シスコンでブラコンなお姉さま セリーヌたん物語   作:uyr yama

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15話目

 

 

 

セリカと結ばれて、数日が立ちました。

 

レスペレントから出ようと南下していた私達は、目指す方向を逆しまにし、元来た道を戻ります。

ブロノス砦近くを通ったさいに、ここの防衛司令官を務めてるお姉さまと接触しようとしたんだけど、時、既に遅し。

お姉さまは失脚し、カルッシャ追放……ううん、そうされる前に逃亡したらしい。

と言うか、前回ここを通ったときには、もう居なかったみたい。

だから、どの道手遅れだったのだとハイシェラに慰められながら、行き先をフェミリンス神殿へと変更しました。

いえ、変更しようとしたんですが、セリカとハイシェラにダメだしされたんです。なんで?

 

《なんでもなにも、のう、セリカ?》

 

意味深なハイシェラの言葉に、私は首を傾げてセリカを見た。

セリカは優しく目を細めながら、私の頭の上に手をのせ髪を梳くと、ちゅっとその髪に口付けをしてきます。

私はそれだけで、頬に熱が溜まるのが分かります。

なんか誤魔化されてる様な気がしないでもない。

 

もし本当にそうなら、考えたのは、ハイシェラだ……!

 

ったく! あんのエロぼけ駄剣っ!!

 

内心でハイシェラを罵りつつ、私達はユーリエの街に入りました。

街は数日前に通り過ぎた時と比べ、明らかにおかしい雰囲気がする。

一般人や兵士の様子は無理に明るく振舞っている感じがして、どことなく痛々しく見えた。

それとは裏腹に、時折見かけた官僚貴族を始めとする国の中枢を担う者達の表情は、逆にいっそ傲慢とさえ言える。

酒場に入ってセリカが情報を集めて見たところ、彼らはメンフィルへの侵攻のための前準備に訪れてるんだとか。

メンフィルは先のブロノス砦の敗戦、メンフィル内戦により疲弊しており、今こそ逆襲の時。

その考え自体は間違ってはいないと思う。

思うのだけど……

 

《なんというかのー、遅い》

「そうだな。今から攻めた所で、逆に討ち滅ぼされるの関の山だ」

 

なのです。

戦うなら、先のブロノス砦の勝利の余勢を借りて、そのままメンフィル国内へと雪崩れ込むしかなった。

しかもカルッシャ最強である姫将軍が失踪した今、誰がその任につけると言うのか……

 

(レオニード、アナタは何をしているの……?)

 

焦燥した私の心が、顔に出る。

多分、恐ろしいほど真っ青なのだろう。

滅びた国の王族は、悲惨だ。

死ねば躯を晒されて、生きても屈辱の扱いを受けるだけ。

もっとも、メンフィル王リウイがそうするとも思えはしないけど。

ただし、カオスなリウイが降臨しなければ、だ。

彼は、ルートによって人となりが違いすぎた。

現状のリウイがカオスでない保障はないのだから、メンフィルに敗北して降るのは危険が過ぎる。

それに、憎しみはこれ以上ない程に買っていた。

ハーマンがメンフィル国内に屍の山を築き、血の川を作ったばかりなのである。

 

どれほどカルッシャを憎んでいるのだろう?

どれほど私たちカルッシャ王族を忌々しく思っているのだろう?

