魔法少女リリカルなのは 運命を変える者 2nd season   作:レイブラスト

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新暦74年

レイ「第39話です。今回はダークディケイドの正体と目的が判明します。どうぞ」



第39話

ゴセイレッド

「アイツが、ダークディケイド……!」

 

斬月MA

「どうして今頃…!?」

 

クウガ(未来)

「何を企んでいるんだ……!?」

 

あちこちから困惑の声が上がる。

 

エターナル

「お前……! 今までどこに―――」

 

ライオトルーパーver2

「や、やった! 技術主任が来たぞ! これでこちらの勝ちだ!!」

 

歓喜の声を出したver2がダークディケイドに近づく。

 

ライオトルーパーver2

「さあ、早く敵を倒してしまいましょう!」

 

ダークディケイド

「……ああ。わかっている」

 

ダークディケイドはライドブッカーをソードモードに変形させ、

 

 

ザシュッ!

 

 

ライオトルーパーver2

「…………え?」

 

ver2をバックルごと貫いた。

 

ライオトルーパーver2

「な…何で……!?」

 

ダークディケイド

「今の俺にとっては、全てが敵だ。ま、運がなかったと思うんだな」

 

『ATTACK RIDE SLASH!』

 

ディケイドスラッシュを発動すると―――

 

ダークディケイド

「消えろ……」

 

―――ver2を横一文字に切り裂き、真っ二つにした。

 

ライオトルーパーver2

「ぎゃああああああああああああああああ!!」

 

断末魔の叫びを上げ、ver2は爆発した。

 

バロンBA

「な、何て奴だ! 仲間を―――」

 

ダークディケイド

「コイツが仲間? 違うな。所詮コイツも、管理局も俺の目的の為の駒に過ぎない」

 

アックス

「何だって……!?」

 

ディケイド

「俺と似た姿なのに、性格は最悪だな」

 

エターナル

「ダークディケイド! お前の目的は何だ!? 何の為にこんな―――」

 

ダークディケイド

「おや? 望なら俺の目的を知ってる筈だけどな?」

 

エターナル

「!?」

 

その言葉に、エターナルは強い衝撃を感じた。

 

エターナル

(この声……どこかで聞き覚えがあるとはかすかに思っていたが……そんな筈は……)

 

辿り着いた可能性を、あり得ないと否定する。本来なら、その可能性はゼロに近い……いや、ゼロそのものであった。が、現実に考えられるのは―――

 

ダークディケイド

「お前等にもわかるよう、種明かしをしてやろう」

 

おもむろにダークディケイドは変身を解除した。

 

ヴィータ

「なっ……て、テメェは!?」

 

ユーノ

「そんな……バカな!?」

 

リインフォース

「どうして……奴が!」

 

鎧武OA

「望さん、アイツは!」

 

エターナル

「……一度消滅した人間なら、地球の本棚に載ってる訳はない。でも信じたくはなかった……! お前が生きてるなんて、万に一つの可能性であっても! なのに……なのに何で生きているんだ―――」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

エターナル

「―――江島裕太ぁ!!」

 

そう。ダークディケイドの正体は、かつて全てを絶望に変えようとしてエターナルとディケイドに敗れ、消滅した江島裕太だったのだ。

 

プレシア

「どうして彼が生きているの!?」

 

ディケイド

「確かに消滅した筈だ……!」

 

さすがのディケイドも驚愕している。

 

裕太

「どれ、順番に話すか……俺が復活し、ここに至るまでの道順をな」

 

一呼吸開け、裕太は話し始めた。

 

裕太

「まず俺は望と士によって消滅した……だが、俺は意識だけの存在となって宇宙を漂い、そこで奴と出会った」

 

フェイト

「奴?」

 

裕太

「それは後で説明するとして、とにかく俺はそいつのお蔭で再び肉体とデビルガンダムを得ることができた」

 

シャマル

「一体誰なのよ! そんな迷惑なことをしたのは!?」

 

エターナル

「その黒いディケイドライバーは、お前が作ったものか?」

 

裕太

「その通り。コイツの次元を渡る能力は、俺がお前等のいる世界へ移動するのに非常に便利だったからな」

 

ディケイド

「嫌なことを学習しやがるぜ……」

 

はやて

「待って! じゃあ私達の世界に来たときに、何でシュテルちゃん達を操ったんや!?」

 

