魔法少女リリカルなのは 運命を変える者 2nd season   作:レイブラスト

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新暦66年

レイ「第10話です。今回はついにあの2人が……!」

望「どうなるんだ?」



第10話

望

「それにしても、最高のパーティだったな」

 

パーティが終わって少しした時、俺はそう呟いた。

まさかあの『ファイアーボンバー』とデュエットできるなんて、夢にも思ってなかったのだ(直前の暴走ぶりも自分でどうかと思ったが)。

 

望

「おっと、そういえば、シグナムさん達との約束があったな」

 

インパクトがでかすぎて危うく忘れるところだった。危ない危ない。確か場所は……はやての家の庭だったな。

俺はハガネの出入口へと足を進めた。

 

 

シュウト

(望さん? どこ行くんだろう)

 

ミサキ

(追いかけよっか)

 

プレシア

(どこ行くのかしら? ちょっと気になるわね)

 

アルフ

(つけてみるかい?)

 

リインフォース

(そうしましょう)

 

? 何かいくつか気配を感じたが……気のせいか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

八神家 庭

 

望

「来たことは来たが……誰もいないな」

 

早かったか? それとも遅いんで帰っちゃったのか?

 

シグナム

「待たせたな、望」

 

と思ってたら、今来たところだったようだ。焦って損した気分だ。

 

望

「いえ、俺も今来たところなんで。……それで、話って何ですか?」

 

シャマル

「そのことだけど、順を追って言っていいかしら?」

 

望

「? 別にいいですけど」

 

シグナム

「なら望。……お前が私達と出会った時のことを覚えているか?」

 

望

「……あの時のこと、ですか? はっきり覚えています」

 

正直忘れようにも忘れられない出会いだったからな。……出会い頭に斬りかかられるなんて、聞いたことないだろう。今となっては特に気にしてないが。

 

シグナム

「私が最初に感じた印象は、怪しいというのが大半だった。だが、闇の書の真実を、主はやてを救う方法を言った時、不思議と信じることができたんだ」

 

シャマル

「そして、はやてちゃんとリインフォースを救ってくれた時、貴方に本当に感謝したわ。……でも、それだけじゃなかった」

 

望

「え?」

 

シグナム

「私とシャマルが抱いていたのは、感謝の念だけではなかった。最も、私達には気づきもしなかったが」

 

シャマル

「プレシアさんと、リインフォースが妊娠した時に、その感情の兆候が表れたのよ。それは日に日に大きくなっていって……今日、どんな感情なのかやっと気づいたわ」

 

望

「言ったら悪いんですけど、気づくの遅くないですか?」

 

少なくとも一ヶ月は経ってるから、遅すぎだと言われても仕方がないと思う。

 

シグナム

「そう、遅すぎたのだ。もう少し気づくのが早ければ、あるいは違った結果になっていたのかもしれない……そこでだ。せめて、私達の感情がどんなものか、聞いてほしいんだ」

 

望

「え……俺に?」

 

シャマル

「ちょっとしたわがままなんだけど……ダメかしら?」

 

望

「別にいいですけど……」

 

そう言うと、2人はホッとした表情を浮かべていた。……そこまで聞いてほしいことなのかな? もしかしたら、俺が考えてるよりも重要なことかもしれん。

 

シグナム・シャマル

「「望(さん)、私は―――」」

 

っと、聞き逃したら大変―――

 

シグナム・シャマル

「「お前(貴方)のことが……好きだ(です)」」

 

―――だって………………え?

 

望

「あの、それ……本気で言ってるんですよね? 疑ってる訳じゃないけど」

 

シグナム

「ああ、本気だ」

 

シャマル

「証拠を、見せます」

 

望

「へ?」

 

2人は俺に近づき―――同時に、キスをしてきた。

 

望

「なっ、あ……」

 

シャマル

「望さんが、プレシアさん達を愛しているのはわかっています……」

 

シグナム

「だがせめて、この想いを聞いてほしかった。……考えれば、単なる自己満足だな」

 

望

「…………」

 

シグナム

「時間を取らせて悪かった。明日からも、いつも通りに過ごしてくれ」

 

そう言い残すと、シグナムさん達はハガネに入って行った。

 

望

「…………どうしたらいいんだ、俺……」

 

???

