五河琴里とイチャイチャするだけの話   作:アイファー

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題名なんだけど、原作みたいに琴里○○みたいなやつ?分かるかな?そういう奴頭良くないと考えられない。筆者馬鹿だから普通の題名の書き方にさせて

前回よりは長く書いたよ。褒めて。

どうでもいいよね。では本編どうぞ


『仲良し兄弟姉妹のヒミツ』

いつも通りの平日

俺は多少面倒ながらも学校で授業を受けていた。せっかく先生が授業をしてくれているのに眠ってしまうのは悪いがどうしても寝てしまいそうだった。

昨日は八舞姉妹の勝負の審判役として夜遅くまで起きていた。1戦したら終わるだろうと思い、軽い気持ちでそれを承ったら全く違い、何戦も何戦もしていた。

お陰様でこっちは朝かずっと眠い。

眠ってはいけないと思いつつも瞼は下がってきてしまう。ついに夢の世界に入ろうとした瞬間それを覚ます音が聞こえた。

 

「あ、時間になっちゃいましたね。ではまた今度ここからやるので復習忘れないようにしてくださいね」

 

そう。チャイムの音だった。

いつも思うけどチャイムの音って魔法でもかかっているのか終わりのチャイムがなると目が覚めて、始まりのチャイムがなると眠くなる。

ともあれこの授業が終わったって事は昼だ。今日のお昼はいつもより特別楽しみにしていた。その理由は.....

 

 

 

◇◆◇

 

 

 

~1週間前~

 

今日も自分の分と琴里のお弁当を作っていた朝の事

 

「ねぇ士道。たまには私がお弁当作ろうかしら?」

 

この言葉から始まった。

 

「え?それは凄く嬉しいし、是非とも琴里の手料理食べたいんだが、お前料理出来るのか?」

「んまぁ学校で料理上手の友達にちょっと教わったら出来るでしょ」

「いいんだけど、包丁とかで指切ったりしないか?あまり怪我とかして欲しく────」

「そんな子供じゃないし大丈夫よ」

 

と、俺の言葉が言い終える前に遮られてしまった。確かに黒リボンの琴里は正直大人に見える程しっかりしているから、そこまで心配も無用かと俺も思った。

 

「そうだな、確かに俺も琴里の手料理食べたいし、そこまで言うならお願いしてみようかな」

「そうね。分かればいいのよ」

 

そうして琴里は少し笑った。

 

「それにしてもなんで急にそんな事言ったんだ?」

「えっ!?それは...なんでもいいでしょ...ただの善意よ」

 

何だか一瞬焦ったような反応をしたがどうしたんだ?何か裏があるのかと考えてしまったがせっかく琴里がこうして言ってくれてるのに疑うのは失礼だ。俺は適当にそれを流した。

 

 

 

◇◆◇

 

 

 

あれから3日くらい過ぎた頃、琴里がとうとう料理の実習練習が始まった。最初は何かノートとか見ながら勉強している風だったが今日は少し軽めの何かを作ると言って琴里は台所にたった。

 

「よし、まずは...」

 

特に口出しをするなと言われたので俺も静かに待つことにした。

俺はソファに座ってテレビを見ていた。

最近のニュースも特に変わったことも無くてつまらないなぁと思いながらテレビを見ていると何か足に当たった。

 

「ん?なんだこれは?」

 

ソファの下の隙間からほんの少しだけはみ出て姿を見せている本があった。誰かの落し物かと思いそれを拾い上げる。

 

「え...これって...」

 

本の題名を見た時少しびっくりした。何故ならその本の題名は...

 

『仲良し兄弟姉妹のヒミツ』

 

と言う本だった。

 

「なんだこれ、こんな本買った覚えが無い...琴里のか?」

 

ちょっと気になったので中身を見てみる事にした。

 

「なになに。ヒミツその一 お互いに尊重し合える。その二 時に喧嘩も必要。その三 下が上を頼り過ぎない...」

 

と色々書いてあった。深く読んでいくとそれぞれの番号事の詳細のようなものが描き綴られていた。その中のひとつに目が止まった。

 

~家事や仕事、色んなこと任せっきりにしてませんか?時に変わることで好感度アップ!~

 

と。

俺はなんともわざとらしいなと思った。いや、思うはずだった。だけど少し俺はここで思った。もしかしてこれを読んだ琴里が今ああやって頑張ってくれてるのか?

 

そんな事が頭に過ぎった

 

例え違ったとしても、そうだとしても、俺はある事を思った。

 

「下が上に頼り過ぎなんじゃ無くて、上が下に頼り過ぎなのかもな」

 

いつも琴里に助けられてばかりだった事を思い出す。新しい精霊とのデートとかも、それ以外の事でも色々助かってる。兄として少し情けなくなった。

 

わざとらしい文も深く考えると同情出来てしまいそうになる。

 

「たまには兄としての威厳を見せなくちゃな...」

 

可愛い妹に見捨てられるのが怖いだけかもしれないが、少しはチカラになりたい。そう思った。

 

その時

 

「あっ!痛っ...」

 

後からその妹の声がした。

 

「おい、琴里!大丈夫か!?」

「別に大丈夫よこれくらい。士道は黙ってて」

「.......」

 

俺はその場を立ち、戸棚からある物を取り出して、台所へ向かう。

 

「ほら、怪我した方の手見せてみろ」

「だから大丈夫よ。こんなの自分の能力ですぐ治るか──」

「いいから」

「.......」

 

おずおずと怪我をしたであろう手を見せてくる。

 

「あまり深くは切ってないな。傷跡は残らないとしても、血は中々止まらないぞこれ」

 

俺はさっき持ってきた絆創膏を琴里の切った指に巻く。変な切り方してないでほんと良かった...