 

なにせ今大戦の始まりの切欠を作ったのは、お姉さまである可能性が高いのだ。

もっとも、私から言わせれば、メンフィルの重臣であるケルヴァンの方が怪しいし、母親殺された憎しみで一国を滅ぼしたお前に言われたくねーよ、と思ってるのも事実だけどね。

まったく、リウイはゲームの主人公としてならともかく、現実の、しかもメンフィルと敵対する国の王女としてなら嫌な奴です、ホントに……

 

だって、カルッシャが勝利するビジョンがいまいち見えない。

内輪で権力争いをしていたカルッシャと、補給線を壊滅させられても尚、一致団結しているメンフィル中枢部とじゃあ……

こう考えてみると、先の内戦は国内の膿を洗い流すのにちょうど良かったのでは?っとさえ思える。

そうしてマイナス要素を結果的に廃したこの世界のチートカリスマ、リウイ・マーシルンが、顔を真っ赤に怒らせて攻めてくるのだ。

こんなの相手じゃ、例え相手に数倍する戦力を持って当っても、お姉さまがいないカルッシャじゃあ簡単に蹴散らされて終わりに違いない。

だいたいにおいて、魔神一体が一軍に匹敵するこの世界で、あの国が何人の魔神級を抱えてると思ってるのっ!?

 

 

メンフィル国王リウイ・マーシルン

鬼嫁……もとい、私の妹でありメンフィル王妃イリーナ・マーシルン

メンフィル大将軍ファーミシルス

メンフィルの守護神、聖騎士シルフィア・ルーハンス

自由なる魔剣士カーリアン

ベルガラードより派遣され、現在リウイの参謀役を務めているだろうブラム・ザガード

 

  

パッと思いつくだけでコレだけ居たりする。

その上で、それに続くだろう者達まで……

 

ラピス・サウリン、リン・ファラ=バルジアーナ、ティファーナ・ルクセンベール、フェイエ・ルート、リオーネ・ナクラ……

……って、リンはちょっと違うかなあ?

あと、居るんだが居ないんだか不明な、魔神ディアーネ、神格者ミラ・ジュハーデス、光の飛天魔シュバルティアなんかが居たら洒落にならない。

 

大軍という面で押し潰そうとしても、圧倒的過ぎる点の強さで、その面を破壊出来る顔ぶれだ。 

逆にカルッシャを見てみたら、最強であるお姉さまは失踪。

次点の宰相サイモフと皇太子レオニードが戦場に出る=王都決戦=敗北決定。

というか、この2人。能力は高いが実戦経験があまりない。

正直なところ、戦場で戦い続けて結果出してるメンフィルの面々から比べたら、どうにも不安な面が大きいです。

だというのに、この2人以上に戦える将は思いつきませんときたら……本当に涙がちょちょぎれますよ。

 

ねえ? これ勝てないよね? なのに何であの人達明るいん? 

 

と、まあ、色々とネガティブなことを考えていると、セリカとハイシェラから心配そうな視線を感じ、私は無理して笑ってみせた。

 

そうやって笑っていると、不意に私は気づいた。

民や兵たちが笑っているのも、今の私の気持ちと一緒なんだ。

彼らは分かっているのだ。

カルッシャが、このままでは滅びてしまうと。

 

目がじわっと熱くなる。気が落ち込んできた。

 

「今日はもう休もう」

 

セリカの手が、ふわっと私の頭が数回撫でる。

 

「はい」

 

私は素直に返事を返した。

確かに身体が重い。

 

「思いつめすぎだ。言ったろう? 俺に、任せろと……」

「ふえっ!?」

 

セリカの腕が私の身体を包み込み、感じる相変わらず硬い彼の胸板の感触と、鼻腔をくすぐるセリカの匂い。

ここは酒場だ。当然他の客も沢山いて。

周囲から囃し立てられる私とセリカ。

でも、私の心は少しづつ穏やかに凪いでいく。

 

きっと大丈夫。

セリカと一緒なら、大丈夫。

 

 

って! そう思ってたのにぃっ!!

