PhoeniX-DxD   作:挫梛道

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改めて、ライザー眷属の紹介。
( )(かっこ)内は、モデルと その登場作品。
 
(キング)
ライザー・フェニックス
 
女王(クィーン)
ユーベルーナ・フールフール
 
戦車(ルーク)
ミリアルド(ミリアルド・ピースクラフト:ガンダムW)
DIO(ディオ・ブランドー:ジョジョ)
 
騎士(ナイト)
イクス(エクスカリバー:ソウルイーター )
ガイ・ブラック(黒木凱:シュラト)
 
僧侶(ビショップ)
黒歌
カール・キグヌス(カル=ス:BASTARD!!)
 
兵士(ポーン)
イル・アップシーダ
ネル・アップシーダ
ラダマンティス・バゥ(ラダマンティス:聖闘士星矢)
シルバー(堂島銀:ソーマ)
更木剣八(更木剣八:BLEACH)
レノ・ダークウォーカー(レノ:FFⅦ)
ノー・ネーム=ジョーカー(ジョーカー:烈火の炎)
アパチャイ(アパチャイ:ケンイチ)
 
う~む、約43㌫か。
 
※ユーベルーナ、イルネルの姓は、小説オリジナル。
   
【今回の予習】
ツォネ・ナベリウス…ザムザ(ダイの大冒険)
…のイメージで
 


炸裂!究極の必殺技!!

 

ら・い・ざっ!!

ら・い・ざっ!!

 

◆◆◆

イッセーだ!

ローマの格闘場(コロッセオ)みたいなフィールドにライザー様が登場と同時、俺達が座っている『ライザー・シート』だけでなく、スタジアム全体から、凄まじいライザー・コールが鳴り響く。

"地響きが起きる程の足踏み(ララパルーザ)"、再び。

改めてライザー様、凄い人気だな。

相手のツォネ・ナベリウスさん、完全にアウェイだよ。(笑)

誰でも良いから、1人でも…一言で良いからさ、『なっべりうす!なっべりうす!』とか言ってやれよ。

…え?俺?

いやいやいやいや、俺がライザー様を差し置いて、相手側を応援する訳には、往かないでしょ?

 

試合開始(ゲーム・スタート)!』

ノー・ネクタイでダークワインレッドのスーツ、見掛けは何処のホストですか?…なライザー様と、貴族仕様な魔術師系ローブ姿のツォネ・ナベリウス。(今回は敵側なので、呼び捨てさせて頂きます。)

審判の試合開始の合図と共に、両者は距離を空けた儘、その場で魔力を練り、

「ハァっ!」

ナベリウスが左掌から、特大サイズの魔弾を放つ!

いきなりの大技だ!

 

「皇鳳焔!」

それに対してライザー様も負けず、代名詞代わりな鳳凰を象った火焔弾を、右手から撃ち出した!

 

業っ!!

 

この2つのパワーは互角。

衝突した2つのエネルギーは、両者の中心で拮抗し、燻り合っている。

これ、少しでもパワーバランスが乱れたら、弱まった方に全部エネルギーが襲い掛かるパターンのヤツだ!

 

「ふっ…!」

「…………!?」

しかし 此処でライザー様が左手から、()()()を撃ち放った!

 

ボボボォボ…ボォボボッ!

 

2匹目の火の鳥は、先に放たれた最初の火の鳥と融合し、1匹の巨大な炎の鳥となる。

そしてナベリウスの放った魔弾を呑み込むと、その儘 前へと翔び立つ。

 

轟々々々々々々々々々々っ!

 

「ぎゃっ?!」

『超・皇鳳焔』とでも言うべきか、この巨大炎鳥はナベリウスに直撃。

 

「ぐぐ…」

それでも其処は、上級悪魔貴族。

かなりのダメージは受けたみたいだけど、まだ致命傷には ならなかった様で、顔を歪めながらも立ち上がり、一度 体勢を整えようとしたのか、空中へと回避。

 

「覇ァッ!」

 

バサァッ!

 

それを見たライザー様、今度はフェニックス特有の炎の翼を広げ、それで自身の体を包み込んでの突撃。

炎の弾丸と化した身体での体当たりだ!

 

「ちぃっ!」

 

パババッ!

 

ナベリウスは咄嗟に幾重もの魔方陣障壁(シールド)を張るが、ライザー様は それをお構い無し、薄紙を破るかの様に、悉く燃やしながらの前進。

 

究極煌皇不死鳥爆焔撃(アルティメット・フェニックス)!!

