魔法少女リリカルなのは 運命を変える者 2nd season 作:レイブラスト
レイ「第7話です……そろそろグダり始めるころです……」
望「いや、明るく行こうぜ!?」
ハガネ 医務室
ユーリ
「う……こ、ここは……?」
シュウト
「目が覚めたみたいだな」
4人の少女は、順番に目を覚ましていった。……そういや、どうやってハガネに入ったかを言ってなかったな。
現在ハガネは異次元に停船しており、出入り口を俺達の世界とシュウト達の世界と繋いである状態だ。それでも通常なら入ることはできないんだが、シュウトがチケット(デンライナーのと似たようなもの)を何枚か渡してくれたので、入ることができたのだ。
レヴィ
「ここはどこ? 何がどうなってるの!?」
シャマル
「動かないで。じっとしてなきゃダメよ」
青髪の少女……レヴィをシャマルが咎める。ちなみにこの部屋には4人と戦ったメンバーの他、プレシアとアルフとアリシア、リインフォースとヴォルケンリッター達がいる。
シグナム
「一体彼女達は何者なのだ?」
望
「それをこれから聞こうと思ってたんだ。……説明してくれるか? 無理にとは言わないが」
シュテル
「それは―――」
ユーリ
「私から説明します」
シュテル
「しかし」
ユーリ
「彼らは私達を救ってくれました。何も言わずにいるのは、彼らに対する無礼になります」
ロード
「そうだな……我とて、恩を仇で返すような真似はしたくないしな」
望
「話してくれるんだな?」
ユーリ
「はい」
少女……ユーリは、自分達に起きたことを順番に話していった。
ユーリ
「まず私達について、お話します。私達は元々は1つの、『紫天の書』と呼ばれる、夜天の書に後付けされたプログラムです」
望
「紫天の書……リインフォース、知ってるか?」
リインフォース
「いえ。そのような名前は、聞いたことがありません」
ユーリ
「無理もありません。私達が埋め込まれた後、防衛プログラム『ナハトヴァール』によって上書きされる形で存在が隠されてしまいましたから」
ザフィーラ
「なるほど。リインフォースが知らぬ訳も、頷ける」
ユーリ
「そのまましばらく休眠状態でいた私達ですが、ある日転機が訪れました」
フェイト
「それって、もしかして……」
ユーリ
「ナハトヴァールが、夜天の書とのリンクを切断した時です」
望
「あれか……」
ナハトヴァールが変異したリュウガを思い出す。あの命がけの戦いは、今でも忘れることができない。
ユーリ
「夜天の書から分離する際、ナハトヴァールはいくつかのプログラムを取り込みましたが、その中に私達も含まれていました」
ヴィータ
「じゃあ、お前等は防衛プログラムと一緒に外に連れ出されたってことか?」
ユーリ
「そうです。そして、私達はナハトヴァールと共に葬られ、消える筈でした」
望
「だが、消えなかったと」
なのは
「一体どうして……?」
ユーリ
「彼……ダークディケイドの仕業です」
シュウト
「やっぱり、奴が絡んでいたのか」
ユウキ
「アイツはいつ頃現れたんだ?」
ユーリ
「……ナハトヴァールが倒されてから半年が過ぎた頃、消滅を待つだけだった私達の前に、突然現れました。彼はマテリアル達に高町なのは、フェイト・テスタロッサ、八神はやてのデータを与え、私と同時に起動させました。最初こそは恩を感じてましたが、後に『俺の為に働いてもらうぞ』と言われ―――」
望
「DG細胞を植え付けられた……そうだな?」
ユーリ
「はい……。ベルトも、その時に渡されました」
ユキナ
「聞いてるだけで腹が立つわね……!」
ミサキ
「ユーリちゃん達が、かわいそうだよ!」
ユーリ
「ですが、今の私達の体にはそのDG細胞は残っていません。本当に、ありがとうございました」
そう言ってユーリがお辞儀をすると、他の3人も揃ってお辞儀をした。
望
「顔を上げてくれ。俺は別に大したことはしてない。助けを求めてる人を、放っておけなかっただけだ」
ユーリ
「それでも、お礼を言わせて……下さい……」
何だ? 4人の顔が赤くなったぞ?
望
「どうした?」
ユーリ
「いえ、その……今まで貴方を見たことはあったのですが、素顔を見たことはなくて……」
ああ、そうか。
望
「緊張してるのか」
ユーリ
「そ、そうではなくて……」
レヴィ
「強いて言うと……カッコイイ、かな?」
シュテル
「レ、レヴィ!?」
レヴィが言った言葉に全員が慌てる。てか、カッコイイ? 俺が?
望
「それホントなのか? そうは思えないんだが」
ロード
「い、いや、それはだな……! べ、別に、そういう意味ではない! あ、かと言ってカッコ悪いという訳でもなくてだな……」
シュテル
「お、落ち着いて下さい! 慌てすぎて言葉が滅茶苦茶になってます!」
ロード
「お前はよく落ち着いてられるな!?」
シュテル
「落ち着ける訳がないですよ! だって、望さんが……あぅ……」
……何でこっちを見ては顔を背ける? アレか、嫌われてるのか。何で?
望
「この状況、どうしよう?」
助けを求めてプレシア達を向く。が―――
プレシア・リインフォース
「「はぁ…………」」
何故か呆れられた。いや、ホント何故!?
プレシア
(前から思ってたけど、望って天然の女たらしね……)
リインフォース
(その上、こうまで鈍感だなんて……)
鉄人
(ふむ……彼はシュウト達と同じみたいだな)
ミサキ
(そうね……)
ユキナ
(プレシアさん達、苦労するんだろうなぁ……)
シュウト
(俺達が言えたことじゃないけど、あの人ハーレム作れる気がする)
ユウキ
(奇遇だな。俺もだ)
望
「?」
本当に訳がわからん……俺が何をしたんだよ?
望「俺何かしたのか?」
レイ「もしかして…とか思わないんですか?」
望「だから何が?」
レイ「(アカン……)次回は……これと言って目立つところもないかな?」
望「無視した上になんだそれは?」
レイ「ともかく、お楽しみに!」