ダンまち世界に迷い込むのは間違っているだろうか   作:レイジー

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 う~ん、正直言ってどれくらい続けようか悩む(何故に?)
 設定は原作順守を名乗っている以上ずっと続けると原作の設定が不明なところにぶち当たって設定がガバガバになるし(あ~一応原作の設定を確認してから書いてるもんな)
 で、とりあえずキリのいいところで終わろうと思ってるんだけど、どのくらいの話数で終わればいいのか分からんのよ(一番多いのは話数だと現在330話平均1,662文字、総文字数だと1,267,208 字平均13,481 字だな)
 だから進行で言えば最下層のはずなのよ(ちんたらしやがって)
 いや、毎日投稿とか常人には無理だから。ましてやこちとら受験生ぞ?(ここにきてる分際でロクな大学受けんだろ)
 進路悩んでるだけだもん…(で?設定が分からんから途中で完結させると?私の予測ではLv.3になって終わるというと思うんだが)
 ま~、そう考えてるわね。(1~10巻で言うと20階層くらいまでいかないしね、難易度で言えば23~24階層がLv.2の冒険者のそれなりの人数のパーティが連携を取って~っていうのが適正だからね……)
 そう!だから現状ではどうあがいてもLv.3ランクアップが限界なの……(大森藤ノ神!!ダンまちの設定資料集を発売してくれ!頼む!!!)
 ただね?ゴライアスはこのままだと絶対倒せないのよ…彼の強さはLv.4相当。どう足掻いても二人で倒せるわけがないし、強さがかけ離れてて二人の魔法は聞かないし(やーねー)
 だから少ししたらしばらく連載休止かそのまま完結って事になりそう(設定の不明確な部分を想像で補ったら設定順守じゃないし)


第一一話 ランクアップ

「おめでと、ランクアップや」

 

 ミスト・グリージョ

 Lv.2

 力:I0 耐久:I0 器用:I0 敏捷:I0 魔力:I0

 狩人:I

《魔法》

【ファンタム・リアリティ】

《スキル》

誘導殺戮(ジェノサイド)

 

 

 ランクアップはしたけれど、その実感はあまり抱いてなかった。

 インファント・ドラゴンと戦ってから三日、その間ベッドでその時の戦闘の事を思い出していたけれど思い返してみればヒドい戦いだったからだ。

 準備をしたのにもかかわらず俺たちはその準備を生かすことなく戦った。

 あんな危険を犯さなくてもアイテムを使えば容易に敵の視界を奪うことが出来る。

 アイテムを使えば戦闘終了後の事を憂う必要もなく相手の嗅覚を奪える。

 準備を生かせばオリヴィアをケガさせずに済んだのだ。

 普段はあんな性格をしているが、あれでも女の子だ。女の子は守るものだと一人の少年が言っていた、女の子を守るのが男ならば守れなかった俺は男ではないのかもしれない。

 ベートお兄ちゃんに一人の(おとこ)と認めてもらえない。

 オリヴィアにも一般的な『女の子らしい』一面はあった、時折その姿は垣間見ることが出来た。あれが少年の言っていた守るべき『女の子』なのだろう。

 

「…もっと強くならないとな」

 

 半身として今まで俺たちを支えてくれた二本の剣に感謝し、それを布に包んで外に出る。

 行き先はバベル。これを作ったという『カミーリア』なる人物の新作を入手するためだ。

 

「金は…四〇〇〇〇〇ヴァリスあれば足りるだろ」

 

 今まで貯蓄して余りに余っていたヴァリスを持ってバベル八階にあるヘファイストス・ファミリアの武器・防具店の以前この二本を見つけた店に顔を出す。

 

「カミーリアという人物の作った装備はあるか?」

 

 人が来なくて退屈そうにしていた店員に声をかける。

 自分で探すのは構わないのだがこのケガが完治していない体では少々面倒なため時短のために店員に直接訪ねた。

 

「そんな人いたかな?」

 

 聞き覚えがないのかその店員は首筋をポリポリと掻きながら頭を傾げる。

 

「ああ、以前この店でこの剣を買ったんだが」

 

 そう告げると俺は布に包んだ二本の剣を店員に見せた。

 はじめは面倒くさそうにしていた店員だが、その作者の名前を再度訪ね武器を凝視すると納得がいったように折れてほとんどなくなった刀身を鞘に戻す。

 