 

 

どういった伝手なのか、王都ルクシリアに着くなり、セリカの手によって私は宰相サイモフに預けられ、そのまま数年ぶりに家族と再会する。

当然その場所にはセリカは居なく、ただ、待っていろとだけ私に告げて、さっさと消えてしまったのだ。

 

 

私を置いて……私を、おい、て…………

 

 

 

この、わ た し をぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおっっ!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「セリーヌ! セリーヌっ!! おおっ生きて、生き、て……」

「姉上、ご無事のお帰り、誠に……祝着至極……」

 

義母と弟の涙の喜びが無ければ、怒りの形相で彼を追いかけただろう自信が私にある。

必死に2人を宥める私と、泣きやむ事無い義母と弟。

3人の姿は、王宮の者達の微笑みを誘うに相応しく。

ただ、一人の老人の暗い瞳がなければ……

私は宰相の視線に気づけずに、ただただ2人を慈しむよう抱き締めていた。

 

「ただいま、お義母さま、レオニードくん」

「……おかえりなさいセリーヌ。本当に、アナタが無事、で……よかっ、た……」

「母上、そんなに泣いていては、姉上も困りましょう」

「何を言ってるのです、レオニード。アナタも、泣いているではありませんか……」

 

ああ、帰って来たのだな。

ここに、私の家に。

もうイリーナとお姉さまの2人はいらっしゃらないけど、それでも、やっぱりこのカルッシャが、私の帰る家なんだ。

 

私の心は暖かく、頬を伝う涙は喜びの涙。

必ず、必ず、私は守ってみせる。

私の家族を、守って、みせる。

 

例え相手がリウイ・マーシルンでも、例えセリカがいなくても、私は、私は……!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

病弱な第2王女セリーヌ・テシュオス。 

 

現メンフィル王リウイが率いていた反乱勢力。

その反乱勢力により襲撃され、死亡とされてから5年の月日が流れた。

しかし、幻燐戦争の末期は末期。今、彼女はカルッシャへと帰還する。

ベッドに横たえていた身体は健康に、嘆いてばかりの心に火が灯り、負けない心と、負けられない心を手に入れて。

 

「レオニードくんが泣いてるトコ見るの、赤ちゃんだった時以来ですよね、お義母さま……」

 

流れる涙も弱々しいものでは決してなく、どことなく力を感じるは気のせいか?

 

「セリーヌ、アナタも、泣いてるのですよ……」

「まったくです姉上。自分だけが違うみたいな言い方は不愉快です」

 

後のメンフィル帝国皇帝と刺し違える覚悟を瞳に宿し、だからこの幸福はすぐにでも終わるのだと知っていた。

 

「お姉ちゃんは、お姉ちゃんだから、いいのっ!」

 

でも、今の幸せな時間よ、永遠になれと、彼女は願わずにはいられなかった。

今の彼女の心に、イリーナの平穏はない。

だって、彼女は愛する妹の、愛する男を殺すことしか、考えていなかったのだから……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一方、セリーヌをルクシリアに置き去りにしたセリカは、フェミリンス神殿へと向けて足を進めていた。

 

《さても、なんと厄介な知識を持っていたものよ》

「真実、か……?」

《そうじゃ、セリーヌ嬢ちゃんの話は、全てお主が体験したことよ》

 

セリカは難しそうに僅かに顔を歪めた。

昨夜に関わらず、ここ最近の夜の睦み合い中に少しづつセリーヌから聞き出した原作知識。

それはセリカの失われた記憶と、あるかも知れない未来の話。

セリーヌがちょっと口を滑らせた前世の世界という言葉から、ハイシェラが問い詰め聞き出したのがコレだ。

 

まったく、困ったヤツだとハイシェラは思う。

 

ハイシェラの脳裏に、カヤだった頃のセリーヌの能天気な笑顔が思い浮かぶ。

そして、セリーヌに戻ってからの沈痛な表情も。

こんな知識、持っていない方がイイに決まっている証拠だ。

セリーヌは、起こるかどうかもワカラナイ未来の事象に怯えている。

ただし、それは起こる可能性が非常に高い事象ではあったが。

 

ハイシェラは思うのだ。

 

