後で知った事だけど、あのELIDはBerserkerの異名を持っていたらしいわ。
Berserker、狂戦士の異名に違わないなかなかの相手だったのを今でも鮮明に覚えているわ……
最初に動いたのは私からだった、筋骨隆々。全身コレ筋肉といったような相手に待ちは無意味。
そもそも、私がようやく見つけた私を本気で殺し得る相手に我慢ができたと思って?
近距離戦闘用のレーザーブレードモジュールと大口径ショットガンを起動してからインファイトに持ち込んだのよ。
えぇ、そう。相手の得意分野よぉそれがどうしたっていうの?
相手の手が届かないところから一方的に叩くのが一番効率的でしょうねぇ。
でもそれじゃあ面白くないのよ……そう、面白くなかったのよ。
あの筋肉ゴリラはすごかったわよぉ……バカみたいにデカイ図体してるくせにその機動力は高くてねぇ。
死体からのデータから試算した所600kgはあるそうよ?
それを支えるのは異常発達した筋肉……アレの身体を構成する8割が筋肉だったって話。
そうねぇ……例えるならラダーフレームにトラック用のエンジンを載せたようなものかしら?
それに走行に必要ないものを一切排除したようなものね。
さらに言えば……ELIDの肌は炭化ケイ素が多量に含まれたモノ。
馴染みがない?ならそうね……セラミックスって言ったら伝わるかしら?
セラミックスの装甲に阻まれて生半可な銃弾じゃ役に立たなかったのよね。
そこでレーザーブレードとかガウスライフルといった光学兵器で焼き切るんだけど……
長くあのCo地区の主をしていたのは伊達ではなく……切っても切っても再生していってねぇ……
私のエネルギーダウンが先か……それともELIDのエネルギー切れが先か……
そんなところだったのよ、ヘレボルスの残存エネルギーも少なかったし奥の手で足掻こう。
そうしたら相手も躍起になって私を殺してくる……そう思ってたのよ。
「アンタ達IOPが変に手を出してくれちゃってねぇ?」
結論はこう、私がヘレボルスを変形、右腕に全て集約させてブースター推進力と質量と硬度による骨格破壊を狙ったの。
でも目論見は半分程度に終わった、向こうもしぶとくて渾身の力で私本体にカウンターブローを入れてきて保護の為のシールド展開でエネルギーを根こそぎ奪われた。
まぁ連戦していたからっていうのもあるけれど……共倒れになったのよ。
それを見ていたのが今私をいじくり倒しているIOPの変態共。
「被検体が目を覚ましました」
「アレ、用意できるか?」
「ついでにあっちの実験もしましょうか、もう安定して供給はできますが」
……私のことは被験体ねぇ
でも助けてもらえたのはとても助かったのよね……
死の淵に立った時、やっと満たされる……そう思った。
けれどもポッカリと穴が空いている胸の奥底は何だったのか。
「しかし、コレに本当に投与するんですか?」
「どうせ壊れてもType417が居る、先行試験だ」
ヘレボルスとのリンクは落とされてはいないけど……流石にエネルギー不足。
……回復するまではコイツらに合わせようとしたのが私のミステイクね。
「で?」
「で?とは何だ、被検体TypeDo」
「気持ちよかったから良いけど……なんでバカでかいおっぱいを更にデカくするのを投与してくれちゃったのかしらぁ?」
「ぐえぇぇぇ……」
絶賛試験中の技術を私に投与された。その結果私のもともとあったバカでかい胸は更に重みを増した。
さらに母乳がでるようになってしまうし妊娠まで可能になったとなればねぇ……
ギリギリと全力で締め上げてもどこかリミッターが掛かってしまって中途半端になってしまうし……
実験はどうしたって?コイツらが実験で飼ってるELID系な触手にズコバコされてきたわよ。
前も後ろは勿論だけど……胸までやられるとは思ってなかったわ。
「こんな改造してタダで済むと思ってないでしょうねぇ?」
「思ってるんだな、これが」
「絞め殺す」
「あ”あ”あ”あ”おっぱいがきもちええんじゃぁ~」
コイツら何をしても喜ぶからダメね、でも私の気は晴れるから良いかしら。
で、16Labとやらの部門の息がかかった人形部隊が私を確保してトンズラしたんだけど。
どっかに移送するみたいだけど……ところで私の髪型をなんでイジってるのかしら?
ちょっと首を切ってやろうかしら?
「妙な真似をしたら頭をズドンですよ?」
「はいはい……チッ」
回収した連中「後悔はしてない」
ペルシカネキ「(#^ω^)ビキビキ」
さて、どこに送るんだろうねー
で、改造施されたロマネシアのデータな。
頭頂部にアホ毛追加
髪型はループテール、春田ネキのやつイメージしろ。
服装はハレンチメイド服、名札付き