「この人の武具はここにはねぇ、だけどその人の場所はその人の希望だから教えてやる……北東メインストリート都市第二区画の中心にある工房に行け、その人に会える」

 

 そう言って返された二本の剣とともになぜか前もって用意されていたその工房の場所を示した地図を渡された。

 そしてオラリオの中央から北東に真っすぐ歩き、メインストリートから第二区画――工業区の中心に位置する工房に訪れた。

 

「ごめんください」

 

 鎚の音響かせる工房の扉を開くと、中からはより威力を増した金属を叩く音が鼓膜を震わせる。

 耳を軽く塞ぎながら工房の奥へと足を踏み入れると、そこには一人の女性がいた。

 ただひたすらに、純粋に精製金属(インゴット)を叩く彼女の後ろ姿は思わず見惚れてしまうほどに美しく、声をかける事をはばかられるほどに高貴なモノだった。

 もちろん今の彼女に声をかけたとて認識されることはないのだろうが、それでもそう言い表さなければ満足できないような光景を目の当たりにする。

 

「……」

 

 素人目でも無駄がないと分かるその作業を少し離れた場所から静かに見つめる。

 熱しては叩いて、熱しては叩いてを繰り返すうちに瞬く間に精製金属(インゴット)はその姿を変え、手が止まったかと思えば焼き入れで白い煙が立った。

 恐らく最後の工程に入ったのだろう、剣の形を取っていた精製金属(インゴット)に刃が生み出されそれは美しい剣へと成った。

 

「スゲェ……」

「ん?」

 

 思わず感嘆の声を漏らすとその女性が声に気づいて振り向く。

 

「あ…えっと、紹介されて来たんですけど『カミーリア』さんですか?」

 

 む?と声を漏らした女性は俺の事を頭の頂点から足の先までまじまじと観察すると背負っている布に気が付いたのか無言で近づいてくるとそれを奪おうとしてきた。

 正面から来たせいで露出の多い彼女のさらしを巻かれた豊満な胸が眼前に押し付けられる。

 確かこういう時にするべき反応があるはずだ。

 

「ちょッ!?近いですって!む、胸が当たるから少し離れてください!」

 

 完璧に近い反応で俺は急いで彼女から距離を取って布を渡す。

 演技に関しては胸が近づいた時に不思議な感覚に襲われたからそれが恥ずかしいという感覚なのだろうから全部が嘘と言うワケではない。

 

「なんだ初心なやつめ…にしてもそうか……一つ聞くが、お主はなぜこの武器を手に取り再び手前(てまえ)の武器を欲する?」

 

 それが自分の作った武器であることを確認した彼女は真っすぐな目で俺を見つめる。

 

「…なんとなく、ですかね?強くなるため、守るための力を欲して店を見ていたら目について。完全な感覚(フィーリング)で選びました。また欲しくなった理由も同じです」

 

 欲した理由は本心だ。

 ハッキリ言ってしまえば俺は器用貧乏で得意武器も苦手武器もないから強い武器なら何でもいいし誰が作った武器でも構わない。

 だけど感覚の合う武器なら、感覚の合う作者なら信頼できる。

 

「そうか!『なんとなく』か!」

 

 けらけらと心底愉快そうに笑い声をあげる彼女は俺の頭をポンポンと撫でた。

 

「いや、手前(てまえ)に武器を作れと言ってくる奴は多いが理由を訊ねても皆同じように上っ面ばかりの答えしか言わんが…お主のような理由は初めてだ」

 

 その感覚は大事にしろと言って離れて行く彼女は鎚を握って俺に向けた。

 

「カミーリアという名は偽名でな、手前(てまえ)は【ヘファイストス・ファミリア】団長で『椿(ツバキ「)・コルブランド』というのが本名だ。気に入ったからお主に武器を作ってやろう」

「あ、俺はミスト・グリージョって言います」

 

 カミーリア改め椿(ツバキ)は豪快に笑うと曰く格好をつけるために持ったという鎚を置いて手を伸ばす。

 変わった人だという印象を抱きつつも俺は嬉しさに頬を綻ばせながらその手を取った。

 

