PhoeniX-DxD   作:挫梛道

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夏休み編、突入!
あの男やアイツも登場するぜ!
 


冥界入りです!

 

「ん…んん……むにゃむにゃ…

 

◆◆◆

ん…リアス…よ。

今は…朝の6時半か。

今日の部活は一応9時からだから、もう少しだけ寝…いえ、二度寝の寝過ごしは怖いから、もう仕度をしていこう。

部長が寝坊して遅刻なんて、洒落にならないわ。

 

「Zzzzzzzzz…」

ライザーは…朝食の準備が出来る迄は、寝かしていて大丈夫ね。

…それにしても、昨夜は本当に、へヴィーなイベントだったわ。

3大勢力のトップが集まり、三竦みの和平が成立したと思ったら、それに反対するテロ集団の襲撃が有ったり。

そのオマケとばかり、2天龍バトルが繰り広げられたり。

ハァ…兎に角、疲れた…

あれから帰宅して直ぐにシャワー浴びて、それから やはり直ぐベッドに直行したのに疲れが抜けきってないわ。

 

「Zzzzz…」

………………………………………。

昨日は、()()()()()のに…

ほ、本当よ!

確かに一緒にシャワーした時に、お口と おっぱいで少しだけ『ライザー分』を摂取しただけだし、ベッドでも「お休みなさい」のキスしただけで、2人して直ぐに寝たし!

そ、それにしても…

 

「Zzzzzzzzzzzzz…」

……………………………………………。

ちょもらんま~♡♪…ゴクリ

…っで、無くって!

男の人って皆、朝は こんなに元気なの?

朱乃、白音、アーシアの話だと、イッセーも毎朝、こんなんだそうだし!

 

「ん…んん~?」

…って、ライザーも目を覚ましたみたいね。

 

「ん…よぉ、リアス…」

「あ、おはよう、ライz?!

ん?んん~~~ん~~~!?…プハァッ!

ちょ、ライザー!いきなり、何すんのy

「ん?知らないのか?

これは『おはようのキス』、だが?」

知ってるわよ! お馬鹿!!

…って、ちょ?!

 

「ぁゃん…♡?! 朝一で何処、触ってるのよ?!

私、朝は部活が有るんですけど!?」

「いや、良いだろ?

昨夜は お互い、疲れててデキなかったんだから…

それに、まだ時間は余裕が有るだろ?♪」

「お、お…お馬鹿ぁあぁっ…ぁん!♡」

もぅ…1回だけだからね!

 

≫≫≫

「…だから、誰も()()なとは、言わないわよ?

でも それで、部活…日常に支障を来すとなれば、話は別よ?

少しは自重自粛して貰わないと!」

「「「「ごもっともで御座います…」」」」

「クックックック…www」

「「「「「…………………。」」」」」

…場所は移り、オカルト研究部の部活。

現在、約1時間遅刻してきた、朱乃、白音、アーシア、イッセーに お説教中。

遅刻の理由は…この子達、昨夜、あれだけ派手に戦闘して疲れてた筈なのに、その後も派手にハッスルしたらしく、それで更に疲れ果てた末に、寝過ごしたらしいのよ。

でも、そんなのは遅刻の言い訳には、ならないわよ!

私だって朝、ライザーと〇回シタけど、それでも きちんと遅れずに来てるんだから!

 

「因みに俺は1回で終わらせる心算だったのだが、その後も甘えん坊で おねだりさんなリーアたん♡が…」

しゃあらっぷ!

 

「クックククク…

まあ、もう それくらいに しといてやったら どうだ?リアス嬢。」

「~!」

そして私に、説教の終わりを勧めるのは、堕天使総督のアザゼル…殿。

 

「そうですよ、リアス。

気持ちは察せますが、何時までも そんな風だと、話が先に進めません。」

そしてソーナも、それに同調してきた。

仕方無いわね。

続きは、一通りの話が終わった後よ。

 

「「「「まだ終わりじゃないんだ?」」」」

 

≫≫≫

「それじゃ、改めて挨拶させて貰うぜ。

今日から…正式に辞令が下りるのは、新学期からだが、このオカ研の顧問をする事になった、アザゼルだ。

まあ、アザゼル先生とでも呼んでくれや。」

ソーナの紹介を受けて、私達に挨拶する、堕天使総督殿。

昨夜の和平成立に先駆けて早速、新任教諭の名目で、協力者として駒王学園に入って貰う事になったのだ。

これには、正直に言って、複雑な心境。

現在のオカルト研究部は、"裏"の事情を知らない、極々普通な御年輩の先生に形だけの顧問として就いて頂いているの。

それを私達の内情を知る者に代わって貰うのは、その点だけは寧ろ、歓迎すべきでしょうけど。

…でも、それが堕天使って云うのが、まだ ちょっと…ね。

 

「………………………!」

特に、堕天使と()()()()が有る朱乃が、難しい表情をしているのよね~…

 

≫≫≫

「…よし、話すべきは全て話したな?

