魔法少女リリカルなのは 運命を変える者 2nd season   作:レイブラスト

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新暦66年

レイ「第7話です……そろそろグダり始めるころです……」

望「いや、明るく行こうぜ!?」



第7話

ハガネ 医務室

 

ユーリ

「う……こ、ここは……?」

 

シュウト

「目が覚めたみたいだな」

 

4人の少女は、順番に目を覚ましていった。……そういや、どうやってハガネに入ったかを言ってなかったな。

現在ハガネは異次元に停船しており、出入り口を俺達の世界とシュウト達の世界と繋いである状態だ。それでも通常なら入ることはできないんだが、シュウトがチケット(デンライナーのと似たようなもの)を何枚か渡してくれたので、入ることができたのだ。

 

レヴィ

「ここはどこ? 何がどうなってるの!?」

 

シャマル

「動かないで。じっとしてなきゃダメよ」

 

青髪の少女……レヴィをシャマルが咎める。ちなみにこの部屋には4人と戦ったメンバーの他、プレシアとアルフとアリシア、リインフォースとヴォルケンリッター達がいる。

 

シグナム

「一体彼女達は何者なのだ?」

 

望

「それをこれから聞こうと思ってたんだ。……説明してくれるか? 無理にとは言わないが」

 

シュテル

「それは―――」

 

ユーリ

「私から説明します」

 

シュテル

「しかし」

 

ユーリ

「彼らは私達を救ってくれました。何も言わずにいるのは、彼らに対する無礼になります」

 

ロード

「そうだな……我とて、恩を仇で返すような真似はしたくないしな」

 

望

「話してくれるんだな?」

 

ユーリ

「はい」

 

少女……ユーリは、自分達に起きたことを順番に話していった。

 

ユーリ

「まず私達について、お話します。私達は元々は1つの、『紫天の書』と呼ばれる、夜天の書に後付けされたプログラムです」

 

望

「紫天の書……リインフォース、知ってるか?」

 

リインフォース

「いえ。そのような名前は、聞いたことがありません」

 

ユーリ

「無理もありません。私達が埋め込まれた後、防衛プログラム『ナハトヴァール』によって上書きされる形で存在が隠されてしまいましたから」

 

ザフィーラ

「なるほど。リインフォースが知らぬ訳も、頷ける」

 

ユーリ

「そのまましばらく休眠状態でいた私達ですが、ある日転機が訪れました」

 

フェイト

「それって、もしかして……」

 

ユーリ

「ナハトヴァールが、夜天の書とのリンクを切断した時です」

 

望

「あれか……」

 

ナハトヴァールが変異したリュウガを思い出す。あの命がけの戦いは、今でも忘れることができない。

 

ユーリ

「夜天の書から分離する際、ナハトヴァールはいくつかのプログラムを取り込みましたが、その中に私達も含まれていました」

 

ヴィータ

「じゃあ、お前等は防衛プログラムと一緒に外に連れ出されたってことか?」

 

ユーリ

「そうです。そして、私達はナハトヴァールと共に葬られ、消える筈でした」

 

望

「だが、消えなかったと」

 

なのは

「一体どうして……?」

 

ユーリ

「彼……ダークディケイドの仕業です」

 

シュウト

「やっぱり、奴が絡んでいたのか」

 

ユウキ

「アイツはいつ頃現れたんだ?」

 

ユーリ

「……ナハトヴァールが倒されてから半年が過ぎた頃、消滅を待つだけだった私達の前に、突然現れました。彼はマテリアル達に高町なのは、フェイト・テスタロッサ、八神はやてのデータを与え、私と同時に起動させました。最初こそは恩を感じてましたが、後に『俺の為に働いてもらうぞ』と言われ―――」

 

望

「DG細胞を植え付けられた……そうだな?」

 

ユーリ

「はい……。ベルトも、その時に渡されました」

 

ユキナ

「聞いてるだけで腹が立つわね……!」

 

ミサキ

「ユーリちゃん達が、かわいそうだよ!」

 

ユーリ

「ですが、今の私達の体にはそのDG細胞は残っていません。本当に、ありがとうございました」

 

そう言ってユーリがお辞儀をすると、他の3人も揃ってお辞儀をした。

 

望

「顔を上げてくれ。俺は別に大したことはしてない。助けを求めてる人を、放っておけなかっただけだ」

 

ユーリ

「それでも、お礼を言わせて……下さい……」

 

何だ? 4人の顔が赤くなったぞ?

 

望

「どうした?」

 

ユーリ

「いえ、その……今まで貴方を見たことはあったのですが、素顔を見たことはなくて……」

 

ああ、そうか。

 

望

「緊張してるのか」

 

ユーリ

「そ、そうではなくて……」

 

レヴィ

「強いて言うと……カッコイイ、かな?」

 

シュテル

「レ、レヴィ!?」

 

レヴィが言った言葉に全員が慌てる。てか、カッコイイ? 俺が?

 

望

「それホントなのか? そうは思えないんだが」

 

ロード

「い、いや、それはだな……! べ、別に、そういう意味ではない! あ、かと言ってカッコ悪いという訳でもなくてだな……」

 

シュテル

「お、落ち着いて下さい! 慌てすぎて言葉が滅茶苦茶になってます!」

 

ロード

「お前はよく落ち着いてられるな!?」

 

シュテル

「落ち着ける訳がないですよ! だって、望さんが……あぅ……」

 

……何でこっちを見ては顔を背ける? アレか、嫌われてるのか。何で?

 

望

「この状況、どうしよう?」

 

助けを求めてプレシア達を向く。が―――

 

プレシア・リインフォース

「「はぁ…………」」

 

何故か呆れられた。いや、ホント何故!?

 

プレシア

(前から思ってたけど、望って天然の女たらしね……)

 

リインフォース

(その上、こうまで鈍感だなんて……)

 

鉄人

(ふむ……彼はシュウト達と同じみたいだな)

 

ミサキ

(そうね……)

 

ユキナ

(プレシアさん達、苦労するんだろうなぁ……)

 

シュウト

(俺達が言えたことじゃないけど、あの人ハーレム作れる気がする)

 

ユウキ

(奇遇だな。俺もだ)

 

望

「?」

 

本当に訳がわからん……俺が何をしたんだよ?




望「俺何かしたのか?」

レイ「もしかして…とか思わないんですか?」

望「だから何が?」

レイ「(アカン……)次回は……これと言って目立つところもないかな?」

望「無視した上になんだそれは?」

レイ「ともかく、お楽しみに!」
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