命の玉   作:中2病人間M

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闇の神の最終計画が遂に始動した、闇の神の三種の神器、その神器が揃いし時、闇の大王をも勝る力を秘めていると言われる最終兵器……超神戦艦(チョウジンセンカン)が起動する。そして、闇の神の目的はこの超神戦艦を生み出すこと……神々の争いと欲望が渦巻く中、物語はクライマックスへと近づいて行く……


超神戦艦

神部さんは暴れ狂うケルベロスに動じることなくそのまま戦闘となった。

 

 

「……フン」

 

 

神部さんはエクスカリバーでケルベロスに素早く連続攻撃をしてケルベロスにダメージを与えたのだ。

 

 

<グォォ……>

 

 

ケルベロスも触手を出して反撃し触手の一部が神部さんの腹部をかすめたのである。

 

 

「くっ、怪物め……くたばれ!!」

 

 

ケルベロスは振りかざされるエクスカリバーを受けとめ押し破りそのまま神部さんに攻撃をした。

 

 

「くっ、さすがに鬼神タイタンとは格が違う……」

 

 

そのまま神部さんに触手が3本飛んできて神部さんは3本の触手を相手にしどうやら攻撃を防ぐのがやっとのようだった。

 

 

「くっ……」

 

 

俺はケルベロスに化神銃を発砲して神部さんを援護したのだ。

 

 

「助太刀します!!神部さん」

「かたじけない!!」

 

 

しかし、

 

 

「わっ……」

 

 

俺はケルベロスの触手に足をとられてしまうも即座に神部さんがエクスカリバーで触手を切断してくれたのである。

 

 

「ありがとうございます!!」

「助太刀の借りは返した!!」

 

 

俺は足に絡まったままの触手を外すとケルベロスに化神銃を発砲するもケルベロスは斬れた触手を再生させ全て弾いた。

 

 

<グォォォォォン>

 

 

そして、ケルベロスはスピードを加速して特攻攻撃を俺と神部さんにしようとしてきたのだ。

 

 

「ダイ、あれはマズイよな」

「ああ、ヤス……みんな戦え!!」

 

 

俺たちは全員でケルベロスに発砲し続けるもやはりケルベロスは強すぎたのである。

 

 

「全く、あの裏切り者はとんでもないことしてくれたな」

「そうだ、神部さん!!」

「何だ?」

「俺たちが奴の気を引くからその隙に奴を斬ってよ」

「なるほど陽動作戦ってわけか」

 

 

 

 

その後、俺はすぐさまケルベロスの目の前に行った。

 

 

「おいっ、来いよ!!出か物」

 

 

手を叩きケルベロスを挑発しながら走ったのだ。

 

 

<グォォォォォン>

 

 

案外効果がありケルベロスはまんまと俺に集中し俺だけを追いかけて来たのである。

 

 

「……やはり、タイタンシリーズは攻撃に特化しているな……しかし、図体のデカイ分、それがお前の隙なのだ!!」

 

 

横から神部さんがエクスカリバーを掲げて現れた。

 

 

「そして、ケルベロスの弱点は3体の繋ぎめであるそれぞれの首元だ!!」

 

 

そして、神部さんがエクスカリバーでケルベロスを首元から3等分に分断したのだ。

 

 

「やった!!神部さんすごい」

 

 

ケルベロスは分解され3体の鬼神タイタンの白色体となってその場に倒れたのだった。

 

 

 

 

その後、俺たちは鬼神タイタンの死骸を人間に戻してからホリや戦死者を甦らせたのである。

 

 

 

 

 

そして、俺たちは神部さんを連れて空間移動枠で東京へと帰ってきてすぐに麗子さんと神部さんを加えての話し合いが始まった。

 

 

「えっ!?味方してくれるの?」

「ああ、裏切り者のせいで我々もたいぶ被害を被った、それにやつは三種の神器の2つ持ち逃げしている」

「神器?」

「ん?知らないのか」

「うん」

「話ししてやろう、闇の神の三種の神器とは我々の世界に伝わる神具のことだ、神器の種類ははキューブ、エクスカリバー、そして、命の玉」

「命の玉も!?」

「ああ、三種の神器が揃うと神の世界、闇の神の世界すらも制圧できる力が手に入ると言われている」

 

