魔法少女リリカルなのは 運命を変える者 2nd season   作:レイブラスト

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新暦71年

レイ「今回は某最強の凡人が登場します。どうぞ」

望「凡人ではないと思うがな……」



第31話

2日後 ランスター宅

 

ティアナSIDE

 

ティアナ

「えっと、座標はこれでよしと……」

 

私は兄さんから貰った転移用端末を操作している。

2日前、兄さんは真剣な顔をして『大事な話があるから、聞いてくれ。ただし、今から言うことは他言無用で頼む』と前置きしてから、私に『真実』を語った。私が入局しようとしてる管理局の暗部、指名手配されてる人物の秘密、そして―――兄さんを助けてくれた『仮面ライダー』の居場所を。特に最後のを聞いた瞬間、私は居ても立ってもいられなくなった。兄さんを救ってくれた、憧れ続けている『ヒーロー』に早く会いたい。

 

ティアナ

「できれば素顔も見てみたいなぁ」

 

そんな希望を抱きつつ、私は転送装置を起動した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

スカリエッティ研究所

 

ティアナ

「よっと」

 

ここが研究所ね……兄さんは―――

 

ティーダ

「来たんだな、ティアナ」

 

ティアナ

「あ、兄さん!」

 

少し離れたところにいる兄さんに、小走りで駆け寄る。

 

ティアナ

「ここに『仮面ライダーエターナル』がいるの?」

 

ティーダ

「そうだよ。ついてきて」

 

ティアナ

「道わかるの?」

 

ティーダ

「昨日の内に、地図を頭に叩き込んでおいたから大丈夫だ」

 

ティアナ

「へぇ~」

 

感心しつつ、私は兄さんの後をついて行った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

戦闘ルーム前

 

ティーダ

「ついたよ」

 

ティアナ

「ここって、模擬戦する場所よね? しかも、同じ部屋が3つもある……」

 

ティーダ

「増築したらしい」

 

ティアナ

「ふうん……見てきていい?」

 

ティーダ

「もちろんさ」

 

それを聞くと、すぐに戦闘ルームを覗いて行った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第一戦闘ルーム

 

ガギッ、ガギンッ!

 

コーカサス

「どうしたユウキ! そんなものか!?」

 

ガタック

「まだまだぁ!」

 

ダークガタック

「やるわね、高田!」

 

ヘラクス

「お前もな!」

 

ティアナ

「す、凄い……」

 

4人の『仮面ライダー』が迫力ある模擬戦をしている……でも、

 

ティアナ

「エターナルは、いないか……」

 

私は次の部屋に向かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第二戦闘ルーム

 

ウェンディ

「さあて、先制させてもらうっスよ~!」

 

ドガッ、ドガンッ!

 

セイン

「いいよ~! もっとやっちゃって!!」

 

チンク

「フン。あまり姉を―――」

 

トーレ

「甘く見ないことだ!」

 

ティアナ

「……何これ?」

 

次元が違いすぎる気がする……この人達は戦闘機人って聞いたけど、こんなに強いの!?

 

ティアナ

「でも、ここにもいなかった……」

 

最後の部屋へと、歩みを進めた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第三戦闘ルーム

 

ティアナ

「今度こそ居るのかな?」

 

半分諦めながら覗いた時だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ゼスト

「はぁっ!」

 

エターナル

「うおらぁっ!」

 

槍型デバイスで斬りかかるゼストを、エターナルはソードビッカー二刀流で対応する。それでも若干ゼストが有利なのは、力量や経験の差だろう。

 

エターナル

「こうなれば、一気に決める!」

 

『JOKER! MAXIMUM DRIVE!!』 『SKULL! MAXIMUM DRIVE!!』

 

ゼスト

「ならば、こちらも行かせてもらう! カートリッジロード!!」

 

マキシマムドライブの発動とカートリッジロードにより、互いの武器が光る。そして―――

 

エターナル・ゼスト

「「うぉぉぉぉぉぉおおおおおおお!!」」

 

ドガァァァン!!

 

ティアナ

「きゃっ!?」

 

衝突と共に爆発が起こり、ティアナは思わず手で顔を覆った。やがて煙が晴れると―――

 

エターナル

「俺の勝ち……です」

 

ゼスト

「そうだな……」

 

座り込むゼストの首元にソードビッカーを向けたエターナルが見えた。

 

ゼスト

「やれやれ、負けてしまったか」

 

エターナル

「ギリギリでしたけどね」

 

ゼスト

「ま、そういうことにしておくか」

 

そう言うと、ゼストは戦闘ルームを後にした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ティアナ

「アレが……兄さんを救った……」

 

その姿に、私は見惚れた。白く輝く全身に強く光る黄色の目。それらに、目を奪われていた。

 

エターナル

「ん?」

 

ティアナ

「あ…」

 

向こうが私に気づいたらしく、こちらを見つめた。

 

エターナル

「君は……」

 

どうしよう、緊張する。だけど…………ええい、女は度胸よ!!

