魔法少女リリカルなのは 運命を変える者 2nd season   作:レイブラスト

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新暦72年

レイ「ある人達との出会いがある第32話です。どうぞ」



第32話

数ヶ月後 次元航行艦アースラ

 

クロノ

「…………」

 

望

「…………」

 

ティーダ

「ま、まあまあ2人共そう睨み合わずに……」

 

どうしてこういう状況になったのか、説明していこう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2日前 スカリエッティ研究所

 

スカリエッティ

「渡したい情報があるって?」

 

ティーダ

「ああ」

 

どこか焦った様子でティーダが来たと思ったら、いきなりそう言われた。

 

望

「見る前に聞くが、その情報はゼストさん達も知っているのか?」

 

ティーダ

「もちろん知っている。それ故に相談して、ここに来たんだ」

 

そうだったのか。だが裏を返せば、それほど大変な情報だと言うことだな……

 

ティーダ

「早速これを見てくれ」

 

端末を取り出すと、ティーダは空間モニターを出し、いくつかの情報を映した。

 

スカリエッティ

「どれ……!? これは!?」

 

望

「まさか、もう量産体制が整ったのか!? しかもコイツは……!」

 

そこに映っていた情報には、こう記されていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

強化スーツ『ライオトルーパー』正式採用及び量産化確定。

 

特殊部隊『ライオトルーパーチーム』結成予定、志望者募る。

・志望詳細は、自薦またはスカウト方式とする。双方とも適正検査は必ず行い、基準を満たした者のみ入隊とする。

・また、適正検査で特に優秀な結果を出した者には、特殊装備及びライセンサーを与える。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

望

「専用部隊まで作るとは……!」

 

ティーダ

「事前情報は特になく、昨晩急に発表された。今日も志望者を集めているようだ」

 

スカリエッティ

「ドゥーエやレジアスからの情報には含まれてなかったが……」

 

望

「何十にもプロテクトをかけて秘密にしてたんだろう(それにしては妙だが)」

 

そもそも管理局の極秘プロジェクトなら、何故民衆にさらけ出すような真似をするんだ? 逆に、あらかじめ民衆に発表する予定で作られたのなら、どういった理由でここまでして隠す必要がある? それに開発者の写真等の情報が一切ない……普通は載せるものだろ?

 

望

「そういえば、スバルとティアナは管理局の訓練校に入ってたな」

 

ちなみに入った目的は『困ってる人を助けたいから』だそうだ。純粋な2人のことだからいつまでもその意志を貫いてくれるだろう。

目的で思い出したが、みんなに将来何するかを聞いたら、なのはは翠屋を継ぐようで、フェイトとアリシアはとりあえずデスクワーク系の仕事に就きたいらしく、はやては明確には決まってないが、いい大学を出たいと言ってた。……すまん、話が思い切り逸れた。

 

スカリエッティ

「望。さすがに訓練生をスカウトすることは―――」

 

望

「やっぱないか?」

 

ティーダ

「実は……スカウトされたんだ」

 

望・スカリエッティ

「「マジで!?」」

 

さすがにそれはないと思ってたのに……なんでだ?

 

ティーダ

「実技試験と筆記試験でほぼトップの成績を出したのに目をつけられたようだ」

 

あー、確かにあるかもしれん。頭良かったし、あの2人。

 

ティーダ

「後、俺とギンガちゃんがスカウトされた」

 

…………マジかよ……

 

スカリエッティ

「他には?」

 

ティーダ

「残念だがわからない。ただ、ゼスト隊の人達は採用されてないらしい」

 

望

「……基準がわからなくなった」

 

単に魔導士として優秀とかじゃないのか?

 

スカリエッティ

「とにかく、これは対処するべきかな?」

 

望

「そうした方がいいと思う。俺としても嫌な予感がしてならないんでな。となると、協力者を増やした方がいいかもしれん」

 

スカリエッティ

「しかしそう簡単に居る訳が―――」

 

ティーダ

「いや、心当たりがある」

 

望

「本当か!?」

 

ティーダ

「この前偶然知り合って、それから意気投合したんだ。戦艦勤務だが、いいか?」

 

望

「当然だとも! あ、でも戦艦勤務だと戻ってくるのは……ええい、なら俺が直接行く!!」

 

スカリエッティ

「危険じゃないのか?」

 

