魔法少女リリカルなのは 運命を変える者 2nd season 作:レイブラスト
望「年号変わったな」
レイ「これから多くなります。第17話です、どうぞ」
前回より数ヶ月が経った。…ん? 飛ばしすぎだと? 仕方ないだろ。作者がこういうの下手なんだから。(ごめんなさい。byレイブラスト)……何か変な声が聞こえた気がしたが、まあいいか。この間に起きたことを簡潔に纏めていこう。スカリエッティ達との生活は相変わらずで、普通の家族に思えてくる時だってある。でもそうなるとクアットロ達が妹になるのか? わからんが……。違法研究所については、次々に見つけては潰すといったことを繰り返している。正直何カ所潰したのか数えきれない。……暗部ありすぎだろ。財団X並の勢力じゃないか。一応、研究所と言っても研究してるものはそれぞれ別で、実験対象も大きく異なっている。最初みたいに子供が対象だった時もあれば、大人だったり動物だったりとか、色々だ。だが、子供を実験台にする割合が多いのは本当どうかしてると思う。聖王教会に行く度に『ああ、またか』っていう顔を見るのは結構辛いんだぞ? 人の命をなんだと思ってるんだ。……少し話が逸れたな。助けてあげた子供達は孤児院で元気に暮らしている。俺達を見ると、いつも『ありがとう!』って笑顔で言ってくる。この笑顔を見られるだけでも、よしとしないとな。後、ダークディケイドの方だが、こちらは進展が全くない。どの次元世界を探してもいない上、地球の本棚に情報そのものが載っていない。もうおかしいなんて話どころじゃなく、変な不気味さを感じる。……いない奴をどうこう言っててもしょうがないが。
あ、それとプレシア達だが、お腹が目に見えて大きくなってきており最近じゃ歩くのも億劫になっている。そういや、もうすぐ予定日だったな。無事に産まれてきてほしいが。
で、今はスカリエッティとこにいる。何やら思案してるみたいだ。
望
「なあ、この設計図は何なんだ?」
スカリエッティ
「大したものじゃないよ。ナンバーズ達の武器にガイアメモリを連動させることを考えてるだけさ」
望
「ちょっと待て」
それ絶対大したものだろ。
スカリエッティ
「まだ試作品が完成しただけで、実際に運用するには時間がかかるけどね」
望
「おいおいおい」
どこの世界にガイアメモリの力を応用できる奴がいるんだよ……あ、ここにいたか。
望
「アンタ凄いよな、ホント」
スカリエッティ
「それほどでもないさ。興味本意でやってるだけだし」
いや、アンタみたいな天才は某西博士とか某IS開発者とかと並んでも違和感ねぇよ。むしろ気が合いそうで怖いわ。
望
「それにしても……最近平和だな」
スカリエッティ
「そうだな……」
この人が作った、えっと……ガジェットも破壊目的には使っておらず、整備はされてるが倉庫の中でじっとしている。
望
「ま、みんなといると時々『平和って何だっけ?』て思えてくるがな」
何せ食事の際、誰が俺の近くに座るだけでちょっとした口論になったり、隙を見せれば飛びついてハグしてくるし(主にやるのはセインとクアットロ)、前にも言ったけど、一緒に風呂に入ってくるし……俺が何をした!?
スカリエッティ
「はは…みんな君のことを特別な存在として見てるんだろうね」
望
「確かに俺はライダーだけど、それだけでやるかな? もしくは、兄妹間のスキンシップだと思ってるのか?」
スカリエッティ
「…………これは気づくのに時間がかかりそうだね」
望
「何か言ったか?」
スカリエッティ
「何も」
どうも変なんだよな。この前だって、プレシア達との関係を知って何故か落ち込んだと思えば、『まだチャンスはある!』とか言って復活したり……ホント謎―――
ビーッ! ビーッ!
ってアラート!?
