シスコンでブラコンなお姉さま セリーヌたん物語   作:uyr yama

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5話目

 

 

 

 

 

 

素朴な開拓民の村は炎に包まれ、戦えない女子供が逃げ惑う。

 

私はせめてとばかりに、村人と侍女達を連れて逃げるようにと、傍を離れなかった騎士達に命令を下す。

数瞬迷ったあと、同僚達に促された騎士が3名、私が差し出した王家の証を受け取ると、村人達を守るために駆け出した。

 

どの道、誰かは生きて帰らなければならないのだ。

 

私の祖国、カルッシャに……

 

私と、私と共に死ぬ騎士達の最後を伝える為に。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

剣戟と魔法の爆音が響く中、私はイリーナの下から命懸けで戻ってきた騎士の帯剣を手に取った。

 

前世を含めても、ただの一度も手にした事がない凶器。

まともに扱うことなど出来よう筈もない。

しかもだ、今生は文字通り『箸より重い物』を持ったことが無かったりする。

それでも私はソレを手に取るのだ。

騎士達が片手で軽々と振り回すその剣を、両手で引き摺るようにして。

 

そうして足を前に出し、一歩一歩、ゆっくりではあるけど歩き出した。

ギルティン達が死兵となって剣を奮う、その背中を目指して。

 

そう言えば私、セリーヌになってからは走ったこともなかったっけね。

 

私は場違いにもクスクス笑い、そして、キッと正面を睨みつけた。

目が合った。あの男、ケルヴァン・ソリードと。

憎たらしい事に、死兵と成ったギルティンの剣を軽くあしらいながら、私にいやらしい笑みを向けてくる。

余裕綽々と、私の身体を上から下まで舐め回すように見ながら舌なめずり。

ナメクジに体中を這い回れるより気持ち悪い。こっちみんな。

 

「くっくっく……」

 

 

そんな私の様子に、忍び笑いをこぼすケルヴァン。

ギルティンとの力量の差が隔絶している証拠だろう。

ほんとムカつく野郎である。

 

だけども、舐めるなよ、ケルヴァン・ソリード。

これはゲームなんかじゃないんだ。

私とギルティンの命の刃。

たった一度でもその身に受けさせれば良いだけなんだ。

そう考えれば、何て簡単なことだろう。

 

「この戦いは私の我侭。目の前のあの男を殺すまでは止められない私の私戦」

 

視線をケルヴァン・ソリードに固定したまま、私は周囲の騎士達にそう囁いた。

既に私の居る場所は、魔物の爪や牙が容易に届く範囲。

剣や槍は言うまでもない。

魔法とて、先ほどから私を掠めて爆炎をあげている。

弓矢が飛び交い、その一矢が私の肩に突き刺さる。

高揚しているせいだろう。痛みは余り感じない。

それでもドレスを真っ赤に染め上げてはいるのだが。

 

でも、私も、そして私の護衛をしている騎士達さえも最早何も言わない。

みな、判っているのだ。

ここで私達が終わる事を。

そして、私の覚悟を。

 

「何たる名誉か! 美しき姫君の私事(わたくしごと)の為に剣を振るえるとは!!」

「ふふふ、その様なことを仰っては、奥方様に怒られますわよ?」

「セリーヌ殿下、ご安心を。その者はもとより細君の尻に敷かれておりますれば、今更どうということはございませんよ」

 

豪快に笑いながら、私に近づいてきた魔物を一刀の下に斬り伏せる。

血臭が舞い、返り血が私に降りかかった。

普段だったら、吐き気を催す匂いが私を包み、でも、それは逆に私の闘士をみなぎらせる。

 

もう、この村の自警団の者達は、一人残らず息絶えた。

今、メンフィルの最後の騎士が魔物の爪の餌食に倒れる。

その魔物を、私の傍に居る騎士の一人の魔法が燃やし尽くす。

これで残る敵は、ケルヴァンを入れて大よそ30か?

そして我が方の戦力は、ギルティンと、未だ魔物と死戦をしている4名。

最後に私と護衛の騎士7名を加えると全部で13人。

 

「一人が3体倒せばお釣りがきますね?」

 

一人の若い騎士がうそぶく。

 

「ならば命じます、我が騎士達よ。その大言、嘘ではないと証明してみせよ!」

 

私の護衛の7名が「ハッ!!」と剣を掲げると、一斉に魔物の軍勢を屠る為に駆け出した。

 

 

───オイ! 聞いたか! 我が騎士だってよ!

 

ああ、これであの世に逝ったら自慢出来るってもんだぜ!!

 

見ろよ! 俺なんかセリーヌ殿下の血を浴びちゃったぜー!

 

変態がいます、隊長!

