み、みなさんありがとうございます!
なかなか進まなかったですが、どうぞ!
ハウリア達は岩影に隠れてなんとか凌いでいるが、長く続く筈もなく二人のハウリアが隠れている岩が破壊され、魔物が襲いかかる。が、その前に南雲がドンナーで魔物の頭を吹き飛ばした
ハウリア一同、何が起こったか分からないような顔をしていたが、後部座席に立ち上がり「みんな~! 助けを呼んで来ましたよ~!」というシアの声にハウリア達は一斉に彼女の名前を呼んだ
「「「「「「「シア!?!?!?」」」」」」」
仲間が無事なのが嬉しいようで、ブンブン手を振り小刻みに跳び跳ねる。
それは良いのだが、落ちないように密着しているのを忘れないでほしい。この子凄い━━てか初めて触っゴホッゴホッ
「おいシア、口閉じてろよ舌噛むから」
煩悩退散! と自分に渇を入れる。そして後ろにいるシアを脇に抱えながら立ち上がってすぐさま跳躍、壁を"影舞"を使い、走って接近すると魔物を両断する。というかこの魔物、ワイバーンっぽいな
「な、何が起こっ━━んん──!!」
どうやら舌を噛んだらしい。言わんこっちゃないと呆れつつ、魔物を次々と切り裂いていく。南雲のドンナー&シュラークの射撃も相まって大量にいた魔物達は僅か数分で壊滅させられてしまった
「大丈夫か?」
戦闘が終わったのでシアを降ろすと、ヨタヨタしながら「ぎもぢわるいでずぅぅ」と岩の陰へ言ってしまった。なんかすまねぇ
「すいません、此処にシアはおりませんでしたか?」
シアが向かった方を見ていると、濃紺の短髪に顎に髭を生やした男のハウリアに話しかけられた
「あんたは?」
「はい、私はシアの父で━━」
コイツがカムか、自己紹介をしようとするカムを「ちょっと待ってくれ」と止めて南雲とユエを呼ぶ
「俺はコウスケで、コイツが南雲ハジメ、隣の美少女がユエだ」
「これはご丁寧に……私はシアの父にしてハウリアの族長をしております。カムといいます。この度は我が一族の窮地を救って頂き、なんとお礼を言えばいいか━━」
「お礼は受け取りますが俺━━「父様!」……」
樹海の案内のことを話そうとしたが、タイミング悪く復活したシアの言葉でかき消された。
てかタイミングが悪かったんだよな? 狙ってねぇよな?
……まぁいいや話す手間が省けたし
少しして、ハウリア達は話し合いが終わったようで、互いの無事を喜んだ後、俺たちの方へ向き直った。
「コウスケ殿、ハジメ殿、ユエ殿……この度は私共一族の窮地を救ってくださっただけでなく娘のシアを助けていただき、本当になんとお礼を言えばいいか。更に脱出まで助力くださるとか……父として族長として深く感謝致します」
そう言って、カムと後ろにいるハウリア族一同が深々と頭を下げた。
「礼は受け取っておく。だが樹海の案内と引き換えだってことを忘れるなよ?」
「━━勿論ですとも」
「……それより、随分あっさり信用するんだな。亜人は人間族にはいい感情を持っていないだろうに……」
あっさりと答えるカムに南雲は疑問げにそう言った
「シアが信頼する相手です。ならば我らも信頼しなくてどうします。我らは家族なのですから……」
南雲の言葉に微笑みながらそう答えるカムに、シアのために一族で故郷でるだけはあるなぁと思いながらもそろそろ先に進むように促す
「こんなところでグズグズしてれば直に魔物が集まってくる。はやく
とか言って出たはいいが……
「おいおいマジかよ。兎人族の連中生き残ってやがったのか」
俺たちの前方には鎧を着た兵士のような奴等がいた。コイツ等がシアの言っていた帝国の人間だろう。俺の横にいるシアを見るとニタァと気持ち悪い笑みを浮かべている
「あぁもしかして奴隷商人か? 峡谷からご苦労なこった。まぁいいやそいつら全員帝国で引き取るから置いてけ」
南雲が奴隷商人だと思ったのか、気安く話しかけてくる。が、
「断る」
その一言で見るからにに機嫌を悪くする
「……よく、聞こえなかったな━━今なんて言った?」
「断ると言ったんだ。さっさと国に帰ることをオススメする」
今度は脅しのつもりなのか剣を抜き、目の前で
「……なるほど世間知らずのクソガキか……ちょいと世の中の厳しさってやつを教えてやろう」
しゃべっている奴の隣を通って後ろの連中に近づくが誰も気がつかない。刀に手をかける
「まずはてめぇの四肢を斬り落とし、連れの嬢ちゃんがお━━ッ何!?」
後ろにいる連中の首を全て斬り飛ばす。身体が倒れると首の断面から血飛沫が吹き出る
「な、なんだてめ……ぐわぁぁ!?」
ドパッという音と共にドンナーが放たれ、男の左足が吹き飛ばされた。