「付き合えばいいんじゃない?」

 

望

「誰だ!?」

 

突然聞こえてきた声に驚き、そちらを向くと―――

 

ユキナ

「え、えっと……」

 

ミサキ

「あ、あははは……」

 

ユウキ

「いや、あの、望さん。俺達は別にわざと覗いた訳じゃ―――」

 

シュウト

「もう腹括ろうぜ……」

 

プレシア・リインフォース

「「…………」」

 

すまん、正直君達がいることよりプレシアとリインフォースの無言の方が恐ろしいんだが。

 

望

「プレシア……リインフォース……俺は……」

 

プレシア

「……貴方がしたいようにすれば、いいんじゃない?」

 

望

「え!?」

 

いきなり言われたことに、俺は目を見開いた。

 

リインフォース

「『好きな人と結ばれないのは一番辛い』……前に、プレシアが私と望に言ったことです。シグナムとシャマルの気持ちは、痛い程わかります……ですから、受け入れるかどうかは、貴方に任せます」

 

望

「……もし受け入れるとして、本当にいいのか?」

 

プレシア

「前に言ったように、平等に愛してくれればいいわよ。それに―――」

 

そこでプレシアは、シュウト達の方を見た。

 

プレシア

「……彼らを見てたら、何人でもいいかなって思えてきたのよ」

 

望・シュウト・ユウキ

「「「確かに」」」

 

ユキナ・ミサキ

「「自分で言わないの」」

 

あの凄まじい数の婚約者を見たら、4人なんて少ないように感じるな。

 

リインフォース

「望はどうするんですか? 受け入れるのか、拒絶するのか―――」

 

望

「……受け入れるさ。俺は誰にも、悲しい思いはさせたくないからな」

 

言い終わると、俺はシグナムさん達を追いかける為、走った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

シュウト

「……あの人は、本当に優しい人なんだな」

 

ユウキ

「だから、惚れられまくるんだろうな。ま、俺達が言えたことじゃないけど」

 

プレシア

「それには同意するわ」

 

『『『ははは……』』』

 

その後、帰りながらしばらく談笑をしていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

望

「シグナムさん! シャマルさん!」

 

やっとの思いで、2人に追いついた。

 

シグナム

「どうしたんだ、望?」

 

望

「さっきのことだけど……俺、2人とも付き合うよ」

 

シャマル

「え……!? で、でも―――」

 

望

「プレシア達の許しは貰ってある。それに……2人を悲しませたくないし、俺だって、好きだからな」

 

シグナム

「ほ…本当に、いいのか?」

 

2人の目から涙が溢れ出す。

 

望

「ああ……俺は、2人が好きだ」

 

シグナム・シャマル

「「望!!」」

 

言った直後、俺に思い切り抱きついてきた。俺はそんな2人を、優しき抱きしめた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アルフSIDE

 

アルフ

(どうしちまったんだい……)

 

シグナム達の告白を見たアタシは、突然胸が苦しくなり、すぐにハガネに引き返した。

 

アルフ

(今までは、こうなることはなかったのに……!)

 

胸が締め付けられるように痛くて、望のことをまともに考えられない……いや、むしろ望のことを考えると胸が痛くなり、同時に顔が熱くなっていく。

 

アルフ

(何で……何でなんだ……!?)

 

今のアタシには、この感情が理解できなかった。




望「…………正直、こんなことになるとは思ってなかった」

レイ「モテまくりですね」

望「でも、さすがにこれが限度じゃないか? シュウト達みたくはならんだろ?」

レイ「それはどうですかねぇ?」

望「何だよそれ? それよか次回はどうなるんだ」

レイ「次回はあるキャラ達が出ます」

望「誰だ?」

レイ「……オリ主(笑)達」

望「え」
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