 

それに加え麗子さんが補足するように説明を始めたのだ。

 

 

「そして、闇の神の神器の力を打ち砕く神の三種の神器があるんです」

「麗子さんそれは何?」

「……それは秘密です」

「なんで……」

 

 

 

 

 

その頃、東京の地下では……

 

 

「フハハハハ!!このキューブがあればようやく超神戦艦(チョウジンセンカン)が作れる、後はもう一度、命の玉を手に入れるだけ……」

 

 

 

 

その頃、母さんがコーヒーを人数分持って部屋に入ってきたのである。

 

 

「はい、コーヒーをどうぞ」

「かたじけない」

 

 

そして、神部さんはそのコーヒーを一口飲んだ。

 

 

「苦い……無理だ……」

「神部さん、コーヒー飲めないとか子供かよ」

「お前は飲めるのか?」

「ああ、癖になるんだよ、まぁ、角砂糖1つにミルク2個入れるけどね」

「角砂糖とは……なんだ?」

「これこれ、この四角いやつが角砂糖で甘いの、んでこの容器のやつがミルクだよ」

「ミルク……ミルクとは牛の乳のことだな?」

「う~ん……コーヒーとか紅茶用にミルクを模したものかな……たぶん」

「そうなのか?」

 

 

神部さんは飲みかけのコーヒーに角砂糖2個ミルクを5個入れていたのだ。

 

 

「なるほど甘くなったな」

 

 

そりゃね、そんだけ入れば甘くなるでしょ、てか、闇の神の王子が甘党なのか。

 

 

その時

 

 

「きゃゃぁぁぁぁぁ!?」

 

 

外から真由子の悲鳴が聞こえてきたのである。

 

 

「真由子!!」

 

 

俺は外に出ると真由子が化神のスカイタイプの触手に拘束されていた。

 

 

「大貴!!助けてっ……」

 

 

化神のスカイタイプ!!ってことは……

 

 

「こいつは預かる」

「闇の神!!やっぱりお前か、てめぇ、真由子を離せっ!!」

「ならば、命の玉を私に差し出せ、さもなくばこの娘を命の玉でも生き返らせれないほど粉々にしてやる」

「なにっ!?」

「初めて人間が化神化した場所へ命の玉を持って1人でこい、いいな」

 

 

そう言い残すと闇の神は真由子を連れて消えてしまったのだ。

 

 

「待ちやがれ!!」

 

 

俺は闇の神のいた場所に化神銃を発砲するもすでに闇の神は消えていて無意味だった。

 

 

「真由子……」

 

 

俺はあまりの出来事にその場に膝を着いてしまい彼女を守れなかったことに耐えきれず涙がポロポロと流れたのである。

 

 

真由子……けど、泣いてる場合じゃない!!

 

 

「待ってろよ真由子!!」

「おい、闇の神に命の玉を渡すのか?」

「ああ、ヤス、真由子の命には変えられない、でも、俺も簡単に命の玉を渡すようなことはしない」

「そうか、まぁ、命の玉はお前が拾った物だから俺はなんも言わないよ」

「大貴、大丈夫か?」

「はい、俺は平気です、神部さん……俺、奴の所へ行ってきます」

「それでは私たちも同行します、いいですよね、王子」

「そうだな」

「いや、麗子さんに神部さん、奴は1人で来いって言ってました……だから……」

「で、ダイ、どこに行くつもりだ?」

「ヤス、初めて人間が化神になった場所へ……」

「あそこか!!」

「ああ、あそこだ」

 

 

初めて人間が化神になった場所はカト山だ。

 

 

 

 

 

俺は命の玉を持って言いつけ通り1人でカト山に向かった。

 

 

「闇の神!!出てこいっ!!」

「ここだ」

 

 

闇の神は真由子を触手で拘束したまま上から降ってくるように現れたのだ。

 

 

「真由子を離せっ!!」

「まずは、命の玉をこちらに転がせ」

「…………」

「こいつがどうなってもいいのか?」

 

 

闇の神は触手をきつく締めつけたのである。

 

 

「うっ……」

「真由子!!……わかった、わかったからやめてくれ」

 

