ベストプレイス   作:自由人❀

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基本的に俺ガイル1期のovaを基づいてオリジナルを混ぜながら文字に起こしつつ、さらに楓奏たんとの絡みを混ぜる感じにしようと思います。それではどぞ。


理解し合う、ということ。
体育祭


 体育祭。みんなでやるこそやる意味がある。じゃあぼっちはどうすればいいのだろうか。運動できるエリートなぼっちなら個人種目で活躍を見せれるだろう。でもぼっちだ、「すごいけど、この人誰だっけ?」となるのが目に見えている。結果的は活躍を見せることはできない。まぁぼっちは目立たず行動するのが基本。よって活躍を見せようと意気込まない方がいい。

 じゃあ逆にぼっちではなくリア充で誰にもチヤホヤされるような人場合はどうだろう。例えば俺のクラスにいる葉山隼人というやつがいる。そいつは学校一でイケメンと言っても過言ではない。さらに学業も優秀で常にトップ側にいるやつ。当然のことながら女子にモテる。まず知らない人は居ない。そんなやつが個人種目で活躍したらどうだ。あらびっくり大スターがさらに大スターになるだけだ。仮に失敗しても励まされるであろう。

 それとぼっちだったらどうだ、活躍を見せても「え、誰だっけ」となるし、失敗したら責められるのが目に見えている。

 よって、体育祭はリア充ためのもの。ぼっちはやる必要ないと思います。

「みんなありがとー! 相談したおかげですごい楽しくなりそう!」

「いいえ、まだですよ城廻先輩」

「受けた依頼は半分しか受けてないしな」

「そうです! せっかくなんだし勝ちましょう!」

「うん! 頑張ろ!」

 勝つように、か。正直勝敗は努力と運次第だ。努力しても運で負けることもあれば、努力しなくても運で勝つなんてこともある。大半は運で勝敗決まる。まぁなんだ、雪ノ下は虚言は吐かないし勝てるんじゃね。

「やっほー比企谷くん! ……と由比ヶ浜さんと雪ノ下さんだよね……?」

「おう」

「かなかなやっはろー!」

「えぇ。あなたはたしか若宮楓奏さんだったわね」

「やっはろー由比ヶ浜さん……って雪ノ下さんは私の名前知ってるの!?」

「えぇ、全校生徒の名前覚えてるもの」

「それ普通にすごくない!?」

「そうでもないわ。私、記憶力あるもの。……ところであなたさっき比企谷くんの名前呼んだけれど、彼とはどういう関係かしら?」

「え、んーなんて言えばいいかな……お話相手と言えばいいのかな? でも本当にお話するぐらいで……」

「そうだな、ひょんなことからよく話をするようになった妙な関係とも言える」

「そう……なんか釈然としないけど分かったわ」

 

 

 

 ☆

 

 

 

 リレーに障害物競走。白組にいる葉山隼人による活躍で現在白 150 点、赤 100 点の50点差がある。ここからは女子による騎馬戦と男子による棒倒しで巻き返すしかない。ちなみに若宮も赤組だった。

「さぁ体育祭もいよいよ大詰め。ここまでは白組が優勢。我らが葉山隼人の活躍を大きな得点権に試合を有利進めてまいりました。てすが」

「まだまだ勝負の行方はわからない」

「いよいよメインイベントぉ! 女子対抗千葉市民騎馬戦です!」

 

 

 

 ◇

 

 

 

 はぁ……騎馬戦か……私は体重軽い方だから騎馬の上なんだよね……しかしこの鎧? 絶対セ〇バーをモチーフにしたよね? チラッと聞こえたけど海老名さんとざ、材木? 材木くんはクラス違うから分からないけどその2人がデザインをし、作成したのは同じクラスの川崎さんみたい。しかし川崎さん意外すぎてびっくりしてる。目つき鋭いしどちらかと言えばこう……他校とドン☆パチしてそうなイメージだけど、裁縫能力高すぎる。ほつれたボタンやちょっと破けた所を直すのは分かるけど鎧はスゴすぎる。というかどうやって作った。え? なぜセ〇バーをモチーフしたの知ってるかって? こう見えてそれなりにアニメ観るしラノベも読むからだよ? 

