PhoeniX-DxD   作:挫梛道

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お久し振りです。
 
【今回の注意とゆーか、お願い】
複数ヶ数同時バトルの表現は難い…
そんな訳で、今回は視点が替わる度に若干 時間が巻き戻った感じで読んで貰えたら…と思います。
m(_ _)m
 



最高位の天使です!

▼▼▼

やあ、ライザー・フェニックスだ。

リアスとゼファードル・グラシャラボラスとのゲームも、そろそろ中盤戦に差し掛かってきたって感じだな。

殆ど同じタイミング、4ヶ所でリアス眷属とゼファードル眷属の戦闘が始まった。

いや…内1ヶ所は、vs運営か。

 

『『きゃぁぁあっ?!』』

そして4分割された画面の左上からは、その運営が用意した、機械兵器の猛攻を必死に避けている2人の少女の画が。

…失礼。少女と男の娘でした。

 

それにしても、あのメカ…

2本角の兜の奥に赤く光る1つ目(モノアイ)

左右の手には剣と棍棒を持ち、「あんなの飾りです!偉い人には(以下略)」と言わんばかりな脚の無い球型の下半身にボウガンが備われた尻尾。

恐らくは魔法力で浮游しての高速移動する鈍色の機体。

どう見ても悪魔の技術じゃ あんなの造れないよな。

多分、堕天使サイドからの寄贈品だな?

 

▼▼▼

白音です。

リアス部長の指示で私は、ギャー君と一緒に中央砦下層に置かれたとされる万能薬フェニックスの涙を取りにきたのですが、其処に待っていたのは守護者(ガーディアン)なロボットでした。

 

ガンッ!

 

棘付きの棍棒を振り下ろし、私を潰さんとばかりに床に叩き付けると、その石床は簡単に砕かれてクレーターみたいになってしまいます。

 

「ギャー君! 兎に角コイツを停めて下さい!」

「さ、さっきから やってるけど、そのロボットさんには効かないよ~!?」

ギャー君にロボットの時間を停めて貰う様に頼みましたが、それは既に試みているとの事。

でもレベル差が有り過ぎて、ギャー君の神器(セイクリッド・ギア)は通用しないみたいです。

 

「…役立たずヴァンパイア。」

「うわゎあぁぁ~ん!」

泣き出すギャー君は無視。

直撃を貰えば猫ミンチ必至な攻撃を躱しながら、懐に入り込んでの一撃。

見るからに硬そうなボディなので、当然 拳は仙術で練った氣をコーティング。

拳を保護&攻撃力強化させての、

「必殺!猫パンチ!!」

 

カンッ…

 

………………………………………痛い。

な、何なのですか、このロボットは!?

硬いと云っても限度が有るでしょう!

あの黒歌姉様とアパチャイさんによる、地獄の特訓。

自分で言うのもアレですが、それを経て、かなり強くなった筈ですよ、私?

このロボットは、そんな『俺、色々 経験して結構強くなった』な自信を簡単に粉砕してトラウマくれる程な強さです。

…それなら!

 

「ギャー君!」

ギャー君の元に駆け寄ると、

 

ガバッ!

 

「え?し、白音ちゃん??」

ギャー君を脇に抱えて

 

タタタタタッ…!

 

「…撤退です!」

「え?ぇぇえっ?!」

いえ、仕方無いじゃないですか!

無理!あんなの絶対に無理!

敵との戦闘で脱落なら兎も角、こんな回復アイテム取りに行って退場(リタイア)なんて、情けなさ過ぎます。

不本意ですが、フェニックスの涙は諦めましょう。

その途中で敵2人をやっつけているので、それで善しって事にして貰いましょう。

…白音達は逃げ出した!

 

▼▼▼

「きぇぇぇいっ!!」

 

ズガァンッ!

 

「うぉっ?!」

イッセーだぜ!

現在、敵の(多分)騎士(ナイト)と交戦中。

大剣の重い一撃を、龍討聖剣(アスカロン)で凌いでいる。

剣八さんから習った『剣道』が、付け焼き刃レベルだけど役に立っている!

 

「くっそ!」

 

ぶん!

 

「甘いわ!」

 

カィン!

 

しかし此方の剣も、()()には通用しない。

所詮は付け焼き刃、俺の剣なんて簡単に弾かれてしまう。

本当は距離を開けて、"飛び道具系"をぶっ放したいのだけど、この漆黒の鎧の男は、それを許してくれない。

重そうな鎧を着たデカい体からは想像出来ない位な素早い動きで、常に自分の間合いをキープしているのだ。

 

「ほら!」

 

どん!

 

「ぐぇっ?!」

そしてコイツ、剣だけじゃない。

大剣を受け止めたと思えば、蹴りを放ってきやがった!