 

俺は命の玉を取り出した。

 

 

「大貴!!渡しちゃダメっ……」

「だまれっ!!」

 

 

さらに闇の神は真由子をきつく締めつけて真由子を黙らせようとしたのだ。

 

 

「あっ!!う……」

「真由子!!……くっ……」

 

 

俺は言われた通り闇の神の方へ命の玉を転がしたのである。

 

 

「フハハハハ!!」

 

 

命の玉は宙に浮き闇の神の近くで止まった。

 

 

「さぁ!!真由子を離せっ」

「……いいだろ」

 

 

闇の神は触手をほどいて真由子を解放し真由子はこっちに走ってこようとしたのだ。

 

 

「大貴!!」

「真由子!!」

「だが……感動の再会はそこまでだ」

 

 

闇の神はほどいた触手を真由子の足元に絡まらせて真由子をその場に転ばしたのである。

 

 

「きゃっ……」

「何してるんだ!!」

 

 

俺は化神銃を発砲したが闇の神によけられ最後の方の銃弾は黒い閃光で弾かれてしまった。

 

 

「約束が違うぞっ!!」

「確かに殺しはしないといったが拘束を解くとも……クク、この娘を化神にしないとも言っていない」

「化神にしない……だと……!!まさかっ!?」

「そのまさかだ」

 

 

闇の神は浮かしていた命の玉をゆっくりと下ろして真由子の上に置いたのだ。

 

 

「やめろぉぉ!!」

 

 

しかし、非情にも命の玉はそのまま力を発動してしまったのである。

 

 

「大貴……」

「真由子!!真由子ぉぉ!!」

 

 

そして、真由子はそのまま化神に変化してしまった。

 

 

「真由子っ!!……貴様ぁぁ!!なんてことをぉぉ!!」

 

 

俺は怒りの思うがままに闇の神に化神銃を構えたのだ。

 

 

「お前たちは私には敵わない」

「なんだと……」

「全ての世界を支配するのはこの私だ!!見るがい」

 

 

闇の神はそのまま素手で命の玉を拾ったのである。

 

 

「なっ……」

 

 

闇の神の姿は命の玉のエネルギーを受けて変化していった。

 

 

そして、

 

 

「何だあれは!?」

 

 

その闇の神の姿は元々の闇の神と同じ色をした異常に筋肉質な肉体の悪魔そのものであり奴の胸には丸い闇の神の心臓とも呼べる核があったのだ。

 

 

「これは……」

「さてと、本番だ……」

 

 

闇の神はキューブを取り出して上に放り投げたのである。

 

 

「フハハハハ!!」

 

 

そして、命の玉を浮かしてキューブに命の玉を触れさせた。

 

 

命の玉はキューブに触れると紫色に変色しそれに連動するかのようにキューブが光始めたのだ。

 

 

「何をした!?」

 

 

その後、命の玉は緑色に戻ったがキューブ自体はまだ光続けていたのである。

 

 

「さぁ、ショータイムだ!!この星の全ての化神と鬼神よ今、ここに集まるがいい!!」

「何だと!?」

 

 

その時

 

 

真由子の化神は光になってキューブに吸い込まれてしまい、さらに四方八方から見きれない程の光が次々と飛んできて全てキューブに吸い込まれたのであった。

 

 

そして、キューブは光をさらに強くしたのだ。

 

 

「この時を私は待っていた……いでよ、超神戦艦!!」

 

 

闇の神が光っているキューブに触れたのである。

 

 

次の瞬間!!

 

 

突然、目の前に凄まじい光が広がり視界が真っ白になった。

 

 

そして、光が弱くなり俺は目を開けたのだ。

 

 

しかし、

 

 

「……暗い……」

 

 

辺りは暗くなっていたのである。

 

 

しかし、夜とは違う……空に巨大な何かが現れた。

 

 

そして、その何かが空一面を覆っていたのだった。




本当にお久しぶりです!!えっと、現在は途中の話で未修整なのは残り2話です。そして、ぶっちゃけると本編は次が最終話です。もちろん、最終話前には全て修正しますのでご安心ください。

※化神(鬼神)DX→化神(鬼神)タイタン
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