セリーヌの器量があれば、普通の女として幾等でも幸せになれたろうにと。

もっとも、その場合はセリカや自分は彼女と知り合えずにいたろうから、ハイシェラとしても複雑ではあったが。

なんせ、その方が彼女は平穏無事だったであろうから……

 

《まあ、その辺りを悩むのは後にしようかの。今は……》

「【殺戮の魔女】を、消滅させる」《だの》

 

そう。そうして、宰相サイモフから報酬を手にする。

報酬は、死んだ王女であるセリーヌ・テシュオス。

そして、セリカはこの国の次期国王が安寧に国を統治出来るよう、メンフィル王リウイ・マーシルンを滅ぼすつもりだ。

一国の、しかもレスペレントを統一せんとする強国の王を滅ぼすのは難しいかも知れんが、不意打ちで頭上に遊星でも落とせば何とでもなろう。

ついでに主力軍ごと纏めてか、もしくはどこかの拠点ごと滅ぼせれば尚良しである。

セリカにはそれを成せるだけ気力と魔力が充実しており、それをサポート出来るだろう使徒も、その時には【2人】になっている可能性が高い。

 

それで全ては終わる。

 

セリーヌの望み。エクリアが、レオニードが、ステーシアが……平穏無事に過ごせるようにと……

 

リウイが死ねば、確実にイリーナは不幸になるだろうが、その辺りはセリーヌが何も言わなかったとして、セリカもハイシェラも知らないフリだ。

エクリアは……自分と共に有る事が平穏無事とは繋がらないが、そこはセリーヌに任せようと思う。

セリーヌは災厄の象徴である神殺しと共にいても、十分に幸せそうだったのだから。

彼女の原作知識でも、エクリアは神殺しの第一使徒。

その知識と現実を混同するのは危険だが、そうなるだけの素養はあるのだろうとハイシェラは確信していた。

それにセリカもセリーヌの影響で、前ほど自分が災いを呼び寄せる存在だとは思っていない。

いや、正確には、そうなのだと思う前に、セリーヌの存在が忘れさせてくれるのだ。

セリカの、神殺し自慢の第一使徒である彼女が……

 

《それにしても5人じゃ、5人。お主が使徒をそんなに作るとはの。これにセリーヌ嬢ちゃんを入れれば6人じゃぞ、セリカよ》

「そうなるとは限らん。すでにセリーヌの知っていた原作知識とやらとは、可也のズレをみせている」

 

ハイシェラには、セリカの言葉は負け惜しみにしか聞こえない。

そうして、くっくっくっ、とハイシェラは笑いの波動を見せながら思う。

 

セリカが本当の意味で救われる日も近いと……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なんでここにいるのだろうか?

 

どうして存在していられるのだろうか?

 

わからない わからない わからない

 

でもひとつだけわかることがある。

 

あの男が気に食わない。

 

殺してやりたいと、そう思う。

 

どうしてそう思うのだろうか?

 

残された記憶を漁り、うっすらと蘇る金色の女。

 

ああ、欲しい……

 

世界を混沌に出来ないのなら、せめてアレだけでも我が下に……

 

あの女を犯し、嬲り……泣き喚く姿を想像するだけで、滾る。

 

 

「うんうん、いいよ。アイツを、神殺しを滅ぼしたのなら、その女を好きにしてもさ」

 

 

力が流れ込む。

 

生前とは比べ物にならない力が……っ!

