フラム[調合][攻撃][火炎][爆弾] 材料:[燃料]+[火薬]+[火炎]&[鉱石]x2
私たちがイメージする普通の爆弾と言えばこれ。
火の魔力がこもった石の、火の魔力を開放することで爆発を発生させるもの。
「&」がついたレシピは初めてだよね? これは複数の特性を併せ持つ素材と言う意味だよ。
炎の属性を持った鉱石はなん種類かあるけど、同じものを2つ選んで使わないといけないんだ。
基本的には一番楽に手に入るものを使うよ。 私たちなら、カーエン石かな。
──レシピを汎用的に書いてみたけど、どうかな。
まあ今のうちは普通にカーエン石とか書いておいた方が便利なんだけど、
いつか必ず、この書き方をすべきか判断する時が来ると信じてるよ。
その時のために、今から考えておいてね。
爆弾と言うものの作り方を考える際一番大事なのは信管、つまり誤爆防止のための仕組み。
このフラムにおいてのそれは、使用する前に魔力を通したか否か。
魔力を通してからしばらくたつと、火薬に火がついて燃料に引火、ドカンと言うわけね。
ものに作為的に魔力を通すと言うのは、やってみると意外と難しいから練習しておくこと。
ちなみにこれは通す魔力の量が多すぎると手元で爆発する危険物よ。
え? そんなので練習をさせるな? よくわかってるじゃない。
でも他に練習に適したアイテムなんてないわよ! 残念だったわね!!
──自分の作るもの、使うものがどれだけ危険なものかを常に肌身で感じること。
それを教えてくれる最初の道具よ。 最初はおっかなびっくり使うものだけど
まあすぐに慣れるわ。
レヘルン[調合][攻撃][氷結][爆弾] 材料:[液体]+[火薬]+[氷結]&[鉱石]x2
フラムの魔力を反転させて、冷気をばらまくようにしてみましたって感じの爆弾。
周囲から一気に熱を奪うことで、対象に凍傷を与える効果があるよ。
岩とかを壊すのに使うのは普通はフラムだけど、レヘルンもちゃんと使えるからね。
場所によってはフラムを使うと危険だったりするから、そういった場所で使うよ。
あと、これに限らず、魔力を宿した鉱石はいろんな種類があって、
その魔力を使うことでいろいろなことができるよ。 使いこなせるようになろうね。
──素材をどういう風に使うか考えること、素材の何を抽出するか考えること。
こういったものづくりの視点は、これから錬金術師を続けていくうえで必須だよ。
その土台になるのは、素材を知ること。 素材を知るためにも、たくさん使って経験を積もうね。
フラムと同じような仕組みの、爆発で出るものが違うだけのモノ。
鉱石を殻と魔力を通すための信管にして、そこに発火用の火薬と発火後の攻撃に使うモノを入れ込むという仕組みも一緒。 当然、使い方もほとんど一緒。
このレシピには中和剤が入らないのだけど、それは自分の魔力を入れたら起爆するから。
調合の手順を間違えるとかして自分の魔力が入り込むと起爆するから、下手に作ると失敗するわよ。
自分のでない魔力を残しながら鉱石を削って殻や信管にしていく作業は結構大変だけど頑張りなさいね。
──中和剤の補助が入らない、純粋な自己魔力での初めての調合でもあるわ。
何度も失敗して爆発させる過程を繰り返しながら少しずついろいろな調合ができるようになりましょう。