資源の枯渇より怖いものはないと思う。
特にボーキサイト。
昼下がりの執務室には、少々どころとなく重い空気が漂っていた。
「赤城、加賀さん。しばらくお休みしていいよてか休め。」
「「やです☆」」
あ、そんなこともなかったわ。
「ボーキサイトが溜まらなくて、大型建造ができねぇんだよ!察しろ!」
「「やです☆」」
「ちくしょう!」
「ボーキサイト輸送任務回せば済むでしょう?」
「回してるよ!?」
駆逐艦のかわいいロリたちが集めてきたのを2.3回の出撃で喰われてるのだ。提督が激昂するのもしょうがないと言える。ロリコンなんですね察しろ。
「大鳳狙いで大型建造するよりも、さっさと榛名さんを出して、第四船隊を運用できるようにしたらどうですかダメ提督。いやむしろ童提(童貞提督の略)。」
「お前今とんでもねぇこと言ったな!そしてそのドヤ顔やめろ!」
魔法使いになる前に電ちゃんとそういう関係になりたい。
「きもい。」
「加賀さん、心読まんといてぇ!」
どうやら、正規空母は俺を虐めるのがお気に召したようだった。
*****
「今日はがんばって戦果を上げよう。」
提督レベルを上げて貯蔵限界を増やそうと考えた。え?本音?頑張ってる姿を見せて電ちゃんに好かれようとかそんなんじゃないよ?
「「「「「提督が真面目に働く気だ…!(驚愕)」」」」」
(艦むす一同)
「いや君らさ、俺のことどんな目で見てたの?」
みんな目を逸らした。あ、ちなみに電ちゃんは入渠中です。マイエンジェルはそんなことしませんよ。絶対に。その前にこいつらマジでどんな目で見てたんだ。気になる。
「まあ、よく聞きなよ。うちってイベント海域に突っ込むと毎回のように資源が枯渇しちゃうんだよな。正直、今回の霧の艦艇との対決も第二海域の硫黄島周辺海域を突破こそできたけど、完全に奇跡なわけ。特に比叡(改62lv)が大破した時は泣きそうになるほど資源もっきゅもっきゅされたし、赤城と加賀さんは毎度のように大破だし…それが元になった中盤の資源枯渇が上司のみなさんにおいて行かれた原因だと、考えよう!」
「それでは私と赤城さんが悪いみたいじゃないですか。」
「最終的に加賀さんは五十鈴(改二52lv)に代打してもらって終盤の三回削りに行ってないでしょ!?」
「レベル差(加賀改31lv)を考えましょうかロリコン提督。」
「来たの最近だもん!」
加賀さん、改二になったの中盤だったものしょうがないじゃん!第一、道中で何回マヤに大破させられてるんだってんだよ!
「電ちゃんのみ70lv台っておかしくないですか?」
「ふ、古鷹?今回のイベントは出撃ほとんどできなかったのは仕方なかったんだよ?悪かったからそのアルバムだけはご勘弁を!」
「金剛さんに渡しましょう。」
「古鷹!?」
まさか、電ちゃんと同じくらい良心の塊の古鷹を怒らせてしまうとは…今度古鷹の肩でも揉もうそうしよう(自分の欲望)。
「Oh…これは…」
「こ、金剛さん?」
その瞬間、轟音とともに俺のすぐ横を音速を軽々超えるであろう46cm連装砲の弾丸が通り抜けた。
「て、ていとくぅ。お仕置きが必要なようですネ。」
え?アルバムの中身?艦むす全員の寝顔のはずだけど?
「あれ、みんなして、真っ赤になってどしたの?」
あっこれやばい。寝顔ってみんなかわいいから撮っちゃうよね?俺は青葉にお願いしたんだよ?青葉のはね、ゴーヤに頼んだんだよ。俺って天才…とまではいかないな。
「おい待てお前ら、いつの間に艤装取ってきた。」
「「「「「天☆誅!」」」」」
(艦むす一同)
「く、クラインフィールド出てくれませんか!?」
全部空砲だったらしく、俺は避けようとがんばったためによる頭部の打撲で済んだ。みんな根は優しいかわいい娘たちなんだね!ありがとう!そして、またやります!
アルバムは処分されたらしい。
*****
反省文
『そうだ。戦果を上げよう。
綿貫』
『その前に反省してください。
電』
*****
「うう、電ちゃんにまで叱られてしまった。今度から許可もらおう。」
この俺は反省を知らない…わけではないのか?
「にしても暑い…プールでも作ろうかな…」
次回、提督の粋な(?)はからいでプールが来るらしい。
物語のなかって夏だったんだその発想はなかった。
現実は真冬だし田舎だし…
今回も読んでいただきありがとうございました。
もうそ…想像力を働かせて次回の水着回になったらいいものを待ってください!