?』

 

「あぁ、だから一層する。 手伝えアジ・ダハーカ」

 

『しかたねぇな。 魔法の発動は俺がやる 存分に暴れろ!』

 

「暴れるのは得意だ!!」

 

深層ダンジョンの一層は丸々轟音に響き続ける

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「すまないが、これの換金を頼む」

 

半日近くダンジョンの深層にこもりモンスターを狩り続けギルドの換金所へ向かう

 

「しょ、少々お待ちください!  おい、手伝え! あちらの席でお待ちください」

 

「わかった」

 

ギルドの待ち場の椅子に座り換金が終わるのを待っていると

 

「あ、ゼロ! 今帰ってきたの?」

 

「あぁ、今は魔石を換金してもらってるところだ」

 

「そうなんだ。 ねぇ、換金が終わったら一緒に帰ろ!」

 

「いいぞ? それじゃあ少しだけ待ってくれ」ナデナデ

 

「ふにゃ~....///」

 

ゼロはベルの頭をギルドの職員がくるまえ撫で続けた

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