 

ティアナ

「あ、あの! ティーダ・ランスターの妹の、ティアナ・ランスターと言います! 兄を助けていただいて、ありがとうごさいましゅ!」

 

か、噛んじゃった!

 

エターナル

「ティアナ・ランスターか。君のことはティーダから聞いてるよ(本当はその前から知ってるんだけどな)」

 

ティアナ

「そ、そうなんですか……あ! それでですね、あの……で、できれば、貴方の素顔と名前を―――」

 

エターナル

「ああ、そうだったな。ゴメン」

 

少し頭を掻きながらエターナルは近づき、ベルトみたいなのに刺さってる箱みたいなのを抜いた。すると―――

 

望

「俺は望。平田望だ」

 

―――素顔と共に、名前を教えてくれた。

 

ティアナ

「っ!!!!!!!」

 

エターナルの正体―――望さんの顔を見た瞬間、胸がドキッとした。それが止まらなくなり、顔が赤く熱くなっていく。こ、これって……

 

ティアナ

(私、この人のこと……好きになっちゃったのかな……)

 

そう思うと、更に顔が熱くなる。……どうやらそうみたい。でも仕方ないわよ。だって、素顔がこんな……こんなにカッコイイのが悪いんだから!!

 

望

「顔が真っ赤だけど、どうしたんだ? 風邪か?」

 

ティアナ

「い、いえ別に……」

 

危ない、もう少しでバレるところだった……!

 

ティーダ

「ティアナ」

 

ティアナ

「に、兄さん!」

 

後ろからの声に、思わず飛び上がってしまった。

 

ティーダ

「望さんと仲良くしてるかい?」

 

ティアナ

「え? えっと、仲良くも何も、今会ったばかりで……」

 

ティーダ

「それもそうか」

 

望

「おいおい」

 

兄さんと望さんは仲がいいみたいだ。男同士ってのもあるかもしれないけど、どうやって打ち解けたんだろう? ちょっと羨ましい。

 

ティーダ

「ところで、シュウトの弟……未来はどこに? まだ見てないんだが」

 

望

「地球でアリシア達とデート中だ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

未来

「へっくしゅ!」

 

アリシア

「どうしたの、未来?」

 

未来

「誰か噂してるのかな? それとも風邪かな?」

 

アコ

「変なの」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ティーダ

「なるほど……」

 

望

「まあそれは置いといて、一旦ここから出ようぜ」

 

ティーダ

「ああ。行こうティアナ」

 

ティアナ

「う、うん」

 

やばい、望さんの顔がまともに見られない……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その後私達はリビング(結構広い)に来ていた。

 

望

「色々見て回っていいぞ」

 

ティアナ

「じゃあ……」

 

周りを見回し始めた―――

 

スバル

「あれ? あなた誰?」

 

―――直後、誰かに声を掛けられた。

 

ティアナ

「そう言うあなたは?」

 

スバル

「私はスバル・ナカジマだよ。今日はお母さんと来てるの」

 

ティアナ

「へぇ。あ、私はティアナ・ランスターよ。よろしくね」

 

スバル

「うん、よろしく!」

 

ティーダ

(そういえば、ギンガちゃんはどこに?)

 

望

(シュウトとデート中……さっき似たようなことを言った気がする)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

シュウト

「えっくょい!!」

 

ギンガ

「大丈夫?」

 

シュウト

「ああ……(誰か噂してんのか?)」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

望

「早速友達ができたか?」

 

スバル

「え!? あ、の、望さん!」

 

ティアナ

(何今の反応!? もしかして、この子も……)

 

クイント

「望。スカリエッティが呼んでたわよ」

 

望

「スカリエッティが? 今行く」

 

あ、行っちゃった……でもこれで聞きやすくなった。

 

ティアナ

「ねえ」

 

スバル

「ん?」

 

ティアナ

「あなた、望さんのことが好きなの?」

 

スバル

「えぇっ!? ど、どうしてそれを!?」

 

ティアナ

「やっぱり……」

 

スバル

「えっ、ひょっとしてあなたも―――」

 

ティアナ

「……望さんのこと、好きになっちゃった」

 

スバル

「そうなんだ……」

 

ティアナ

「これも何かの縁……なのかな?」

 

スバル

「かもしれないね……」

 

ティアナ

「じゃあさ、さっき望さんが言ってたように私達友達になる訳だし……気軽に名前で呼び合わない?」

 

スバル

「うん、いいよ! なら、私のことはスバルって呼んでね」

 

ティアナ

「ええ。私は、ティアで構わないわ、スバル」

 

スバル

「わかったよ、ティア!」

 

こうして、私に新しい友達ができた。





望「馴染んでくれたかな?」

レイ「ええ馴染みましたよ。そんでもって貴方も新たにフラグ立てましたよ」

望「何がだ?」

レイ「……次回はあのチームと再び出会います。お楽しみに」
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