望

「ティーダにもついて来てもらうさ。どのみち仲介人が必要だし」

 

ティーダ

「わかった。じゃあ、何とか会えるようにしとくよ。あ、前もって情報を伝えてもいいか?」

 

望

「信用に足る奴なんだろ? ならオーケーだ」

 

ティーダ

「ありがとう、助かる」

 

こうしてティーダのお蔭で、その人達とは2日後に会って話をすることになった―――

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

―――で、冒頭に戻る訳だ。

 

望

(まさか、アースラチームだったとはな……)

 

こうなるなら、事前に名前くらい聞けばよかった。

転移して顔合わせして互いに「あーーーっ!」ってなって、ティーダが困惑して訳話したら「え……マジ?」みたいな顔になった。……何だこのコント。

 

ティーダ

「ま、まあまあ2人共そう睨み合わずに……」

 

苦笑しながらティーダが宥めてくるが―――

 

望

「別に俺は睨んじゃいない。ただ………………気まずいだけだ!!」

 

クロノ・ティーダ・その他全員

『『……え?』』

 

望

「だってさ、『二度と地球に関わるな!』って恨まれて同然のことを言って追い返しといて、結局自分から会いに来たんだぞ!? 気まず過ぎて何言えばいいのかわからんわ!!」

 

ティーダ

「な、仲直りとかはどうだろうか?」

 

望

「その手があったか! クロノ執務官、リンディ艦長、あの時は生意気な口利いて悪かった!!」

 

土下座をして誠心誠意謝る。……仲直りといえばこれしか思いつかなかったんだよ!

 

クロノ

「い、いや、僕達は気にしてないと言うか、よく考えれば正論だったと言うか、できれば貴方達と管理局云々以外で交友関係になりたかったと言うか、そもそも僕はもう執務官じゃなくて提督だし、母さんは総務統括官で艦長は僕になってる」

 

望

「あれ? そうだっけ?」

 

この時期には色々と立場が変わってたのか……それは知らんかった。

 

クロノ

「と、とにかく、今の僕達は貴方達に恨み等の感情は持ってない。ですよね、母さん?」

 

リンディ

「ええ。ですから、安心してください」

 

望

「は、はい……」

 

よ、よかったぁぁぁ! 恨み持たれてたらどうしようかと思ってたが、いやー安心した!

 

クロノ

「さて、本題に戻そう。貴方達がどういう状況で、何をしているのかは既にランスター一等空尉から聞いている」

 

望

「それで……結果は?」

 

クロノ

「僕達アースラチームは、貴方達に全面協力することを決めた」

 

望

「えっ!? ほ、本当か!?」

 

クロノ

「管理局の暗部を叩き潰すのなら、喜んで協力するさ。それに、勝手に地球へ来たことの詫びをしないといけないしな」

 

望

「クロノ……! アンタいい奴だなぁ!!」

 

クロノ

「ま、若い頃無茶して経験したお蔭かな?」

 

エイミィ

「よく言うよ。今でも無鉄砲なとこは抜けきってないんじゃなかったっけ?」

 

クロノ

「なっ! エイミィ、余計なことは言うな!」

 

エイミィ・ハラオウン……旧姓リミエッタか。

 

望

「なるほど、似合いの夫婦なことだ」

 

正直な感想を口に出した。

 

ティーダ・クロノ

「「は?」」

 

リンディ・エイミィ

「「え?」」

 

いや、何その「この人何言ってるの?」みたいな顔。やめてくれない? 困惑するから。

 

望

「だって、結婚してるんだろ? クロノとエイミィって」

 

そう言った瞬間、2人の顔が真っ赤になった。

 

クロノ

「な、ななな何を言うんだ!? ぼ、僕がエイミィとけけ、結婚だと!?」

 

エイミィ

「そ、そそ、そうだよ! 結婚は付き合ってからするものだよね!? べ、別に嫌って訳じゃないけど順番というものが……!」

 

望

「わ、わかったわかった」

 

そんなに否定しなくても……。この時期はまだ結婚してなかったのか。これは失敗したな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この後、リンディさんが弄り始めたせいで更にカオスなことになってしまった。





レイ「どうにかアースラチームと仲良くなれましたね」

望「まあな」

レイ「次回は今後の行動等について話し合います。お楽しみに!」
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