禁手(バランス・ブレイカー)の鎧の お陰で大したダメージは無いが、体重差で飛ばされてしまう。

 

「小僧! 男の身で有りながら、美少女との戦闘を期待していた このベルディア様の前に現れた不運を呪うが良いわ!」

「知るかっての!」

そして更には剣を振りながらの この一言。

…って、コイツは最初も そうだったけど、何を考えてゲームに出てるんだよ!

アレか?

美少女との戦闘に託つけて、〇〇〇〇な展開に持っていこうとか考えてるのか?

レーティング・ゲームに対して真摯に取り組んでいる、部長やライザー様の前で そんな発言したら、マジに殺されてるぞ?!

大体ウチの美少女って、部長には婚約者(ライザー様)が居るし、朱乃さん白音ちゃんアーシアも皆、売約済(オレのモノ)ですから!

 

 

…殺れ!兵藤君!殺って殺れ!!

 

 

…ん? 何だか今、ライザー様の声が聞こえた様な気が?

確かに こんなのに敗けた日にゃ、クソカリバーはウゼェし、剣八さんは必死に土下座すれば半殺しで勘弁して貰えるだろうけど、ネウロさんは うだうだネチネチじわじわと、それこそ「くっ殺ーっ!」と言いたくなる様な拷問してくるに違いない!

嫌だ!それだけは絶対に嫌だ!!

  

≫≫≫

 

斬!

 

「ぉ…」

…何度も攻撃を避けていたから気付いた事だが、このベルディア?…の大剣両手持ちのスタイルは、確かに その振りの鋭さは脅威だけど、その剣の大きさ故か、振るった直後、体勢を整える迄に僅かにだけど隙が生じていた。

其処を突いての斬撃だ!

そして俺のアスカロンは見事、ベルディアの首筋を捕らえ、その儘 首ちょんぱ…って、えぇっ?!

これ、マジに死んじゃいないよね!?

 

「くはははは!

見事だ小僧! 普通なら今ので終わっていたぞ!…普通ならな!」

…………………………………………。

とりあえず、ベルディアが死んでないのは良かった。

しかし、俺のアスカロンがベルディアの首を跳ねた訳では無かった。

あれはヤツ自ら、頭と身体を分離させただけだったのだ。

実際、斬った時に手応えは無かったし。

 

「ふっ、驚いて声も出ないか。

そうよ、俺は悪魔に転生する前は

首無し騎士(デュラハン)!」

「お、オメー、俺が名乗る前に言ってんじゃねーよ!」

宙に浮かぶ首から、突っ込みを貰いました。

しかし、これは ある意味チャンスだ。

確かに敵の身体は未だ近距離だけど、本体とでも言うべきか、頭部は離れた場所に居る。

 

「分かってるよな?…ドライグ!」

『当然だ、相棒。…Boost!Boost!Boost!Boost!』

それは、俺の好みの間合い。

左腕に宿る相棒(ドライグ)倍化(パワーアップ)を頼み、魔力と龍氣を倍増させる。

 

カィン!

 

「ちぃっ!逃げ足だけは!」

そして大剣の一撃を躱した後、それによって出来る隙を狙い、

「ドラゴニック・ファントム!」

 

ドゴォッ!

 

先ずは鎧ボディを左ストレート(魔力龍氣込み)を胸元に叩き込んで吹き飛ばし、そして!

 

「超・ドラコン波ぁっ!!」

 

ぶぉおおおぉっ!!

 

「な、何だとぉっ…??!」

本命は こっちの技。

何度も倍化を繰り返し、限界まで攻撃力を高めた破壊のエネルギー砲だ!

これが上空は安全圏と思っていたか、暢気に ぷかぷかと浮いていた(ベルディア)に直撃した。

 

『ゼファードル・グラシャラボラス様の騎士(ナイト)1名、戦線離脱(リタイア)です。』

よし、勝利!

とりあえずは敵撃破を、部長に報告だぜ!

 

▼▼▼

どうも、木場です。

中央砦を抜けた先に待ち構えていたゼファードル眷属。

 

「ふはははははは!

死ねぃ! グレモリーの騎士(ナイト)よ!」

現在、このニグンナントカが操る天使型怪物(モンスター)の集団と交戦中です。

天使って言っても、翼は生物っぽいけど、本体は全身装甲の無機質なイメージだ。

これ等が戦棍(メイス)を振りかざして襲ってくるけど、

 

斬々々々々!

 

…ん。悪いけど、そんなスピードじゃ僕の相手は務まらないよ?