 

「まぁ応急措置としてはこのくらいでいいだろ」

「...別に良いって言ったのに...」

「でも心配だったんだよ」

 

自分の再生能力があるとしても怪我をして一瞬で治るわけでは無い。あれくらいの怪我なら30分あれば傷一つ残らず治るだろうが、それまでは痛いままだ。

 

それが心配だった。仮にそこから菌でも入ったらとかも色々心配になって。

 

「はい、士道のやりたい事は済んだでしょ?早く戻って」

「......」

「何?どうかしたの?」

「.....全く、そんな持ち方じゃまた切るぞ」

「はぁ別にそれはしど──きゃっ」

 

俺はそっと琴里を後から抱くようにしてくっ付いて、後から持ち方を教えるように包丁を危なげな持ち方をしている琴里の手の上から自分の手を重ねて、持ち方を教えた。

 

「こうしないから、反対の手を切っちゃったんだよ」

「ちょっ!?し、士道!なに...してんの...」

「口出すなって言われたけど完成までに何度も怪我する姿なんて見たくないから」

「ううっ...分かったわ!こうすればいいのねっ!だから、恥ずかしいから...」

 

 

 

◇◆◇

 

 

 

ううっ。なんで士道はこんな恥ずかしい事してくれる訳!?もう緊張して全く集中出来ない!

 

「だから、恥ずかしいから...」

 

離れて

 

その言葉が口に出せなかった。恥ずかしいし緊張するし、だけどその言葉は言えなかった。もう少しこうしていたいと言う気持ちが勝ってしまった。

 

もぉ!後で絶対仕返ししてやる...

 

 

 

◇◆◇

 

 

 

何とか琴里クッキング(練習)はあれ以降怪我無く終わった。器具の持ち方とか直接怪我に関わりそうな事以外全く口を出していない。もちろん味付けとかもだ。

 

「じ、じゃあちょっと試しに食べてみて」

「あぁ。頂きます」

 

俺はそう一声かけて琴里が直々に作ってくれた料理、と言ってもまだ半人分もない量のものだが。

 

「ん...」

 

俺はそれを口に運んだ

 

「ど、どう?」

「うん!美味しいよこれ!」

「ちょっと、正直に言ってくれない?これで認められてもあんまり嬉しくないというか...」

「本当だよ。なんであろうと俺はこれを美味しいと思ったんだよ」

 

これは励ます為に言っているお世辞ではなく本当の感想。

 

「そ、そう?まぁ...それなら良かったわ」

 

琴里も安心してくれた見たいだ。これからまだ成長してくのを考えると楽しみでしょうがない。

 

「はぁ~~っ。なんか慣れない事すると疲れるもんね」

「慣れない内は仕方ないよ。休んで」

「そうさしてもらうわ」

 

そして琴里は自分の部屋に....

 

行かないで何故か俺の座るソファのすぐ横に座ってきた。

 

「どうした?」

「どうしたって、言われた通りひと休みしようとした所よ」

「いや、ここより──」

「ここがいいの」

 

そう言って琴里はバタッと倒れ込むように俺の膝の上に頭を乗せて寝始めた。

 

「こ、こ、琴里?なんで...膝の上...?」

「やっぱりここが一番ねぇ」

「いや、でも──」

「ここが一番なんだから、士道は何も言わない事」

「.......」

 

はぁ...持つのか俺の精神。緊張で心臓バクバクだ。一緒に寝た時もそうだけど、かなりやばいんだよ。妹って事を忘れてはいけない...

 

「ここ、凄い寝心地いいかも。ずっとこうしていたい」

 

そう言って俺の膝に自分の頬を擦って来る琴里。

あぁ。あとどれくらいこれが続くのか、いや、続いてくれるのか...

 

 

 

◇◆◇

 

 

 

みたいな事があり、今日は琴里の手作り弁当の日だ。待に待ったそれを口に運んだ。

 

「美味しい...」

 

正直食レポとか上手く無いからいい感じに言い表せないが、あの時食べた時より別格に美味しくなってる。あの時が悪かったわけじゃ無い。むしろ自分のより美味しいのでは?と思ったくらい。それがここまで成長されては...

 

「幸せってこういう事を言うんだな」

 

そうして俺は昼休みと言う最高の時間を過ごした。

 

あの時、あの琴里が隠したのであろう兄弟姉妹の本の奴を出しっぱなしにして琴里がそれを見つけた時に顔を真っ赤にしていたのはまた別の話。

 




仕返しを実行した琴里ちゃん。これもう恋人と呼べる...
こんな可愛い妹欲しい...

どうですかね。前回よりはイチャついてたと思う?

もっとさせられるはず!もっと上手く書かなくては...

シフォンケーキさん、評価ありがとうございます!
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