魔法少女リリカルなのは 運命を変える者 2nd season 作:レイブラスト
レイ「今回はシュウトさんのリクエストに答えました。どうぞ」
※1月16日に大幅修正しました。
ハガネ 戦闘ルーム
ティーダ
「はぁぁぁ!」
望
「うおおおお!」
ガギィィィンッ!
ティーダ(FFの方。ランスターではない)のロングソードを受け止める。今俺が何をやってるかと言うと、ティーダとの模擬戦だ。だが、ただの模擬戦じゃあない。彼の武器を引き継ぐにふさわしいか見定めるらしい。
望
「でやぁ!」
ドガッ!
手にしたソードビッカー(ただし一本のみ)でティーダを突き放す。
ティーダ
「やるっすね……だが、これなら!」
望
「!」
ティーダが正面から一気に攻撃を仕掛けてくる。
さて、ここはどうするか……受け止める自信はないし、避けられる自信もない。ならば―――
望
「こうするのみ!」
ガッ
ティーダ
「なっ!?」
まずはティーダの間合いに飛び込み、ロングソードの動きを止める。
望
「だああああああああ!」
ドガァッ!
そして一気にソードビッカーを振るう。
ティーダ
「ぐあっ!?」
相手は態勢を崩し、膝をついた。
望
「はぁ…はぁ…!」
未来
「凄い……ティーダさんに勝った!」
その様子を見ていた未来が、驚きの声を上げる。
アリシア
「言ったでしょ? 望さんは凄いって♪」
隣でアリシアが笑みを浮かべる。
鎧
「でも、本当に凄いです!」
ジョー
「そうだな。『仮面ライダー』の素質を持ってるだけはある」
鎧やジョー達、ゴーカイジャーの面々も頷く。
ルカ
「これで鈍感でなければねぇ……」
マーベラス
「ま、言ってやるな。いつか気づく時が来る筈だ」
ルカ
「いつかって、いつになるのよ?」
ハカセ
「さ、さあ……?」
アイム
「それより、望さんはどこかに行く予定では?」
アリシア
「これが終わったら行くみたいだよ」
再び望達の様子を見る。
望
「はぁ……まだ…やるか……?」
ティーダ
「……いや。お前の勝ちっす」
構えを解くティーダ。それに合わせて俺も構えを解く。
望
「そうか……それで、武器は引き継がせてもらえるのか?」
ティーダ
「ん? ああ、そのことか……それなら合格だ」
望
「合格……」
クラウド
「だから胸を張っていいぞ」
後ろからクラウドが歩いて来た。
望
「クラウド……」
クラウド
「ところで、そろそろ時間じゃないのか?」
望
「え、時間?」
今何時―――って、
望
「やばっ! 早く行かないと!」
素早く転送端末を起動させ、俺は転移した。
未来
「行っちゃいました……」
春輝
「とーさん、どこいったの?」
プレシア
「えっとね…歌を歌いに行ったのよ」
春輝
「おうた?」
優奈
「ゆなもききたい!」
リインフォース
「今日は忙しいからまた今度、ですよ?」
優奈
「うん!」
鎧
(癒やされるなぁ……)
マーベラス
(まったくだ……)
春輝と優奈を見て、鎧とマーベラスは頷いた。
聖王教会
シュンッ
望
「悪いみんな! 遅れ―――」
カリム?
「もう、遅いですよ!」
シャッハ?
「何やってたんですか!」
俺を出迎えたのはカリムさんとシスターのシャッハ―――
望
「……何やってるんだ、ボーボボ、首領パッチ?」
―――の格好をしたボーボボと首領パッチだった。
ボーボボ
「手伝いがてら、着てみたんだ」
首領パッチ
「似合うかしら?」
望
「全然」
首領パッチ
「うそーん!?」
だって……なぁ?
望
「シュウト達は?」
シュウト?
「俺ならここ―――あべしっ!?」
シュウト
「じゃないだろ!」
シュウト―――の格好をした天の助をシュウトがしばき、後ろからユウキがやってくる。
ユウキ
「遅いぞ望さん。もうとっくに準備できてるぜ?」
シュウト
「バサラやシェリル達も来てる。後は望さんだけだ」
望
「悪い悪い。すぐ行く」
そう言って、俺はシュウト達の後について行った。
バサラ
「お? やっと来たみたいだな!」
望
「はぁ…何とか間に合ったみたいだ」
カリム
「一瞬どうなるかと思いましたが、無事に始められそうですね……慰問ライブ」
そう。俺達は今日、孤児達の為に慰問ライブを行うのだ。運悪く日程が継承の儀式とかぶっちまったが。
シャッハ
「子供達も、みんな心待ちにしてます」
シェリル
「なら、早く行きましょう」
ランカ
「そうですね」
望
「いっちょやってやるか……」
さてここで、何故俺までやることになったのか疑問だろうが、ナンバーズのみんなから『是非聞いてみたい』と言われたので歌うことになったんだ。観客にナンバーズがいるのかって? ものの見事に揃ってる……らしい。
シェリル
「みんな、行くわよ!」
この日の為にシュウト達が作ってくれた、特設ステージに上がっていく。
『『『ワァァァァァアアアアアア!』』』
同時に、歓声が沸き起こる。
望
「凄いな……」
ランカ
「喜んでくれてるみたい……よかった!」
バサラ
「まだだ。歌ってからが本領だ!」
シェリル
「望、お願いね」
望
「はいはいっと」
俺がトップを飾るのは正直アレなんだが―――
セイン
「見て! 望が歌うみたいだよ!」
チンク
「どんな歌声なのか、非常に楽しみだな」
こうも期待の目線を向けられたらな……
望
「(俺の歌声なんて需要あんのか? わからんが……)精一杯歌わせてもらう! バサラ、頼むぞ!」
バサラ
「おう!」
掛け合うと同時に、バサラがギターを弾く。
望
「行くぜぇ……『千本桜』!!」
そして―――歌い出した。
望
「ふぃ~! 疲れた~!」
一通り歌った後、ステージ裏で俺は思い切り背伸びをした。ちなみに俺が歌ったのは千本桜以外に、『Treasure Sniper』と『JUST LIVE MORE』だ。
望
「さて、そろそろみんな帰った頃―――」
客席の様子を見た……のだが。
ドゥーエ
「か…カッコよかった……」
トーレ
「み、認めたくなどないが……酔いしれた……!」
……何かトリップしてらっしゃった。
望
「ど、どうしたんだ?」
バサラ
「アイツ等、最初にお前が歌った時からああなってたぜ」
望
「へ? 何で?」
バサラ
「さあな……?」
首を傾げて考えるが、わからん。俺の歌を聞いただけで何でそうなんの?
望
(そう言えば、前にプレシアとリインフォースがああなったことがあるが……まさかな)
ナンバーズ達に惚れられ……てる訳ないわな。俺はそんなにフラグ建ててないし。てかそこまでイケメンじゃないから建てることできないし(そう考えると4人に惚れられたのは奇跡だな)。
望「俺ってイケメンじゃないだろ? なあ」
レイ「イケメンですよ(それこそ、アイドル並に)」
望「うっそだぁ~! 俺自身がよくわかってるんだぜ?」
レイ「(ダメだこりゃ……)次回は新しいナンバーズの登場です。お楽しみに!」