魔法少女リリカルなのは 運命を変える者 2nd season   作:レイブラスト

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新暦67年

レイ「第20話です。どうぞ」



第20話

ハガネ内部

 

ユウキ

「……どういうことなんだ?」

 

スカリエッティ

『見た通りさ』

 

せつな

「見た通りって……」

 

ユウキ達はスカリエッティから送られて来た情報を見て、驚愕していた。

 

シュウト

「どう見てもライダーシステム……だよな」

 

風花

「望さんはこのことを知ってるの?」

 

スカリエッティ

『既に伝えてあるよ。聞いた瞬間に唖然としていたな』

 

レオナ

「普通はそうなるでしょう」

 

インガ

「でも変ね。ライダーシステムを開発することは、私達以外では無理なんじゃないの?」

 

ミサキ

「無理なんてものじゃないわ。実質不可能よ」

 

祈里

「誰かが情報を漏らせばできるんだろうけど、そんなことをする人はいないものね」

 

慣多

「いたらとっくに叩き潰している」

 

シュウト

「何にせよ、管理局でライダーシステムが開発される可能性があるってことだな」

 

スカリエッティ

『そういうことだね』

 

その言葉で、全員が一度静まりかえった。

 

ユウキ

(この世界で『仮面ライダー』のことを知ってるのは、俺達と望さんとなのは達魔導士だ。でも彼らが管理局に接触する可能性は低い。むしろゼロと言っても過言ではない)

 

シュウト

「(他にライダーの情報を知ってる奴がいるのか? あり得ないことではないが、だとしたら誰が何の目的で入局しているんだ?)……ダークディケイドと並行して、その技術主任って奴を調べないといけないな」

 

スカリエッティ

『こちらでも調査をしてみるよ。何かわかったら互いに連絡しよう』

 

最後にそう言うと、スカリエッティからの通信が切れた。

 

ユキナ

「……何か、とんでもないことになったわね」

 

シュウト

「だな……」

 

慣多

「何事もなければいいんだが……」

 

得体の知れない不安を、シュウト達は感じていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

スカリエッティ研究所

 

スカリエッティ

「ふぅ……」

 

望

「どうだったんだ?」

 

通信を終えたスカリエッティに声を掛ける。

 

スカリエッティ

「やはりと言うか、驚いてたよ。それと、互いに調査をすることになった」

 

望

「そうか……」

 

俺がその情報を聞いた時は、目が飛び出る程驚いた。同時に、ある男が頭に浮かんだ。

 

望

(だが奴は消滅した。この目で見た筈だ)

 

江島裕太……機動六課を壊滅させた、自分の欲望の為だけに他人を絶望させようとする最低最悪な男。奴の能力があればライダーシステムを作るのは容易いだろう。しかし、さっきも言った通り奴は世界に拒絶され、消えた。

 

望

(じゃあ、今管理局にいる技術主任って奴は一体―――)

 

ダメだ。考えれば考えるだけ、余計に訳がわからなくなってくる。

 

望

(……仕方ない、一旦この件は置いておこう。まずは、目の前のことから取り組むんだ)

 

俺は、抱きかかえられて眠っている春輝と優奈を見た。

 

望

(護るべきものも、増えたしな)

 

絶対に護り通す。俺はそう決意した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

喫茶 翠屋

 

桃子

「あら、そうなの。ううん大丈夫よ。今は人手が足りてるから。それじゃあね」

 

受話器を置き、電話を切る。

 

士郎

「誰からだい?」

 

桃子

「シュウト君達よ。今日はちょっと来れないかもって」

 

士郎

「彼らのことだから、何かあったのかな?」

 

桃子

「かもしれないわね」

 

言い終えた後、桃子は「ふふっ」と笑った。

 

士郎

「どうしたんだ?」

 

桃子

「私達が本当のことを知ってから、もう大分経つなぁって思って」

 

士郎

「そういえば、そうだったな」

 

2人で椅子に腰掛ける。

 

桃子

「あの時はびっくりしちゃったわ。望君が目の前で変わっちゃったんだもの」

 

士郎

「夢じゃないかと思ったけど、現実だと知って尚更驚いたな。……最も、なのはやフェイトちゃん達が魔導士だったことが一番の驚きだったけど」

 

桃子

「そうね……あ、でも私はシュウト君達が異世界からやって来たことに驚いたわ」

 

士郎

「なのは達のことから一週間後だものな……さすがに何を見ても驚かなくなったな」

 

苦笑しながら士郎は言う。

 

桃子

「……随分と、賑やかで優しい友人ができたわね」

 

士郎

「それはなのは達か? それとも俺達か?」

 

桃子

「両方よ♪」

 

そう言って、桃子は今日一番の笑顔を見せた。





望「最後に桃子さん達が出てきたな」

レイ「ここで出さないと出番がなさそうなので……」

望「なるほど……」

レイ「次回はあの少年の話になります。お楽しみに」

望「少年?」
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