魔法少女リリカルなのは 運命を変える者 2nd season   作:レイブラスト

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新暦69年

望「最近よく飛ぶな」

レイ「できるだけ出来事を原作に合わせるのとささっと進める為です。ともかく第25話です。どうぞ」



第25話

スカリエッティ研究所

 

望

「新たなナンバーズが目覚めたんで紹介したい?」

 

エリオが新たな家族として加わり、アリシアが未来と付き合い始めてから一年が過ぎた頃、俺はスカリエッティに呼び出されてそう言われた。隣にはシュウトとユウキがいる。

 

スカリエッティ

「目覚めると言っても、1人だけなんだけどね(ガイアメモリ対応型武装もまだ全部完成してないし)」

 

シュウト

「12人いる内の8人が揃う訳か」

 

ユウキ

「どんな性格なんだ?」

 

スカリエッティ

「チンクが言うには、『少し目つきと口調が悪いが、根は優しい』だそうだ」

 

なるほど、つまりアレか。普段はぶっきらぼうだけど、その心には熱き魂が宿ってるっていう。

 

チンク

「ドクター、連れてきたぞ」

 

スカリエッティ

「お、そうか。それじゃ、お披露目といこうか」

 

???

「……失礼する」

 

チンクの後ろから、赤髪の少女が入ってきた。

 

ノーヴェ

「ノーヴェだ。よろしく」

 

…………………………ん?

 

スカリエッティ

「そ、それだけかい?」

 

ノーヴェ

「他に何かいるのか?」

 

スカリエッティ

「…………」

 

……聞いてた通りだな。てかスカリエッティが目に見えて落ち込んでるんだけど!?

 

スカリエッティ

「そ、そうだ! 彼らの紹介をだな―――」

 

ノーヴェ

「知ってる。平田望に、相川ユウキに…………剣崎シュウトだろ」

 

シュウト

「何で間を開けたの?」

 

望・ユウキ

「「さあ?」」

 

んでもってシュウトを見……いや、睨んでんの? どっちかわからん。

 

シュウト

(何で俺を見てるんだ?)

 

ノーヴェ

「で、この後どうすりゃいいんだ?」

 

チンク

「まずは基礎訓練から始める。ついて来てくれ」

 

ノーヴェ

「わかった、チンク姉」

 

最後にそう言うと、ノーヴェはチンクと共に去ってしまった。

 

ユウキ

「……聞いてた通り過ぎたな」

 

望

「……根は優しいんだよな。あれで」

 

シュウト

「…………」

 

ユウキ

「シュウト? どうした、さっきから黙って」

 

シュウト

「いや、ノーヴェが俺を見た時の目がな……」

 

ユウキ

「何を言―――それって、まさか……」

 

望

(そう言えばノーヴェって、どこかスバルに似ているな)

 

ユウキは何を言いたいのかを悟り、望は別のことを考えていた。

 

スカリエッティ

「…………」

 

ちなみにスカリエッティはまた落ち込んでいた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一時間後

 

スカリエッティ研究所 戦闘ルーム

 

ノーヴェSIDE

 

ノーヴェ

「ふぅ」

 

最初の訓練を終えたアタシは、一息ついた。この装備―――ガンナックルとエアライナーはよく馴染むから、すぐに気に入った。ただ、ガンナックルに何かを差し込むような穴があることが気になる。他の姉達の装備にも後付けされたそうだ。どんな用途があるって言うんだ?

 

ノーヴェ

「ま、いいか」

 

深く考えても仕方ないので、別のことを考える。頭に浮かぶのは……シュウト達3人だ。

 

ノーヴェ

「っ……」

 

チンク姉から教わったが、ドクターを変えたのは彼らの中の1人だそうだ。多分、平田望のことだろう。アイツからは嫌な印象は全然なかったし、相川ユウキって奴もいい奴だと感じた。ただ、剣崎シュウトは……別の印象がした。これは、チンク姉達が望に向けてる感情に似ている。だが仕方がない。シュウトの奴があんな、あんな―――

 

ノーヴェ

(あんなにカッコイイなんて、予想外だったんだ!)

 

映像で見た時よりカッコよく、アタシは俗に言う『一目惚れ』をした……らしい。チンク姉が言っていた。

こういうのはすぐ告白すべきなんだろうが、生憎恥ずかしくてできそうもない。今も、考えてるだけだというのに顔が熱くなっている。

 

ノーヴェ

(でも、言わなきゃいけないんだろうな……)

 

言わなきゃ絶対後悔するって教えられた。なら―――多少恥ずかしくても、言うしかないだろう。時間はかかるかもしれないが、いつか絶対に言うんだと、私は心に誓っ―――

 

シュウト

「ノーヴェ♪」

 

ノーヴェ

「なっ……剣崎シュウト!?」

 

何でここに!? 戦闘ルームを使いに来た……訳じゃなさそうだが。

 

シュウト

「シュウトでいいよ」

 

ノーヴェ

「……シュウト。アタシに何の用だ?」

 

あくまで冷静に問う。

 

シュウト

「ちょっとな。……ノーヴェってさ、俺のこと―――好きなの?」

 

ノーヴェ

「んなぁっ!?」

 

ど、どうして知ってんだ!? それらしいことは何も言ってないのに!!

 

シュウト

「やっぱ当たりか。ノーヴェが俺を見た時、どうにも様子が変だったからな」

 

ノーヴェ

「!」

 

見抜かれてたのかよ……クソッ。

 

ノーヴェ

「だ、だから何だってんだ!? お前もアタシのことが好きだとでも言うのか!?」

 

本当は素直に言いたいのに、つい乱暴に言ってしまう。

 

シュウト

「ああ、そうだ」

 

ノーヴェ

「……え?」

 

え……今…何て言ったんだ?

 

シュウト

「俺もノーヴェのことが好きだ。大好きだ」

 

ノーヴェ

「ほ…本当……なのか?」

 

シュウト

「もちろん。あ、他の婚約者のことは知ってるか?」

 

ノーヴェ

「知ってる……重婚できるんだろ?」

 

シュウト

「それなら、問題はないだろう?」

 

ノーヴェ

「……そう、だな………そうだなっ!」

 

気がつけば、アタシはシュウトに抱きついていた。

 

ノーヴェ

「アタシはシュウトが好きだ。大好きなんだ!」

 

シュウト

「…俺も、ノーヴェが大好きだ!」

 

アタシ達はその後、しばらく抱き合っていた。

 

 

この光景の一部始終は室内カメラを通じて見られていたらしく、結局アタシはとんでもなく恥ずかしい思いをした。

 





望「前回と今回で立て続けにカップル成立してんな」

レイ「ちょっと強引すぎましたかね?」

望「別にいいんじゃね? 感想版でくっつく人もいるんだし」

レイ「それ言っていいんですか!?」

望「知らん」

レイ「う……じ、次回はあの人が出ます」

望「誰?」

レイ「彼女のニーサンです。お楽しみに」
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