 

分かっている。あの世に着いたらソイツは逆さ磔だ─────────

 

 

 

 

…………バカばっかりだ。

 

ホント、バカばっかり……

 

頬が熱いのは気のせいだ。

私には、涙を流す資格なんて無いのだから。

 

 

 

 

 

 

 

 

亀のように遅い私の歩み。

 

それがようやくギルティンとケルヴァンの一騎打ちの傍まで到達すると、その時にはもう、生き残りの騎士はたった一人。

 

隊長であるハーマン・ベルドーただ一人。

今更だけどこの人、確かお姉さまの腹心じゃなかったか?

なんで近衛騎士に混じってるんだろう?

 

魔物の最後の一頭を斬り裂いた彼に、心の中で称賛しながら本当に今更なことを思うのだ。

 

「ありがとう、お姉さま……」

 

最後のお礼の言葉。

別れの言葉。

それを呟いたその時、ギルティンの身体を剣が貫いた。

血を滴らせる剣先が背中から飛び出し、しかしケルヴァンはその剣を引き抜けない。

 

ニヤリ。壮絶に嗤うギルティン。

 

初めて焦りの表情を浮かべたケルヴァン。

 

ハーマンが駆ける。

ケルヴァンを斬るために。

そして私もまた、駆ける。

今生で初めての走りをみせて。

だがその走りは、私の全ての生命力が込められた走り。

 

病魔に犯され、それでも残された全ての命をこめて地を蹴る。

剣を水平に掲げ、ただ狙うはケルヴァン・ソリードの命。

ハーマンが剣を振り上げ、ケルヴァンを背中から切り裂こうと振り下ろす。

だが寸前、ケルヴァンの暗黒の魔法の一撃で吹き飛ばされる。

 

ズザザザザァァァッッ!!!

その勢いでハーマンは地面を削りながらゴロゴロと転がり倒れ、周囲に自らの血を撒き散らす。

勢い、残酷な笑みでそれを見やり、そしてギルティンに止めとばかりに剣に込めた力を強めた。

だがその瞬間、盗った! 私は確信する。

 

彼は、ケルヴァン・ソリードは、私に注目はしていても、注視はしていなかった。

彼ならば、私の事など調べきっていたはず。

剣を持ったこともなく、また、魔法を使うことさえ出来ぬ、王宮の奥で匿われている病弱の王女。

そして彼自身は一騎当千の強者。

たとえ魔物の軍勢が全滅しようと、自分一人だけで私達など殲滅できると思っていたのだ。

 

それは真実だ。

 

騎士達が命を惜しみ、功名を欲してならば、そうなったと疑いはない。

だからこそ私に対しての無防備な姿。

人を見下し、またそれだけの実力を持っていたがために出来た、たった一つの、隙。

 

だけども、

 

「私を! カルッシャを! 舐めるなぁぁぁぁぁあああああああああッッッ!!!」

 

ケルヴァンの想像を超える速さと力で、私は奴の懐近くに身体を滑り込ませた。

身体から湧き上がる高揚感! 魔力! 生命力!

その全てを込めて、水平に掲げられた剣先が、目を大きく見開いたケルヴァンの心臓を……

 

 

 

 

 

ゾブッ!

 

肉を貫く感触。

顔にかかる大量の熱い血。

 

 

冷たい剣先が、私の胸から、飛び出した。

 

 

 

な……んで……?

私……が……?

 

 

 

咽から込み上げてくる熱い塊。

 

「カハッ……!」

 

血を口から大量に吐き出した私は、引き抜かれた剣の勢いそのままに、地面に両膝をつき、続いて身体をうつ伏せに倒れこんだ。

 

「セリーヌ様(殿下)!!」

 

ギルティンとハーマンの声が私の耳に届く。

そしてすぐ後に、ギルティンが斬り倒される。

これで生き残ったのはハーマンただ一人。

結局、皆無駄死にさせてしまった。

 

それにしても、何故?

確かに私の剣が、ケルヴァンの胸に吸い込まれたはずなのに……

 

「あ~ら。腹黒でいけ好かないアンタの、こ~んな焦った顔が見られるなんてね~」

「カーリアン、キサマ、なぜここに……?」

「リウイがさー、アンタが帰ってくんの遅いから迎えに行けって煩くって。これで、貸し一つよん」

 

ビシュッ!

剣を振りぬき血を振り捨てる音。

あはは。敵に援軍が来るなんて、考えてなかった……

 

ダメだなぁ、わたし……

ホント、ダメダメだ……

 

「んで? どーすんのこいつ?」

 

倒れ伏す私。

その長い髪を掴まれ、グイッと上体を持ち上げられる。

霞んだ瞳に映る、やたらと露出の高い女の姿。

この人がカーリアン……

 

「その女がリウイ様ご所望のカルッシャ王女だ」

「えっ? マジ? あっちゃー、やっちゃったぁ」

 

胡散臭い言い方。

私の事、分かっててやったでしょ、アンタ?