 結論から言うと、赤組が勝ちました。

 何がどうなって勝ったかというと、まず白組の海老名さんがヤバい形相で赤組の由比ヶ浜さんを追いかけてた。

 さらに白組の大将の三浦さんと赤組の大将の雪ノ下さんが一触即発状態に。でも雪ノ下さんが勝ち取った。そして海老名さんはすごい形相で由比ヶ浜さんを追いかけてた。大半は雪ノ下さんの無双状態によって勝利に導かれた。

 しかし三浦さんと一触即発になったとき空気投げしたよね? 雪ノ下さんってマスター・アジアなの? とりあえず雪ノ下さん強すぎです。

 

 

 

 ◇

 

 

 

「続いての種目は男子による棒倒しでーす」

 海老名さんが考えた割にはまともな案だったな。

「ぐふふ……男子がぐんずほぐれつ棒を倒すなんて……ひ、ひわーい」

 うん。やっぱなんともないわ。今の音絶対三浦がひっぱたいたよな。

 なんかガヤガヤしてるな。トラブル起きたのか? と前に出て様子を見てみた。

「! はちまーん!」

「戸塚その格好は?」

「な、なんか運動部の部長が大将やらなきゃいけないみたいで……変じゃないかな……? てへへ……」

 え? なになにすごいキラキラしてるよ? 浄化されるわぁー……さすがは天使、この汚れた世の中を救うために舞い降りたんだな(確信)

「全然変じゃない! 似合ってる!」

「そ、そうかな……えへへ……」

 そう。これは変じゃなくて恋だ。

「人が初めて恋した瞬間を見てしまった」

 

 

 

 ☆

 

 

 

 材木座による白組大将、葉山打倒宣言、及び熱い演説により赤組男子どもは士気が上がった。だがこれも作戦のうちだ。材木座キモかったが。

 白組からの先制攻撃。赤組の棒付近でバトルが始まるかと思いきや

「くっ……!」

「ご、ごめんなさい……」

「これぐらい大将のためなら!」

「……ありがとう!」

 赤組の大将、戸塚によるありがとうの一言で周りにいた男子どもが倒れた。赤白問わずに。赤組の男子はバカしかいねぇな。

 

 

 

 ☆

 

 

 

 材木座は上手いことに辺りを撹乱している。そっちが目立ってるおかげでこっちも上手く作戦に移すことにできそうだ。

 ──これぞ長年のぼっち生活で培った能力、ステルスヒッキー。

 しかし、葉山が立ちふさがった。

「やぁ、来ると思っていたよ」

「葉山」

「……その包帯、頭に怪我でもしたかい?」

「もともとちょっと頭痛い子でなぁ」

「材木座くんだっけか、彼を囮にした作戦まではよかった。けど、俺がお前をマークしないわけないだろう」

「あまり買いかぶるなよ」

「悪く思わないでくれ。スタンドプレーにはチームプレーで対抗させてもらう」

「それは数の暴力って言うんだよ」

「人聞き悪い。物量作戦さ」

 ここで俺は両手を上げる。降参ではない。実はな……

「材木座ぁぁ!!」

「うぉぉぉおお!!」

 俺も囮なんだよ。バカめ。

「そっちが物量ならこっちは重量で勝負だ」

「囮の囮……! まずいみんな頼む!」

 白組の3人が材木座を止めにかかる。が、いくらラグビーやサッカーにバスケをやっていてパワーがあったとしてもこいつの重量には勝てない。

「うぉぉぉおらぁぁ!」

「やれるもんならやってみろ!」

「やってやるです!」

「材木座! クラッシャァァァァァ!」

 いとも容易く3人は吹っ飛びそのまま突撃し、白組の棒を倒した。

 これで赤組の優勝は確定した。と思われたが……

「まさか負けるとはね」

「あぁ……反則負けは意外だったねー……」

「誰かさんがハチマキに下手な小細工しなければ勝っていたのに」

「悪かったよ」

 反則負けだった。まぁ正直この作戦グレーゾーンだとは思っていたが黒でした。赤組のみなさんすみません。八幡反省してます。

 

 

 

 ◇

 

 

 

 男子の棒倒しは赤組が勝負では勝ったけど反則負けかー……まぁやり方は比企谷くんらしいなぁ……捻くれてるというか……でも見ていて楽しかった。正直どれも予想外の動きばかりで予想出来なかった。あのざい……材木座くんだっけ? 最後の方で名前聞こえたから覚えた。材木座くんも面白かったなー。あれって厨二病……触れないでおこう。とにかく作戦はよかったけど細工しなかったらなぁ……

 駅までの通りを歩いてたら前に見覚えのあるアホ毛が。

「やっほー比企谷くん!」

「うおっと……若宮か。おつかれ」

「うん! おつかれー! 今日は自転車じゃないんだね」

「あぁ、流石に体育祭の後に自転車乗る気にはなれん」

「そっかー、じゃあ一緒に帰らない?」

「あー……まあ同じ方向だしな、いいぞ」

「やった!」

 こうして体育祭は無事に幕を閉じましたとさ。めでたしめでたし。




なんとか書き終えました。しばらく何話か日常的な話を盛り込もうと考えています。
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