望
「敵か!?」
スカリエッティ
「どうやらそうみたいだね。管理局のゼスト隊が向かって来てるようだ」
望
「何でこの場所がわかったんだ?」
スカリエッティ
「考えられるのは3つ。管理局に潜入中のドゥーエが捕まったか……これはないな。内通者が情報を漏らしたか……これも考えられないな」
望
「てことは、ここに送り込んだのは―――」
スカリエッティ
「残りの1つ……最高評議会の差し金だろう。彼らには知る由もないが」
望
「何とかして止められないのか? このままだと戦闘になるぞ!」
スカリエッティ
「無理だと思うよ。仮にも私は犯罪者だ。素直に話を聞いてくれるとは思えない」
望
「……なら、俺が止める」
それだけ言い残し、俺は部屋を出た。
スカリエッティ研究所・外
エターナル
「様子はどうだ?」
俺はエターナルに変身し、外で待機していたチンクとトーレに声をかけた。
チンク
「魔力ランクオーバーSが1人、次に高いのが2人いる。だがそれ以外は大したことはない。私達だけで倒せる範囲「悪いが、ここは俺に任せてほしい」何だと?」
トーレ
「どういうことだ?」
怪訝そうな顔でこっちを見てくる。
エターナル
「いいから、な?」
チンク
「……お前が言うなら、そうしよう」
トーレ
「……そうするか」
よし、うまく説得できた。後は来るのを待つだけだ。
それから少しして、ゼスト隊が降りてきた。
メガーヌ
「隊長。報告にない敵がいますが」
ゼスト
「新たな戦闘機人かも知れん。気をつけろ」
違いますから! 俺人間ですから! てかそもそも戦闘機人とか関係なくみんな人間ですから!
エターナル
「……少しいいか?」
ゼスト
「何だ?」
エターナル
「一旦武装を解除して、俺達の話を聞いてくれないか?」
クイント
「巫山戯ているんですか?」
メガーヌ
「そんな真似ができるとでも?」
ゼスト
「落ち着け2人共……悪いが、貴様の言う通りにはできない。我々は、ジェイル・スカリエッティを捕まえに来たのだからな」
エターナル
「そうか……」
やっぱり、すんなり行く訳じゃないよな……なら―――
エターナル
「なら、少し強引だけど、話を聞いてもらう」
俺はエターナルメモリを引き抜くと、エターナルエッジに差し込んだ。
『ETERNAL! MAXIMUM DRIVE!!』
ゼスト
「っ!? 何! デバイスが機能停止しただと!?」
メガーヌ
「そればかりか、魔法も使えなくなっている……!?」
トーレ
「私達まで能力が使えなくしまったぞ?」
エターナルレクイエムの効果で、この場にいる全員の魔法やデバイスが使用不可になっているが、それは味方も同じだ。
俺は一旦変身を解除する。
ゼスト
「……何のつもりだ? 無防備となった我々を攻撃しないのか?」
望
「言っただろ? 話を聞いてほしいって。ちゃんと俺達の言い分を聞いてくれればそれでいいんだ」
ゼスト
「……わかった」
クイント
「隊長!?」
ゼスト
「今の我々には為す術がない。抵抗しても殺されるだけだ」
望
「別に殺したりはしないんだが……ではゼスト…で合ってるっけ?「ああ」落ち着いて話がしたいから、ついて来てほしい。1人でとは言わない。アンタが部下の中で最も信用を置いている人達を同伴してくれ」
ゼスト
「なら……メガーヌ、クイント。行くぞ」
メガーヌ
「はい……」
クイント
「わかりました……」
望
「じゃあ……スカリエッティ、聞こえるか?」
携帯端末を操作してモニターを出す。
スカリエッティ
『聞こえてるよ。しかし、君も中々無茶なことをするね』
望
「こうでもしないと聞いちゃくれないだろ」
スカリエッティ
『それもそうだね。…で、何か用かな?』
望
「どうせモニターで見てたんだから聞かなくてもわかるだろうが」
スカリエッティ
『残念だが、よく見てn「わ・か・る・よ・な?」あ、ああ。ドアを開ければいいんだろ?』
そうそう、わかればいいんだ。……あれ? 何かチンクとトーレのみならず、ゼスト達まで顔を引き攣らせてる。何で?
望
「さ、行こう」
俺はチンク達を見張りとして残し、ゼスト達を中に入れた。
望「……我ながら、エターナルのマキシマムって随分とチートだな……」
レイ「敵味方識別ないのが欠点ですけど」
望「その気になれば管理局そのものだって無力化できるな……やらんけど」
レイ「次回はゼストさん達との話し合いです。お楽しみに!」