「お前、すでに捕まえた兎人族はどうした。この辺りにいるのか?」
殺さなかったのは、これを聞くためだったらしい。
「うぐっ……てめぇこんなことをして━━ぐっぎゃあぁぁっ!?」
二発目の発砲、今度は右腕が吹き飛ばされた
「ヒィィ!? 言うがらぁ! ソイツ等なら帝国に既に送ったあぁぁあ!」
「━━そうか」
三発目の発砲で男の頭部は吹き飛んだ。
それを見送ると、先に進んで他に敵はいないか偵察しながら、対人戦でも普通に戦えるようだ。人を殺したのに、別段なにも感じなかった。俺も奈落に落ちて価値観が少し変わったのかな? と思いつつ、帝国兵が捕まえたハウリアの輸送に使う為らしい馬車を見つけた
馬車に乗って出発し、少しして俺たちにシアが話しかけてきた
「……あのっ! お三方のこともっと教えてくれませんか? 旅の目的とか今までしてきたこととか
ハジメさんとユエさん、そしてコウスケさんのことをもっと知りたいです!」
面倒そうな南雲に「暇潰しで話そうぜ」と言い、話すことになった
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「う゛……うぅ……つらい……つらすぎます……」
びぇぇんと涙を流すシアに布を渡す。
「ありがとうございます━━私、お三方に比べたら恵まれてますぅ! 自分が情けないですぅ」
するとシアは決心を決めたように立ち上がった
「私! 決めました!! このシア・ハウリアお三方の旅のお供をさせていただきます!!
私たちはたった四人の同類……いえ、仲間! 共に苦難を乗り越えましょう!」
ここに、四人目の仲間が誕生━━
「現在進行形で守られてるヤツが何言ってんだ?」
「なんて図太いウサギ……」
するはずがなかった。ん? なんでこっち見てるんだ?
「コウスケさんは賛成してくれますよね!?」
「いや?」
俺の言葉に「そんなぁぁ」と落ち込むシア
「というか俺たちの目的は言っただろうが、七大迷宮の攻略だからな。今のシアじゃあ瞬殺されて終わりだ。同行させるって方がおかしい」
とどめをさしたようで、グフッと言って隅に行って体育座りをしだしたが、誰も気にするものはいなかった。
それから少しして、しっかりと暇つぶしの目的は果たせたようで、森の前で馬車が止まる。どうやら着いたらしい
「では行き先は森の深部、"大樹"のもとでよろしいですか?」
降りるとカムが、俺たちに確認をとるように聞いてきた。南雲がそれに答えると、全員で森へと入っていく
大樹とは、南雲が先ほどカムに聞いていた樹海最新部にある巨大な樹"大樹ウーア・アルト"。迷宮はここだ
そういえばハウリア強化が入るんだったな……ハー◯マン軍曹見ててよかった
考えに耽っていると様子がおかしいことに気付く、キョロキョロと何かを探しているようだ。少し離れていたようなので近づいていき、聞いてみることにする
「どうしたんだ? シア」
「こ、コウスケさんが━━ぴぎゃぁあ!?」
人の顔みた瞬間変な声で叫ばないでくれますかね? 泣きたくなるんで
「驚きました……まさかコウスケさんの気配を消す力がこれほどまでとは━━」
シアに引き続き近づいてきたカムにまでいじめられるとは
「これ、素なんですけどね」
「そ、それは申し訳ないことを……」
「コウスケさん、違うんですよ!? 私は━━」
「……南雲」
「……あぁ」
こんなに馬鹿みたいに騒いでしまえば見つかるのは必然だろう。何者かが近づいてきた。シアとカムは気配で何者かを察知したようだ。
「動くな! 何故ここに人間がいる!!」
そう声を荒げて武器を構えた数人の獣人たちが現れた
次回はちゃんとハウリア強化パート入ります!
たくさんのお気に入り登録と感想、本当にありがとうございます
これからもこの作品をよろしくお願いいたします
クラスメイト編書く!?本当に下手だからね!俺のことは嫌いになっても雫のことは嫌いにならないで下さい!
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くどい!書け!
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じゃあいいわ
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続きの方がみたいかなぁ
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時間あるときに書くでいいと思うよ