 

ドッガァアッ!

 

「ぐわあああーーっ!!?」

そして直撃!吹き飛ばされるナベリウス。

それでも審判からの、退場(リタイア)のコールは無い。

 

「ぐ…グゾ、がぁ…!」

あの魔方陣障壁(シールド)が、あれでも多少は効果が有ったのか、必殺には至らなかったみたいだ。

 

「それにしてもライザー様、ノリノリですね。」

「そりゃあ、婚約者(ぶちょう)が観ているから、ね。」

「パワーofラヴだにょ。」

「お馬鹿な事、言ってんじゃないの!」

 

◆◆◆

ライザーだ。

このツォネ・ナベリウス、前評判通り、防御と云うか、タフさだけは、ランキング上位に数えても遜色無いな。

…しかし、それだけだ。

最初の攻防から、火力は大した事が無いのは、はっきりした。

余程な奇策を仕掛けられたりとか、此方が舐めプしない限りは勝てる!

…てゆーか此処で俺がコケたら、下僕達(アイツラ)が…特に、剣八、DIO、そしてイクス!

奴等が何を言ってくるか、分かったモンじゃないからな。

そしてそして何よりも、リーアたんが応援してる中、無様を晒せるかって話だよ!

 

≫≫≫

「ちぃっ!」

 

シュババババァッ…ボゥワッ!

 

ナベリウスが魔弾を連発で放つ。

しかし それは、戦闘開始直後に出した、特大の それでも無く、かと言って、高濃度の魔力を圧縮した訳でも無い。

単に、手数で攻めているだけだ。

そんな()()攻撃は、爆炎の障壁で十分に対処出来る。

 

≫≫≫

「どうしたどうした? そんな生半可な攻撃では、俺は倒せんぞ?…哈ァッ!」

地上での接近戦に持ち込み、挑発しながら閻熱拳(ヒート・ナックル)を打ち込むが、ツォネ・ナベリウスは巧みにブロック。

クリーンヒットは許してくれない。

 

「だ…黙れぇ、ライザー・フェニックス!

貴様は…貴様だけは…

我がナベリウス家はなぁ、貴様の処の下僕のせいで…!!」

ん~ん? それって もしかしなくても、黒歌の事だよな?

 

「あのクソ猫のせいで、ナベリウス家は魔王様からの信用を失い、それに伴い、今まで関係を持っていた商人達とも、次々と支援を断ち切r

「いや、だから それって全部、黒歌でなくて、()()()のせいだろ?」

「喧しいわ!!」

いや、マジに全部、お前が原因だろ?

お前が黒歌との契約、破ろうとしたのが、全ての始まりだろ? 

ついでに その事でナベリウス家当主が、魔王様達に『黒歌が魔力暴走させて逃亡したので処して下さい』…とか嘘吐いて それが即バレ(笑)したからだよな?

そりゃ、信用無くしても仕方無いぜ。…っとぉ??!

 

◆◆◆

イッセーだ!

何やら会話しながら、ライザー様が燃える拳(滅っ茶苦茶 (いた)いヤツ)を放つが、ナベリウスは これを防御。

そして次は、ナベリウスの攻撃?

ライザー様の足下に、巨大な魔方陣が浮かび上がった!

 

ぱっくん…

 

え…?!

…と、思っていたら、其処から出てきたのは、巨大な"蝿捕り草?"…みたいな植物!

一瞬にして、ライザー様を食べちゃった?!

 

「ぎゃーっははははははは!

ど、どーだ、見たか!フェニックス!」

大逆転勝利を確信したのか、どや顔で高笑いするナベリウス。

 

「これは、爆散ですわね。」

「苦しんで吐き出すパターンです。」

「違いますよ。

派手にボワッて燃え上がって、灰すら残らないヤツですよ。」

「そうね。そして其処から、何事も無かった様にカッコ良く♡姿を見せるのよ。」

しかし俺達は、(だーれ)も心配なんて、していない。

これで終わりだなんて、全然 思っていない。

次の展開を予想し合っていたら、

 

ボッボボゥ…!

 

巨大蝿捕り草は いきなり大炎上、大きな火柱となり、

『アンギャォオ~!?』

 

バッサァッ…!

 

「ななな、何とぉ~~~~~~~?!」

断末魔を上げるべく、大きく開いた口の中から、翼を広げたライザー様が、勢い良く翔び出した!

