魔法少女リリカルなのは 運命を変える者 2nd season 作:レイブラスト
レイ「あらゆる危機的状況が起きる第40話です。どうぞ」
デビル管理局 内部
エターナル
「はぁっ!」
デビル管理局に突入したエターナルは、ボードバイザーをロックシード形態に戻す。
エターナル
「随分広い場所に出たが……ここはどこに当たるんだ?」
警戒しながら周囲を見渡す。
ダークディケイド
「よく来たな、望」
そこへ、ダークディケイドが現れた。
エターナル
「江島……! 今度こそ、お前を倒す!」
ダークディケイド
「まあ待て。せっかくだから、戦う様子を見てもらおう」
右手を上げると、大きな空間モニターが出現した。
エターナル
「あれは……みんな?」
なのは
『見て! 望さんが映ってる!』
オットー
『中の様子を中継してる……?』
向こうの声がはっきりとこちらに聞こえる。
エターナル
「なるほど。互いに情報を得ることができるってことか」
ダークディケイド
「そういうことだ」
エターナル
「これだけか? なら、行くぞ―――」
構えるエターナルを、ダークディケイドが片手で制する。
ダークディケイド
「だから慌てるなって。まずは2対1の前哨戦からだ(パチンッ)」
ダークディケイドが指を鳴らすと、オーロラが出現し優奈と春輝が出てきた。
プレシア
『春輝!?』
リインフォース
『優奈!?』
コーカサス
『何だと!?』
ヘラクス
『何であの子達が!』
エターナル
「お前……春輝達に何をした!?」
ダークディケイド
「ちょっと洗脳しただけだ。ケガをさせた訳じゃない」
バロンBA
『ヒリュウ改なら安全だと思ってたが……甘かったか!』
悔しそうにバロンBAが、拳をグランドマスターガンダムの残骸に殴りつける。
ダークディケイド
「さあ、2人共……変身だ」
春輝・優奈
「「……変身」」
エターナル
「っ!?」
驚くエターナルを余所に、春輝はロックシードを解錠し、優奈はウィザードリングを左手に嵌めた。
『ブラッドオレンジ!』
次に春輝はロックシードを戦極ドライバーにセットし錠前を掛け、優奈は白い魔法使いドライバーと同型のベルトのハンドオーサーを操作する。
『ロック・オン!』
『シャバドゥビタッチヘンシーン! シャバドゥビタッチヘンシーン!』
最後に、春輝はカッティングブレードを倒し、優奈は左手をハンドオーサーにタッチさせた。
『ブラッドオレンジアームズ! 邪ノ道・オンステージ!!』
『チェンジ! ナウ!!』
音声と共に2人の体格が大人程になり、春輝は『仮面ライダー武神鎧武・ブラッドオレンジアームズ(以降、武神鎧武BOA)』に、優奈は『仮面ライダーソーサラー』に変身した。
なのは
『春輝君と優奈ちゃんが……仮面ライダーに!?』
ケタロス
『奴は、春輝達を望さんと戦わせるつもりか!』
セッテ
『外道が……!』
ハーデスI
『あの野郎ぉ!!』
ダークディケイド
「夢の親子対決という奴だ。しっかり楽しめよ」
エターナル
「ま、待て!」
後ろに下がるダークディケイドに手を伸ばすが―――
『ATTACK RIDE INVISIBLE!』
ディケイドインビジブルによって逃げられた。
エターナル
「クソッ! 戦うしかないのか!」
武神鎧武BOA・ソーサラー
「「…………」」
無言のままエターナルに近づく武神鎧武BOAとソーサラー。
エターナル
「春輝! 優奈! 正気に戻ってくれ! 俺は2人と戦い―――うわっ!?」
武神鎧武BOAのブラッド大橙丸とソーサラーのディースハルバードで攻撃されるが、エターナルは何とか躱す。
エターナル
「頼む! 止めてくれ!!」
2人の肩に手を置き、説得するが―――
武神鎧武BOA
「フン!」
ソーサラー
「ハァッ!」
バキッ! ドガッ!
エターナル
「ぐぁっ!」
攻撃を食らい、吹き飛ばされる。
エターナル
「止めろ……止めてくれぇ!」
その後も何度も2人を押さえつけ説得するが、その都度攻撃を加えられる。
エターナル
「かはっ…!」
フェイト
『早く助けないと!』
ヴィータ
『助けろって、相手は春輝と優奈なんだぞ!?』
キュアアクア
『それに、まだグランドマスターガンダムが!』
エターナル
「ぐ…さすがに強いな……!」
武神鎧武BOA・ソーサラー
「「…………」」
よろめくエターナルに対し、武神鎧武BOAはカッティングブレードを1回倒し、ソーサラーは右手のファイナルストライクリングをソーサラードライバーに翳す。
『ブラッドオレンジスカッシュ!!』
『ルパッチ・マジック・タッチ・ゴー! ルパッチ・マジッ―――イエス! ファイナルストライク! アンダースタンド!!』
武神鎧武BOA・ソーサラー
「「ハッ!」」
同時に飛び上がり、エターナルに向けてダブルライダーキックを放つ。
エターナル
「…………」
エターナルは避けようとせず、2人を見据える。そして―――
ドガァァァァッ!
