命の玉   作:中2病人間M

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闇の神が解き放った改良鬼神『麒麟』、そして、日本に2体、上海に1体の鬼神タイタンが現れ人間たちは絶体絶命となる、その時、闇の神の世界から何者かが降臨するのだった。


ケルベロス

中国、上海の南京東路(ナンキントウロ)、ここは上海一のストリート街で普段なら若者や観光客で賑わっている。

 

 

「ヤス、この辺はまだ鬼神がいるから気を付けろよ」

「ダイ、お前がな」

「はぁ~?」

「確かに……」

「そうだそうだ」

「伊達さんとオウさんまでぇ!?」

 

 

ヤスに警告しただけで回りからいじられてしまった。

 

 

そうそう俺ってね、いじられキャラなのよね~分かってると思うけど俺は決してMじゃないぞ!!

 

 

その時

 

 

救命(ジウミン)(助けて)!!」

 

 

中国の人が見たことない鬼神のような者に追いかけられ襲われそうになっていたのだ。

 

 

その鬼神は鹿や牛のような4本足で全身から電気を放っていたのである。

 

 

「何だありゃ!?放電してるぞ」

 

 

僕が化神銃を構えた。

 

 

その時

 

 

麗子さんが現れその鬼神を見ると不思議そうな表情をしたのだ。

 

 

「変ですね、電気を放つ化神も鬼神も存在しない筈です」

「じゃあ、あいつは何?」

 

 

その時

 

 

「それは、私が作った強化鬼神だ」

 

 

上空に化神のスカイタイプが現れてその化神は言葉を喋ることが出来るようだった。

 

 

「化神が喋った!?」

 

 

化神っていつからそんなに知能上がったんだよ、ヤバイじゃん、その内武器とか作って集団で攻めてくるんじゃないのか!?

 

 

しかし、麗子さんは平然を保っており、そして、

 

 

「あなたは闇の神ですね?」

「えっ……」

 

 

麗子さんがその化神を問いただすとその化神は笑みを浮かべて頷いたのである。

 

 

「その通りだ」

「えっ!?」

「奴は化神の体に入り込んだんです」

「そういうことか」

 

 

そうか、前に塾の先生の中に入って襲撃してきたしな、それと同じ感じかな。

 

 

「これは鬼神を改良した麒麟だ」

「麒麟!?」

 

 

麒麟って言ったら名前からしてヤバくないか!?

 

 

その時

 

 

<グギャャ!!>

 

 

麒麟は火花を出しながら俺たちに突っ込んできた。

 

 

そして、俺たちは化神銃を発砲したが効果がなく能力も高いが耐久力も高いようだ。

 

 

「麒麟にはそんなものは効かない、嘗めるなよ」

 

 

麒麟に効果ないのか……!!そうだ、化神の中に入っているなら闇の神を狙えばいいんだ!!

 

 

俺は化神銃を闇の神に向けて発砲したのである。

 

 

「おっと、危ない危ない」

 

 

よけられたか、でも、もう何発か撃ち込めば……

 

 

その時

 

 

麒麟が放電しさっきよりも大きな電気が放たれた。

 

 

「「「「うわぁぁぁ!!」」」」

 

 

その電気に戦闘員が数人飲み込まれて一瞬で焦げ付き感電死し倒れていったのだ。

 

 

「くそぉぉ!!」

 

 

俺は麒麟に再度発砲したが放電でまた数人死亡してしまったのである。

 

 

強い……

 

 

このままだと全滅するのも時間の問題だ、あの麒麟、もしかしたら鬼神タイタンに匹敵する強さかも知れない。

 

 

「どうやったら倒せるんだ」

「フハハハ、第一実験でこの強さ、もし、超神戦艦(チョウジンセンカン)が完成したら間違えなく大王を勝るぞ」

「実験!?超神戦艦!?なんのことだっ、答えろっ!!」

「すぐにわかるぞ、次にやる第二実験が楽しみだ」

「てめぇぇ!!」

 

 

俺は闇の神に向けてがむしゃらに発砲するも全てよけられてしまった。

 

 

「無駄なことを、そんながむしゃらに撃っても私には当たらんぞ」

「くそっ!!」

 

 

その時

 

 

「ダイ!!危ないっ」

 

 

麒麟が闇の神に集中し油断していた俺に突っ込んできたのだ。

 

 

「わっ!?」

 

 

俺はヤスの呼び掛けで我に返り間一髪でよけたのである。

 

 

「くたばれぇぇぇ!!」

 

 

再び麒麟に化神銃を発砲したがやはり効かなかった。

 

 

たしかに化神銃の銃弾は全て奴の体に命中してるのに……

 

 

「……ダメだ」

 

 

殺られる……

 

 

