くそったれな気分からひねりでた物
しばらく毒が出来るまではこっちで残酷なそれこそドルフロ世界の荒野で起こってそうな事を妄想するの。
カフェD08はそれが落ち着いてから……え?何のことだって?
ばかやろう417の続編だよぉ
僕はとても夢を見る人だ。
夢とは己の深層欲求だったり記憶の整理のために脳が出力する物だ。
現実味が深いものが多いが……時に現実離れしたものを見ることが多い。
それでも現実とファンタジーが入り混じったものが大半だった。
今日見る夢というのはどうにも……本当に僕らしくないおかしいものだった。
...SangvisFerri.coCraftworkingSystemStandby...ok
EnterPassword....*************....Passed
Welcomeback,DrDianthus...
LoadingProject....DreamerRomaneshia
網膜の中に流れ込んでくる……いや、脳内に流れ込んでくる映像には文字が流れていく。
英語ばかりで理解が及ばないが……何かのシステムなんだろう。
ドクター……なんだろう?
あぁ、また視点が切り替わる……夢というものは得てして時間や場面が飛んでいく。
取り留めがなかったり突拍子もなかったり……何の根拠もなく「こうだ」と思ったり……
ともかくどうして?というクッションが無かったり考えさせる余裕をもたせてはくれない。
そもそも夢と言う物は考えるだけのリソースをもたせてくれてはいないと思う。
真っ暗になった視界は何も僕に情報を与えてはくれない。
耳につくコンピューターのものと思わしきクロック音が強調される。
身体は指先一つとして動かせない……もどかしい。
報告、検査ポッド内の製品の検品、動作チェックシーケンスが完了。
警告、ポッド解放します。作業員は離れてください。
そんなシステムボイスが聞こえて……身体にようやく火が灯る。
不思議な感覚だけどそう表現するのが一番だと思う。
両目を開けて入ってくる光景は……正直困惑するものだ。
コンソールに凭れて息絶えている死体、埃被った施設……いや、部屋?
ラボとも言うべきか……埃を指で掬ってみればそこそこ放置されているのが分かる。
しかし死体の死に顔は……ふむ、残念ながら何も感じず不意打ちで殺された感じだ。
「どうせ死んでるなら苦悶の表情を浮かべていてほしかったな」
さて、夢の身体はどうやら女らしい。
僕の身体は病的に……いや、実際に病んでいて男か女か分からないほどに痩せているが……
この身体は程よく健康的でありながら細身な……女性の体だ。
顔を左右に振ってみれば自分が伸ばし得ない長くつややかな髪が視界をちらつく。
製品の起動を確認、装備のフィッティングを開始します
またもアナウンスがながれ僕の身体にロボットアームが伸びてくる。
どこかの工場……にしてはえらくSFじみている、夢らしいがどうにも感触が現実味を帯びている。
夢の中であれば自分の意志に関係なく身体が動いたり感触もしびれとしてしか感じれないのに。
メタリックな硬さと冷たさがこれにはある。
頭まできっちりと固定されて全然動かせないが……何やら両腕、両足に何かがくっついて……背中にも何かが取り付けられている。
機械製品みたいだが……よく出来たガンダムのコスプレだろうか?
頭の上からバイザー……いや、モノクル?HUDになっているのか。
「ドリーマー……ロマネシア?ヘレボルスユニット……?」
頻繁に夢を見る人間がドリーマー……夢想家なんてお似合いだ。
ロマネシアはわからないけがヘレボルスはクリスマスローズの事だ。
「この身体の名前……なのか?」
見るからに頑丈そうな外骨格に包まれてはいるが……掌や関節部分から覗く細い腕。
それに相反する無骨な……いや、過剰積載とも言える武器と思われる物。
夢の中で何度も振るったことのある大きな太刀やライフル等も腰にマウントされている……
しかし……この体の全貌がみたい、断片的にしか分かってない。
この夢は……いや、夢ではないんだろう。
何の因果か……いや、恐らくは僕は殺されたんじゃないかな。
寝ている間にほかならぬ親の手で抹殺されたんだろう。
僕は飲酒運転の車に轢かれて下半身不随になった。
その後……親は僕を腫れ物の様に扱った、妹が一人いたがそちらにより愛情を注ぎ僕には一切目もくれなくなった。
介護にも医療費にもとにかく金がかかる僕を恐らくは始末したんだろう……
「で、目が覚めれば今度は人形……ね……」
再び自由な身体を手に入れたと思えばこの体は人形らしい。
時は2060年代……僕が生きていた時代より40年近くも未来だ。
僕が実際に生きていたとしても53歳は優に越えている時代だ。
あぁ、ドリーム……私が設計したこの世で一番の人形よ……造形もスペックも全て……私が世界一にしてやる……
私の私財を投げ売ってでも私のドリーム、お前がこの鉄血でも世界のどの人形と比較しても……一番であることを証明したい……
……しかし、リコが作ったエリザが反逆を起こした……私もすぐに殺されるだろうさ。
もしもお前が目覚めた時……私が死に絶えていたとしても……それは良い
お前の好きなように生きてくれても良い……ただどの人形よりもお前が優れていることを……証明してくれ……
ターミナルに遺されていた僕のこの身体の開発者の遺言だ。
では僕は何をしたら良い?この身体は鉄血の持ちうる技術の粋を集めたものらしい。
更にはこの科学者……ダイアンサスが作り上げていたフュージョンセル。
小型核融合機関の搭載モデルとして製造された。
そして僕に取り付けられているヘレボルス……着脱可能な強化装甲兼大型ウェポンパック。
基本形態としてはバックパックに全て集約される。
戦闘やその他のパワーローダーとして使用する際にバックパックから分離手足に装着される。
反重力ユニットと小型のジェネレータを内蔵しているらしく接続していても全然重さを感じない。
さらに分離して椅子になったり小型のバリケードになったりと万能だ。
「さてと……じゃあ、この世界で生きていくのに必要なことは……」
この世界の情勢はターミナルから読み取った。
簡単に言えばディストピアだ。
コーラップスなんていう放射性物質が地表を侵食している。
低濃度のそれを浴びた人間が変異してミュータントになって放浪している。
相応に世界の秩序は乱れて暴力が全てを握る世紀末だ。
「相手を殺すのに必要な力と躊躇わない事ね……クヒッ……」
いい時代に生まれ落ちた。
法も何も関係なしに後腐れ無く殺せる……いい時代だ。
ドリーマー・ロマネシア(ロマン屋な夢想家)
捏造設定のドリーマーの設計担当の娘への愛が暴走した結果のワンオフモデル
完全な私的な物で私財を投げ売って完成させようとした鉄血モデルの一角
エリザによる電脳ハックには対応しきれないにしてもフィジカルスペックは凌駕する勢い。
基礎フレームが軍用の物からしてドリーマーの皮を被ったガンダム。
基本モデルのドリーマーがぺたんこでの造形美ならばとこちらはボインな造形美。
どこぞの417と並ぶ、まさにロマンの結晶。
ヘレボルスユニット
コイツをとんでもモンスターたらしめる物
胴体と頭以外を強化装甲で覆いさらに反重力ユニットとバーニアで振り回すZZチックなパワープレイ
光学兵器から質量兵器まで多種搭載した上にフォースシールド持ち
まだマシなのはパワーダウンがあることか。
調子に乗ってドリーマービームぶっ放しすぎるとあっという間にパワーダウン。