PhoeniX-DxD   作:挫梛道

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【お詫び&御注意】
前回 初登場したライザー眷属の龍飛ですが、作者の我儘で、名前から容姿から、設定変更で書き直しました。
 


後悔…しないんだな?

 

ちゃぽーん…

 

◆◆◆

ハァ…

 

あ、初めまして…ですね。

私は塔城白音。

リアス・グレモリー様…リアス部長の戦車(ルーク)です。

今回の連休を利用した、グレモリー眷属の強化合宿は、リアス部長の婚約者である、ライザー様のアシストが附く事に。

あの御方、悪気が無い?…のは理解しているのですが、その各々に課す内容は鬼畜その物。

…今日の私の訓練内容は、仙術…仙氣の上手い運用の特訓でした。

 

「白音白音ぇ~、背中、洗ってあげるから、上がってくるにゃ~♪」

「…もう少し、お湯に浸からせて下さい。」

しかも、私を指導したのは黒歌姉様(このヒト)

 

「本当に仲が良いですね~?」

「私には兄しかいませんから、羨ましいですわ。」

そう言っているのは、アーシア先輩とレイヴェル様。

ライザー様的には、気を効かせて下さった心算なのでしょうし、確かに私の仙術修業ではベストな人選です。

仙術の修業って、確かに肉体的には余り疲労は無いのですが、精神的に かなりキテるんですよね。

それも教えるのが実の姉となると、ダブルな意味合いで。

黒歌姉様も、普段はサーゼクス様やライザー様にも負けず劣らずなシスコンですが、修業になると、普通に厳しいです。

尤も、妹だからって甘やかされたら、修業には なりませんから、それは別に問題有りませんが。

ただ、その内容がライザー様監修なのか、鬼畜過ぎるんです。

そのライザー様の組んだ私のプログラムですが、合宿前半は姉様との仙術特訓。

そして後半は、近接格闘戦の特訓だとか。

 

ハァ~…

…て、ゆー事は数日後は また、()()()()が やってくるんですよね…

あのヒト、か弱い美少女相手にも、本当に手加減とか容赦とか無く、悪意無い笑顔で蹴り飛ばしますから…

 

ででーん!白音、タイキック~!

 

…確定ですよ。orz

本当、シルバーさんが この合宿に来てなかったら、とっくに逃亡…いえ、最初から ブッチしてますね。

 

ふぅ…

兎に角 今は、疲れた体を癒しましょう。

そして お風呂の後は…♪

 

ガラ…

 

「…あら、早いわね?」

「あ、部長。」

「先に お風呂、頂いてました。」

やってきたのは、リアス部長と朱乃先輩、そしてユーベルーナさん。

部長達も今日の訓練は、終わったみたいですね。

 

「……………………。」

「白音?」

「あ…いえ、何でも無いです。」

くっ…、黒歌姉様もですが、皆さん本当に、()()()ですね!

 

「うぅ~…(T-T)」

アーシア先輩も部長達の胸を見て、私と同じ感情を抱いてるみたいですが、先輩の ()()は、私から言わせれば贅沢と言う物ですよ。

大丈夫です!まだ、これからです!

 

「あ、そう言えば部長?

部長とライザー様って…

 

 

▼▼▼

◆◆◆

「おっおぉ~!!」

「わぁ♪」

「♪♪♪♡」

 

やあ、ライザー・フェニックスだ。

リアス達オカルト研究部の強化合宿も、初日は無事に終了。

各自、風呂で1日の疲れを流した後は、明日の事を話しながらの夕食だ。

フェニックス家の総料理長兼、俺の兵士(ポーン)であるシルバー・ドゥジムが作った料理の数々を見て、皆が…特に兵藤君、アルジェント君、そして白音君が、目を輝かせている。

 

「これだけが楽しみで、合宿に参加した様な物です。」

そう言っているのは白音君だ。

 

「うっめーっえ!

マジ! パねぇ!マジにウメェーっ!」

兵藤君も涙を流しながら、次々と食べている。

 

「ふっ、シルバーよ、大好評だな。」

「当然だ。

まぁ、あんな風に食べて貰えれば、俺も作り甲斐が有るがな。」

 

「「「…………………orz」」」

…そんな中、何だか どんよりと云うか ずでーんと云うか、兎に角、orzっているのが、リアス、ユーベルーナ、黒歌。

3人共に風呂から上がった後、ずっと あんな感じなのだが…一体、何が有った?