誰もがそう思ったていたのだ。

 

 

その時

 

 

急に麒麟の動きが停止し完全に動かなくなったのである。

 

 

「と、止まった……」

 

 

次の瞬間、麒麟の胴体が真っ二つに斬れて地面に転がった。

 

 

「えっ?」

 

 

何が起きた、なんで、急に真っ二つに……

 

 

「なにっ!?」

 

 

この事態には闇の神もかなり驚いていて少し震えているようだった。

 

 

そこへ、

 

 

「下僕のクセに嘗めたマネをしやがって」

 

 

1人の薄髭を生やしどでかく黒い剣を持った男が歩いて来たのだ。

 

 

「まさか……王子!!」

 

 

闇の神はその男の姿を見て震えが止まらなかったのである。

 

 

「王子?」

「最悪だ……こうなったら今すぐ第二実験を開始してやる」

 

 

闇の神は危険を感じその場から一瞬で姿を消して逃亡したのだった。

 

 

「チッ、待ちやがれ!!」

 

 

謎の男も闇の神を追いかけるように消えてその場はなんとも言えないぐらいに静まり返ってしまった。

 

 

「麗子さん、あの人は誰?王子ってどうゆうこと?」

「彼の名は神部 暁(カンベ サトシ)です。神部は闇の大王の一人息子……つまり、闇の神の王子、大王の後継者です」

 

 

闇の神の大王の息子、あの麒麟を一瞬で倒した程の実力者……そんな人が敵にいるならもう俺たちに勝ち目はないだろうな、そういや、あの麒麟を真っ二つにした剣は一体。

 

 

「じゃあ、あの剣は?」

「エクスカリバー、この世界では魔剣と呼ばれています」

「魔剣………あの人、強いの?」

「ええ、人間の姿では少し力は制御されますが鬼神タイタンを一撃で倒せるぐらいは強い筈です」

「厄介だな……」

「ええ、本当に……」

 

 

それから俺たちは麒麟を人間に戻して感電死した死者を生き返らせたのだ。

 

 

それから3日後だった、俺たちの元に信じられない情報が伝えられたのは……

 

 

伊達さんの所に自衛隊隊員がやって来たのである。

 

 

「どうした!?」

「伊達さん!!日本に鬼神タイタンが2体……上海にも1体現れましたっ」

「なんだって!?」

「どうゆうことなんだ!!」

「わかりません……上海に巨大キョンシーの鬼神タイタンが現れて暴れてるんです」

「くっ、次から次へと行くぞっ!!」

 

 

俺たちは外に出てみるとすぐに上海の高層ビルに紛れているそれを目視することができた。

 

 

あいつか、そのキョンシーの鬼神タイタンは……

 

 

その巨大キョンシーはメチャクチャに暴れ近くの高層ビルをなぎ倒し恐らくその近くの高層ビルを半分近く破壊していたのだ。

 

 

俺は化神銃をキョンシータイタンに発砲したが案の定効くはずもなかったのである。

 

 

日本では2体の鬼神タイタンと戦闘しているとのことだった。

 

 

日本にいる2体の内1体は前回と同じタイプの鬼神タイタンだがもう一方はまるで赤鬼のような姿の鬼神タイタンらしい。

 

 

そして、キョンシータイタンが攻撃しその衝撃で学、リュウ、クラ、ワカが吹き飛ばされた。

 

 

「くっ」

「ぐわっ……」

「いてっ」

「わ~い」(何故わ~い!?)

 

 

みんなもう勝敗はないと思ってるんだろうな、クラなんて攻撃で吹き飛ばされた時にわ~いって言っちゃってるよ、俺もわ~いしたいよ~……でも、何がなんでも戦うしかないんだ!!

 

 

「大丈夫か!!みんな?」

 

 

その時

 

 

「フハハハハ、第二実験はこれからが本番だ」

 

 

上空に闇の神が高笑いをしながら現れたのだ。

 

 

「お前っ……」

 

 

チクショー、お前のせいでこうなったんだ!!

 

 

そして、闇の神は灰色の四角い物、キューブを取り出したのである。

 

 

「麒麟の電気を私はカプセルしておいたのだ、これをキューブに組み込めば……」

 

 

闇の神がキューブに小型カプセルを突き立てるとキューブが光だした。

 

 

そして、

 

 

「フフフ」

 

 

闇の神は光続けるキューブをその場に放り投げたのだ。

 

 

「さぁ、集まれ……3体の鬼神タイタンたちよ」

 

 

なんだって、集まれだと……

 

 

そして、キョンシータイタンがキューブに光となって吸い込まれ続いて日本の方角から光が2つやってきて2つともキューブに吸い込まれたのである。

 

 

「えっ!?」

「さぁ、いでよ……ケルベロス!!」

「ケルベロス!?」

 