裕太

「ああ、それか。何、DG細胞の力が落ちてないかの確認と、お前等の力を確かめる為だ」

 

なのは

「た、たったそれだけ……!?」

 

裕太

「異世界からの戦士達がいたことには驚いたがな」

 

いけしゃあしゃあと述べる裕太。彼の言葉に、罪悪感などは含まれてなかった。

 

SBザビー

「たったそれだけの理由で、ユーリちゃん達を……!」

 

裕太

「ただのプログラムだ。どう使おうが勝手だろうが」

 

シュテル

「そんな……」

 

エターナル

「そんなことがあってたまるか! 4人共、今こうして生きている! その証を、プログラムだからって、汚すことは許さねぇ!!」

 

ユーリ達をプログラム呼ばわりした裕太に、エターナルは本気でキレた。

 

ユーリ

「望……」

 

裕太

「ふん……まあいい。何はともあれ、俺はお前等の戦力をある程度把握し、その後自身を管理局に保護されるよう仕向けた」

 

クイント

「管理局に!?」

 

ドゥーエ

「貴方だったのね……スマートバックルを開発したのは……!」

 

裕太

「そうだ。最高評議会の後ろ盾と高い地位も獲得できたし、開発自体は難しくなかった。ま、量産体制が整うのに結構時間がかかったけどな」

 

トーレ

「では、ライオトルーパー隊を設立したのも貴様か!?」

 

裕太

「そう、俺だ」

 

レイ

「僕達に、ライオトルーパーとは違う装備を与えたのも……!」

 

オーズPC

「まさか……僕にコアメダルを埋め込んだのも!」

 

裕太

「それも俺だ。原作の味方キャラに与えた方が、面白いと思ってな」

 

ニヤニヤと笑みを浮かべる裕太。

 

エターナル

「じゃあ、リューヤは何故ライセンサーを!? それに管理局にここを襲わせた目的は!?」

 

裕太

「アイツが転生者ということには一目見て気づいたんでな。お遊びとして与えたんだ。管理局に襲わせたのも、同じ理由だ」

 

チンク

「今までのことは全部、お前の遊びでしかないと言うのか!?」

 

裕太

「望達が管理局の暗部を晒すことは読めていたからな。計画の直前で大部隊に邪魔され、ライセンサーを持った裏切り者と、地球にいる仲間達と協力して戦う……考えただけで面白い!」

 

笑い声を大きくする裕太に、エターナル達は強烈な不快感を覚えた。それこそ、吐き気を催す程の。

 

スカリエッティ

『あんな男と別の未来の私は友人だったのか……頭痛がしてきたよ……』

 

思わずスカリエッティも苦悶の表情を浮かべる。

 

イエローバスター

「じゃあアンタが出てきた目的は何なの!? 諦めて降参するってこと?」

 

裕太

「まさか。お前等に絶望を与える為さ……!」

 

そこで裕太が手を上げると、デビルガンダム―――否、『デビル管理局』が無数の物体を生み出した。

 

キュアダイヤモンド

「な、何あれ!?」

 

エターナル

「アレは……グランドマスターガンダム……!」

 

シャッハ

「あんな巨大なものが、大量に……!」

 

その数はライオトルーパー隊より若干少ないが、巨大さ故にそんなことを感じさせなかった。

 

裕太

「俺も戦う準備をするか。変身!」

 

『KAMEN RIDE! DECADE!』

 

ライダーカードをセットし、裕太も再びダークディケイドに変身する。

 

ダークディケイド

「はははははははは! 俺の力の前に、絶望するがいい!!」

 

グランドマスターガンダム軍団とデビル管理局を従え、ダークディケイドは高笑いする。それを、エターナル達が睨み付ける。

 

エターナル

「俺は、俺達は絶望しない……お前を倒すまでは!」

 

オーズPC

「大事な人達を、殺させるものか!」

 

ディケイド

「人の姿を借りて好き勝手やりやがって。覚悟しろよ?」

 

電王SF

「こうなりゃ最初からクライマックスで、いくぜいくぜいくぜぇぇぇぇぇええええええええ!!」

 

ダブルCJ

「「さあ、江島裕太! お前の罪を数えろ!!」」

 

フォーゼ

「仮面ライダーフォーゼ! アンタとタイマン張らせてもらうぜ!!」

 

ウィザードFS

「江島裕太。希望の力を、受けてみろ!」

 

キョウリュウゴールド

「お主だけは、許せぬ!」

 