それじゃ今日は、解散…って事で。お疲れ!」

「お疲れ様でした。」

「失礼します。」

その後、ソーナ達 生徒会との夏休み~2学期以降の予定についての合同のミーティングも終わり、アザゼル…先生の締めの言葉で解散となった。

 

「それじゃあ、次は25日、夜の10時に駒王駅ね。」

「「「「「「「はい!」」」」」」にょ!」

次に皆と顔を会わせるのは4日後の夜。

部活の合宿という名目で、グレモリー眷属全員で冥界入り。

私にとっては、里帰りになる。

 

「それじゃあリアス、私達も失礼しますわ。」

「部長、お疲れ様でした!」

「待ちなさい! 貴方達は、今から お説教の続きよ!!」

「「「「しっかりと覚えていた!?」」」」

…当然でしょ?

 

▼▼▼

◆◆◆

やあ!イッセーだ!

そんな訳で俺は今、冥界はグレモリー領へ やって来た!

しかし、この場に着くまで つい最近迄は普通の人間だった俺やアーシア、ミルたんからすれば、本当に驚きの連発だったぜ!

先ずは駒王駅の地下に冥界へ繋がる秘密な施設が在ったのに驚き、其処でスタンバってる もろにSFなやデザインの列車に驚き、混沌とした異次元の空間を抜けた後の、冥界の景色に驚き…

いや、悪魔や堕天使の住む世界だから、もっと暗い…荒野、枯れ木、砂地、岩山、マグマの海みたいなのをイメージしていたのに、普通に大自然有り都市有りな光溢れる世界じゃないか!

 

「イッセー君、それって冥界でなくて、どちらかと言えば魔界のイメージだよね?」

イケメン、うっさい。

ついでに どう見ても城です!…な、部長の実家のスケールに驚き、グレモリー夫人…即ち、部長の お母様の若さに驚き!

…どう見ても姉妹です。

 

≫≫≫

「ど…どうっすか…?」

「あら、似合ってるわよ♪」

そして俺達は、グレモリー城に着いた後、駒王の制服からグレモリーの紋章が入ったスーツに着替えた。

俺と木場は上は紅、下は黒の燕尾服だ。

女の子達(ギャー助とミルたん含む)は、同じデザインの色違い。

上下共に白、それに所々 紅の刺繍(ライン)が入った燕尾服。

因みに部長は紅ベースの貴族っぽいドレスです。

 

「どうですか、イッセー君?♡」

はい、凄く似合っています!宝塚です!

…この服は冥界ではオカ研部員で無く、グレモリー眷属として行動するという、自覚を促す為の物だとか。

そうだった。

建て前は兎も角、この冥界入りは部活の合宿で無く、リアス姫の里帰りに、その下僕として同行しているんだよなあ…

観光気分は駄目だ!

 

「因みに この服は、斬突殴射から炎水風地雷等、あらゆる属性の攻撃に高い耐性を持つ、優れた防具でも有るんだよ。」

ん。イケメン、解説ありがとう。

 

≫≫≫

冥界3日目。

この日は、部長と同年代の若手悪魔と魔王様、そして元老院と呼ばれる偉い方々との顔合わせのイベント()()()