「今後も多分お世話になるのでよろしく頼みます」

「……なあ?お主よ。いい加減その半端な口調は止めんか?」

 

 気づいていなかったがさっきからずっと中途半端な丁寧調だったらしく、気持ち悪いと否定された口調を止めて普段の『俺』口調で話すことにする。

 

「いやぁ、冒険者になってから口調変えてたんだけど普段もこれだから抜けなかったみたいだ」

 

 アッハッハと笑い飛ばしながら椿(ツバキ)と武器の話を始める。

 

「依頼なんだけど、ランクアップしたしインファント・ドラゴンとの戦闘で武器防具が使いモンにならないから新しいの作って欲しいなって。出来れば三日後までに出来上がると俺は喜びます」

「ふむ、武器・防具の希望は?」

「武器はブロードソードを予備含めて三本、防具はそれなりの防御力があって動きを阻害しないもので」

「あい分かった。お主の要望通り三日後に取りに来るがいい」

 

 剣を一本打つのに一体どれくらいの時間がかかるのかは分からないが、三日後には受け取れるらしく椿(ツバキ)が今から打とうと材料を見繕っていた。

 その姿を見てみたいと思うも邪魔してはいけないと俺は小さく挨拶を告げると鍛冶場を後にする。

 にしても折れていても持って行ってよかった、これで俺がちゃんと購入者だと証明できたのだから。

 とはいえこの二本にもう出番はない、だが半身だったものを捨てるのも気が引けるから部屋に残すとしよう。

 

 

「ただいま」

 

 部屋に戻った俺は部屋の隅に武器を置くと安静にという言いつけを守ってベッドに転がる。

 もちろんリヴェリアお姉ちゃんの治療のおかげで骨折なども全て直っているのだが、完治した保証がないとかで少なくとも今日までは運動禁止と命じられているのだ。

 ただ運動禁止なだけで勉強は禁じられていないのだが、何せ俺には半年以上の時間があった。

 はじめの一月ほど勉強時間があったわけではないけれど毎日帰って来て勉強するくらいの時間は十分にあったため少なくとも十八階層までの地形はおおよそ把握している。

 端の細部に至るまで完全に記憶しているわけではないにしても思い出そうとすればそこまでの地形はほぼほぼ完璧と言っても過言ではない。

 現れるモンスターも地形に比べると覚えることは断然少ないため容易に覚えることが出来た。

 だから無理して勉強するよりも休むべき時に休む方が重要だ。

 そんなことを考えていると、無造作に放り出した手が枕元に置かれた一枚の紙に当たった。

 

「ランクアップか……」

 

 今朝ランクアップしたことを思い出し、他人に言外ではあるが伝えたことも相まって遅まきながらにその実感が沸々と湧いて出てくる。

 自覚すると止まらない、塞き止められていた喜びという感情が洪水のように一度に襲い掛かる。感情が顔をだらしなく緩ませる。

 ニヤニヤと笑みを浮かべる俺は皆のおかげで成長できたことを改めて実感した。

 




 原作から設定を抜粋して分かる設定の細かさ(階層によって壁の色変わるし、名前に感じつけてるし『戦影(ウォーシャドウ)』『狙撃蜻蛉(ガン・リルベラ)』みたいなのね)
 細かすぎて辛いわ~(設定まとめるのも大変よ)
 誰か設定まとめて送ってくれないかな?(所々階層の情報が少ないもんね)
 まあ、逆に要望があれば現状まとめてる情報を提示するけどさ(14~17階層の情報と20階層以降の情報求む!)
 あ、アニメの作画からの情報はNGで(なんで?)
 一期見てて思ったけど、ベルがミノタウロスと遭遇したのは5階層。原作だと5階層からの壁は1~4階層の薄青色から変わって薄緑色の壁になるんだけど、アニメだと背景の色茶色っぽかったのよ。防具なしで6階層まで下りた時はちゃんと緑系統の色だったのに……(なるほどね)
 だからくれるならちゃんと大森藤ノ神が提示している情報で頼む!(原作大好きかよ)
 モチのロン(古いって)
 ちなみに余談ですが大森藤ノ神は『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』というタイトルよりも『ファミリア・ミィス』の浸透を希望しているそうです(大多数が興味ない話だろ、それ……)
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