 

今なら、例え神殺しだろうと、俺は……

 

 

「まあ、無理だろうけどさ。せめて、時間稼ぎくらいはしてよね?」

 

 

俺……は……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2人がフェミリンス神殿に辿り着いたとき、そこは地獄の様相を見せていた。

光ある白い神殿が、どす黒い血に塗れた地獄の景観。

襲い来る意思薄弱な魔獣を蹴散らしながら、最奥を目指して進むセリカ。

彼が最奥へと到ると、そこには2人とナニかの人影があった。

 

背に白く輝く翼をはためかせ、纏うオーラは神々しい。 

目を虚ろに濁らせた、神にも等しい力の持ち主。

 

もう一人は目の色を憎悪に染め、だけども、こちらも明らかに正気ではない瞳の色。

……生前に執着していた何かだけを求める死霊の騎士。

そして、その2人の背後で子供の様に笑う、禍々しい悪意の塊。

ハイシェラは、セリカの手の中で姿を短剣から長剣へと姿を変えた。

 

《セリカよ……》

「ああ、わかってる」

 

セリカはハイシェラである剣を構え、一瞬身体を沈みこませると、磨きぬかれた神殿の床を勢い良く、タンッ!! と蹴った。

 

「ッ!!」

 

全身の筋肉を限界まで引き絞り、そして放たれるセリカ必殺の奥義、飛燕剣柩孔身妖舞!!

高速の剣閃は確実に悪意の塊を捉え、スパンと気の抜けた音と同時に首が飛んだ。

だが、目の前の首なしは倒れない。血を噴き出すこともない。

首を斬られたぐらいでは死なないのか? そう緊張を高めるセリカの目の前で、悪意の塊はのろのろとした動作で落ちた首を拾う。

そして何でもない風に首を斬られた断面図に押し付け、ゾッとするほど気色の悪い声を口から吐き出した。 

 

「やあ、神殺しセリカ。君の出番は此処にはないよ? まだ幻燐の姫将軍2の時間だからね。それにしても流石はお姉ちゃんって言ったらいいのかな? ここまで原作を滅茶苦茶にするなんてさ。ほんとリカバーするのは大変だったよ。でもね、これもお姉ちゃんの愛の試練だと思うと……クハァッハアハハハアッハハハアヒャハアアアアァアァァァアアアアアアアアアアアアアッッ!!!」

 

声を出す口から噴出す瘴気。

空気が濁り、その瘴気の源が楽しそうに嗤う。

 

セリカはハイシェラを握り直し、大きく構える。

そして目の前の存在を威圧するように、強く殺気を放った。

目の前の存在が話す【お姉ちゃん】それがセリーヌだと、セリカは言われずとも分かったからだ。

 

だから思う。この存在は、ここで、消滅(ころ)すッ!!

 

 

 

 

 

 

こうして、メンフィルとカルッシャの戦いの裏で、この先数百年に渡る果てない戦いの狼煙が上がる。

 

セリーヌの知らない場所で、彼女と、その仲間達の、長い長い戦いのプロローグが、始まったのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

主要人物の現在のレベル早見表

 

悪意の塊 ?

神殺しセリカ 380

姫将軍エクリア(姫神化・操) 330

死霊騎士ケルヴァン(死霊化・操) 300

天使モナルカ 250

宰相サイモフ 240

メンフィル王リウイ 220

カルッシャ皇太子レオニード 210

大将軍ファーミシルス&カーリアン 200

元ブロノス砦防衛副司令オイゲン 180

ラピス・サウリン、リン・ファラ=バルジアーナ等々 150~180

その他メンフィル主要人物 130~150

鬼嫁イリーナ 250(笑

メンフィル王妃イリーナ 100

神殺しの第一使徒セリーヌ 30

 

 

レベル=戦闘力ではありません。

目安ではありますけどね。

Lv200越えで魔神級だと思ってください。

ただし、作中に書かれている 魔神級=一軍に匹敵する戦力 って訳ではありません。

そうでないとも言いませんけどね。

 

 

原作キャラリタイア表

 

忠義の亜人騎士ギルティン・シーブライア 死亡 

セリーヌの騎士ハーマン・ベルドー 死亡

スリージ老将軍シウム・センテ 死亡

混沌の策士ケルヴァン・ソリード 死亡?

メンフィル近衛騎士団副団長リネア・エーアスト 再起不能

イーリュン修道女ティナ・パリエ 妊娠

 

 

 

 

 

 


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