何故にや過去形かと言うと、既に それは終わったから。

昨日のグレモリー領視察と云う名目の観光と違って、へヴィーなイベントだったよ。

兎に角、 老害 元老院の皆様が、凄く嫌な奴等ってのが、よ~く分かった。

そして若手悪魔の皆さん…

悪魔にも、色々なヒトが居るんだなって、改めて認識したよ。

支取先輩ことソーナ・シトリー様は まぁ、既に生徒会長のイメージで固められているから今更 認識も何も無いとして…

先ずはサイラオーグ・バアル様。

部長の母方の従兄であり、ライザー様の修業仲間であるサイラオーグ様の事は、合宿の時から色々と聞かされていた。

曰く、大王家の出身にも拘わらず、欠片程度しか魔力を持ち合わせていない、バアル家の落ちこぼれ。

しかし、それを補う屈強な肉体を駆使した戦闘力は、強大脅威。

あのライザー様が、「俺が不死(フェニックス)で無かったら、間違い無く敗れている」と言わししめる人物だ。

その一端は、魔王様達との顔合わせの前の ちょっとした騒動で、垣間見る事が出来た。

正しく『兄貴!』の二つ名が似合いそうな、強く猛い漢でした。

次に、ゼファードル・グラシャラボラス様と、シーグヴァイラ・アガレス様。

この御二方は… 下品なヤンキーの兄ちゃんと高ビーな眼鏡の御嬢様 …ノーコメントな方向で。

そして最後に、ディオドラ・アスタロト様。

顔合わせの会合が終わった後、若手の控え室にて此方に声を掛けてきたと思えば…

以下、回想で。

 

 

◇◇◇

 

ガバッ…

 

「すいませんでしたぁあ~っ!!」

「え?」「えぇっ?!」「にょ!?」

「ちょ…デ、ディオドラ?」

…それは魔王様達との会合が終わり、帰る用意をしていた時の出来事だ。

若手悪魔の1人、ディオドラ・アスタロト様が此方に近付いてきたと思ったら、部長に…いや、アーシアに対して、いきなりのジャンピング土下座。

いや、一体、何事なんですか?

 

「ディオドラ、だから一体、どうしたのよ?」

 

≫≫≫

「すまなかった、アーシアさん!

本当に申し訳無い!」

「い、ぃぇ、もう全然、気にしていませんから~!」

兎に角、アーシアに対して謝罪しまくりな、ディオドラ様。

要約すれば このディオドラ様こそが、実はアーシアが教会(天界)を追放される事となった元凶だったらしい。

元々は、アーシアが住んでいた教会の警備役だった聖騎士(クルセイダー)の お姉さんを自分の眷属にすべく教会に潜入、接触しようとしたが、それに失敗。

警備の騎士団に見つかってボコボコの返り討ちにされ、逃げ隠れていた処を、それを見つけたアーシアが相手が悪魔と知らずに その傷を癒して…

そしてタイミング悪く、その場を教会関係者に見られてしまい、『悪魔すら癒す魔女』の烙印を押されてしまう。

…それが、アーシアの教会追放の真相だったとか。

 

「貴方が聖職者の女性を、好んで下僕にしてるのは知っていたけど…」

「アーシア先輩を狙ってた訳では、無かったのですね…」

「ん。僕は年上属性だから。…って、何を言わせるんだよ?!

それで話を戻すけど、アーシアさんは僕のせいで、教会から追い出されたと同じだからね。

その罪悪感は半端なかったよ。

だから どういう経緯かは知らないけど、【癒しの聖女】がリアスの眷属になったと聞いた時は、本当に安心したよ。

キミなら下僕を無下にする事は無いって、そう思ったからね。」

何なんだ この人、凄く良いヒトじゃん。

本当に悪魔か?

…この際、聖女好きとか年上好みとかな、性癖はスルーだ。

 

≫≫≫

「私なら大丈夫ですから、もう自分を責めるのは止めて下さい。

私、今は幸せですから…」

そして、ディオドラ様を許す…いや、自らを罪人と貶める者を戒める、聖女マジ聖女なアーシア。

 

「ん…ありがとう、アーシアさん…

それならば…えーと、キミ…赤龍帝…君?」

「兵藤一誠です。」

すると憑き物が剥げたかの様に、スッキリした顔のディオドラ様は、今度は俺に話し掛けてきた。

 

「兵藤君、アーシアさんの事を…頼むよ。」

「はい!勿論です!」

正直、この流れからして、こういう会話になるのは何となく読めてたけど、だからこその力強い返事で、俺は応えるのだった。

 

 

◇◇◇

 

≫≫≫

冥界4日目。

 

「うっわ…これは、凄…」

俺達は今、アガレス領に来ている。

大公家の領地は、グレモリー領以上の人、人、人…の賑わいを見せている。

そんな都会の上空に浮かぶ、巨大な島。

今日は この浮遊島に建つ闘技場(スタジアム)にて、ライザー様のレーティング・ゲームの公式戦が、行われるのだ!

 




 
①チョモランマ…凄く高い山
 
②ライザーは夏休み初日のミーティングには顔を出し、その後 単身、一足先に冥界に戻っています。
 
③ディオドラ君は、この小説では男前?の方向で。
別名:白ドラ・アスタロト
そして、またの名を…(笑)
 
次回、レーティング・ゲーム開始!
感想、よろしくです。
 
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