 

「妹に先越された妹に先越された妹に先越された妹に先越された妹に先越された妹に先越された妹に先越された妹に先越された妹に先越された妹に先越された妹に先越された妹に先越された妹に先越された妹に先越された妹に先越された…」

…???

一体、何が有った?

 

≫≫≫

夕食が終わった後は、皆を広間に集めて、実際のレーティングゲームの映像を見ながらのミーティングだ。

これは主に、リアスにプロの(キング)としての指揮を学んで貰う為。

当然、下僕の皆にも、ゲームでの各"駒"の動きを見て、流れってヤツ…各々の役割を理解して貰うのが目的だ。

…は良いけど、

「おい?ちょっと待てユーベルーナ!

このゲームを観せる心算なのか?!」

「内容的に、説明するにはベストだと思いました。」

いや、確かに このゲーム、良い点 悪い点を教えるには、最適かも知れないけど!

 

「凄ぇ…

これが、レーティングゲーム…!」

「懐かしいわね~♪」

よりによって、俺のデビュー戦の画像、用意しなくても良いじゃないか!?

これを見せながら解説する訳?

只でさえ、自分のゲームを自分で解説って恥ずかしいのに、余りにも当時の俺が未熟者過ぎて、凄く恥ずかし過ぎるんですけど?!

…結局このゲームの解説は、相手チームの老獪な戦術の称賛と、当時ルーキーだった俺のダメ(キング)のダメっ振り…稚拙な指揮のダメ出し説明に終始してしまった。

いや、本当に俺達、如何に不死(フェニックス)で ごり押したとは云え、このチーム相手にデビュー戦、よく勝てたよな?

てゆーか、去年の公式戦では、きっちりリベンジ喰らって完敗したけど…

 

「今だから言えますが、絶対に これ、マグレでしたよね。」

「「「同意。」」」

「私も画像(これ) 初めて観たけど、本当にザル指示だにゃ~!www」

お前等は黙れ。

 

「いえ、ライザー様 凄くカッコいーっすよ!」

ん…兵藤君、ありがとう。

君は良いヤツだよ。

 

≫≫≫

あの後、ラダマンティスやDIO達と、明日以降の特訓メニューの話し合いをした後、就寝しようと この別荘にて宛がわれた部屋(じしつ)に入ったのだが…

 

「……………………………。」

その室内のベッド…シーツが思いっきり、人1人分くらいに膨らんでいた。

 

…ガバッ!

 

何となくオチが見えたが、一応シーツを剥ぎ取ってみれば、

「…………………………………。」

「………………………………………。

あ…あの…そんなにマジマジ視られると、は、恥ずかしい…です…」

「…なら、そんなカッコしてんなし。」

其処には生まれた儘な お姿を、まるでプレゼントの様にピンク色のリボンで巻かれた紅髪の美少女さんが、恥ずかしそうに顔を赤くして、横に なっておられました。

ん。そんな予感は、していた。

…リボンは読めなかったけど。

 

≫≫≫

「…で、何で、あんな真似を?」

「だ、だってぇ…」

とりあえずは着替え等の用意をしていなかった涙目リアスに、俺の予備のワイシャツを着せて、何事かを問う事に。

すると、この裸ワイシャツ(イャッホォゥイッ!)の美少女さんは、

「ライザー…2年前、私が18になったら、()()()()()って、言ったわよね?」

「あ~…」

確かに、言ったよね、俺。

今月初めのリアスの誕生日。

その時は互いの都合が付かなく、夜に電話で、それこそ夜が明ける頃まで話すだけだった。

そして先日、俺が彼女の部室に訪ねた時は、その時は下僕の皆が居るからか、確かに少しばかりデレが増していたが、()()()の話題には触れなかった。

多分、あの時、そーゆー話をした日には、アルジェント君やヴラディ君は顔を赤くして挙動って はわはわして、兵藤君なんて絶対、鼻血ぶしゃーっ!で卒倒してるぞ。

…兎に角 成る程。

この部屋に忍び込んでいたのは、そーゆー理由か。

 

「それにライザー、私の方から こうでもしない限りは、絶対に…って思って…」

「…いや、無理し過ぎてるぞ。」

ん。はっきり言えば、もう この娘の年齢を理由に、躱したりする事は出来ないな。

それに、こんな俺に此処まで想ってくれている良い娘に対し、何時までも それから逃げる程、甲斐性無しな心算でもない。

ましてや俺は、決してヘタレなんかじゃない。

まぁ、確かに頃合いかも知れないよな。

婚約者だし、俺は認めんが、世間では公認バカップルみたいだし。

ついでに言えば、どうせ世間じゃ とっくに…とか思われてるだろうし。

但し、今夜に限っては…

 

「大丈夫なのか?