 

キューブがさっきよりも眩しい光を放ち始め、そして、一瞬辺りが見えなくなった。

 

 

俺たちが目を開けるとその姿に言葉を失ったのだ。

 

 

そう、失うしかなかったのである。

 

 

「何じゃありゃぁぁぁ!!」

 

 

そこには4本足の3つの顔を持つ化物がいた。

 

 

「フハハハハ!!これが第二実験の成果、ケルベロスだ、これで、キューブは覚醒された」

 

 

闇の神はケルベロスからキューブを取り除くとこの場から消えてしまったのだ。

 

 

ケルベロスは鬼神タイタンの顔が3つありさらに翼まで所持していたのである。

 

 

「とんでもねぇのがきたな、ダイ」

「いや、ヤス、1体にまとまったんだ殺りやすいだろ」

 

 

そう言ったものの明らかにケルベロスの方が強そうだった。

 

 

もう嫌になっちゃうよね……

 

 

ケルベロスは3つの顔の口から太く長い触手を出して永遠と破壊活動をしていた。

 

 

俺たちは化神銃を一応発砲するが全く効かなかったのだ。

 

 

さらに翼で空も飛べるので空中戦も得意でない俺たちは全く太刀打ちてきず俺は勝敗がないと悟ってしまったのである。

 

 

その時

 

 

「うおぉぉぉぉぉ!!」

 

 

ホリが急に中国の警察のヘリコプターに乗り込んみ電源を入れた。

 

 

「何してるんだ!!」

「ホリっ!!降りろっ」

 

 

俺とヤスでホリを止めようとするがホリは首を大げさに横に降ったのだ。

 

 

「あいつに突っ込む!!」

「やめろって!!それに操縦できないだろ」

「前に伊達さんと一緒に動かした」

「さすがにそれだけじゃ……」

「あばよ、ダイ……絶対にこの世界を救ってくれ……」

 

 

ホリは分かっているのだこのままケルベロスに特攻すれば肉体はバラバラにされ命の玉でも甦れなくなってしまうことも……

 

 

そして、俺たちの忠告を聞かずにホリはそのままヘリコプターを飛ばしてしまったのである。

 

 

あのバカ野郎!!戻ってきやがれ。

 

 

「戻ってこぉぉい!!」

 

 

ホリの操縦するヘリコプターは多少フラフラしていた。

 

 

無理もない見よう見まねで高校生がヘリコプターを操縦しているのだから飛ばせているだけ上出来だった。

 

 

ヘリコプターの中でホリはケルベロスに狙いを定めたのだ。

 

 

「ケルベロス!!くたばれぇぇ!!」

 

 

そして、ヘリコプターはケルベロスを目掛けて特攻していったのである。

 

 

しかし、

 

 

<グォォォォォンッ>

 

 

ケルベロスは触手でヘリコプターを弾いて自身へとヘリコプターが近づくことさえ許さなかった。

 

 

「うわぁぁぁぁ……」

 

 

ドォォン!!

 

 

爆発音とともにヘリコプターは炎を上げて黄浦江(コウホコウ)という川に墜落してしまったのだ。

 

 

「ホリィィィィー!!」

「あれじゃ遺体も見つからないかもな」

 

 

俺は伊達さんの言葉を聞いて震えたのである。

 

 

「そんな……」

 

 

そして、何事もなかったようにケルベロスが再び暴れだした。

 

 

「てめぇ許さねぇ……」

 

 

俺は怒りでケルベロスに発砲したが効果はなかったのだ。

 

 

ホリ、俺は悔しい……俺たちの世界がこんなにされて……俺達が闇の神に何かしたのかよ……

 

 

「……ホリ……」

 

 

その時

 

 

「探し物はこれかい?」

「えっ……」

 

 

男性が俺たちに近づいてきたのである。

 

 

「あっ!!」

 

 

その人はあの麒麟を一撃で倒した闇の神の王子だった。

 

 

さらに何故か闇の神の王子はホリの亡骸を持っていた。

 

 

「ホリっ!!」

「私は神部 暁だ」

「……神部さん、初めまして」

「ああ、こちらこそ」

 

 

あれ、以外といい人?まぁ、ホリを助けてくれたからいい人ってことでいいよね。

 

 

神部さんは暴れているケルベロスを睨んだ。

 

 

そして、

 

 

「ケルベロスめ、エクスカリバーで粉々に粉砕してやる」

 

 

神部さんはホリの亡骸を置いてエクスカリバーを構えたのだった。




こんばんわ、久しぶりの投稿です。まだまだ小説の修正が終わっていないで暫くまって下さいね…全力でやってますので

※化神(鬼神)DX→化神(鬼神)タイタン
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