外道、フォドラに立つ〜召喚士と英雄の日常外伝〜   作:(TADA)

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この作品はFE風花雪月を原作にした二次創作です。以下注意事項

キャラ崩壊・様々なネタ・唐突なシリアス(予定)・キャラの口調間違い


上記が大丈夫な方のみスクロールをお願いします。


序章

エーデルガルトは不覚の気持ちで一杯であった。

入学した士官学校の初めての課外実習で賊の襲撃にあい、エーデルガルトは他の生徒に被害が出ないようにディミトリとクロードと一緒に別行動をとって自分達に被害が来るようにした。

想定外だったのは思いの外賊達が手練れだったことだ。そのために村に駐屯している傭兵団に援護の依頼をすることになった。

民家にいた傭兵団の団長であるジェラルトとその娘であるベレスと言う傭兵に援護を頼むことになった。

 「しっかし、賊ねぇ。あいつが黙って包囲されるとは思わないが……」

 「先生だったらすでに出撃しているのではないか」

賊に村が包囲されていると言うのにジェラルトとベレスはそんな呑気な会話をしている。

 「すみません。早く迎撃に出なければ村に被害が……」

エーデルガルトの言葉にジェラルトは面倒そうな表情になる。

 「村に被害が出る前に……」

 「おい!! ジェラルト!! シェイカーのやつを止めてくれ!!」

ジェラルトがエーデルガルトの質問に答える前に傭兵の一人が駆け込んできた。それを見てジェラルトは掌で目を多い、何故かベレスは「流石は先生」と言っていた。

 「あのバカ、今度は何をやりやがった?」

 「あいつを早く止めてくれ!! このままじゃこの辺りの地形が変わっちまう!?」

その言葉の瞬間に村の外から轟音と悲鳴が響きわたっている。

 『おい!? あんな化け物がいるなんて聞いてねぇぞ!?』

 『ふはははは!! 逃げる山賊は訓練された山賊だ!! 立ち向かってくる山賊はよく訓練された山賊だ!! まぁいい!! 金目の物は置いて死ぬがいい!!』

そしてどっちが山賊だがわからない声も聞こえてくる。その声を聞いてジェラルトは頭を押さえて蹲る。

 「あれは……?」

 「あれは先生が使うサンダーだ」

 「あれがサンダー!? どう見ても威力がサンダーってレベルじゃねぇぜ!?」

 「先生だからな」

ディミトリの言葉にベレスが答えると、クロードが驚愕の声を挙げる。それにエーデルガルトも同意である。あの威力はサンダーなんて優しいものじゃない。

 『ヒャッハー!! 我慢できねぇ!! 皆殺しだ!!』

 『おいマジでふざけんギャァァァァァ!!!!!』

さらに大きく響き渡る轟音。心なしか地面も揺れている気もする。

疲れ切った表情で村の外に向かっていくジェラルト。エーデルガルト達も困惑しながらもベレスに促されて一緒に向かう。

そして村の外を見て絶句した。

周囲に散らばっている元々は人であったであろう物。逃げ惑う山賊達。それに対して高笑いしながら巨大な炎の弾を当てている黒フード。

 「おい!! シェイカー!! 自重しろ!!」

 「おいおいジェラルト!! 面白いこと言うな!! こんなに自重しているじゃないか!! それの証明にまだ生きている蛆虫があんなにいる!!」

 「周囲の被害を考えろ!!」

 「やれやれ。俺はただ害虫駆除をしているだけだと言うのに……いつだって正義は理解されないのか」

どう見ても正義ではない。そう考えたエーデルガルトだったが口には出さない。出したらあの魔法の矛先が自分になる気がしたからだ。

そして何か思いついたような雰囲気になる黒フード。

 「よしベレス。残りはお前がその三人連れて掃討しろ」

 「「「は?」」」

疑問の声が出たのはエーデルガルト、ディミトリ、クロードだ。ベレスは「わかった」と言ってさっさと剣の用意をしている。

 「『は?』じゃねぇよ若造共。あれを連れて来たのはお前らだろうか。責任はとれよ」

それを言われてしまうとエーデルガルト達は反論できない。

 「おい、シェイカー。せめて援護くらいしてやれ」

 「仕方ねぇなぁ。ほれ、魔法をかけてやろう」

その言葉と共にエーデルガルト達に光が包み込み、傷は癒え、体が軽くなった。

 「これは……?」

 「軽い補助魔法だ。バフをかけてやったんだから感謝しろよ」

 「「「バフ……?」」」

 「気にするな」

よくわからないが目の前の黒フードが何かやってくれたらしい。

エーデルガルトは体を確認するが、普段より遥かに調子がいい。

 「ディミトリ、クロード。行ける?」

 「あ、ああ」

 「これなら問題ないぜ」

ディミトリもクロードも同じらしい。それにエーデルガルトは疑問に思う。普通とは違う魔法の威力を誇り、見たこともない魔法を扱う目の前の黒フードは何者だろうか。

 「あなたはいったい……?」

その言葉に黒フードは被っていたフードを外す。フードの下から出て来たのは片眼鏡をかけた平凡な顔立ちの青年。

 「俺は天才イケメン軍師、シェイカー・エナヴェールだ!!」

そう名乗りを挙げるのであった。

 

 

 

 「イケメンではないよな」

 「お、ジェラルト貴様喧嘩を売っているな?」

 「君達、準備はいいか?」

 「え? 止めなくていいんですか? 殴り合いを始めてますけど」

 「ああ。父さんと先生のあれはいつものことだ」

 「「「ええ……」」」

 




シェイカー・エナヴェール
元烈火世界の軍師。異世界召喚体質で風花雪月世界にやって来た。主なキャラ設定は『召喚士と英雄の日常』を読んでネ!!

エーデルガルト・フォン・フレスベルグ
今回の視点主。すでにシェイカーにドン引きしている未来の皇帝

ベレス
風花雪月の主人公でシェイカーの生徒。口癖は「流石は先生」。主に教師のせいで常識を知らない

ジェラルト
シェイカーを拾ってしまった苦労人。ベレスから見たら仲良しにしか見えない。




作者の他の作品を読んでいる方はお久しぶりです。初めての方は初めまして。ちなみにこの作品の主人公であるシェイカーくんは作者のFEH小説である『召喚士と英雄の日常』の召喚士くんですので、この作品を読む前にそちらでキャラ把握をお願いしたいと思います。

とりあえず第一話を書いてみましたが、作者が未だに第一部なので更新がどうなるかわかりません。とりあえず確定事項は以下の通り。
担当学級は黒鷲。爆破される引きこもりの部屋。眠れなくなる睡眠信者。魔改造されるペトラちゃん。
以上です。

とりあえず完結まではやりたいので気長にお待ちくださいませ。
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