他の皆も、居るのだが?」

「結界張るから大丈夫!」

…あー、際ですか。

 

「大体、下僕達に先を越されて、凄く悔しいんだもん!

貴方に解る?

見下した様な どや顔で、『フッ! この処女(おこちゃま)部長が! (´艸`)ぷーくすくす!』とか言われた時の、この悔しさが!」

言われたんですね、リアスちゃん。…って、下僕、"()"?

 

「そーよ!朱乃も白音もアーシアも、少し前に皆してイッセーと しちゃってるのよぉおおっ!!」

「まぢ??!」

や、やるなぁ兵藤君!

確かに『将来の夢はハーレム王です!』とか言ってたけど、既に その野望の一歩を踏み歩んでいるじゃないか!

てゆーか、手が早いね!

…とりあえずレイヴェルは、明日 早々に実家に帰そう。

それから晩飯の時に、リアス、ユーベルーナ、黒歌が凹んでいたのは、それが原因か。(特に黒歌)

 

「ハァ…やれやれだな。

リアス…ん!」

「…!? んんん~っ??!

ん~、んんんん~~~!?…プハァッ!

ら、ららら、らいざあ??」

その後は…とりあえずは何時もの様に唇を重ね、そして()()() ()()()()()()()()()()()()()を。

これだけでリアスちゃん、お顔真っ赤っか。

瞳を潤ませて、何が起きたのか理解不明、処理落ちなパニック顔をしてるよ。

ん。凄く可愛い。

 

「リアス、後悔…しないんだな?」

「ん。する訳、無い、もん…!

只、初めてなんだから、優しくしてよね?」

そして、本当に最後の確認。

それに対し、落ち着きを取り戻したリアスの応えで、もう、俺達の間に遮る壁は、一切 無くなった。

只、もう1つ、事に及ぶ前に絶対に確かめておかないと いけない事が有る。

 

「リアス…お前が自発的に 此処まで大胆な行動に出るなんて考えられないし、況してや裸で体にリボンを巻いて、体を隠す様にシートを被せるって、どう考えても1人じゃ出来ないよな?

…協力者は誰だ?誰の、発案だ?」

 

▼▼▼

◆◆◆

イッセーだぜ!

強化合宿2日目。

現在、朝の6時前。

目覚まし時計の轟音に叩き起こされ、俺達オカ研男子3人は、顔を洗いに洗面所へ。

これから朝食前の、軽いトレーニングだ。

 

「「「あ、部長、ライザー様。

おはようございます。」」」

「あら、おはよう、皆♪」

「やぁ、皆、おはよう…」

その途中、反対側の廊下から、凄く艶った上機嫌な笑顔のリアス部長と、何だか搾られた様に、少しだけ窶れている感じなライザー様が歩いてきた。

…部長がライザー様の腕に、がっつりと しがみついて。

まぁ、この2人は婚約者同士だし、昨夜も察し…なんですよね。

俺の方は そんな体力なんか全然 残ってなかったと云うのに、羨ましいっすよ!…流石は上級悪魔!

いや、俺は部活の合宿中に ()()()()、 しようとは思いませんけど!

朱乃さんやアーシアや白音ちゃんだって、同じ考えだろうし!

それにしても この2人が仲好くしてるのを見ると、何だか微笑ましくなってくる。

グレモリーに仕える者として、『絶対に幸せに なって欲しい!』…みたいな?

 

「「(Т_Т)…………………。」」

…尚、何故か それぞれ【もう唆しません】【もう誑しません】と書かれたプレートを首に ぶら下げ、涙目で廊下に正座しているユーベルーナさんと黒歌さんは、何となくだけど、これは見えてない事にした方が良いと思ったので、スルーする事にした。 

 




 
ラダマンティス…ライザーの兵士(ポーン)
前回は"龍飛"の名前で登場したけど、キャラクター変更。
見た目イメージは【聖闘士星矢】に登場する同名キャラで。
 
シルバー・ドゥジム…ラダマンティスと同じく、ライザーの兵士(ポーン)
見た目イメージは堂島銀(食戟のソーマ)。
 
合宿編は今回で終了(予定)。
次回から【エクスカリバー編】に入ります?
 
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