ダンまち世界に迷い込むのは間違っているだろうか 作:レイジー
理解しちゃいけない感情なのに、『才能』という言葉に逃げる人間の気持ちが少し分かる(…そっちの世界に行くのはやめとけ)
分かってる、これが「逃げちゃだめだ逃げちゃだめだ逃げちゃだめだ」っていう状況なのは分かるがそれでもやっぱり違いが歴然でさ、辛いよぉ(このところ前書き後書きがこんな内容ばっかだもんな)
もはや18階層にたどり着きました、まる。でいいんじゃね?(やめたきゃやめれば?どうせ読んでる人いないし、むしろいたとしても全員ストレス感じてるだけだろうし……)
あ~あ~、もうそ~してやろうかな~(続ける気力も止める根性もない奴だ)
「改めてランクアップおめでとー、ミスト君」
「ああ、ミィシャも色々頑張ってくれてありがとうな」
高級住宅街から少し離れた位置にある酒場でミストとミィシャは二人で
少し前に交わした約束を違わずにオリヴィアの同意を得て探索を早めに切り上げたミストは珍しく仕事を定時で終わらせたミィシャとともに街を巡ったのち、この酒場へと最終的にたどり着いた。
…まあ、珍しくと言ったもののその前日にミストから今日の予定を聞かされていたため普段の何倍ものやる気で仕事を素早く終わらせ、定時になったことを確認すると「フロット、少しいいか?」という上司の言葉の半ばで強引に「今日は定時で帰りまーす」と割り込んでギルドを飛び出しただけなのだが。
「私ってなにかしたっけ?」
「ほら、パーティ申請者の情報をまとめたりさ、色々やってくれただろ」
「ああ!でも結局全部断ってたよねー」
オリヴィアとパーティを組んでからも引き続きミィシャに新メンバーを見繕ってもらっていたのだが、中々ミストの御眼鏡に叶う者はいなかったため今もなお二人でパーティを組んでいる。
少なくとも今は後衛やサポーターを欲しているのだが、申請の大多数が純前衛の者たちばかりのためそれは仕方のないことだった。
「欲しい人材が来ないんだから仕方ないだろ……なんであんな見事なまでに前衛しか来ないんだ?」
「あ~そもそも後衛の人やサポーターの人が一人でランクアップするのはほぼ不可能だからね」
既にほろ酔い状態なのか顔色がその髪に近づいていた。
「ハッキリ言ってミスト君は何も知らなさすぎじゃない?なんで後衛の人はどんな好条件でも断るのかなぁって思ってたら…知らなかっただけなのね~」
「言われてみればそうだな……」
その様子に気が付かないミストはミィシャの言葉に納得し、頭を抱える。
申請の大多数に属さない、つまり純前衛以外の後衛とサポーターをいままで全て弾いていたのは相手のLv.が2に達していなかったからだ。
だがランクアップを果たした者がそれまで属していたパーティから簡単に脱退するとは考えにくい、むしろそれ以上の『冒険』を望むのならばそのまま属している方が効率的でサポーターとて長い付き合いがあり収入を見込めるパーティから進んで抜けるとは考えられない。
むしろそれがランクアップしたサポーターであるのならばそのパーティの冒険者たちも先を見据えるのならば離すまいとするだろう。
「ミスト君はぁ、勉強して教えることがほとんどないくせにそういう常識面がダメだよぉ」
「あはは、面目ない」
考えたらすぐ分かる単純なことに気づけなかったあまりミストは恥ずかしさで思わず顔を俯かせながら酒をちみちみと飲む。
そんなミストの頬に、ほろ酔いどころか完全に酔ったミィシャの手が伸びて餅のように引っ張った。
「アハハぁ、面白い顔~」
「あんたがやったんでしょうに」
「そうだねぇ……でも、その反省を生かして今後はもっと励みなさぁぁぁい」
脈絡の断続さを不審に思ったミストが顔を上げた時には既にミィシャの顔色は桜色を通り越して真っ赤になっていた。
あまりの顔の赤さにミストが熱でもあるのではないかと心配をしてミィシャの前髪を上げると頬をくっつけた。
「ふにゅぅぅぅぅう」
はじめはきょとんとしていたミィシャだったが、状況を理解するとさらに顔を赤く染め上げて奇妙な声を発しながら後ろへ倒れていったが超至近距離にいたミストが抱き寄せるようにミィシャの体を引き寄せて床との衝突を未然に防いだ。
「み、ミィシャさん!?ど、どうしたの!?」
「やばい!フロットが気絶した!」
「フロット…情けないッ」
「え?!な、なんであなたたちが!?」
倒れたミィシャを心配そうに覗き込むと背後から見知った
何を隠そう彼らはミィシャの同僚、つまりはギルド職員なのであった。
「あ、あなたたち付き合ってたんですね!…って、そうじゃなくて!ミィシャさんが急に倒れて!!」
「「それはない」」
「ここはギルドが推奨している酒場だから職員がよく訪れるのだ…それにしても確かになぜフロットは突然倒れたのだ?酒に弱いことは知っていたがそれにしては不自然だ…」
「あ~はいはい、男は黙ってましょうね~」
赤髪の
「ギルド推奨の酒場とはいえ、デートするなら私たちの目の届かないところに行きなさいよ……あら、鼓動がかなり早いわね」
なぜかミィシャの脈を計ったローズはニヤニヤしながらそう呟いた。
「えッ!?今日のこれって……デートだったのぉ?!」
ローズの言葉にミストは再び驚愕し、口を噤むことも忘れて叫び声を解き放つ。
そしてそんなミストの驚愕の声に周囲の視線、主に女性の視線が一気に集中した上でミストに向けた溜め息が合唱された。
「春が来たかと思えば……フロット、あんたの春はこんなんで良いの?」
状況を理解できないミストは情けなくオロオロと首を左右に振りながら周囲の視線が自分に向いていることを理解して逃げるように視線をミィシャに戻す。
「あ~グリージョ君、だっけ?フロットの面倒は私たちが見るからさ、今日は帰っていいよ」
「え?で、でも…」
「いいから!君がいると起きた時が面倒だから!」
「ええ~……分かりました、ではこれを」
そう言ってミィシャの体をローズに任せると、所持金を全て机の上に乗せた。
「これ、僕らの飲んだ代金と皆さんへの迷惑料です。では……」
「ちょッ!?多いわよ!」
そんなローズの驚愕の声も耳に入らないままミストはトボトボと夜道を帰った。
「ギルドの仕事、そんなに大変なのかなぁ。今日のために無理させちゃったな……」
はいは~い。ミストは意図していないデートのお時間が終了しましたよ~(そま?)
ま!作者もデートの概念が分かってないけどね(あれだ、血のつながりのない男女が二人で出かけたらデートだ)
ふ~ん。つまりは初期一か月の時に描写外でリヴェリアと出かけてたのもデートか?(それは街の相場を教えるためだろ?)
いや、それもあるけど普通に昼食を食べたり(それは…ロキを介して血のつながりが……いやそれは関係ないか。じゃあデートかな?)
この主人公…すけこましか?(てめぇの書いたキャラだろ)
やーねー。こんな面倒なキャラ。作者とは違ったベクトルで一般的な人間味がないじゃん(今更感)
ほんと面倒だわ(ね~?)