打撃だけで無く、聖光(ビーム)とか射たれていたら危なかったかも知れないけど。

余裕で(油断してる訳じゃ無いよ!)天使を斬っていく僕。

 

「お、おのれぇ!…ならば!」

そして それを見て、忌々しそうに僕を睨むニグン。

 

ヴォン…

 

「殺れ!」

手にした神器(セイクリッド・ギア)と思われる紫色の水晶…天使創造(エンゼル・ファクトリー)とでも言うのかな?…に魔力を注いで再度、今度は先程以上の、大量の天使の群れを召還する。

…って、その神器(セイクリッド・ギア)、悪魔的に どうなのだろうか?

確かに属性的に、弱点を突ける点ではアリかも知れないけど。

 

斬!

 

「悪いけど このレベルの敵じゃ、僕には通用しない!」

「ふん! それは既に承知よ!

その下級天使共は、只の時間稼ぎだ!」

そしてニグンは天使を斬っていく僕に、邪悪っぽい笑みを浮かべながら、魔力を集中させていく。

 

 

「出よ最高位天使、威光の主天使(ドミニオン・オーソリティー)!」

 

カッ!

 

雑魚天使を全て斬り斃したと同時、眩い光の柱が起き立ち、その中で新たな天使が召還された。

今迄の人型に翼が生えていたタイプと違って、頭と脚は無く、無数の翼の集合体に腕が生えて巨大戦棍(メイス)を両手持ちしている…そんな正しく怪物(モンスター)と言える、異形な外見だ。

 

ドォッ!ドドドドドォッ!

 

このドミニオン・オーソリティーとやらが戦棍(メイス)の先端を此方に向け構えると、無数の光弾(ビーム)を連続で撃ってきた!

 

光喰い・改(ネオ・ホーリー・イレイザー)!」

 

斬!

 

…しかし それも、僕からすればスロー過ぎる攻撃だ。

簡単に間合いに入らせて貰い、聖魔剣の黒刃の一撃で この天使を撃破。

 

「いや!ありえん!ありえん!ありえん!」

切り札をあっさりと やられたからか、面白い位に分かり易く狼狽えるニグン。

 

「それじゃ、終わらせるよ。」

「ヒェっ?! ちょ、ちょっと待て、いや、待って下さい!」

 

斬!

 

『ゼファードル・グラシャラボラス様の僧侶(ビショップ)1名、戦線離脱(リタイア)です。』

そして切っ先を向けると、何やら命乞いを始めたニグンを斬り、終わらせt…

あ、結局は名乗れなかった…

 

▼▼▼

ライザーだ。

さっきも話したが、現在は4ヶ所で戦闘が行われており、白音君とヴラディ君がグリゴリ製の機械兵器と、兵藤君がゼファードルの騎士(ナイト)、木場君が僧侶(ビショップ)と戦っている。

そして、

 

「にょー!」

「ふははははははははははは!」

ミルたんは、戦車(ルーク)の男…ん?何だい?ソーナ君?…ああ、分かった、ありがとう。

ミルたんは今、ゼファードル・グラシャラボラスの戦車(ルーク)、ギム・ギンガナムと交戦中だ。

魔力で作った蝶の様な羽での高速飛行で攻め立てるギンガナム。

 

「ミルたん・エア・ハンマー!にょー!」

「シャイニング・フィンガーである!!」

 

ドガッ!

 

「「……!?」」

ミルたんの魔力で作った空圧弾と、ギンガナムの魔力を纏った貫手が衝突。

その余波で、両者が吹き飛ばされる。

()戦車(ルーク)並みのパワーを持つ騎士(ナイト)と、騎士(ナイト)級のスピードで動ける戦車(ルーク)の攻防は、互角に見えた。

 

≫≫≫

 

斬!

 

「ふはははは!どうした、魔法少女!」

しかし、その均衡も徐々に崩れ始める。

互いにダメージを負いながらも、実戦経験の差からか、あの蒼髪のマッチョ侍の方が優勢に戦闘を運ぶ様になったのだ。

 

「…に…ょ…」

ギンガナムの斬撃が、ミルたんに まともに直撃(ヒット)

辛うじて戦線離脱(リタイア)は免れたが、それは余程の事が起きない限り、逆転は難しい大ダメージだ。

 

カッ…!

 

そして その時、追い打ちを掛ける様に?何処からか飛んできた碧色の閃光(ビーム)が、ミルたんの身体に直撃した。

 




 
ベルディア…ベルディア(このすば!)
ニグン…ニグン・グリッド・ルーイン(オーバーロード)
ギム・ギンガナム…御大将(∀ガンダム)
運営メカ…キラーマジンガ様(ドラクエⅥ)
 
…のイメージで。
 
次回こそ!次回こそは決着させます!

感想よろしくです。
 
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