大体、こんなドレス着てる女が、お姫様かどうか分からない訳ないじゃない。

もう、睨みつける力も無く、私は虚ろな瞳で目の前の女を見た。

私の返り血で真っ赤に染まった女。

残酷な笑み。それがとても艶かしい。

腰まで届く赤いサラサラな髪が、風に吹かれ私の顔を撫でていた。

 

「でもま、やっちゃたのは仕方ないわよね~? 怨むんなら、ポカやったケルヴァンを怨みなさいよ? ケルヴァンがアホやんなかったら、私がこうしてアンタを殺さなくてもすんだんだからさ」

 

そう言って、私の血で濡れた剣を、首筋に押し付ける。

肌を斬られる痛み。

流れる冷たい血の感触。

でも、恐怖は感じなかった。

それよりも、悔しさで泣いてしまいそうだ。

みんなの命を無駄にした。

この村の住民の、騎士達の、ギルティンの……

 

「バイバイ、お・ひ・め・さ・ま!」

 

剣に込められた力が増し、いよいよ私の命もこれまでか……

そう思った瞬間、ビリリッ!! 

私にでも解る程の強い殺気が、この周囲に満ちた。

私の髪を掴んでいたカーリアンは、私を盾にする様に持ち上げると、その殺気の方に強い視線を向ける。

そして、それはケルヴァン・ソリードも同じようだった。

 

 

 

 

「汚らわしい魔族がッ! 私の妹から、その薄汚い手を放せッ!!」

 

 

 

 

怒りのこもった女の声が辺りに響く。

 

美しい顔を仮面で隠した女。

後ろで結い上げられた髪が、横殴りの風になびいている。

その身にまとう怒りの波動。

溢れんばかりの強い魔力。

 

この世界でも一握りしか到達しえない高みに立つ、超絶的な力。

 

「エクリア様……」

 

憧憬が入り混じった声で呟くハーマン。

 

そして、慌てふためくケルヴァンとカーリアン。

カーリアンはともかく、ケルヴァンも長いギルティンとの戦いで消耗していたみたい。

だとしたら、少しは報われたのだろうか?

上手くいったら、お姉さまの手によってケルヴァン・ソリードは討たれるかもしれない。

 

「退くわよケルヴァン!! あんな化け物相手に出来るわけないじゃない!!」

「チッ、仕方あるまい」

 

逃げる算段を進める2人。

だがしかし、お姉さまは2人を逃がすつもり等ないようだ。

怒りと憎悪がこもった魔力が、お姉さまの身体の奥から吹き上がり、

 

「逃がすと思うか! 死ねぇっ! 下郎がッッ!!」

 

両手を前に突き出し、合わせ、そして、開く。

開いた手の中から、一点に集中された破壊の魔力が溢れ……

 

「喰らうがいい、我が爆裂の煌きをッ!!」

 

シュバァァァァァァァッッ!!!

目映いばかりの閃光! 

耳を劈くような轟音! 

カーリアンの甲高い悲鳴!

圧倒的な、力だ。

私とギルティンと騎士達が束になっても叶わないほどの、力。

 

そのまま私は地面に倒れ伏し、意識が途切れた。

 

 

 

 

 

そして次に気づいた時には、泣きそうなお姉さまの膝の上。

いつものように、優しく頬を撫でるお姉さまの冷たい手。

 

とても、気持ちいい……

 

うっとりと目を細める。

だって、これが最期だから。

それでも、その幸せな感触を振り払って、あの男がどうなったか、聞かなくちゃいけない。

 

「ケルヴァンは……あの魔族の男は……」

「逃げられたわ」

「そう……ですか……」

 

大きく息を吐いた。

ああ、私は……失敗したのだ……

それでも、最後の力を振り絞り、震える手を頬を撫でるお姉さまの手に重ねた。

 

「ごめん……なさ、い……」

 

私は、私が信じ切れなかったお姉さまに、謝罪の言葉を伝えた。

 

「何を謝るの、セリーヌ。ううん、もう喋らないで。治療すれば、まだ間に合うのだから」

 

私はゆっくりと頭を振った。

 

「いいえ、いいえ、お姉さま。私は、ここで、死にます。みんなと約束したの。ここで、一緒に逝くと……」

 

それに、どの道永くはない。

もう、私は全てを使いきったのだ。

 

 

 

 

炎が見える。

 

私が来るまで平和だった開拓民の村を燃やす炎を。

 

