やあ諸君。『グリモア 疾風の刃とともに生きゆく』の転校生ガンドイルだ。
私は非常に困っている。そう。癒しが欲しいんだ。
ガンドイル「とはいえど・・・ちかくにBARなんてないしな・・・。」
ヴァルツ「おい。まさかと思うが、・・・ガンドイルか?」
ガンドイル「ヴァルヅ!?お前いつここに来たんだ!?」
ヴァルツ「お店を作るために視察をね。一応飲食店だが、お酒も出すぞ?」
ガンドイル「その話乗った。まずは聞かせてくれ。」
ヴァルツ「・・・お前、そこまでお酒に飢えてたのか・・・。」
ガンドイル「とりあえず立地場所を確認させてくれ。」
ヴァルツ「ここのあたりを予定している。お前、グリモアに行ってるだろ?」
ガンドイル「ああ。そのせいでお酒をあんまり飲めなくなってな。」ケッコウチカイナ
ヴァルツ「・・・門限か?律儀に守ってんだな。」
ガンドイル「・・・ほっとけ。」
ヴァルツ
「まあ、昔のお前ならそんなもんを簡単にぶち破ってたからなぁ。上官の俺としては面白かったけどな。」
ガンドイル「ああ、無能すぎる最上官をぶん殴ったことか?」
ヴァルヅ
「あれはさすがにお前が殴ってくれてよかったよ。でなきゃ俺が殴ってたがな。」
ガンドイル「道具扱いする最上官が言うセリフじゃないだろ。アレは。」
————5年前—————
最上官『特攻隊のように突っ込んでいけ!怪我しようが関係ない!』
ガンドイル「・・・・・」スタスタスタ
最上官「なんだガンドイル。誰が勝手に動けといった!?」
ガンドイル「お前の指図は受けん!」ドゴォッ
最上官「ぐぉっ…!?お前…なにしたかわかってんのか・・・」ドサッ
ガンドイル
「反逆罪でも構わんさ。隊員を守ろうとしない最上官なんてなりたくもないしな。皆聞いてくれ!反逆罪は必ず受ける。負傷者を直ちに回収し、治療を開始!霧の魔物は俺がすべて引き受ける!」
ヴァルヅ「責任は俺が持つ!すぐに救命を行え!」
ガンドイル「・・・・ヴァルツ!?いいのか?」
ヴァルツ「いーんだよあんなクズは。なんだっけ?天下りだっけな?」
ガンドイル「まあ、最上官が倒れたおかげでほとんどの隊員を救命できるのはたすかったが。」
ヴァルヅ「ああ、俺が鍛え上げた部隊をおもちゃのように破壊されたらかなわんが。」
ガンドイル「・・・言えてるな。」
ヴァルツ
「その結果負傷者48人のうち1人が重症で軽傷が47人。死亡者は奇跡的にいなかった。すべてガンドイルのおかげだったな。さすがにお前が分身して救助に向かってたのは驚いたが。」
ガンドイル「あれで秘策のつもりだ。」
ヴァルツ
「・・・すまん話がそれたな。本題だがグリモアの近くにBARを設け、カード提出者にアルコールを出せるようにする。ただし、ない場合は成人を超えていてもソフトドリングだがな。なにかリクエストあるか?」
ガンドイル「トマトジュースも置いてくれると助かる。」
ヴァルツ「ん?お前好きだったか?」
ガンドイル「吸血鬼の設定を持つ少女がいる。その子用にあったほうがいい。」
ヴァルツ「そいつなら知ってるぞ。アイラという女の子だろ?ソフトクリームねだってきたがな・・・。」
ガンドイル「あいつ何してんだよ・・・。」
ガンドイルはうなだれ、ため息をつく。