Extend   作:八木岸

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今構想を練っている作品をとりあえず形にしようとした結果こうなりました。




 私は意識を覚ました。包みの中から私を取り出す。ここには空気を束縛する重力はない、

密閉された堅い硬い包みの中に生きるために必要な気体が閉じ込められている。

私の後ろにある表示板はあいも変わらず、画面奥へと延びる炎と虚空を示していた。

もしかしたら、これはただの絵だったのかもしれない。ともあれ、何もよくはなっていない。

本隊から離脱して何万個の星を通り過ぎただろうか。私たち第3"3調査隊は果たして故郷に帰れるだろうか。

 

 照明が強くなり、他も目を覚まし始める。あるものは操作盤の前へ、

別のはレバーを持ち。私は伏している者たちを確認し、ハンドルの前へと進んだ。

しばらく、どれほどの星を通り過ぎただろうか。操作盤の方が騒がしい。新路上に何かがあるようだ。

その引力はあまりにも強く、すんでのところで逃れるはずだったのが思い切り引っ張られてしまう。

伏した者たちも起きて混乱している。私もどうすればいいのかわからない。虚空と数多の点が映る中、

それは近づいてゆく。いや、私たちが近づいてゆくのだ。

 

―――彼らをのせた宇宙船は地球へと近づいてゆく。

   機体の外装は摩擦熱で焼け、ゴオオオオオという音が鳴る。

   青に包まれた斑模様に向かって宇宙船は進み続ける。――

 

その日、誰も予言しなかった大きな流れ星が、空に線を描いた。

彼らと人類(先住種)のファーストコンタクトはここで決まっていたのかもしれない

 

 気が付くと私は意識を失っていた。堅い硬い包みは壊れ、仲間たちのうち、いくらかは起き上がっていた。

頭痛。どうやら、防護包が破れていて、この星の大気をいくぶんか取り込んでしまっていたらしい。

あたりを確認する。

暗く少しねばついいたような小さな粒と、ほんの少しの、より大きな堅い粒の上に私はいるようだ。

防護包が破けているのに、生きているということは、大気には、私たちが必要とするものが含まれているらしい。

墜ちた残骸はもともと私たちがいた方向とだいたい同じ方向に向かっているモノので、燃えている。

 

・・・・・・あのようなことがあったのに、仲間はすべて無事だった。

これから私たちは何をするべきなのだろう。私は頭を抱えた。

とりあえず、今の状況を把握しなければならない。

私は仲間をいくらかに分けて、あたりの状況を探らせた。

その結果、

・大気は、私たちの生存は可能であるが、生存に必要な気体は濃度はほんの少し薄いこと

・知能を持った生命もふくめ、生命体が存在すること

・温度が高く、極端に明るくなる期間と、温度が下がり、極端に暗くなる時期を一定のペースで繰り返していること

・個々の寒暖差は私たちが生きる支障にはなりえないこと

など、様々なことが分かった。

中でも注目すべきなのは、この星には知的生命体が存在しており、かつ支配的であるということだ。彼らを利用すればもしかしたら、再び帰れるかもしれない。

彼らを利用するためにも、彼らの意思疎通方法を確認しなければならない。

私たちは彼らのコロニーを観察し、意思の疎通に以下の大きな2つの特徴が認められた。

 

・意思疎通の際、体にあるいくつかの箇所を動かし、それは細部にまでわたる。

・音波を用いた交信を行っている。

 

私たちの用いる音波と彼らの音波は周波数が重なる部分もあるが、

その音を出すのは困難であり、かつ、彼らはどのようにして意味を了解しているのかがわからないため、音波による更新はあきらめ、体の箇所をうごかした意思の疎通を試みることにした。

彼らと私たちの身体構造は共通点もあるが、同時に大きな差異もあった。彼らが意思疎通に使用する際に頻繁に使用する部位を私たちはうまく操作しえないのだ。

この問題は、墜落した残骸を用いることで解決することができた。疑似的に、彼らの仕様部位と似た見た目のモノを作り、彼らの動かし方を参考にいくつかの典型的なしぐさを表すことで、一応の意思疎通は可能になったのだと思う。

明日、私たちは彼らのコロニーへ接近する予定だ。




つたなく、おかしな文章ですが、なにとぞお許しください。
まだまだ設定が練り切れていないところもあり、また、蝙蝠であることがどういうことか説明できない私は、「彼ら」の描写が不十分だと思われます。もしかしたら、続くかも。
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