こんな私と共に戦ってくれた、みんなを燃やす炎を。

 

私の我侭に付き合わせてしまった、みんなを燃やす炎が。

 

これじゃ、前世と一緒だ……

 

疫病神なのかな? 私……

 

「勝手に……なさい……」

 

くぐもった声。

涙声だ。

 

「泣いて、くださるのですね……?」

「何をバカな……! 勝手な妹に付き合わされるこちらの身にもなりなさいっ!」

「レオニードと、お義母さまには……、うまく……伝えて……」

「ええ、アチラは私の顔なんか見たくもないでしょうけどね」

「ハーマン……」

「ハッ」

「お姉さまを、よろしく……」

「ハハッ!」

 

後は、時代の流れに任せるしかない。

このお姉さまは、幻燐の姫将軍のエクリアとは違う。

 

だって私を、助けに来てくれたんだもの……

 

だから、きっと……

 

ハーマンが私の身体に自らが纏うマントで身を包めると、お姉さまが最後に私の頬にキスをする。

そして、優しく地面に横たえると、背を向け、カルッシャの方へと向って歩き出した。

 

この後、2人とも大変だろうな。なんて思う。

 

自らが護衛した王女を守りきるどころか、死なせた上に遺骸すら持ち帰れなかったハーマン。

わざわざメンフィルまで妹を助けに行ったのに、やはり遺骸を持ち帰ることさえ出来なかったお姉さま。

どちらも、立場を危うくするだろう。

ギルティンや、騎士達に、それに自警団を始めとする村の方々。

彼らに謝る言葉はない。

それは、向こうでするのだから。

でも、お姉さまとハーマンには謝らないと……ね……

 

「ごめんなさい……」

 

今日、2度目の謝罪の言葉。

ピタリと足を止める2人。

でも、振り返らないで、そのまま私の視界から消え去っていった。

 

「さようなら……ありがとう……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

どれだけの時間、こうしていたのだろう。

バチッ! バチッ!! 火の粉が私の身体を包む。

豪奢な、でも血塗れでボロボロなドレスが、ジリジリと焦げて黒ずんでいく。

それでも私は身動き一つせず、ただただ空を見上げていた。

命の灯火が消える、その瞬間まで……  

 

 

 

 

ああ、そう言えば、こうなったらお姉さま、怒り狂ってメンフィルを滅ぼしたりして。

ちょっとマズイかな?

でも、もう、私は何も、出来ないのだ。

 

 

 

 

「イリーナ……レオニード……お姉さま……生き、て……」

 

 

ユラリ……

 

炎に彩られた私の影を覆う、何かの影にも気づけない。

 

私は、セリーヌ・テシュオスは……

 

 

 

 

この日、死んだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

キャラクター・データ(戦女神VERITA風味)

 

 

エクリア・テシュオス

 

 

LV.280

 

 

熟練度

 

大型武器  S(連接剣・鞭)

魔術・強化 B

魔術・冷却 A

魔術・純粋 S

 

 

スキル

 

貫通Ⅲ      攻撃時に確率で発動し、発動すると敵の防御力、防御回数を50%ダウン   

魔族殺しⅤ    魔に族する者と相対するに限り、攻撃力が倍増する

賢者の魔力Ⅴ   消費MPが50%軽減される

姫神の守護者Ⅱ  防具の属性に左右されず、常に『神格+2』の防御属性になる

オーバーキル   攻撃時に常に発動し、ダメージMAX桁が一桁上昇

貫通無効     自身に対するスキル『貫通』の発動を無効化

即死無効     自身に対する効果パラメータ『即死』を無効化

セリーヌが大好き パーティ内に『セリーヌ』がいる場合、攻撃力と防御力が10%上昇

イリーナが好き  パーティ内に『イリーナ』がいる場合、攻撃力と防御力が5%上昇

妹が憎い     パーティ内に妹がいる場合、攻撃力と防御力が15%低下

妹が好き     パーティ内に妹がいる場合、攻撃力と防御力が5%上昇

血縁の絆     パーティ内に『血縁の絆』を所持しているユニットが複数いる場合、所持者の攻撃力と防御力が10%上昇

 

 

 

称号

 

カルッシャ姫将軍  姫神フェミリンスの力を押さえ込み、カルッシャ王国の為にのみ生きるエクリアの称号

 

 

 

 

 

           

 

 

 

 

 

 

 

 

この戦いでセリーヌが復活のスキルを発動させた回数……4回

 

ちなみに、ハーマンのレベルは150を想定。

カルッシャ騎士のレベルは80~120。

メンフィル騎士のレベルは30~70。

自警団の皆様方が10~20です。

 

 

次話で幻燐の姫将軍『Ⅰ』の時間軸が終わりです。


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