魔法少女リリカルなのは 運命を変える者 2nd season 作:レイブラスト
レイ「今回はちょっと長くなったので2つに分けました」
望「今回と次回でまた何かが起きるらしい。何かは知らんが」
特訓開始から半年が過ぎた。今日はナンバーズの腕試しをかねて、違法研究所を潰すことになった。メンバーは、俺(エターナル)、カブト、ウェンディ、ノーヴェ、トーレ、オットー+1だ。前衛2人に後衛3人、更に援護役が2人という配置で攻め込む。
エターナル
「もうすぐ時間だ。準備しておけ」
ウェンディ
「特訓の成果、見せてやるっスよ!」
オットー
「訓練通り、落ち着いていく……」
決行前最後の襲撃ということもあって、みんな張り切っている。何故最後にここを選んだのかって? 作戦前にスカリエッティが言ってたんだが、以前ばらまかれた遺伝子によりある組織が生み出した『聖王の器』と、同じ組織が捕らえた『古代ベルカ式融合騎(ユニゾンデバイス)』を発見、保護することが目的だとか。
聖王の器―――ヴィヴィオのことを聞いた時、複雑な感情になった。未来で機動六課として救いだし、敵に捕らえられ悪の『仮面ライダー』にされた少女。……もう二度と、あんなことはさせない。今度こそ、必ず守り抜く!
???
「望さん、どうしたんですか? ぼーっとして。そろそろ行きますよ」
エターナル
「おっと、すまない」
紹介し忘れたが、今話しかけてきたのは、アースラチーム所属の魔導士「リューヤ・エグザム」で、『仮面ライダーシザース』でもある。彼もまたライオトルーパーチームにスカウトされている。ちなみにクロノの同僚らしい。そんでもって、一緒に戦うのは今回が初めてだが、第一印象は悪くない。
カブト
「さて、そろそろ攻め入りますか」
エターナル
「みんな、作戦通り頼む」
ノーヴェ
「任せろ!」
シザース
「管理局のライダーの力、見せてあげましょう」
トーレ
「準備はできている」
全員すぐにでも戦えるようだ。なら―――
『NASCA! MAXIMUM DRIVE!!』
『Clock Up!』
―――行動開始だ!
管理局本局・技術部
技術主任である男が、通信をしていた。
技術主任
「ですから、こちらの準備は万端です。後は時期を待つのみです」
?1
『その時期が問題なのだ。何故後半年も待たねばならない?』
技術主任
「自分なりの作戦……と言ったところでしょうか」
?2
『ふん、まあいい……お前と我々は協力関係にあるが、自由に動くことは認めている。好きにするがいい』
?3
『ただし、あまり勝手なことはするなよ』
技術主任
「はい、承知しております」
通信が切れると、男はため息をついた。
技術主任
「自分達は音声だけで顔を出さないのに……ったく、どこのゼーレだよ」
やれやれと首を振ると、顔を上げた。
技術主任
「そろそろ戦力を増やした方がいいな」
男は懐からカードを取り出し、目の前に出す。そして―――
技術主任
「変身!」
『KAMEN RIDE! DECADE!』
腰に巻いた黒いディケイドライバーにライダーカードをセットし、左右を押し込む。男の体にいくつもの黒い影が重なり、頭部に何枚かのライドプレートが刺さると、ディケイドそっくりだがボディの色が真っ黒で、複眼が青色のライダー―――『仮面ライダーダークディケイド』に変身した。
ダークディケイド
「行くか」
灰色のオーロラを発生させると、ダークディケイドはそれに入って消えた。
シュウト達の地球 スーパーロボット博物館
博物館の中に、オーロラと共にダークディケイドが現れた。今日は休みなので他に誰もいない。
ダークディケイド
「コイツをいただくか」
目の前に鎮座している50mはあろう真っ赤なロボを見て呟いた。
アナザースペース
ウルトラマンゼロ(以降、ゼロ)
「へぇ、そっちも大変なんだな」
ユウキ
『ゼロ達は何か心当たりとかはないのか?』
ウルティメイトフォースゼロがユウキと通信している。
ゼロ
「生憎だがない。長期任務から帰ってきたばっかだからな」
ユウキ
『そうか……もし何かあったら伝えてくれ。それじゃあ』
そこで通信が切れた。
ミラーナイト
「別の宇宙でライダーシステムが作られた……という話でしたよね?」
ゼロ
「ああ。しかも、本来なら技術的に無理があるそうだ」
ジャンボット
「誰かが他世界から持ち込んだのでは?」
ジャンナイン
「次元を越えることができるのは、ウルトラ戦士とシュウト達、それにディケイドと呼ばれる人物だけと聞いたが」
グレンファイヤー
「あーもう、さっぱりわかんねぇ! ゼロちゃんよぉ、結局俺達はどうすりゃいいんだ?」
ゼロ
「何か異常があった時は向こうから連絡を入れることになってる。それまでここにいるんだ」
ジャンボット
「他の宇宙には無闇に手を出さない方がいいからな」
グレンファイヤー
「あー、小難しい話は後々。それより、俺は平田望って奴に会いたいぜ!」
ジャンナイン
「賛成だ。僕も会ってみたい」
ジャンボット
「ユウキの話を聞いた限りだけでも、平田望は素晴らしい人物だと思う」
ゼロ
「あれほど素晴らしい人間だと感じたのは、シュウト達の世界の地球人以来久しぶりだ」
グレンの話で盛り上がる一同。だが―――
ゼロ
「っ……!?」
ミラー
「ゼロ……貴方も気づきましたか」
グレンファイヤー
「お、おい。2人共どうしたんだよ?」
ゼロ
「……何者かが、アナザースペースに侵入した」
ジャンボット
「何だと!?」
グレンファイヤー
「でも何も感じなかったぜ?」
ミラーナイト
「反応が極端に小さいんです。それこそ、人間並の大きさでしかありません」
グレンファイヤー
「ちっちゃな隕石でも入ったんじゃねぇか?」
ゼロ
「ごく稀にそういうことがあるらしいが……」
どうにも不安を拭うことができなかった。
同時刻 別の場所
ダークディケイド
「ここがアナザースペースか」
ゼロ達から何光年か離れた場所にダークディケイドが現れた。その先には、ゼロそっくりな一つ目の巨人がいた。
ダークディケイド
「コイツもいただくか」
それに向かい手を伸ばした。
リリカルなのは(便宜上)の世界 違法研究所
『ACCEL! MAXIMUM DRIVE!!』
『VIOLENCE! MAXIMUM DRIVE!!』
『STRIKE VENT』
トーレ
「蹴散らす!」
ノーヴェ
「邪魔だぁぁぁぁあああああ!」
シザース
「はぁっ!」
後衛組が周囲の敵を一気に倒す。
エターナル
「よし、今の内に行くぞ!」
カブト
「わかった!」
奥へ進もうとする俺達を、敵が追跡してくるが―――
『ROCKET! MAXIMUM DRIVE!!』
『WEATHER! MAXIMUM DRIVE!!』
ウェンディ
「ミサイルのシャワーっス!」
オットー
「雷撃……!」
援護組のミサイル一斉射と電撃を纏った拡散ビームが全て撃墜する。お蔭で奥に進められる。
シザース
「……!」
ノーヴェ
「お、おい! どこ行くんだ!? 持ち場を離れるな!!」
その後ろを、シザースが追って来たことには気づかなかった。
望「ウルティメイトフォースゼロが顔見せだが登場したな」
レイ「カッコイイですよね、彼ら」
望「そしてシザースは何か怪しい雰囲気を出したぞ? いい奴だと思ったんだが……」
レイ「続きは後編で!」