エターナル
「がっ……!」
ダブルライダーキックを、正面から受け止めた。
エターナル
「うぐ……ぁ…!」
プレシア・リインフォース
『『望!!』』
あまりの衝撃に意識を刈り取られそうになるも必死で耐え、片手ずつ掴んだそれぞれのライダーを下ろした。
エターナル
「はぁ…はぁ……」
肩で息をするエターナルを、武神鎧武BOAとソーサラーが見つめる。
エターナル
「じ、自分の子供のライダーキックを受けるとは……親として、本望だな……」
そこで一旦切ると、2人を抱きしめた。
エターナル
「でも、今の春輝達は本当の春輝達じゃない……! ライダーキックは……ちゃんと、自分自身の力で放つんだ……これは…父親としての、お願いだ……!」
更に抱きしめる力を強くする。
武神鎧武BOAとソーサラーから、殺気が消え始めた。
ソーサラー
「……お…父さん………?」
エターナル
「っ! 俺がわかるか…?」
武神鎧武BOA
「お父さん……」
2人の変身が、解除された。
春輝
「僕達、お父さんに酷いこと―――」
エターナル
「もういいんだ。2人が無事なら、それで」
優奈
「お父さん……」
優しく頭を撫でるとエターナルは立ち上がり、モニターを見た。
エターナル
「シュウト!」
鎧武OA
『どうした?』
エターナル
「春輝達を安全な場所まで連れて行ってほしいんだが、頼めるか?」
鎧武OA
『そういうことなら、任せてくれ! すぐ行くぜ!』
エターナル
「なるべく早めに―――」
ザシュゥッ!!
エターナル
「…………え?」
鎧武OA
『え…………』
周囲に、嫌な静けさが広がる。エターナルは自分の腹部を見つめた―――
―――ライドブッカー・ソードモードの刃が、ロストドライバーごと自分を貫いていた。
ズボォッ!
エターナル
「え…な……がはっ!」
刃を抜かれ、激しい痛みと出血と共に倒れ変身が解除される。
春輝・優奈
「「お父さん!」」
望
(……ガ…ガイアメモリに問題はない……でも、ロストドライバーが……)
そう考える望を、突き刺した相手―――ダークディケイドが見下ろす。
ダークディケイド
「隙だらけだったのが仇となったな」
斬月MA
『アイツ……最初からこれが狙いだったのね!』
シグナム(アギトユニゾンver)
『どこまで……どこまで腐ってるんだ!』
ダークディケイド
「ふん。たとえどんな方法であっても、最終的に―――勝てばいいんだよぉ!!」
ズシャァッ!
望
「ぐああああああああああ!!」
傷口を抉られ、あまりの痛さに声を上げる。
プレシア
『や、やめて……望が…死んじゃう……!』
リインフォース
『誰か……望を助けて……!』
ダークディケイド
「ははははは! この感覚だぁ! 誰かの絶望……それこそが俺に快感を与える!!」
罪牙
『アイツをぶっ殺す!!』
ハーデスI
『もう我慢ならん!!』
ディラスト
『お、落ち着け!』
鎧武OA
『くっ、スメラギ! ゼロ達にウルトラサインを!!』
スメラギ
『わ、わかったわ! でもシュウトはどうするの!?』
鎧武OA
『アイツをぶっ飛ばして、望さん達を助ける!』
スイカロックシードを出しながら、鎧武OAが叫ぶ。
『スイカ!』
オレンジロックシードを外し、代わりにスイカロックシードをセットし、カッティングブレードを倒す。
『ロック・オン!』 『ソイヤッ! スイカアームズ! 大玉・ビッグバン!!』
スイカアームズが落下し、鎧武OAは仮面ライダー鎧武・スイカアームズ(以降、鎧武SA)になった。
『ジャイロモード!』
鎧武SA
『今行くぞ!!』
ジャイロモードに変形し、鎧武SAはグランドマスターガンダム達を蹴散らしながら突撃した。
アナザースペース
グレンファイヤー
「あーあ…暇だなぁ~」
ゼロ
「暇なのはいいことだろうが」
ミラーナイト
「ゼロの言う通りです」
グレンファイヤー
「別に俺だって、戦いがあってほしい訳じゃねぇ。ただ、こう何にも起きないと退屈でさ」
ジャンボット
「確かにそうだが……ん? ……! ゼロ、アレを!」
ゼロ
「どうしたんだ? 何があ―――!」
ジャンボットが指した先には、光り輝くウルトラサインがあった。ゼロはそれを読んで、戦慄した。
グレンファイヤー
「お、おい! 何て書いてあったんだよ!?」
ゼロ
「……望が……重傷を負った……」
ジャンナイン
「何だって!?」
ミラーナイト
「向こうでは、何が起きているんですか?」
ゼロ
「かつて望達が倒した敵が復活して、グランドマスターガンダムの軍団で攻めている。それらと戦ってる途中で、望はだまし討ちを受けたらしい」
ジャンボット
「だまし討ちとは、卑怯な真似を……!」
ゼロ
「そこで、俺達に助けを求めたいと記してある」
グレンファイヤー
「俺は行くぜ!」
ミラーナイト
「私も、行きます」
ジャンボット・ジャンナイン
「「私(僕)もだ」」
ゼロ
「……全員一致って訳だな。よし!」
ゼロはウルティメイトイージスを出現させるとそれを装着、ウルティメイトゼロに変化した。
ゼロ
「ウルティメイトフォースゼロ、出撃だ!」
ウルティメイトイージスの力を使い、ゼロ達は次元を越えた。
レイ「という訳で、最後にウルティメイトフォースゼロが登場しました」
望「しかし、江島の奴はとことん卑怯だな……」
レイ「まあ奴ですから。あ、次回はウルティメイトフォースゼロの到着と新たな敵の登場です。お楽しみに!」
望「そういえば次回の最後ら辺で、ある人物が出るらしい。誰かは知らんが」