何してもノリでどうにかなる感じ。
「くっ……例の奴らです!引きますよ!」
『戦力の3割を損失。戦線の維持の困難を確認。これより撤退します。』
やべぇ、逃げられる。
追撃は……「ノブ……」「ノッブ……」
無理か。いや、いい。誰も死んでない。なら万々歳だ。
「聞け!皆の衆!此度の戦!我が方の勝利だ!」
「ノッブ!」「ノッブー!!!」「ノブッノブ!!!」
ハハハハハハッ!!!!!!
「「夜叉♡」」ガシッ
あ。
助けてそこの娘!
「ひゃあ!何!?誰!?」
「状況からして信長さんや影虎さんのお知り合いのようですが……」
「よし!良くぞ聞いてくれた!俺の名は…」
「ほれ、マスター達に分かるよう言うと浅井長政って奴じゃよ。」
「吉ィ!!!」
オイ!ここはカッコよくキメるとこだろ!?俺が!
「浅井長政……?この人が……?」
勿論だ。
「かなりヘタレてますがね。」
「うっせえぞ!そもそも戦場で押し倒す奴が居るかお前ら!」
素直に怖いわ!
「ああ!もういい!ひとまず尾山御坊に帰るぞ!」
「ノブッ!」「ノブノブ。」「ノブブ。」
ああ、本当にコイツらは良い奴だ。
「待つのじゃ!」「待ちなさい!」
やなこった!逃げるぞ!
ノブノブノブ~~~!
「長政さんも御二方も行ってしまいました!」
「嵐のような人だ……」
「ギャハハハハ!夜叉の兄貴らしいぜ!追っかけようぜマスター!」
~尾山御坊~
「ノッブブァー!ノッブブー!」
「よく分かりませんが…喜んでいるのでしょうか……?」
「『助かった。感謝する。』ってよ。」
「言葉が分かるのですか!?」
「まぁ…酔っ払った吉はこんなだしな。」
「え、まじ?わしこれと同じ?」
うん。…………あ~もっと悪いかも。うん、悪いな。
「で、この国ですが、カルデア家が併合するという事で良いのですか?」
「ノッブァ!ノブノッブ!」
「大丈夫だとよ。んじゃ俺も。まぁ、知名度の無い武将だが、宜しく頼むぜ、マスターちゃん?」
浅井長政が配下に加わった。
(NPCとして選択出来るようになりました。)
「「「ノッブ。ノッブ。」」」
「マスター!コイツら何をしとるのじゃ!」
「長政さんを取り囲むように。」
「どうやら長政さんを守るつもりの様ですね。」
お前ら………
すまねぇ!恩に切る!
「ああ!この!どきなさい!」
「ノッブァー!?!?」
「捕まえましたよ!」
「逃がすか!」
スマン。捕まっちまった。
いや、まだだ、まだ終わってない!
筋力Bの今ならッ…………
「ぬおおおっ!?」
「まさか突破されるとは……!?」
ハァ………ハァ………撒いたか?
市も帰蝶さんも居ない。これは勝ったな。 風呂入ってくる。
この後男湯で信長♂と出会うのだが省略。
何というか……俺と吉の逸話やらを足して二で割ったみたいな奴だったな。
あんな
というか作ったし。実用性皆無で産廃だったけど。
今更考えたら戦国の戦場って隙だらけだったよな。
暇潰しで作った
せめてなー無色火薬があればなー…
いや、今更どうでも良いんだけどさ。
「「捕まえたのじゃ(ました)。」」
うん、逃げるの止めよう。仕方ないね。
「おや?やけに素直ですね。」
「うるせぇな。たまには我儘を聞いてやろうってんだ。」
「ひとりよりみんなでいたほうが、たのしいよっ。」
『くぎゅううううううううううううううううううううううううううう!』
うわっ、まだ生えてたのかコイツ。というか吉、お前中の人ネタは怒られるから止めろ。(ヒント・邪神)
チュンチュン
死にそうです。
具体的に言うと霊基が三割くらい欠けた気分。
「どうしたのじゃ、浮かない顔して。」ツヤツヤ
「大丈夫ですか?」ツヤツヤ
コイツら殴っていいかな。いや、殴るわ。
で、次の進軍なんだが。
「次はどこ攻めんだ?」
「んー何処がいいかな?」
「そうじゃの~岐阜城なんかどうじゃ?」
岐阜城か。
懐かしいなぁ… シミジミ
やって参りました!岐阜城!
……ここの主は本物信長とか言うらしい。訳分からん。
「そもそもわしが居るのに何じゃ本物って。」
ホントだよ。
十分後。
「「「「「本物だァァァ!?!?!?」」」」」
ほんものだ。
具体的に言うと教科書の奴。
解像度ひっく。
「一先ず撤退!」
賛成!
何だこの世界は。
ぐだぐだ次元だからオッケー?成程?
本物信長のとこに居た信勝君、アレ狂戦士だよね。
何で織田ゆかりの英霊はどいつもこいつも………
というかどうしよ。
次見たら笑い転げて戦えないと思うんだけど。
~????~
「信長様、現在尾張信長を有するカルデア家というものが現在勢力を増していると。」
「ククク、構わぬ。過程はどうあれ、最期に勝つはこの儂よ。」
「そして、長政様も居られると。」
「………………………そうか。」
「よく分からんが、俺が見てくるさ、尾張の信長に、越後の龍、そして鬼夜叉殿。」
「態々、貴様が出向く事も無かろうに。」
「いやぁ、
「ッ……………………了承した。必ず戻れ。
我が友よ。」
但し書き進むとは言っていない!
玉葱勉強が辛いのです。化学苦手。