アバレッド

「俺達を侮ったことを、後悔させてやるぜ!!」

 

ダークディケイド

「威勢はいいな。だが、これだけの敵を退けて俺がいるデビル管理局に辿り着けるかな?」

 

『ATTACK RIDE INVISIBLE!』

 

ディケイドインビジブルを発動し、ダークディケイドは姿を消した。

 

クアットロ

「偉そうなことを言っといて、自分はあの中に隠れてるって言うの?」

 

ルーテシア

「そんなの卑怯だよ!」

 

罪牙

「やべぇな……殺意が収まらねぇ!」

 

ディラスト

「奇遇だな。俺もだ…!」

 

ハーデスI

「アイツだけはぶっ潰さないと、腹の虫が治まらない!」

 

鎧武OA

「ともかく、コイツ等を倒すぞ。マリュー!」

 

マリュー

『ええ! MS部隊、PT部隊、トランスフォーマー全機発進せよ!!』

 

あずさ

『三浦あずさ、ストライクフリーダム! 出ます!』

 

カチーナ

『カチーナ・タラスク、ゲシュペンストMk-Ⅱ改! 行くぜ!!』

 

フレイムコンボイ

『さあ、戦いの時だ!!』

 

ハガネからスーパーロボット部隊が出撃する。そして―――

 

ゴーカイレッド

「みんな! 派手に行くぜ!!」

 

―――ゴーカイレッドの合図で、全員が攻撃を開始した。

 

鎧武OA

「望さん、これを!」

 

ロックシードらしきものを鎧武OAがエターナルに渡す。

 

エターナル

「これは?」

 

錠前を開けると、ロックシードが変形・サイズアップし『ボードバイザー・ワイバーン』になった。

 

鎧武OA

「先にダークディケイドの元へ! 俺達も後から追いかける!!」

 

エターナル

「……わかった! 行ってくる!!」

 

リインフォース

「気をつけてください!」

 

ボートバイザーに乗り、エターナルはデビル管理局に向かって行った。

 

リンディ

『私達も行くわよ。アースラ、戦闘開始!』

 

今、最後の戦いが始まった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヒリュウ改 ブリッジ

 

優奈

「す、凄い数……」

 

春輝

「お父さん達、勝てるかな……?」

 

ヴィヴィオ

「きっと勝つよ。望さん達を、信じよう」

 

キュアブルーム

(私達も信じてるよ…ユウキ達が勝ってくれることを)

 

子供達は操舵手のプリキュア達と共に、エターナル達の勝利を信じて待っていた―――そこに、

 

ブォンッ

 

キュアイーグレット

「えっ!?」

 

春輝

「な、何?」

 

ダークディケイド

「フッ…」

 

―――オーロラと共に、ダークディケイドが現れた。

 

ダークディケイド

「望の子供達……俺と来てもらうぞ」

 

ヴィヴィオ

「や、やめて! 2人に何―――きゃあっ!?」

 

キュアブルーム

「ヴィヴィオちゃん!」

 

ダークディケイド

「人造生命体に、興味はない」

 

蹴飛ばされたヴィヴィオを、ブルームが助け起こす。

 

優奈

「は、放してよ!」

 

キュアイーグレット

「優奈ちゃん達を放しなさい!」

 

ダークディケイド

「お前等にはこれをくれてやろう」

 

『ATTACK RIDE TRICK VENT!』

 

アタックライドの発動で、4体のダークディケイドが分身として現れた。

 

キュアイーグレット

「くっ、この! 邪魔よ!!」

 

ダークディケイド

「じゃあな」

 

春輝

「やめろ! 放せぇ!」

 

春輝と優奈諸共、オーロラの中にダークディケイドは消えた。

 

キュアブルーム

「春輝君! 優奈ちゃん!」

 

ヴィヴィオ

「そ、そんな……!!」

 

 

 




望「江島の奴が生きてたなんて……!」

レイ「薄々感づいてた方もいたんではないでしょうか?」

望「今度こそ、完全に倒してやる!」

レイ「ちなみに今回出てきたボードバイザーはアムドライバーのものですが、敢えてロックビークルとして登場させました」

望「何で?」

レイ「何かカッコイイから」

望「そうかい……」

レイ「最後の最後で春輝と優奈が攫われてしまいましたが、次回は彼らが大変なことになってしまいます(別に改造とかされはしないけど)。次回もお楽しみに!」
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