直後、蝿捕り草は、完全に焼滅だ。

 

「キャーッ!♡

だ・か・ら・言ったじゃないの!

キャーッ!キャーッ!♡」

完全に目が『(はぁと)』になって、はしゃぐ部長。

 

「ば…馬鹿なぁ!?」

そして、間抜け面で驚くナベリウス。

いやいや、植物って、炎の使い手のライザー様とは、相性悪いでしょ?

 

「ふっ…

どうせなら もう少し、強力なヤツを喚ぶべきだったな!」

「な、何おぉ?

ウチの研究機関が造った、超強力品種だぞ?!

最強なヤツだぞ!?」

「…成程。

つまりはツォネ・ナベリウス!

貴様の手札は打ち止めと云う事だな!

ならば、そろそろ終わらせるとしよう!」

 

ボッボボボッボボゥゥワッ!

 

ライザー様の身体全身から、膨大な炎が溢れ出る。

その炎をライザー様は身体全体に纏い、それは正しく不死鳥(フェニックス)

眩く燃える巨大な翼を広げる鳳に…己自身を得意技である、『皇鳳焔』と化すが如くに姿を変えた。

 

「ひぇっ?!」

それを見たナベリウスは、空中へと逃げ出すが、

 

ボォッワサッ!

 

巨大皇鳳焔(ライザーさま)は、それを逃す心算は無いとばかり、高速飛翔しての追撃。

逃げるナベリウスに対して、獲物を狙う猛禽の様に、標準を確と合わせての突撃だ!

かっけーっ!

 

真・究極煌皇不死鳥爆焔撃(アルティメット・フェニックス)ーーーッ!!

 

弩っ轟々々々々々々々々々々々吽!!

 

「ぬわーーーーーーーーーーーっ!?」

そして燃える嘴が、翼が、鉤爪が、ツォネ・ナベリウスの体を貫き、斬り裂き、引き千切った。

 

『ツォネ・ナベリウス選手、戦闘不能(リタイア)です。

(キング)であるツォネ・ナベリウス選手が戦線離脱(リタイア)した事により、このゲーム、ライザー・フェニックス選手の勝利とします!!』

実況席から、ライザー様の勝利が告げられる。

 

うおおおおおおおお~っ!!

ら・い・ざっ!!

ら・い・ざっ!!

 

ドドドドドドドドドドドド…

 

客席からは、大歓声とライザーコール、そしてララパルーザが止まらない。

 

「…うっとり♡(♡∀♡)」

そして部長も、完全に婚約者様の勇姿に心酔しているよ。

 

≫≫≫

『…さて、ライザー・フェニックス選手。

今日の勝利、おめでとうございます!』

『あぁ、ありがとう。

そして応援してくれた会場の皆、あ~りがとぉお~!』

そして戦闘フィールドが、極々普通の闘技台に戻り、ライザー様への勝利者インタビューが始まった。

 

▼▼▼

◆◆◆

「ら、ライザーの、お馬鹿~っ!!

大勢の前で、いきなり何を言い出すのよ~!?」

「はっはっは…ノリ?」

黒歌だにゃ♪

現在、控え室にてマスターと お嬢が また、夫婦漫才をしているにゃ。

何が原因かと言えば、マスターがバカ主(元)をやっつけた後のインタビューの途中、リポーターが客席の お嬢に触れた時に この男 調子ぶっこいて、その お嬢に向けて『リ~ィアスゥ~! 愛してるぞぉ~っ!!』とかマイクパフォーマンスしちゃったのだ。

その後は御約束と云うか、会場全体から やんややんやの声援や ひゅーひゅーな口笛が、このバカップルに浴びせられ、お嬢赤面…な訳にゃ。

 

「あれって、大丈夫なんですか?」

赤龍帝ちんが少し心配そうにしてるけど、問題無ゃいにゃ。

お嬢はチョロいから、何時も最後はマスターが甘い言葉を掛けて轟沈、それで終わってるにゃ~www

 

「お…お馬鹿ぁ…」

ほら、終わった。

てゆーか、はい、お嬢、墜ちたにゃ。

そして ()()()()()() ()()()() ()()()()から、皆の分のブラックコーヒー、用意しとくにゃ~♪

 




 
【次回予告!】
「ふん…頼むから、死ぬなよ?小僧?」
「い、いやぁあああ~ぁっ?!!」
 
次回『地獄(がっしゅく)、再びです?!』
乞う御期待!
 
感想よろしくです。
 
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